アダムスピーク (競走馬)
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アダムスピーク | |
---|---|
欧字表記 | Adam's Peak |
品種 | サラブレッド |
性別 | 牡 |
毛色 | 黒鹿毛 |
生誕 | 2009年2月12日 |
登録日 | 2011年5月4日 |
抹消日 | 2015年3月5日[1] |
父 | ディープインパクト |
母 | シンハリーズ |
母の父 | Singspiel |
生国 | 日本(北海道安平町) |
生産者 | ノーザンファーム |
馬主 | キャロットファーム |
調教師 | 石坂正(栗東) |
競走成績 | |
生涯成績 | 8戦3勝 |
獲得賞金 | 5581万4000円 |
勝ち鞍 | GIII:ラジオNIKKEI杯2歳ステークス(2011年) |
アダムスピーク (英: Adam's Peak) とは日本の競走馬である。馬名の由来はスリランカの聖地名アダムスピークから。
主な勝ち鞍は2011年のラジオNIKKEI杯2歳ステークス。
経歴
[編集]2歳(2011年)
[編集]阪神競馬場の芝2000mの新馬戦でクリストフ・ルメールを鞍上に迎えてデビューし、2番人気に支持され、後続に2馬身半差で勝利した。
次走のラジオNIKKEI杯2歳ステークスでは、道中を先行し、直線で馬群を割って抜け出し2着のゴールドシップに1馬身半差をつけ優勝し、デビュー2連勝を飾った。
3歳(2012年)
[編集]3月4日の弥生賞に1番人気で出走。道中好位追走も直線で伸び切れず8着に沈んだ。4月15日の皐月賞では先団追走も直線で失速しシンガリ18着と大敗した。その後鼻出血を発症したことがわかり、ダービー出走を断念することとなった。秋は神戸新聞杯から始動する予定だったが、9月に右前脚に屈腱炎を発症、長期休養に入った[2]。
5歳以降(2014年-)
[編集]1月の逢坂山特別(1000万条件)で約1年9か月ぶりに復帰[3]。復帰4戦目の1000万条件戦でラジオNIKKEI杯以来となる勝利を挙げた。その後再び脚を痛め、2015年3月5日付けで競走馬登録を抹消された。引退後はノーザンホースパークで乗馬となる[4]。2018年時点では、北海道帯広農業高等学校に繋養され、馬術大会に出場している[5]。
競走成績
[編集]競走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離(馬場) | 頭 数 |
枠 番 |
馬 番 |
オッズ (人気) |
着順 | タイム (上り3F) |
着差 | 騎手 | 斤量 | 1着馬(2着馬) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2011.12. 4 | 阪神 | 2歳新馬 | 芝2000m(良) | 8 | 4 | 4 | 3.1(2人) | 1着 | 2:06.0 (34.6) | -0.4 | C.ルメール | 55kg | (ダノンキセキ) | |
9.10 | 阪神 | ラジオNIKKEI杯2歳S | GIII | 芝2000m(良) | 16 | 1 | 2 | 10.0(4人) | 1着 | 2:02.4 (35.1) | -0.2 | C.ルメール | 55kg | (ゴールドシップ) |
2012. 3. 4 | 中山 | 弥生賞 | GII | 芝2000m(稍) | 15 | 7 | 12 | 2.9(1人) | 8着 | 2:04.4 (35.4) | 0.5 | 内田博幸 | 56kg | コスモオオゾラ |
4.15 | 中山 | 皐月賞 | GI | 芝2000m(稍) | 18 | 1 | 2 | 12.9(5人) | 18着 | 2:04.8 (40.2) | 3.5 | N.ピンナ | 57kg | ゴールドシップ |
2014. 1.11 | 京都 | 逢坂山特別 | 1000万下 | 芝1800m(良) | 14 | 5 | 8 | 4.0(1人) | 6着 | 1:47.3 (36.1) | 0.4 | 福永祐一 | 57kg | タガノエンブレム |
1.25 | 京都 | 花見小路特別 | 1000万下 | 芝1600m(良) | 10 | 7 | 8 | 2.0(1人) | 7着 | 1:34.0 (35.5) | 0.6 | C.ルメール | 57kg | ヒュウマ |
5.11 | 東京 | 日吉特別 | 1000万下 | ダ1600m(良) | 16 | 6 | 12 | 8.0(4人) | 2着 | 1:37.8 (35.7) | 0.1 | 浜中俊 | 57kg | メイショウソラーレ |
5.31 | 東京 | 4歳上1000万下 | ダ1600m(良) | 16 | 5 | 9 | 2.3(1人) | 1着 | 1:35.8 (36.9) | -0.1 | 内田博幸 | 57kg | (ハイパーチャージ) |
血統表
[編集]アダムスピークの血統(サンデーサイレンス系/Halo 3×4=18.75%、Northern Dancer 5×5=6.25%) | (血統表の出典) | |||
父 ディープインパクト 2002 鹿毛 |
父の父 *サンデーサイレンスSunday Silence 1986 青鹿毛 |
Halo | Hail to Reason | |
Cosmah | ||||
Wishing Well | Understanding | |||
Mountain Flower | ||||
父の母 *ウインドインハーヘア1991 鹿毛 |
Alzao | Lyphard | ||
Lady Rebecca | ||||
Burghclere | Busted | |||
Highclere | ||||
母 *シンハリーズ Singhalese 2002 栗毛 |
Singspiel 1992 鹿毛 |
In the Wings | Sadler's Wells | |
Hing Hawk | ||||
Glorious Song | Halo | |||
Ballade | ||||
母の母 Baize1993 栗毛 |
Efisio | Formidable | ||
Eldoret | ||||
Bayonne | Bay Express | |||
Lambay F-No.6-e |
- 母シンハリーズは2005年デルマーオークス優勝馬。また同年のアメリカンオークスステークスでは日本のシーザリオと対戦している(結果は3着)。
- 半妹リラヴァティ(父ゼンノロブロイ)は2016年マーメイドステークス優勝馬。全妹シンハライトは2016年優駿牝馬など重賞3勝。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “アダムスピークが引退、乗馬へ”. ラジオNIKKEI. 2022年7月10日閲覧。
- ^ “ワールドエース、アダムスピークが屈腱炎発症、復帰は未定”. netkeiba.com (2012年9月1日). 2015年3月5日閲覧。
- ^ “【逢坂山特別】アダムスピーク 1年9カ月ぶりの復帰に感慨”. スポニチアネックス (2014年1月9日). 2015年3月5日閲覧。
- ^ “アダムスピーク号が競走馬登録抹消”. 日本中央競馬会 (2015年3月5日). 2015年3月5日閲覧。
- ^ “第53回北海道春季馬術大会”. 北海道乗馬連盟. 2022年7月10日閲覧。
外部リンク
[編集]- 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、JBISサーチ、Racing Post