Microsoftはがきスタジオ
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開発元 | マイクロソフト株式会社 |
---|---|
初版 | 1997年10月24日 |
最新版 |
2007
/ 2006年10月6日 |
対応OS | Microsoft Windows |
対応言語 | 日本語 |
サポート状況 | サポート終了 |
種別 | はがき作成ソフト |
ライセンス | Microsoft EULA |
公式サイト | Microsoft はがきスタジオ |
Microsoftはがきスタジオ(まいくろそふと- )は、マイクロソフト株式会社(現:日本マイクロソフト株式会社)がかつて開発・販売した、はがき作成ソフトウェアである。
1997年10月に最初のバージョンが発売され、その後は年賀状の作成が必要になる秋頃に毎年発売されていたが、2007年6月に販売終了が発表された[1]。最終バージョンとなった2007も2010年1月12日にサポートを終了した[2]。
特徴
[編集]基本的にマイクロソフトのソフトウェアは、米国のマイクロソフトコーポレーションにおいて企画・開発が進められ世界中に販売されることが原則とされているなかで、本ソフトはマイクロソフトの日本法人が企画・開発を手がけ、日本市場のみで発売された珍しいソフトである。
デザイン作成のユーザーインターフェイスは、リリース時点でのMicrosoft Wordをベースとしており、オートシェイプやWord Artなどの機能が装備されている。ファイル形式はMicrosoft Officeとは異なる独自のもので、拡張子は住所録ファイルが「.hsa」 デザイン(文面)ファイルが「.hsd」である。
バージョン履歴
[編集]- Microsoft はがきスタジオ
- 1997年10月24日発売。
- Microsoft Family Package 97に「Microsoftはがきスタジオ97」としても同梱
- 1998年5月28日、Ver.1.5として「はがきスタジオ 98 夏」を発売。旧バージョン利用者にも無償アップグレードが提供された[3]。
- 2003年9月30日、サポート終了[2]。
- Microsoft はがきスタジオ 2
- 1998年10月23日発売[4]。しかし不具合が見つかり同日夕方、販売を中止[5]。再開するも12月に再度問題が見つかりアップデートキットを配布した[6]。
- 同日発売されたMicrosoft Family Package 2にも収録されているが、こちらには単体版には収録されないイラストが追加収録されている[7]。
- 2003年9月30日、サポート終了[2]。
- Microsoft はがきスタジオ2000
- 1999年10月15日発売[8]。
- Microsoft Works Suite 2000にも同梱。
- 2003年9月30日、サポート終了[2]。
- Microsoft はがきスタジオ 2001
- Microsoft はがきスタジオ Version 2002
- Microsoft はがきスタジオ Version 2003
- 2002年9月27日発売[12][13]。
- ラインアップを変更し、5製品になる。
- 「通常版/CD-ROM版」
- 「通常版/DVD-ROM版」
- 「乗り換えアップグレード/CD-ROM版」
- デジカメスタジオ 2003を付属した「デラックス/CD-ROM版」
- デジカメスタジオ 2003、Microsoft Officeテンプレートパッケージ Version 2002、Microsoft Zoo Tycoon、Microsoft エンカルタ百科事典 2003 ベーシック、Microsoft ケータイ編集ツールを付属した「ファミリー パッケージ/CD-ROM版」
- 2005年12月31日、サポート終了[2]。
- Microsoft はがきスタジオ Version 2004
- 2003年9月26日発売[14][15]。
- ラインナップは以下の4製品となる。
- 「通常版/CD-ROM版」
- 「通常版/DVD-ROM版」
- 「乗り換えアップグレード/CD-ROM版」
- デジカメスタジオ 9を同梱した「デラックス版」
- 2007年1月9日、サポート終了[2]。
- Microsoft はがきスタジオ Version 2005
- 2004年10月15日発売[16]。
- ラインナップは以下の4製品となる。
- 「通常版」
- 「乗り換えアップグレード版」
- Digital Image Album 10が同梱した「デラックス版」
- ダウンロード販売専用「はがきスタジオ Basic 平成17年版」
- 2008年1月8日、サポート終了[2]。
- Microsoft はがきスタジオ 2006
- 2005年10月7日発売[17]。
- ラインナップは以下の3製品となる。
- 「通常版」
- 「乗り換えアップグレード版」
- ダウンロード販売専用「はがきスタジオ Select 2006」
- 2009年1月13日、サポート終了[2]。
- Microsoft はがきスタジオ2007
脚注
[編集]注釈・出典
[編集]- ^ “マイクロソフト、国内でも「Digital Image」シリーズを打ち切り”. pc.watch.impress.co.jp. 2019年11月30日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k “製品のライフサイクルの検索”. support.microsoft.com. 2019年11月22日閲覧。
- ^ “Microsoft はがきスタジオ Version1.5 アップグレード”. 2019年11月23日閲覧。
- ^ “マイクロソフト、「はがきスタジオ2」”. pc.watch.impress.co.jp. 2019年11月22日閲覧。
- ^ “マイクロソフト、「はがきスタジオ2」を店頭から一時撤去”. pc.watch.impress.co.jp. 2019年11月22日閲覧。
- ^ “マイクロソフト、はがきスタジオ2にふたたび不具合”. pc.watch.impress.co.jp. 2019年11月22日閲覧。
- ^ “マイクロソフト、地図や乗り換え案内と連携した「Office 97」など”. pc.watch.impress.co.jp. 2019年11月22日閲覧。
- ^ “マイクロソフト、はがきスタジオ2000”. pc.watch.impress.co.jp. 2019年11月22日閲覧。
- ^ “マイクロソフト、オリジナル志向のはがき作成を追及「はがきスタジオ 2001」”. pc.watch.impress.co.jp. 2019年11月22日閲覧。
- ^ “マイクロソフト、家庭向け統合ソフト「Microsoft Family Package」”. pc.watch.impress.co.jp. 2019年11月22日閲覧。
- ^ “マイクロソフト、「つまずかない」をコンセプトにした年賀状ソフト”. pc.watch.impress.co.jp. 2019年11月22日閲覧。
- ^ “マイクロソフト、家庭向けソフト4シリーズ9製品”. pc.watch.impress.co.jp. 2019年11月22日閲覧。
- ^ “「Microsoft(R) はがきスタジオ Version 2003」シリーズ5製品を9月27日(金)より順次発売”. web.archive.org (2002年12月2日). 2019年11月22日閲覧。
- ^ “マイクロソフト、「はがきスタジオ 2004」など家庭向けソフトを発表”. internet.watch.impress.co.jp. 2019年11月22日閲覧。
- ^ ASCII. “マイクロソフト、『はがきスタジオ 2004』など家庭向け3製品を発表――年内発売予定の“チルト ホイール”搭載マウスも参考展示”. ASCII.jp. 2019年11月22日閲覧。
- ^ “マイクロソフト、「Money」、「はがきスタジオ」など家庭向けソフト4製品”. pc.watch.impress.co.jp. 2019年11月22日閲覧。
- ^ ASCII. “マイクロソフト、はがき作成ソフト『Microsoft はがきスタジオ 2006』と個人向け資産管理ソフト『Microsoft Money 2006』を発表──自動ではがきのレイアウトしてくれる機能をデモ”. ASCII.jp. 2019年11月22日閲覧。
- ^ “マイクロソフト、写真加工を強化した「はがきスタジオ2007」”. pc.watch.impress.co.jp. 2019年11月22日閲覧。
- ^ ASCII. “マイクロソフト、はがき/住所録作成ソフト『Microsoft はがきスタジオ 2007』を発売”. ASCII.jp. 2019年11月22日閲覧。
- ^ “「Microsoft(R) はがきスタジオ 2007」 10 月 6 日(金)発売”. web.archive.org (2007年12月18日). 2019年11月22日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- Microsoft はがきスタジオ 2007 | ホーム - ウェイバックマシン(2007年3月9日アーカイブ分)