クアーズテック
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種類 | 合同会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 〒141-0032 東京都品川区大崎二丁目11番1号大崎ウィズタワー |
設立 |
2006年10月4日(注) (エスアイシー・インベストメント株式会社) |
業種 | ガラス・土石製品 |
法人番号 | 8010701018794 |
事業内容 | セラミックス製品の製造及び販売 |
代表者 | 職務執行者(代表執行役員) Jonathan Coors |
資本金 | 1億円 |
売上高 |
604億3200万円 (2022年12月31日時点)[1] |
営業利益 |
114億5100万円 (2022年12月31日時点)[1] |
経常利益 |
53億7500万円 (2022年12月31日時点)[1] |
純利益 |
209億3900万円 (2022年12月31日時点)[1] |
総資産 |
686億8900万円 (2022年12月31日時点)[1] |
従業員数 | 連結 約1,800名(2020年4月1日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | CoorsTek |
主要子会社 | SNリフラテクチュア東海 35% |
外部リンク | https://www.coorstek.co.jp/ |
特記事項:注 当社は(旧)東芝セラミックスのMBOを行う特別目的会社(特定目的会社 = SPC)であったが、2007年6月に東芝セラミックスを吸収合併し、旧会社は消滅した。旧会社の設立日は1928年9月4日である。 |
クアーズテック合同会社(英: CoorsTek GK)[2]は石英ガラスや耐火物等のメーカーである。
概要
[編集]東芝セラミックス(東芝の関係会社)を前身とする。現在は、米CoorsTek社の子会社。かつてはシリコンウェーハの世界シェアは5%(8位)だったが、2012年に撤退した。
沿革
[編集]- 1918年 - 前身会社の一つ、東芝炉材が東洋耐火煉瓦株式会社の商号で設立。
- 1928年 - 前身会社の一つ、東芝電興(存続会社)が電気金融株式会社の商号で設立。
- 1943年 - 東洋耐火煉瓦株式会社が東芝に合併。
- 1950年 - 東芝から東海炉材株式会社が独立。(東芝炉材の設立)
- 1954年 - 小国事業所に電力を供給するための赤芝ダム・赤芝発電所(荒川)が完成。
- 1958年 - 電気金融株式会社が東芝電興株式会社に商号変更。
- 1959年 - 東海炉材株式会社が東芝炉材株式会社に商号変更。
- 1961年 - 東芝電興株式会社が東京証券取引所第1部に上場。
- 同年 - 東芝炉材株式会社が東京証券取引所第2部に上場。
- 1968年 - 東芝電興が東芝炉材を合併、東芝セラミックス発足。
- 1972年 - 炭化ケイ素セラミックス発売開始。[3]
- 1977年 - 小国製造所でシリコンウェーハの製造を開始。
- 1982年 - 徳山曹達(現、トクヤマ)との合弁による徳山セラミックス株式会社(現、クアーズテック徳山)設立。アメリカに現地法人 Toshiba Ceramics America, Inc. を設立。九州セラミックス株式会社を設立。
- 1984年 - 東海セラミックス株式会社を設立。
- 1985年 - 関川電子株式会社(現、グローバルウェーハズ・ジャパン株式会社 関川工場)を設立。
- 1997年 - 超高純度石英ガラスの開発。[3]
- 1991年 - 新潟東芝セラミックス株式会社(現、グローバルウェーハズ・ジャパン株式会社)を設立。
- 1999年 - 長崎東芝セラミックス株式会社(現、クアーズテック長崎)を設立。
- 2001年 - 執行役員制導入
- 2004年 - 鉄鋼用耐火物製造部門を黒崎播磨株式会社との合弁による株式会社SNリフラテクチュア東海に移管。
- 2006年 - MBOにより株式非公開化、東芝から独立することを発表。[4]
- 2007年 - エスアイシー・インベストメント(カーライル・グループとユニゾン・キャピタルの折半出資会社)の完全子会社となり、上場廃止。
- 同年6月1日 - コバレントマテリアル株式会社に商号変更。
- 2010年2月1日 - 赤芝ダムおよび発電施設を赤芝水力発電株式会社に分社。同年3月までに株式を売却し、当社の連結対象外となる。
- 2011年8月11日、半導体ウエハー事業を台湾の同業大手、シノ・アメリカン・シリコン(SAS)に売却すると発表。
- 2011年11月、コバレントマテリアル(株)の事業再編により、半導体ウェーハ事業の全てがグローバルウェーハズ・ジャパン株式会社に集約.
- 2012年3月、グローバルウェーハズ・ジャパン株式会社の全株式をシノ・アメリカン・シリコン(SAS)社グループに譲渡.
- 2014年12月、米CoorsTek(本社コロラド州ゴールデン)により買収完了。買収額は明らかにされていない。
- 2015年10月、クアーズテック株式会社に商号変更。
- 2019年4月1日 - 完全子会社の電興を吸収合併。[5]
- 2022年11月1日 - クアーズテック長崎の事業を本体に移管、モメンティブ・テクノロジーズ・山形に社名変更しグループ離脱。
- 2024年1月1日 - クアーズテック合同会社に商号変更
拠点
[編集]-
刈谷事業所(愛知県刈谷市)
-
秦野事業所(神奈川県秦野市)
脚注
[編集]- ^ a b c d e クアーズテック株式会社 第17期決算公告
- ^ “会社概要 | クアーズテック株式会社”. www.coorstek.co.jp. 2021年3月2日閲覧。
- ^ a b “沿革 | クアーズテック株式会社”. www.coorstek.co.jp. 2021年3月2日閲覧。
- ^ The Carlyle Group : バイアウト-ケーススタディ : コバレントマテリアル
- ^ “吸収合併公告”. クアーズテック. 2021年3月2日閲覧。
関連項目
[編集]- 秦野市文化会館(クアーズテック秦野カルチャーホール) - 秦野市とネーミングライツ契約を結び2019年10月から5年2か月間社名を冠した愛称が使用される。