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Xbox One

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Xbox > Xbox One
Xbox One
Xbox One
開発元 マイクロソフト
種別 据置型ゲーム機
世代 第8世代
発売日 2013年11月22日
日本の旗 2014年9月4日
売上台数 5790万台[1]
日本の旗 11万台[注釈 1]
対応メディア

Blu-ray Disc (ゲームディスクや動画)
Ultra HD Blu-ray
(Xbox One S[3]、Xbox One Xのみ、映像メディア専用[4])
DVDCD

【Xbox One S All Digital Editionは光学ディスク全て非対応】
OS

Xbox One & Xbox Series X/S System Software(Windows 11 Based)

2013年〜2015年:Windows 8 Based

2015年〜2021年:Windows 10 Based
CPU AMD 8コア APU[5][6]
ストレージ HDD
グラフィック AMD Radeon Variant (APUに内蔵)
コントローラ入力 Kinect
Xbox コントローラー
外部接続 USB 3.0×3
ギガビット・イーサネット
Wi-Fi Direct用モジュール(WiFi 4と別物)
HDMI (入力・出力)
IEEE 802.11n 2.4GHz/5GHz
IEEE 802.11ac (Xbox One S、Xbox One X)
S/PDIF
IR 出力端子(3.5mm)
KINECT用端子(Oneのみ)
(HDMI入力端子は1080/60pまで、2ch LPCM,Dolby Digitalのみ対応でHDRは非対応
オンラインサービス Xbox Live
後方互換 Xbox 360(一部のソフトのみ)
Xbox(一部のソフトのみ)
前世代ハード Xbox 360
次世代ハード Xbox Series X
Xbox Series S
ウェブサイト Xbox公式ウェブサイト
Xbox One S製品サイト
Xbox One X製品サイト

Xbox One(エックスボックス ワン)は、マイクロソフトが発売した家庭用ゲーム機。略記にはXONE[7]XB ONE[8]など。

概要

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2013年5月22日(日本時間)、北米シアトルにてXbox 360の後継機種として発表。コードネームはDurango。次世代のオールインワンのゲーム & エンターテイメントシステムを謳い、Xbox Oneと名付けられたとされる[9]。本体のデザインは前世代の『Xbox 360 E』に近いものとなっている。

CPUにはAMD製Jaguarを採用するなどハードウェアは比較的オーソドックスな作りでありながら、OSについては基盤となるホストOS上で2つのWindows 8(2015年以降はWindows 10)ベースの仮想OS[注釈 2]が同時に動作し、合計3つのOSが連携して動作する特異な設計となった。極めて複雑な構造のOSとなったため単純にハードウェアの性能を引き出す面においては不利となるが、開発環境の進化やメディア規格、過去世代のハード(Xbox 360など)との高い互換性の確保を実現した[10]

当初はKINECTを標準で同梱すると発表するもライバル機種に比べて価格面での不利と評され、DRMに関する取扱いについてもユーザー、大手小売店などの反発により変更を余儀なくされた。こうしたコンセプトのブレは販売面において不利となった。そのため、2014年3月にはドン・マトリック氏、マーク・ホイッテン氏などと交代でフィル・スペンサー氏がXbox全般のチーフに就任した[11]

北米をはじめとする13か国において2013年11月22日に発売。日本においては実に9ヶ月以上の遅れとなる2014年9月4日まで待たされる結果となった。

2016年6月に行われた Electronic Entertainment Expo(E3)にてマイナーチェンジ機種となるXbox One S、加えてハイエンド版であるコードネーム「Project Scorpio」(プロジェクト・スコーピオ:後のXbox One X)を発表。両者からはKinect専用端子が削除(互換性のみ保障)[12]されるなどKinectとの決別、純粋なゲーム機としての強化が図られた。特にXbox One Xは日本においても遅延なく発売され、Xbox史上初めて日本がTier1に加わる事例となった[13][14]

沿革

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E3 2013に出展されたXbox One

2013年

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  • 5月21日 - マイクロソフト本社特設会場で開催された次世代Xboxの発表イベントにおいて、Xbox Oneが発表される[15]
  • 6月10日 - Electronic Entertainment Expo(E3)にて、価格、発売時期、パッケージ内容、ゲームソフトのラインナップが発表される。マイクロソフトは2013年11月、世界21か国にてXbox Oneを発売するとした。
  • 6月19日 - パッケージソフトウェアのDRMの撤回が発表される。
  • 8月14日 - マイクロソフトはローカライズ、需要への対応等[16]で2013年11月の発売国を当初発表の21か国から13か国に減らし、8か国での発売を2014年に延期すると発表した。
  • 11月22日 - 北アメリカ・ヨーロッパ・オセアニアの13か国で発売される。発売後24時間以内に100万台を販売した[17]。同日、インターネットニュースサイトにより光学ドライブの動作不良が報じられる。マイクロソフトはこの問題について、ごく少数の顧客に影響するものとした[18][19]
  • 12月11日 - 発売後の最初の18日間で200万台が販売されたと発表される[20]
東京ゲームショウ 2013での展示(写真の人物は岩田明子

2014年

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  • 3月18日 - 日本を含む26か国でも2014年9月に発売されることがXbox公式コミュニティサイトで発表される[21][22]
  • 4月17日 - 小売業者への出荷台数が500万台に達したと発表される[23]
  • 4月23日 - 日本を含む26か国で2014年9月4日に発売されることを日本マイクロソフト株式会社が発表した[24]
  • 5月13日 - Kinectを同梱しないXbox One本体セットを2014年6月9日に発売する旨が発表される[25]
  • 9月2日 - チリ、コロンビアで発売[26]
  • 9月4日 - 日本で発売[27]。なお、9月4日から9月7日までの4日間における日本での販売台数は2万3562台(『ファミ通』調べ)[28]
  • 9月5日 - ベルギー、チェコ、デンマーク、フィンランド、ギリシャ、ハンガリー、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、サウジアラビア、スロバキア、スウェーデン、スイス、トルコ、アラブ首領国連邦で発売[26]
  • 9月15日 - イスラエルで発売[26]
  • 9月20日 - 中華人民共和国での発売日を9月23日から2014年内に延期することが判明[29]、のちに9月29日発売と発表される[30]
  • 11月13日 - HALO The Master Chief Collectionが発売される。
  • 11月20日 - 英国での実売が累計100万台に達したと報道される(GfK Chart-Track調べ)[31]

2015年

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  • 6月16日 - Xbox 360との後方互換に対応したタイトルが初めて登場する。ただし、対応タイトルはオンライン認証が2023年現在も必須となる。[32]
  • 11月12日 - 内部OSがWindows 10ベースに変更される。[33]

2016年

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  • 6月14日(現地時間13日) - E3にて新モデル「Xbox One S」と、ハイエンド版であるコードネーム「Project Scorpio」(プロジェクトスコーピオ)が開発中であることを発表。
  • 9月1日 - 日本で台数限定の「期間限定Xbox One本体セールキャンペーン」を実施[34]。価格はXbox One 500GBモデルが29,980円(8%消費税込み)、Xbox One 1TBモデルとXbox One Eliteが税別10,000円引きとなる。
  • 11月24日 - 「Xbox One S」、日本発売[35](北米など25ヶ国では8月2日に発売開始[36])。この本体以降のモデルはDolby Atmos,Ultra HD Blu-ray,HDR,4K出力,DTS-HD,Dolby Vision(One S/One Xはストリーミングアプリのみ),DTS:Xに対応。Kinect端子は削除されたが、専用USBアダプター経由で接続可能(ただし、Series X/S以降のモデルは不可能。)

2017年

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この年以降はハピネットが流通から撤退したため、最新の日本向けディスク版のソフトを入手する場合はヨドバシカメラ、通販、駿河屋ブックオフなどの数少ない店舗・購入通路でしか入手できなくなった。マイクロソフトから直接供給されるほとんどの作品がXbox Game Studios製となる。

  • 6月1日(現地時間) - Xbox Game Passのサービスを開始。
  • 6月13日(現地時間12日) - E3にて「Project Scorpio」の正式名称が「Xbox One X」であることを発表。
  • 7月12日 - 日本でXbox One S 500GB (Minecraft同梱版)の価格を改定。従来参考価格の29,980円(税抜)から27,759円(税抜)に改定された。
  • 9月20日 - MinecraftBedrock Editionがリリースされ、すべてのプラットフォーム上でMicrosoftアカウントへのログインが義務付けされる。
  • 11月7日 - 「Xbox One X」発売。

2018年

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  • 2月1日 - 日本でXbox One S 1TBソフト同梱版(Forza Horizon 3及びHalo Collection)及びXbox One S 1TB Minecraft リミテッド エディションを29,980 円(税別)と34,980円(税別)にそれぞれ5,000円値下げ。[37]

2019年

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  • 5月7日 - 「Xbox One S All Digital Edition」発売。Xbox One Sから光学ディスクドライブを廃した廉価モデル。

2020年

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  • 4月14日 - 日本にてXbox Game Passのサービスを開始
  • 7月 - Xbox One XとXbox One S All-digital Editionの生産を終了すると発表[38]
  • 11月10日 - 次世代機「Xbox Series X/S」発売。スマートデリバリー対応ディスクの場合はXbox Oneでも使用できる。
  • 12月末 - Xbox One Sの生産を終了。これにより、Xbox One全モデルの生産が終了した。[39]

2021年

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  • 11月16日 - Xbox/Xbox 360の後方互換タイトルの追加が打ち切られる。[40]

2023年

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  • 6月16日 - Microsoftのスタジオの管轄下から発売される新作品は今後Xbox One向けには対応せず、Xbox Series X/S以降にのみ対応するようになる。よって、Xbox One世代において、最後のマイクロソフトスタジオ関連の会社から発売された作品はMinecraft Legendsとなる。[41]

2024年

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ハードウェア

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映像出力はOne S登場前の初期型Xbox One が最大1080pで、Dolby Digital,DTS[注釈 3],LPCM5.1/7.1chに対応。Xbox One S、Xbox One Xでは最大2160p(4K UHD 3840×2160)の解像度[43][44]Dolby Atmos[45][46]DTS:X[47]、Auro-3Dに対応する[48]。初期型のXbox Oneもドルビーアトモス、DTS:Xに後に対応した。ただし、テレビ・アンプが隠し仕様などで対応した音声コーデックがOne本体で認識できない場合、その音源への切り替えが不可能になる。

IGNはEurogamerの記事を情報源にして「Xbox One Sはパフォーマンスが11%向上している」と報じたが、あらゆる面で11%のパフォーマンス向上が確認されたわけではなく、この数字は「Project CARS」をプレイした際、3人称視点の追跡カメラのリプレイ映像を分析することで確認されたものだと注意点を書いている[49]。一方で、元の記事ではFallout 4のように性能差がほぼ見られないものもあることが明記されており[注釈 4]、パフォーマンス向上はタイトルと描画される場面に大きく依存する。

Xbox One X専用のゲームはないが、専用アセット類やグラフィックス以外の拡張も許容されている(ロゴとしてXbox One X対応「Xbox One X Enhanced」、4K対応「4K ULTRA HD」、HDR10対応「HDR」がある)[50]

Xbox 360ではコントローラーを独自の無線規格で接続していたが、Xbox One以降のコントローラーはwifi通信で接続する。有線接続によるコントローラーのペアリング・接続も可能となった。360のコントローラーやKinectはOne以降と互換性が廃止されているため、すべてのXbox 360製コントローラーをXbox Oneに接続することはできない。一方で、SeriesX/S向けのコントローラーはすべてOneで使用することが可能であり、Kinect以外は逆も可能である。Oneguideはどのモデルでも最高画質が1080pになり、入力可能な音源は2ch LPCMとドルビーデジタルのみで、AACやその他サラウンド音源は非対応。OneのカラーレンジをRGBに設定している場合、Oneguideに繋いだHDMIデバイスのカラーレンジはYPbPrに設定する必要がある。また、Oneguideに接続したデバイスから1080p以外で出力すると画面に遅延やブレが発生する場合がある。なお、ディスプレイ設定を強制的に変更したい項目が存在する場合、DVI/HDMI検知設定に関する項目を「Auto Detect」以外に選択することで選択が可能である。

Xbox Oneファミリーのスペックシート[51]
  • AMD Jaguar APU 8コア(4コア×2クラスタ)、1.75GHz[52]
  • AMD GCN(Graphics Core Next)アーキテクチャベース[52]、12個の演算ユニット(計768コア)
  • 容量32MiBのESRAMを搭載[52]
  • 4基のMove Engineを搭載[52]
  • ハードウェアビデオエンコード・デコード機能[52]
  • HDMI in/out機能[52]
  • DDR3メモリ8GB(システム・グラフィックス共用で帯域幅は68.3GB/s、ゲームには5GBを使用可能となる[53]
  • YCC ディープカラー出力(HDR有効化の場合は必須)
  • 50Hz/24Hz出力(24fpsはBlu-ray Discなどで有効化)
  • 3Dテレビ対応/Blu-ray 3DやXbox 360の3D対応作品[注釈 5]の3D出力
  • HDMI端子からのステレオLPCM 2ch、ドルビーデジタルドルビーアトモスDTS:Xの出力、S/PDIF端子からのドルビーデジタル、DTS、ステレオ出力、対応プラグインを利用した仮想ヘッドホンLPCM 2ch出力(対応機器が必要)
  • Blu-ray Discなどのビットストリーム出力(パススルー)
  • IR端子(3.5mm)にIRブラスターを接続可能(Kinectでも赤外線リモコンの代用可)
  • 自動低遅延モード(ALLM)、3Dテレビ出力
  • インタレース出力は非対応であるが、DVI互換モード(音声出力されない)、全ての場面でのYPbPr/RGB出力切り替えに対応(全場面でのHDR化、ブルーレイのみでのカラーレンジ切り替えは非対応)

Xbox One S以降はさらに以下に対応。

Xbox One Xはスペックが向上している。主な点は以下の通り。

  • AMD Jaguar Evolved APU 8コア、2.3GHz
  • AMD GCNアーキテクチャベース、40個の演算ユニット(計2560コア)
  • GDDR5メモリ12GB、帯域幅326GB/s[55]

ストレージ

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500GBまたは1TBのHDDを標準搭載。本体に内蔵されており、ユーザーによる交換は不可だが、追加で容量が必要な場合は256GB以上でUSB 3.0に対応した外付けHDDを接続して利用することが出来る[56]OSの容量は2024年時点で約100~110GB程度である[要出典]

セーブデータを含むデータはHDDとクラウドの両方に同時に保存される(無料会員でもクラウドに自動で同期される)[57]。クラウドセーブは2020年以降はXbox 360ソフトに対しても全会員に無料で提供されるようになった[58]

ディスクドライブ

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初代Xbox Oneは、CD,DVD,Blu-ray Disc,およびXbox用、Xbox 360用DVD-ROM、Xbox One用BD-ROM(厳密にはBDのライセンスが取得されていないディスク)に対応している。また、Blu-ray 3Dにも対応。Xbox One S以降はこれに加えてさらにUltra HD Blu-rayに対応した。ディスクケースは2021年までは表面上部に「XBOX ONE」(2020~2021年の一部作品は「XBOX」ロゴ、およびSeries X対応作品は「X」の文字も表面の右上に追記)のロゴが刻まれていたが、それ以降はその上部ロゴが削除され、ジャケットの部分が大きくなったデザインが採用されている。[59]この新デザインは三種類のXbox One用、Xbox Series X用の作品、あるいは両方に対応した作品の区別をしにくくするという問題点も存在。Xbox Oneは全てのゲームディスク(Xbox 360、Xboxの後方互換に対応した全作品含む)がリージョンフリーとなる。また、日本ではハピネットがXbox Oneのディスク販売の流通を承っていたが、2016年ごろに撤退しているため、それ以降に発売されたXbox One用ディスクは入手が極めて困難となり、eBayなどによる輸入品の購入が必要となるディスクも存在する。

Xbox Oneのゲームディスクは2013年のDRMの方針転換などによってマイナーなリビジョンがたびたび発生しているが、基本的には以下の仕様となっている。

  • オンラインに一度も接続したことのないXbox One本体は、2022年9月以降にアップデートされたOSでのみXbox One用ディスクのダウンロード・起動が可能であり[60]、それ以前のバージョンのオンラインに接続したことがない本体ではほとんど何もすることができない。
  • ディスクはBD-ROMの50GBまで入る媒体が採用されているが、ディスクの書き込み方式にUDFが採用されていないため、WindowsPCでは絶対に読みだすことができない。
  • リージョンロックは存在しないため、どの地域のディスクでもディスク挿入だけでプレイすることが可能である。
  • ゲームデータもリージョンが統一されている作品がほとんどであるため、スマートフォン上の「XBOX」アプリケーション上からゲームデータを検索し、購入していないゲームでもコンソール本体にゲームデータのダウンロードだけを行わせ、ダウンロード後にディスク挿入で起動できるケースがある。そのため、実際はディスクに傷がついていても、理論的には最低限の読み出しさえできる状態であればプレイ認証が可能となる。ただし、すべてのゲームが「Xbox」アプリケーション内の検索バーで表示されるわけではない。場合によっては、実績などの項目からしかアクセスできないゲームも存在。
  • ゲームデータは基本的にリージョンで分けられることはないが、例外としてコール・オブ・デューティ ゴーストなどはスクウェア・エニックスが字幕版と吹き替え版を分けて日本版配信を行っている。そのため、本体の地域設定を合わせないと日本版のDRM認証が通るゲームデータをダウンロードすることができない作品も存在。
  • 同様に、Xbox 360/XboxDVD-ROM全世界のROMバージョンをマイクロソフトが事前に把握したことで互換に対応させているため、リージョン(国)単位でマイクロソフトが配信するゲームデータは分別されている。後方互換作品をダウンロード版で購入した場合は米国版となる場合が多いが、ディスク挿入では日本版となってしまい、DRM認証を合わせることができない作品も多数存在する。HALO 3の日本版ROMのように、ゲームデータはほとんど同じな上、英語言語に対応していても、吹き替え音源が日本語のみ収録されているため、別リージョンとなっているケースも存在。Xbox 360/Xbox向けにかかっているリージョンロックも同様にOneへの挿入時は無効化される。
  • ゲームデータが50GBを越えている場合は、本編データが部分的にしか収録されていない、または一切収録されていない場合がある。特にSeries X用作品では顕著である。
  • One/Series向け作品の言語は、ほとんどの作品において「設定」アプリ内の「システム」、「言語・場所」項目の言語を変更するだけで自動的に変更される。ただし、本体の再起動が必要。
  • 全てのクロスプレイ対応作品において、必ずしもPlayStation系列やNintendo Switch系列のプレイヤーとマッチングできるわけではない。また、クロスプレイによる「Windows版」についてはSteam版、Microsoft Store版、Epic Games Store版などの販売元の区別も考慮する必要がある。

Kinect

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Xbox One用Kinectセンサー

Xbox One Kinect センサーはビデオカメラ・マイクがそれぞれ複数搭載されており、ジェスチャー音声認識顔認識、指の動きや皮膚の状態をもトラッキングする[61]。Kinectのシステムは、常にデータを集めアルゴリズムを向上させている[62]。USB規格が3.0に該当するパワーに変更され、Kinectの動作の根幹にかかわる重要なプロセッサをXbox One本体側に内蔵した。

Xbox 360用Kinectとの互換性が無いため、Xbox Oneで使用することはできず、Xbox One Kinect センサーをXbox 360で使用することもできない。[注釈 6]Kinectに対応したXbox 360作品はそもそもXbox Oneで遊ぶことができない。

赤外線パターンを人体に照射して赤外線カメラで撮影する機能が搭載され、通常のカメラの情報と組み合わせることで人体の心拍数を測定できるようになった。暗闇でも認識できるようになり、奥行きを高精度に認識できるようになった。奥行き認識は変調された赤外線が照射され物体に反射して撮影されるまでの時差を利用したTime of Flight法で従来のドットパターンの赤外線とは異なる。通常のカメラも解像度1080pと性能がアップしており、従来比6割アップの広角化となったことで、6名までの同時認識が可能となった。スタンバイ状態でも24時間会話を認識しており、話しかけるだけで本体を起動させることができる[15][63]。発売当初はKinectへ強制的にリソースが割り当てられていたが、現在はそのリソースをゲーム開発に割り当てることが可能となっているためKinectの全機能を必要としないゲームタイトルのパフォーマンスが向上した。この場合も音声認識等は使用可能である。さらに、顔のスキャンによるXbox Networkへのサインイン、赤外線リモコン(IRブラスター)の代用も可能である。

Xbox One S、Xbox One Xでは、Kinect専用の端子が省かれているが、"Kinect アダプター"を経由したUSB噛ませ接続を使うことで接続は可能[12]

また、2017年をもってKinectの生産をすべて終了し、2010年から始まったXbox周辺機器としてのKinectシリーズの歴史に幕を下ろした[64]。ただし、開発者および法人向けに発売されている開発用Kinectが存在している[65]

コントローラー

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第一世代Xboxコントローラー(ブラック)

第一世代「Xbox One ワイヤレス コントローラー」

Xbox One初期型に同梱された。Xbox 360のコントローラーから40項目以上の改良が施されている。Wi-Fi Directによる通信方式を採用したことで、本体との通信速度が大幅に高速化している。トリガーに触れる左右の指先それぞれに振動を伝えることができるように、振動モーターが左右のグリップ部分に加え、トリガー付近に追加され合計4個となった。アナログスティックの縁が網目状になり、軽く操作できるようになった。単3電池2本で駆動する。電池の収納が縦から横になり、背面がフラットになっている。十字キーは、溝から直接十字のパッドが露出する形状に変更された。Kinectにより、どのコントローラーが、どの位置で操作されているか検知する。これはコントローラー正面に赤外線LEDがあり、それを赤外線カメラで撮影しているためである。micro-USB Type-B端子を搭載しており、USBケーブルで本体と接続すれば無線をオフにして有線コントローラーとしても使用可能である。Windows用ドライバも提供されており[注釈 7]、PCでも使用可能。 Bluetoothに非対応であるが、XInputには対応しているため、Windows上のXbox用ゲームでも接続時に正しく認識・プレイすることが可能である。
。360から引き続き電池式であるが、新機能としてLT,RTトリガーにモーターが合計二つ追加された。360製コントローラーと同様に、「プレイ&チャージキット」の購入で本体にバッテリーを搭載でき、USBケーブルからコントローラーを充電できるようになる。また、コントローラーの拡張端子からボイスチャット用マイク・アタッチメント、小型キーボードを接続できる。

第二世代「Xbox One ワイヤレス コントローラー」

Bluetoothに非対応であるがマイク端子対応型の3.5mmヘッドセット端子[注釈 8]が追加され、ヘッドセットアダプターに頼ることなく市販のヘッドセットが使用可能になった。
第三世代Xboxコントローラー(ホワイト)

第三世代「Xbox ワイヤレス コントローラー」

Xbox One S、Xbox One Xに標準搭載されるこのコントローラーは、Bluetooth 4.0に対応する。日本では2017年1月27日に「Xbox コントローラー(Windows USBケーブル付)」が登場した。第三世代の商品名は"Xbox One ~"の部分からOneが無くなり"Xbox ~"となった。Bluetoothのペアリングはコントローラーのペアリングボタンを押し、コントローラーをペアリングモードにした際に自動的に電波が発信される。主な変更点としてはOption/Viewボタンの押し心地の変更、コントローラーの表面のパネルがXboxボタンを囲む形状に変更されたこと、LB/RB/LT/RTのサイズ小型化、コントローラーの滑り止め加工の追加、フォームウェアの変更である。Kinect用の赤外線ランプも完全になくなった。
コントローラーのDirect Wi-FiとBluetoothの通信を切り替える場合は、ペアリングボタンをXboxランプが光っているときにダブルプッシュする必要がある(要バージョンアップ)。また、コントローラーが接続待機状態・接続状態になっているときにXboxボタンを約5秒以上長押しすることでコントローラーの電源を切ることが可能。ヘッドホン端子を接続した場合、ヘッドホン用立体音響プラグインを導入している場合は自動的にヘッドホン用音源に切り替わる。ヘッドホン端子はCTIPマイクに対応した四端子方式のケーブルを接続可能。
コントローラーのアップデートにより、第四世代Xbox ワイヤレス コントローラー同様にWi-Fi Direct、Bluetoothと接続方法を切り替えることが出来るようになり、Dynamic Latency Inputにも対応した。
第四世代Xboxコントローラー(ブラック)

第四世代「Xbox ワイヤレス コントローラー」

Xbox Series X/Sと同時発売のコントローラー。Bluetooth対応Xbox Oneと互換性があるため使用可能である。基本的には第一~第四世代のコントローラーと同じであり、前モデルからの変更点という意味ではソフトウェア面で小幅な改良にとどまっている。シェアボタンが新設され、手軽にスクリーンショットや動画をコミュニティに共有することが可能になった。また、十字キーにXbox 360のような「ハイブリッド方向パッド」が採用され、斜め入力がしやすくなっている。コントローラー形状そのものも全体的に小型化され、第三世代以前のコントローラーのフレームとの互換性もなくなった。
USB接続端子がUSB Type-Cになり、トリガーとバンパーも滑りにくいマット仕上げに。さらに、触覚ドットパターンが追加され、グリップしやすくなっている。また、平均的な8才の子どもの手のサイズに最適化することにより若干サイズが小さくなり持ちやすくなり、Bluetooth Low Energy(BLE)、Dynamic Latency Inputをサポートした。全体的にXbox Elite ワイヤレス コントローラー シリーズ2に近い仕様になっている。また特別版として「シフトシリーズ」が発売されており、グリップ部分のラバー加工されているものもある。

ライセンスコントローラー

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マイクロソフト社以外から発売されるコントローラーをXbox One以降のXbox本体に接続する場合は、必ず「DESIGNED FOR XBOX」ロゴのある公認品を購入・使用する必要がある。ほとんどのライセンスコントローラーは有線接続である。ただのPC向けコントローラーや、PS用・Nintendo Switch用コントローラーは接続しても反応しない。また、コントローラー内部にフォームウェアが存在しない場合がほとんどである。

コントローラー向け周辺機器

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基本的にこれらの機器は第1~4世代のコントローラー全てで互換性がある。拡張端子に接続できる周辺機器はチャットパッド、ヘッドホン用アダプターのみであり、背面パッドの非公式品はコントローラーのUSB端子にケーブルをつなぐ必要がある。

Microsoft Edgeを起動する際などで、マウスやキーボードも接続が可能になるが、それ以外の汎用周辺機器(外付けディスクドライブなど)は認識されても使用することができない。また、レインボーシックスシージVALORANTのように、マウスやキーボードの接続でゲームにペナルティがかかる作品も存在するため注意が必要。[66][67]Xboxコントローラーが壊れた場合は、キーボードでコントローラーのボタン配置を再現することができるため、応急措置として使用することも可能である。

プレイ&チャージ キット

ワイヤレスコントローラー[注釈 9]の単3乾電池2本に代えて使用する専用バッテリー パック。ACアダプターからの充電は不可能。
充電用ケーブルが付属。
2014年 S3V-00010 (micro USB)
2017年 S3V-00016 (micro USB) S3V-00014(海外版)
2020年 SXW-00004 (Type-C) SXW-00002(海外版)

ヘッドセット アダプター

音量調整、マイクの消音、音量バランスを操作できるボタンを装備。
3.5mmヘッドセット端子を持たない第一世代Xbox One ワイヤレス コントローラーに市販のヘッドセットを接続するためには必須。ゲーム音声とチャット音声の音量を個別に調整できるようになっているため、アダプターに五つのボタンが存在。

Xbox One ボイスチャット ヘッドセット(2014)

片耳タイプのヘッドセット。音量調整、マイクの消音を操作できるボタンを装備。ヘッドホン接続時に、ヘッドセット側の音源をテレビ・アンプ側の音声出力と分離させたい場合は必須となる。
3.5mmヘッドセット端子を持たない第一世代Xbox One ワイヤレス コントローラーでも使用可能。使用されているパーツの数がXbox 360向けのものから大幅に簡略化され、接続端子付近、つまりコントローラーの下に「ヘッドホンの音量調節ボタン」と「マイクミュートボタン」が追加された。マイクのミュート中はオレンジ色のLEDが点灯する。ボイスチャット以外の用途は想定されていないため、ゲーム中の音声を鳴らすことはできない。第二世代以降のコントローラーでは、3.5mm端子にマイク付きヘッドホンを接続してもボイスチャットができるようになったので需要が薄れた。

Xbox ボイスチャット ヘッドセット(2018)

基本性能は前回と変わらないが、コードの根本部分が改良されていたりと細かな改良がされた。

Xbox Oneステレオ ヘッドセット(2014)

両耳タイプのヘッドセット。
下記のヘッドセットアダプターが付属。

チャットパッド(2015)

Xbox 360の流れを引き継いだチャットパッド。3.5mmオーディオ端子も併設。純正品を使用しなければ、コントローラー単体でワイヤレスキーボードとして接続することができない。

Xbox Elite ワイヤレス コントローラー

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オリジナル(無印、第一世代)

「Xbox Elite ワイヤレス コントローラー」はプロレベルを追求し、パーツ交換やカスタマイズ機能が追加されている。[68][69]

シリーズ 2

「Xbox Elite ワイヤレス コントローラー シリーズ 2」は2019年11月5日に発売されたEliteコントローラーの第二世代[70]。コントローラーのアップデートにより、Wi-Fi Direct、Bluetoothと接続方法を切り替えることが出来るようになり、Dynamic Latency Inputにも対応した。

背面パドルなどの付属品を失くし価格を下げた「Xbox Elite ワイヤレス コントローラー シリーズ 2 - Core」が2022年9月21日に発売された。

Xbox Elite ワイヤレス コントローラーの簡易比較表 (2019年11月5日、シリーズ2発売時点)
シリーズ2 オリジナル
(無印、第一世代)
電源 専用仕様 共通仕様[注釈 10]
内蔵バッテリー 単3形乾電池x2
着脱式バッテリーパック
USB接続端子 Type-C Micro B
Bluetooth接続 対応 非対応
プロフィールスロット 3 + "既定"1 [注釈 11] 2
トリガーロック機能
稼働域設定
プロフィール連動[注釈 12]
3段階
最大・半分・無し
2段階
最大・半分
連動する 連動しない
パドルサイズ
(基準)[注釈 13]
パドルロック機能
(無効化・誤動作防止)
プロフィールボタン長押し[注釈 14] 接続ボタン二回押し
付属サムスティック[注釈 15] 標準x2
クラシックx2
トールx1
ワイドドームx1

※Coreには付属しない

標準x2
ドームx2
トールx2
割当機能 シフト割当
アクション割当
サムスティック方向割当

(基準)
その他機能等 サムスティックのテンション調整
(基準)
キャリングケースに着脱可能な充電ドック

※Coreには付属しない

より広い範囲をカバーするラバーグリップ
配色 黒基調
暗い銀
【Core】

白基調
暗い銀

黒基調
明るい銀
蛍光緑
【限定ホワイト】
白基調
明るい銀
蛍光緑

Xbox Design Lab

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Xboxワイヤレスコントローラーを自分でデザイン・購入できるサービス。

米国では2016年にスタートし、米国より5年遅れで日本では2022年6月9日よりサービス開始された。現在は第四世代の通常版コントローラーのカスタマイズをすることができるが、2022年10月18日にはXbox Elite ワイヤレスコントローラシーズン2もカスタマイズができるようになった。

Xbox Adaptive Controller

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肢体に障碍があるユーザーを補助し、自由にゲームを操作する為に設計されたゲームコントローラー[71]。対応ハードはXbox OneおよびMicrosoft Windows 10搭載PC。日本国内では2020年1月9日より数量限定でマイクロソフトのオンラインストアにて発売された[72]。アクセシブルゲーミングを推進するマイクロソフトが開発した[73]。巨大な黒い二つのボタンがメインキーとして配置され、僅かな圧力で反応する[74]。19個の3.5mmジャックを搭載し、別売りの外付けスイッチ/ボタン/マウント/ジョイスティック等[75]のユーザーに合ったデバイスを接続し、機能を拡張を行う[74]。従来の「コントローラーを手を握る」という動作は必要なく、プレイヤーの体勢を問わずプレイ可能となっている。デバイスをマウントし、ベッドや壁に固定させることも可能[76]。底面には車椅子用アタッチメントの標準仕様である3つのネジ穴がある[77]

コントローラーとその他周辺機器

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ワイヤレス コントローラー

  #コントローラー を参照

コントローラーシリーズは有線・無線どちらでも接続・ペアリングが可能。Xbox 360シリーズのコントローラーとは一切の互換性を持たない。ライセンス品のコントローラーはXboxボタンの存在などといったように特定の規格に沿っていなければならず、こちらもXbox 360との互換性を持たない。3.5mmヘッドホン端子が搭載されている場合もあり、CTIA方式のマイクが付いたケーブルも接続できるが、[78]ハイレゾ音源は非対応。

Elite ワイヤレス コントローラー
#コントローラー を参照

Kinect センサー

#Kinect を参照

赤外線端子を内蔵し、マイク入力による本体のリモート起動などが可能になる。

Xbox Adaptive Controller

肢体に障碍があるユーザーを補助し、自由にゲームを操作する為に設計されたゲームコントローラー[79]。対応ハードはXbox OneおよびMicrosoft Windows 10搭載PC。日本国内では2020年1月9日より数量限定でマイクロソフトのオンラインストアにて発売された[80]。アクセシブルゲーミングを推進するマイクロソフトが開発した[73]。巨大な黒い二つのボタンがメインキーとして配置され、僅かな圧力で反応する[74]。19個の3.5mmジャックを搭載し、別売りの外付けスイッチ/ボタン/マウント/ジョイスティック等[81]のユーザーに合ったデバイスを接続し、機能を拡張を行う[74]。従来の「コントローラーを手を握る」という動作は必要なく、プレイヤーの体勢を問わずプレイ可能となっている。デバイスをマウントし、ベッドや壁に固定させることも可能[82]。底面には車椅子用アタッチメントの標準仕様である3つのネジ穴がある[83]

Xboxワイヤレスヘッドセット(2021)

両耳タイプのワイヤレスヘッドセット。
Xbox One各種、Xbox Series X/Sにオプションを用いずワイヤレス接続可能で、更にBluetooth接続にも対応。両者は同時に入力可能。
Xbox One各種、Xbox Series X/S、Windows PCのいずれにおいてもWindows Sonic、Dolby AtmosDTS Headphone: X などの立体音響テクノロジに対応。Dolby Atmos、DTS Headphone: X 使用時はMicrosoft Storeにて販売されている有料アプリを購入する必要がある。

Xboxワイヤレスヘッドセット(2024)

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両耳タイプのワイヤレスヘッドセット。2021年発売モデルのマイナーチェンジ版。
前作同様、Xbox One各種、Xbox Series X|Sへワイヤレス接続が可能で、Bluetooth5.3接続や立体音響にも対応。更に連続使用時間が約20時間へ伸び、自動ミュートと音声分離が改良されたマイクが搭載され、 Qualcomm S5 Gen 2を搭載したことで超低遅延のワイヤレス接続が可能になった。
また、前作とは異なり追加費用なしでDolby Atmosに対応する(DTS Headphone: X利用時には、追加費用あり)。

Xboxステレオヘッドセット(2021)

両耳タイプのヘッドセット。
Xboxワイヤレスヘッドセット(2021)からワイヤレス機能を取り除いたものと同等の機能を有する。

ワイヤレス アダプター for Windows 10[84]

Windows PCのUSB端子に接続し、同時に最大8個のXboxワイヤレスコントローラーを使用できるアダプタ。
XboxワイヤレスコントローラーをBluetooth接続するとコントローラーに接続する各種アクセサリー類[85]はサポートされないが[86]、こちらを経由させることでこれらのアクセサリ類も使用可能になる。

縦置きスタンド

Xbox One S、Xbox One Xをそれぞれ縦置きするための専用スタンド。形状の違いでXbox One S用縦置きスタンドはXbox One Xに使用できず、その逆もまた不可能である。

Xbox One メディア リモコン

Blu-rayやDVDの視聴、動画視聴アプリで動画や音楽使うときの操作を、片手で簡単に行うことができるようになる。ただし、360と異なり、リモコンのボタンだけでディスクイジェクトができなくなった。リモコンは赤外線方式で、全モデルの本体に赤外線ポートが隠し内蔵されている。テレビと連動できる設定を行った場合に一部のボタン(おもに音量調整のボタン)がテレビを操作できるようになるが、HDMI-CECではなく、3.5mm端子のIRブラスターかKINECTを使用した赤外線連動のみが可能。マイクロソフト製以外のリモコンはボタン数がさらに多い。

Windows 10 PC 用 Kinect アダプター

Xbox One S、Xbox One XまたはWindows 10以降のPCでXbox One Kinectを使用できるようにUSB接続するアダプター。

バリエーション

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Xbox One 本体の種類 (2020年内で全機種生産終了)
名称 概要 発売時期
()内は日本
Xbox One
(初期型)
初期型、Kinect端子を直接内蔵 2013年11月
(2014年9月)
Xbox One S 普及型、初期型から小型化し一部性能向上、4K・HDR対応、UHD BDドライブ対応、縦置き対応 2016年8月
(2016年11月)
Xbox One X 高性能型、最上位機種、一部ゲームのネイティブ4K化 2017年11月
Xbox One S
All Digital Edition
廉価型、Xbox One Sから光ディスクドライブを廃した。 2019年5月

アメリカ大陸、ヨーロッパ、オセアニアの13か国[注釈 16][87]では2013年11月22日に発売された。日本では2014年9月4日に発売された[27]

従来のKinectシステムから新たに再設計された「Xbox One Kinect センサー」が同梱されていたが[88]、2014年6月からは同梱しない本体セットの販売も始まり[25]、その後Kinectセンサーは生産終了となった。

初期型Xbox Oneの他に、小型化・電源内蔵・4K/HDRビデオや「Ultra HD Blu-ray」の再生・HDRゲームに対応したXbox One S[89][90][91]4K解像度世代 (True 4K) のゲームに対応したXbox One X[92][50][93]、Xbox One Sから光学ディスクドライブを廃したXbox One S All Digital Edition[94]がある。

Xbox One 本体の簡易比較表 (2020年内で全機種生産終了)
Xbox One X Xbox One S Xbox One S
All Digital Edition
Xbox One
電源内蔵・小型化
(初期型比)
電源内蔵
小型
電源内蔵
小型
電源内蔵
小型
電源別体
初期型
HDRゲーム、
4K/HDR10/Dolby Visionビデオ再生
×
Ultra HD Blu-ray再生 × ×
ディスク版ゲーム、
Blu-ray Disc
/DVD/CD再生
×
Xbox One X Enhanced

(ゲーム内のネイティブ4K出力など)

× × ×
ドルビーアトモスDTS:XAuro 3D、非圧縮5ch,7chの音源出力 [注釈 17]
コントローラーからの3.5mm端子による音声出力・ボイスチャット [注釈 18]

Xbox OneにおけるBlu-ray Discのビットストリーム出力は2017年以降の本体アップデートで対応。[95]Dolby Atmos for Headphones,DTS Headphone:Xは特定の方法でインストールしたアプリケーションの内部で課金が必要。ドルビーアトモス・DTS:Xの下位規格であるドルビーデジタルプラス、ドルビーTrueHDDTS-HDBlu-ray Discやストリーミングアプリでビットストリーム出力を設定することで再生できる。

ドルビーアトモス、DTS:Xはそれぞれ「Dolby Access」、「DTS Sound Unbound」のアプリケーションをインストールしなければ使用できず、ホームシアター版のドルビーアトモス、DTS:X出力をオンにするとS/PDIFが出力されなくなる(サラウンド音源のPCMとS/PDIFなどでは両立が可能)。また、Xbox内部で音源の対応をデバイス単位でチェックしているため、後方互換があってもデバイスが認識しない音源は出力することができず、項目も表示されない。

Xbox One + Kinect
2013年11月22日発売。日本では2014年9月4日に発売された[96]
スペシャルエディションとして「Day One Edition」が2013年11月22日に発売。「Day One」と印刷された限定版ワイヤレスコントローラー、Day Oneデカール、「Day One 実績」の解除コードが付属する[97]。日本では2014年9月4日に発売され、先行販売地域のDay One Editionの付属品に加え、『Titanfall』と『Kinect スポーツライバルズ』の利用コードが同梱された[98]
「Xbox One 500GB + Kinect」は2016年1月28日と2016年9月1日に発売。Xbox One 500GB本体にKinect、『Kinect スポーツ ライバルズ』『Zoo Tycoon』の利用コードが同梱された[99]。Xbox 360(初代モデル)からこのモデルが登場するまで、全てのXboxコンソールにACアダプターが存在した。
「Xbox One Elite」は1TBのSSHD内蔵と「Elite ワイヤレス コントローラー」を同梱し、2015年11月19日に発売。
電源ボタンとディスクイジェクトボタンがタッチ式となっているが、センサーケーブルはフレキケーブルとなっているため、分解時に傷みやすく、誤動作のリスクもある。
Xbox One
2014年6月9日に発売[25][100]。日本では2014年9月4日に発売された[96]コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェアを模したデザインの本体や、白色の本体も存在。
Xbox One S
Xbox One S
2016年11月24日発売。本体の体積が約40%減少する小型化がなされ、外部にあったACアダプターも本体に内蔵された。また、ゲーム起動中の性能は少ししか上昇していないが、4K映像出力やUltra HD Blu-rayに対応した。また、電源ケーブルはPS2PS5でもよく使用され、初代Xboxでも使用された二軸ケーブルとなった。One用ACアダプターと同様に、サージ検知アース線の役割を果たす装置が内部電源に内蔵されているため、アース線のケーブルは用意する必要がない。
ディスクドライブのディスクをマウントする速度、IR3.5mm端子から発射される赤外線の最長距離など、マイナーな問題点もほとんどが解消された。また、本体のコントローラーペアリング用ボタンを押したときに効果音が鳴らなくなるように修正された。
2016年11月24日「Xbox One S 1TB(『Halo Collection』同梱版)」[101]、2017年1月26日「Xbox One S 500 GB(『Minecraft』同梱版)」[102]、2017年2月23日「Xbox One S 1 TB(『Forza Horizon 3』同梱版)」[103]、2018年2月20日「Xbox One S 1TB( 『PlayerUnknown's Battlegrounds』同梱版)」[104]
Xbox One X
Xbox One X
ゲームのプレイ中の性能が4K画質相当に強化されたXbox Oneのモデル。全体的な性能もPS4 Proを上回っている。2017年11月7日に日本を含め世界同時発売[13]。なお日本では時差の関係で、全世界で最も速く発売される。これは歴代Xboxシリーズ初となる[14]。これとは別に、本体及びコントローラーに開発時点でのコードネームである「Project Scorpio」ロゴとドット パターンによるグラデーションを施したスペシャル デザインの本体に、同じく「Project Scorpio」ロゴを配したコントローラー、専用縦置きスタンドをセットにした初期限定モデル『Xbox One X Project Scorpio Edition』(プロジェクト スコーピオ エディション)も同日限定発売となる[105]。なお、2018年11月8日には本体の上部色をオフホワイトにした「Xbox One X ホワイト スペシャル エディション」を数量限定で発売[106]。同日に、カラーをホワイト スペシャル エディションと同じオフホワイトでまとめた「Xbox Elite ワイヤレス コントローラー (ホワイト スペシャル エディション)」も同じく数量限定で発売される。
Xbox One S All Digital Edition
2019年5月7日発売[107]。Xbox One Sから光学ドライブを省いたもので、1TBのHDDを搭載したもの。『Forza Horizon 3』と『Minecraft』のダウンロードコード付属。

互換機

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Xbox Series X/S

Xbox Series X/Sはスペックが大幅に向上しているが、互換性の都合上OSは共通のものとなっている。Xbox Series X専用BD-ROMはXbox Oneに挿入してもエラーが発生して起動できないが、スマートデリバリー対応作品は双方のハードで別のエディションが起動可能。シリーズX/SではXbox Oneフォーマットの全てのゲームを起動できるが、Xbox One向けKinectを必ず使用しないといけない作品とEA Play Hub、Oneguideのみ起動が不可能。

内蔵ソフトウェア・サービス

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OS

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3つのOSが用意され、ゲーム用のXbox OS、Windowsのカスタムカーネル(標準Windowsアプリケーションとの互換性は持たない[108][109]が、ユニバーサルWindowsプラットフォームに対応[110])、およびそれらを切り替えるためのOS(ハイパーバイザ)が稼動する[15]。このシステムにより、2023年時点ではTwitchを使用したライブストリーミングも可能。

現状、アプリケーション用OSはOneguide、Apple MusicSpotify、設定、Microsoft Edgeなどの一部例外のアプリを除くほぼすべてのアプリケーションで使用される。ただし、メモリを圧迫する場合、メディア用アプリケーションの起動時にゲームが強制終了する、またはその逆がある。

Xbox One以降は本体の電源ボタンが「Xboxボタン」に変更され、本体に付属するボタンはXboxボタンとコントローラーのペアリング用ボタン、ディスクイジェクトボタンのみとなった。ただし、初代Xbox Oneのみボタンが静電気式タッチパネルである。本体に通電すると、スリープモードを有効にしているかどうかに関わらず必ず本体は一度起動する。その後、本体のボタンを押す、コントローラーかメディアリモコンのXboxボタンを押すか、ライセンスコントローラーを有線で接続してXboxボタンを押すと本体は起動する(接続直後に起動する場合もある)。

OSの改良は2013年の発売後、2015年(Windows 10ベースに変更)、2017年、2020年、2021年、2023年に行われている。

Xbox ネットワーク (旧 Xbox Live)

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Microsoft Azureと一体化され、30万台のサーバが用意される[88]。セグメントごとのダウンロードやバックグラウンドでの更新ができる[88]。クラウドに処理を一部負担させることもできる[62]

Xbox Play Anywhere

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Xbox版とWindows PC版のどちらかのダウンロード版を購入すれば、どちらのプラットフォームでもプレイできるサービスである(クロスバイ・クロスセーブに近い)[111]。XboxとWindows PCの境界線のない未来を目指している[112][113]。ただし、一部のゲーム作品はWindows版とXbox版を分けて販売したり、Windows版のオンラインプレイにXbox Live Gold (Xbox Game Pass CoreまたはUltimate)への加入を強制する作品が存在していたりするため注意が必要。

Achievement
「拡張された実績」システムにより重要な瞬間を録画する[88]。過程の実績も表示する[114]。複数のゲームを跨ぎコミュニティで解除する「チャレンジ」も存在する。
EA Play[115]
エレクトロニック・アーツのXbox One向け定額サービス。Xbox Game PassのUltimateプランに含まれるため、Game Pass向けの一部提供作品と異なり、ほとんどのEA Play作品が有限期間で配信を終了するリスクが少ない。UBISOFT+はアクティビジョン買収の件があってPS Plus側にUBISOFT+のバンドル権利が契約される状態となったため[116]、Game Passには含まれていないが、通常のGame Passの中にUBIソフトの作品が一部存在する。

後方互換

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Xbox 360とのハードウェア的な後方互換はなく、発売時点ではXbox 360用ゲームディスクをそのまま使用することはできなかったが、アバターや実績などを持ち越せる[56]。Xbox 360版アバターはXbox One内のアプリである「Xbox Avatar Legacy」上から姿を編集できるが、アバター用追加パーツの購入は不可能。このほか、後に追加されたXbox One以降のXboxでプロフィールメニューを表示した場合にのみ登場する新型アバターも存在する(編集は「Xbox Avatar」から可能。)

2015年のアップデートにて、エミュレーター上で調整されたXbox 360のOS、およびエミュレーター側に内蔵されたゲームをそのまま起動する形で、後方互換機能が実現した。ただし、すべてのゲームが動作するわけではなく、人気作を中心とした一部のゲーム(特に海外製のゲーム)のみの対応となり、Xbox Oneの機能追加(2015年)から随時、互換対応タイトルの追加がなされてきたが2021年11月16日をもってタイトルの追加は終了した[117]。これにより、最終的に全Xbox 360作品のうち約29%が後方互換に対応することになった。 Xbox(初代)のごく一部の作品も2017年から互換に対応しているが、ダウンロード版の初代Xboxソフトは別途購入が必要。

後方互換対応作品は版権・法律的な問題を互換実装の協議を開始した時点で解決でき、Kinectなどの技術的な障壁が存在せず、リージョンロックが行われていた360時代と比較して倫理的に問題が発生しない作品のみが互換に対応した。

後方互換に対応した作品のリストはXbox 360のゲームソフト一覧Xboxのゲームソフト一覧Xbox Live Arcadeのゲームソフト一覧を参照。リージョンロックが存在しないため、本来日本地域で発売されていない作品でもディスク挿入で動作する場合がある。

  • 後方互換に対応しているXbox 360用ゲームディスクをディスクスロットに挿入した場合、同タイトルが自動的にダウンロードされ、当該ディスクを挿入した場合のみゲームは起動する。Xbox 360実機においてはディスク交換が必要とされるタイトルであってもディスク交換の必要はない。ダウンロード版の場合はマイコレクションに追加され、ダウンロードの後に起動できる。
  • Xbox OneはCDの音源マウントができないため、360ソフトでも「カスタムサウンドトラック」は使用できない。
  • 強制的にPALの25fpsとゲームを同期させたい場合は、50Hzに対応したディスプレイを用意し、Xbox本体の設定を変更すれば可能である。ただし、一部作品のOne X EnhancedまたはFPS Boost処理に対応した作品などはNTSC/PALのフレームレートを無視する機能が搭載。また、すべてのゲームのインタレース処理は常時解除され、Xbox本体の仕様からディスプレイにインタレース出力することは不可能である。
  • 非対応ディスクを挿入した場合、専用のエラーが表示される。二枚組ディスクで片方がインストール専用のXbox 360ゲームディスクだった場合、インストールを行わない一枚目のディスクのみが互換に対応しており、インストールで足りない部分は最初からゲーム内に含まれている。HALO 3などに付属する「ボーナスディスク」も基本的に非対応。
  • バージョンアップが必要なアプリの場合は、最新のバージョンを含有したOne仕様の360向けゲームのデータが強制的にインストールされる。よってディスクを直接読み出してXbox 360製ゲームのインストールをしているわけではないので、Xbox 360に存在していた「ディスクデータのダウンロード」機能と同等ではない。
  • この後方互換が実現した作品でも、互換対応後にオンラインサービスを終了する作品が存在した。(『バトルフィールド1943』など。)また、Xbox Live終了後にデジタル版のみで販売されていた作品を打ち切ったことで新規購入を完全に封印した作品も存在。(セガXbox Live Arcade一部作品など。)
  • Xbox 360用アバターの編集はXbox Oneのアバター編集アプリケーションから行う。そのため、アバターアイテムの購入はXbox One上からできない。
  • セーブデータはユーザーのクラウドストレージ上にのみ保存される。Xbox 360実機のセーブデータをクラウドストレージに移動させることは無料である。(2023年時点)また、初代Xboxのゲームもクラウドセーブ自体はXbox One側のサーバーで行われる。
  • Xbox用ゲーム、Xbox 360用ゲームの開始前には必ず機種に応じたXboxの起動画面が表示される。ただし初代Xboxの起動画面から「microsoft」の表記が消滅している。HDR対応作品(One X Enhancedの一部作品、Auto HDR対応作品)は起動画面より前にHDR化の処理が行われる。
  • DLCは各自でXbox One本体からダウンロード・購入する。特に2024年8月の360本体でのマーケットプレイス終了後は360とOne以降で購入した履歴が完全に統合されたため、Oneから360のDLCを購入し、360本体でDLCをダウンロードすることは可能。
  • Xbox 360版kinectの互換には非対応である。これはXbox 360のOSの仕様上の問題が原因で、Xbox One用KINECTをXbox 360用ソフトで使うこともできない。
  • Xbox(初代)のゲームのほとんどは画面サイズが自動的に4:3になるが、画質はXbox Oneの解像度に依存し、自動でドルビーデジタル音源が出力される(ムービー演出は元の画質のまま)。『BLACK』、『デッド オア アライブ3』などでは16:9が最初から想定されているため16:9の画面比率になる。
  • ボイスチャットは引き続き全作で互換が保証されている。
  • 初代XboxのXbox Liveサービスは2010年に終了しており、オンライン機能などは使用できない。仮にXbox Liveの項目を閲覧しようとしてもOne側のエラー画面でブロックされるため、非公式サーバーへの接続も事実上封印されている。ただし、LAN端子などを使用したローカル対戦は理論上可能である。
  • マルチプラットフォーム用のXbox 360作品の中で、Xbox One版が存在する作品は一部非対応。カプコンなどはOne版でのリマスター版を作ることを理由に一部作品を互換対象外にしたケースもある。『Call Of Duty』シリーズ、『Monopoly Deal/Plus』、『ウォーキングデッド』関連作、『スクリームライド』などは例外。
  • Xbox Game Passによるクラウドプレイでも起動可能なXbox 360作品が一部存在。
  • Xbox 360のゲーム内でXbox ダッシュボードを開く場合、メニューボタンとビューボタンを同時押しする必要がある。また、Xbox 360、Xboxのプレイ中にXboxボタンを短時間押した場合に開くゲームバーの画面が表示されると、自動的にゲーム内の音声がミュートになる。
  • 初代Xboxの一部ゲームに内蔵されているプレイデモは封印される。
  • レアリプレイはXbox 360本編の一部のゲーム作品がプレイ可能になるDRM認証が内蔵されているが、「RARE REPLAY」ロゴのついた360作品とついていない360作品に内容の差はなく、どちらも同じDRM認証で解禁される。「RARE REPLAY」本編はONE用ゲームとなる。
  • NTSC/J版のXbox Live Arcade オムニバスディスクは互換非対応。NTSC版は対応。
  • Xbox One XまたはXbox Series Xを使用している場合、One Xエンハンスドが適応できる作品で、パフォーマンス処理を優先させる場合はXbox 360側のダッシュボードから設定のうち追加されたOne Xアップコンバート用の項目を変更する必要がある。ただし、 Series以降はOne Xエンハンスドだけでなく、SeriesのGPUが持つ特殊な機能によって解像度やフレームレートが強化される作品も存在。
  • 技術上の問題から、セーブデータの領域に直接DLCのデータをマウントするボーナスディスクを有した一部の作品(マスエフェクトなど)は1枚目ディスクの起動によるDLCのアンロックに対応していない。ただし、実機にボーナスディスクを挿入した時、「Expansion Installer」と表示されるディスクは1枚目ディスクによるインストールに対応している。例外としては、Fallout3 GOTY Edition版、Fallout New Vegas GOTY版、CLASSICS版マフィア2(北米のみ)、Star Wars Force Unleashed Ultimate Sith Editionは二枚目のディスクでDLCがすべて内蔵された本編をプレイすることができる。
  • 互換対応当初からあらゆる手段を使用してもディスクでしかプレイできない作品は日本版のバイオハザード オペレーションラクーンシティなどごく一部のみである。

Xbox One X Enhanced

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Xbox Oneタイトルに高解像度、より速いフレームレート、改善されたテクスチャなどのアップデートを行ったタイトルのことでXbox One X対応作品では最大16倍、それ以外の作品では最大4倍の解像度に高解像度化されて動作する。グラフィックの飛躍的な向上が行われるが、通常のXbox Oneで起動する場合のゲームデータと同一である。

HDR

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Xbox One S以降はHDR10,Dolby Visionに対応。HDRは「設定」アプリからHDR10,Dolby Visionを許可した後、HDR調整用の専用アプリケーションから明度の調整を行う。Xbox One X Enhancedを使用する場合、ゲームで使用されるHDRフォーマットはHDR10になるが、Series X/SではHDR10をDolby Visionに自動アップコンバートするケースがある。

メディアディスクの挿入

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Xbox Oneでは、Xbox 360から引き続きCD,DVD,Blu-rayの読み込みに対応。ただし、8cmディスクは非対応となった。メディアディスクはすべてディスク挿入後に「Blu-ray Disc」アプリを起動しなければ再生できないが、ソフトウェア依存のプレイヤーである。このほか、USBメモリなどからメディアファイルを再生できる「メディアプレイヤー」のアプリもダウンロードでき、そのアプリ上から外付けUSB上の映像・写真・音楽、DLNA再生が可能だが、DTCP-IPは非対応。Ultra HD Blu-rayは4k映像出力が可能なXbox One S以降のモデルで可能。CDを挿入した場合は「Windows Media Player」が起動し、CD情報のインデックスも自動的に取得される。ただし、インデックスの複数候補の選択、カスタムサウンドトラックのための音源の内臓ストレージへのマウントは不可能。USBメモリから音源を再生することは可能。

DVDやブルーレイでは「メインメニュー」と「タイトルメニュー」のボタンが分割されているが、コントローラーのMENUボタンを押した際はタイトルメニューに遷移する。

ボタン対応表
Xbox One用ソフト Xbox 360用ソフト Xbox用ソフト
左右スティック 左右スティック 左右スティック 左右スティック
十字ボタン 十字ボタン 十字ボタン 十字ボタン
B B B B
A A A A
Y Y Y Y
X X X X
LT LT LT L
LB LB LB DUKE
RT RT RT R
RB RB RB SELECT
VIEW VIEW START START
MENU MENU BACK BACK

テレビ放送(OneGuide)

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アメリカにおいては、ケーブルテレビチューナー→テレビと接続されているが、これをケーブルテレビチューナー→Xbox One→テレビと接続することでテレビ放送に関連した情報などをオーバーレイ表示できる機能があり、「OneGuide」という名のアプリでXbox Oneシリーズ上に存在する。これはNFLの中継で試合の情報を提供したり、連動ゲームをプレイできるサービスで利用される見込みである。またテレビの電源からケーブルテレビのチャンネルの切替まですべて音声で操作できる。チャンネルの変更には専用のテレビガイド(EPG)サービスも利用できる[118]。Xbox Oneにはゲームと並行してSkypeによる複数間のビデオチャットを同時に行える「Snap」機能があるが、この接続方法によりテレビ放送とゲームも同時に楽しめる[88]。ただし、oneguide内の画面をキャプチャ・ストリーミングすることは2019年末にできなくなり、放送とoneguideが連動する機能は2021年5月に終了した。[119]入力可能な音源は2ch LPCMおよびドルビーデジタルのみである。ドルビーデジタル5.1chを入力させる場合は設定の変更が必要。アメリカのATSCで放送される外付けチューナーをUSBでXbox One本体に接続し、視聴することも可能である。

日本国内においては発売時点では対応せず、将来的に実現するものと公表されている[120]。ソリューションとしてピクセラのPIX-BR310W/PIX-BR310W-Xがある[121]

ID@Xbox

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2013年7月、マイクロソフトはインディーズなどが市販のXbox One本体を開発機器として使用し、制作した作品を公開できる(セルフパブリッシング)ようにする計画を発表[122][123][124]、Xbox Live、Kinect、クラウド、実績にも対応するとした[123]。「全ての人がクリエーターに」というマイクロソフトのビジョンによる一環であった[123]。約1年後の2014年7月、マイクロソフトの技術部門担当者の発言として、市販のXbox One本体を開発機器として利用できるようにする計画の撤回が報じられたが[125]、マイクロソフトの広報担当者はこれを否定した[126]。他社のゲーム機版でも同一タイトルを供給する場合(Xbox One・PS4・Wii U版などのクロスプラットフォームで発売する場合)、「Xbox One版が後回しになってはならない」という制約(同時発売条項)が存在し、インディー開発者から制約の撤廃を求める声が挙がっている[127][128]。逆に、クロスプラットフォームに対応していない作品ではPS版が先に発売されるケースが頻繁に発生している。

ゲームアプリに関してはID@Xboxに参加する必要があるが、それ以外のアプリではUWPアプリと同様で一般の個人開発者でも配信が可能となっている[129][130]

DRM

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Xbox OneのDRM(デジタル著作権管理)は反発が相次いだことから発表当初から変更が施されたが、本来は以下の通りで進める予定だった[131]

  • ゲームソフトはHDDとクラウドのライブラリに保存されるため、パッケージ版でも、インストール・オンライン認証を行う必要がある(ディスクレス)[131]
  • 最大で24時間はオフラインでもプレイ可能だが、オフラインのまま24時間が経過するとゲームを起動できなくなるため、1日に1度は認証が必要となる[132]
  • 別の本体からライブラリにアクセスする場合は、1時間に1回の認証が必要となるが、10名まで指定できる「ファミリー」もアクセスできる[131]
  • ソフトの譲渡についてはパブリッシャーが許可したソフトで30日間以上の「フレンド」のみに行える[131]

ところが仕様発表後、ユーザーや業界からクレームが相次ぎ、PlayStation 4の仕様発表時には「ゲームは今まで通り遊べる」と発言しただけで会場から大歓声が起こっただけでなく、「PlayStation 4でゲームを貸し借りする方法」という動画を製作し、Xbox Oneとの違いを強調してきたことを受け、6月19日付のXbox One公式ブログ「Xbox Wire」で仕様の一部を以下に変更することを明らかにしている[133]

  • 初回起動時のオンライン確認を済ませば、以降オンラインによる認証は不要だが、パッケージ版は認証のためにディスクを入れておく必要はある[133]
  • ソフト譲渡の認証・中古販売の制限は行わない[133]
  • クラウド上の購入したライブラリには、パッケージ版は含まれなくなり、10人までの家族間共有もなくなった。
  • ダウンロード版はXbox 360と同様の仕組みである[注釈 19]

このため、工場出荷時の最初期のXbox Oneのみ旧DRMのシステムとなっているが、一度でも本体OSのアップデートをすることでそのDRMシステムは削除されてしまう。上記から9年後の2022年9月20日、更に仕様を変更しパッケージ版でソフトを起動する際、初回起動時のオンライン確認も不要になった。これにより、遠い将来Xboxサーバーが閉鎖された場合でもゲームを起動できる状態になった。ただし、スマートデリバリー対応ディスクの一部タイトルは初回時のみオンライン認証が今まで通り必要であり、ダウンロード版やXbox Game Pass、後方互換機能でのXbox 360、初代Xboxタイトルは常時オンライン認証が必要である。[134][135]また、本体にサインインしたMicrosoftアカウントを「ホーム Xbox」に設定すれば、サインアウトした後やオフラインの状態でDRM認証されたダウンロード作品も引き続きプレイすることが可能な状態になる。ただし、設定をバックアップせずに本体を初期化した場合はホーム Xboxが次回サインインするまで資格が消滅し、同一アカウントで一年に五回以上ホームXboxの本体を変更することもできない。ホーム Xboxに登録できない状態になっても、ゲームを起動する前にプレイしたいゲームを購入したアカウントで一度サインインし、再び元のアカウントにサインインすると他人のユーザーが購入したゲームも引き続きプレイできる状態になる。[136]

また、リージョンコードによる制限もなくなったため、日本国内のハードで海外版ソフトをプレイすることが可能である。また、PlayStation系列と異なり、DLCにリージョンロックを掛けることがない。ゲームソフトはリージョンコードがなくなったが、DVDBlu-ray Discには本体側に引き続きリージョンが記録されているため、日本国内のハードで海外版DVDなどを観るときには制限がある。メディアディスクのリージョンコード、および本体に添付されたシールは本体の設計が地域ごとに変更された唯一の箇所でもある。[注釈 20]

なお、中華人民共和国本土で販売されるXbox OneやXbox Series X/Sは全ゲームにリージョンロックがかかるため、国際統一仕様ではない。

Discordとの連携

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2022年9月14日の本体アップデートによりXbox Series X/S、Xbox One本体でDiscordのボイスチャット機能が利用可能になった。この機能はDiscordアカウントとXboxアカウントを連携させDiscordを使い、スマホ等からXbox本体に転送することで実現された[137][138]。また2022年11月16日の本体アップデートでXbox Series X/S、Xbox One本体から直接利用できるようになった[139]

システムアップデート

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Xbox One以降はWindows 8(2015年以降はWindows 10基準のバージョン)がOSに採用されたことで、システムアップデートもWindowsと同じメカニズムで行われるようになった。基本的に本体の起動時に更新データを受信すると警告画面が表示され、それ以前のバージョンをそのまま使う場合はオフラインでしか遊べない状態になる。従来のWindowsと同じ更新であるため、更新は「ダウンロード」、「検証(Vertify)」「適用(Apply)」、の三段階に分けて行われる。「適用」のステップに入る直前に必ずXbox Oneが再起動する。HDDを非公式に交換した場合などはOSのデータが消し飛んでしまうため、BIOS上でエラー画面が表示されるが、USBメモリなどを経由した「オフラインシステムアップデート(OSU)」を経由し、OSを再インストールすれば再びXbox Oneが使えるようになる。ただし、初期型Xbox Oneで2023年現在のOSに更新する場合、初期型の本体のバージョンによっては二回異なるデータでオフラインシステムアップデートを行う必要がある。これはOSのWindowsバージョンを8から10にしてからでないと最新のアップデートデータをインストールできない場合があるためである。通常のアップデートでは「OSU1」のファイルのみを使う必要があるが、この状況の場合、Xbox Oneの本体のバージョンが「6.2.9781.0」だった場合のみOSU3、それ以外でOSのバージョンが「6.2.11791.0」より前のOSだった場合はOSU2のデータを、OSU1のアップデート前にインストールさせる必要がある。アップデート時にUSBメモリからOSUが吸い出され、そのOSUのデータが本体に適合したものであった場合は本体の起動音が二回連続で鳴り、失敗した場合は起動音が一回だけ鳴る[140]。また、本体の初期化も同じようにUSBメモリ内のデータのみで強制実行することが可能である[141]。2023年現在はXbox Series X/SとXbox OneのOSデータは完全に同一のものとなっており、UIも全く同じものが使いまわされているが、使用できる機能に大幅な差がある。

ゲームソフト

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詳細は「Xbox Oneのゲームタイトル一覧」を参照。また、Xbox 360及び初代Xboxの後方互換対応タイトルも動作する。

さらにXbox One、次世代機であるXbox Series X/S、Xbox Oneともにリージョンフリーなため、地域設定を変えると海外ストアに入り海外版を簡単に買うことができる。[142]ただし、このシステムの都合上日本のゲーム会社が作成するギャルゲーはほとんどの作品で倫理的問題から発売できなくなった。ギフトコードの入力による作品の購入はリージョン制限(VPNによる制限またはMicrosoftアカウントの国地域設定による制限)が存在する。2017年以降に国内向けに製造されたXbox One、Xbox Series X用ディスクは入手が困難となっており、現状新規で流通しているディスクもほとんどがマイクロソフトの管轄内で作られた作品か、一部の有名な作品(スカーレットネクサスなど)にとどまっている。ダウンロード版ゲームの返品は購入時のゲームのリージョンを確認してから、マイクロソフト上の返金専用サイト[143]を言語を変更しつつアクセスする必要がある。

各国と地域での発売日

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発売日 国または地域
2013年11月22日
2014年9月2日
2014年9月4日[144]
日本の旗 日本
2014年9月5日
2014年9月15日
イスラエルの旗 イスラエル
2014年9月23日
2014年9月26日
ロシアの旗 ロシア
2014年9月29日
中華人民共和国の旗 中国

脚注

[編集]

注釈

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  1. ^ One、One S(9万3733台)とOne X(2万1069台)の合算[2]
  2. ^ 発売当初の仕様。2015年にWindows 10ベースの物に刷新。この影響からXbox Oneの初代モデルのみ、フォームウェアアップデートを行う場合は二回異なるデータを経由して行う必要がある場合がある[要出典]
  3. ^ One版のゲーム内でDTSを使用する作品はUBIソフトなどのごく一部の作品のみである[要出典]
  4. ^ ただし、2024年にFallout4はPS5/Series X/S版が発売されたためパフォーマンスは前世代版でも一部改善された[要出典]
  5. ^ ヘイロー CE、コール・オブ・デューティ ブラックオプス2ギアーズ・オブ・ウォー 3DOOM 3 BFG
  6. ^ Kinectの互換性がないことからKinect専用Xbox 360タイトルは後方互換に対応していない
  7. ^ ただし、「Xbox 360 コントローラ」のようにコンソール特有の名前を有したドライバーは、Xbox One用のコントローラーを接続しても存在しない。
  8. ^ ほぼDUALSHOCK 4と同じ仕様であるが、コントローラの規格上BluetoothではなくWi-Fi Directで音声を伝送し、ハイレゾ音源に非対応。
  9. ^ Xbox Elite ワイヤレスコントローラー シリーズ2を除く
  10. ^ Xbox ワイヤレス コントローラーと共通の仕様
  11. ^ シリーズ2では"既定スロット"(全インジケータ消灯)と"既定プロフィール"があり、"既定スロット"には"既定プロフィール"が固定され変更は出来ない。"既定スロット"選択時は背面のパドルが無効になる。"既定プロフィール"には標準のボタン割当が保存されている。(なお、"既定プロフィール"にはパドルにA,B,X,Yが割当られており、"既定プロフィール"をユーザースロットに設定した際に有効になる。)
  12. ^ コントローラー側のスイッチで設定した最大稼働域に合わせて、プロフィール側の入力範囲も自動で連動する機能。連動しないオリジナルは、スイッチの位置に合わせてプロフィール側も手動で設定しないと正しく動作しない。
  13. ^ (オリジナルを基準として比較、以下同じ)
  14. ^ (パドル操作が無効となっている"既定スロット"が選択される)
  15. ^ シリーズ2とオリジナルはスティックと本体側軸との接続形状が異なり、互換性はない
  16. ^ Day One(2013年11月)に発売された国は、アメリカ・カナダ・メキシコ・ブラジル・イギリス・アイルランド・フランス・ドイツ・スペイン・イタリア・オーストリア・オーストラリア・ニュージーランドの合計13か国である。なお、日本は Tier 2 (第二陣)に属しており後発となった。
  17. ^ アップデートで対応。
  18. ^ 2015年以降に製造されたXbox Oneのコントローラーで可能。
  19. ^ 基本的にゲームデータはグローバルリージョン対応のものがほとんどであるが、Xbox 360などの後方互換ソフトでは、挿入したディスクによってゲームデータのリージョンが区別される場合がある。
  20. ^ Xbox Series X/S以降では本体に張り付けられたシールも国際統一仕様に変更された。具体的には、Oneでは2014年までのモデルでは日本で売る本体は日本向けの技適マークしか記載されず、2015年以降のモデルで発売される本体に記載される技適マークが少し増やされ、アジアの他地域でも販売するための規格を満たしていた。しかし、One S/Xでは技適マークVCCIマークPSEマークのみが日本の本体で印字されていた。Series以降はCEマーク、NOMマーク、EACマーク、ULマーク、KCsマークなどの国際的な技術適合マークがすべて一枚のシールに印字された[要出典]

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参考文献

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関連項目

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ゲームタイトル一覧
その他

外部リンク

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