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スズキ・GSX250SSカタナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
基本情報
排気量クラス 軽二輪
メーカー 日本の旗スズキ
車体型式 GJ76A
エンジン 248 cm3 4サイクル
内径×行程 / 圧縮比 __ × __ / 12.5:1
最高出力 40PS) / 13,500rpm
最大トルク 2.7kgf・m) / 10,000rpm
乾燥重量 160 kg
      詳細情報
製造国 日本の旗 日本
製造期間 1991年 - 1999年
タイプ ネイキッド
設計統括
デザイン
フレーム ダブルクレードル
全長×全幅×全高 2,060 mm × 685 mm × 1,160 mm
ホイールベース 1,435 mm
最低地上高 155 mm
シート高 750 mm
燃料供給装置 キャブレター
始動方式 セルフ式
潤滑方式
駆動方式 チェーンドライブ
変速機 常時噛合式6段リターン
サスペンション テレスコピックフォーク
ツインショック式スイングアーム
キャスター / トレール
ブレーキ 油圧式シングルディスク
油圧式シングルディスク
タイヤサイズ 110/70-17 54H
140/70-17 66H
最高速度
乗車定員 2人
燃料タンク容量 17 L
燃費 43.5 km/L
カラーバリエーション ブライトシルバーメタリック
本体価格 565,000円(税抜)
備考 スペックは1999年のもの[1]
先代
後継
姉妹車 / OEM GSX400Sカタナ
同クラスの車
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GSX250SSカタナは、スズキが製造販売していたロードスポーツタイプのオートバイである。

概要

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1991年、GSX250Sカタナ(GJ76A)として発売。1980年代前半に多数存在した「カタナ」のサブネームを持つネイキッドモデル群とは異なり、中排気量クラスで初めてGSX1100Sのデザインを忠実に再現したモデルである。

当時はまだ大型二輪免許が存在せず、「自動二輪免許(中型限定)」保有者は運転免許試験場で実技試験を受けて「自動二輪免許」を取得(通称「限定解除」)しないと大型バイクに乗れない時代であり、限定解除の高い壁に阻まれ1100/750Sに乗りたくても乗れなかった人がまだ多くいた時代でもあった。

そんな中、発売された250Sは大柄であった1100/750Sをデザインのバランスを崩さぬように設計し直された多数の専用部品や共通部品を用いて「あの形状」をそのままコンパクト化してリリース。過去存在しなかった「中排気量クラス初の「あの形状の」カタナ」は高い人気を博し、GSX1100Sカタナオーナーがセカンドバイクとして購入する例も見られた。

同様のコンセプトで400ccクラスのGSX400Sカタナ (GK77A) が翌年1992年に発売され、シリーズ車種として1,100ccクラス・400ccクラス・250ccクラスにて展開された[2]

1990年代を通じてラインナップされ、1999年を最後に販売を終了した[2]


車名はGSX250Sだが、モデルコードは「GSX250SS」となっている。これはスズキ・COBRA(GJ73A)で既に「GSX250S」というモデルコードが使われている為である。


沿革一覧

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  • GSX250SS(GJ76A)
    • 1991年:GSX250SSM
    • 1992年:GSX250SSN

脚注

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  1. ^ SUZUKI Motor Corporation - ALL CATALOG - 4cycle multi - GSX250Sカタナ(1999年2月21日時点のアーカイブ
  2. ^ a b SUZUKI Motor Corporation - ALL CATALOG - 4cycle multi(1999年5月8日時点のアーカイブ)

関連項目

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  • スズキ・カタナ - ほぼ同時期に1100ccクラスがラインナップされた。
  • スズキ・GSX400Sカタナ - ほぼ同時期に展開された400ccクラスの姉妹車種。
  • スズキ・GSX250E - 空冷2気筒エンジンを搭載するネイキッドモデル。後期型には「カタナ」のサブネームが付けられた。

外部リンク

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