ドラえもんの登場人物一覧
ドラえもんの登場人物一覧(ドラえもんのとうじょうじんぶついちらん)では、藤子・F・不二雄の漫画および、それを原作としたアニメ『ドラえもん』に登場する人物を記述する。また、アナウンサー、動物、少年、少女など、クレジットでは役割名が表示されていない、もしくは各人物のクレジットが表記されていないことも稀にあるため、役割名、声優については、判明できるもののみを掲載する。
本項ではドラえもん (1973年のテレビアニメ)(日本テレビ版)をテレビアニメ第1作、ドラえもん (1979年のテレビアニメ)(テレビ朝日版)をテレビアニメ第2作第1期、ドラえもん (2005年のテレビアニメ)(テレビ朝日版)をテレビアニメ第2作第2期と表記する。
主要人物
ここでは、本作の主要人物を記述する。
作者の発言や関連書籍などではドラえもんが主人公とされる場合が多いが[注 1]、初期ではのび太が主人公とされる事もあった[1]。作者はインタビュー等で「ドラえもんが主人公でのび太は副主人公」であると発言した上で、ドラえもんに関しては日常の中に乱入した非日常の存在故に、あるいは日常から離れた大長編『夢と冒険の世界』だからこそ、ドラえもんや彼がポケットから取り出すひみつ道具が活躍出来ると述べている[2]。のび太に関しては作者の自己投影であり読者が共感を持ちやすい人物と発言しており[3]、物語の主な視点人物はのび太となっている。本編では、のび太を中心に展開する話が全作品中の多くを占めているが、ドラえもんとのび太が共に行動する話[4]もそこそこ存在し、ドラえもんを中心に展開する話も原作[5]・アニメ[注 2]共に少なからず存在する。
ドラえもんはほとんど[注 3]、のび太は全ての話に登場しており、次いで登場話数の多い人物(ジャイアン、スネ夫、しずか)とは登場話数で200話前後の差をつけている。しかし、テレビアニメではレギュラー5人の登場話数に差がつかないようになっている(原作で全く登場しない話でも、オリジナルの展開で登場する)。
なお、登場人物紹介及びテレビアニメのスタッフロールでのキャスト紹介はドラえもんが最初に紹介されており、のび太は2番目であることが多い。テレビアニメの字幕放送では、ドラえもんの台詞は主人公を表す黄色、のび太の台詞は準主人公を表す水色で表示される。
- ドラえもん
- 声 - 富田耕生→野沢雅子(以上、1973)→大山のぶ代(1979.4-2005.3)→水田わさび(2005.4以降)
- 声(黄色いドラえもん) - 高橋和枝(1980)→横山智佐(1995-1998)→水田わさび(2005.4以降)
- 演 - ジャン・レノ(トヨタ自動車コーポレートCM)
- 本作の主人公。 22世紀のネコ型ロボット。2112年9月3日、マツシバ工場生まれ。22世紀にいた頃にはガールフレンドがいたが、耳がなくなったのを彼女に笑われてわかれた。あまりにも悲惨な運命にあり、子孫に莫大な借金を残したのび太を助け歴史を変えるため現代にやってきた。未来のひみつ道具がいろいろ入った四次元ポケットを持つ。好きなものはどら焼き、大嫌いなものはネズミ[注 4]。
- 野比 のび太(のび のびた)
- 声 - 太田淑子(1973)→小原乃梨子(1979.4-2005.3、一時期の代役:丸山裕子(1979.7))→大原めぐみ(2005.4以降)
- 声(幼少時) - 大本眞基子(2000年、2004年の映画)→門脇舞以(2005.4以降)→大原めぐみ(2008年頃から)
- 声(成年時) - 塩屋浩三(1984. 11)→拡森信吾(1987-1990)→小原乃梨子(2000-2004)→大川透(2005.3)→川中子雅人(2005.8)→堀秀行(2006.4以降)→大原めぐみ(テレビリニューアル版、のび太の結婚前夜(2011.3))→妻夫木聡(STAND BY ME ドラえもん(2014.8))
- 演 - 坂本真(舞台「のび太とアニマル惑星」)、妻夫木聡(トヨタ自動車コーポレートCM)
- 本作の副主人公[注 5]。8月7日生まれ。小学4年生の少年(中盤から小学5年生)。
- 勉強も運動も苦手なうえ、それらを克服する努力を怠るなど駄目な人間の典型とされるが、実際は「やれば出来る」タイプの人間。普段はドラえもんやひみつ道具に頼りきりだが、時として自力で最後まで解決しようする芯の強い面もある[注 6]。
- ややお人好し過ぎるところがあるが、他者や生き物を思いやる優しさと仲間の為なら危険を顧みない勇気を持っており、劇場版などでは、そういった面が仲間達の心を動かすることとなる。あやとりと射的が得意。睡眠までの最短時間は0.93秒。
- 源 静香(みなもと しずか)[注 7]
- 声 - 恵比寿まさ子(1973)→野村道子(1979. 4-2005. 3)→かかずゆみ(2005. 4以降)
- 声(幼少時) - 佐久間レイ(2000)
- 演 - すほうれいこ(舞台「のび太とアニマル惑星」)、水川あさみ(トヨタ自動車コーポレートCM)
- 通称「しずちゃん」(アニメでは「しずかちゃん」)。5月生まれ。のび太が憧れるクラスメイトの少女。
- 成績は良く、真面目で優しい性格。よくお風呂に入っている。焼きイモが一番の好物であるがイメージダウンを気にして、あまり口にしない。習い事のヴァイオリンはお世辞にも上手とは言えず、聞く人にとってはジャイアンの歌に匹敵するほど苦痛であるという。落ち込むのび太に発破をかけたり、粗暴なジャイアンや意地悪なスネ夫を叱るなど気の強い面もある。1973年と1979年4月2日の初アニメ化から2005年3月18日まで32年に渡って茶色の栗毛だったが、放送開始から約30年以上が経過して同年4月15日からは黒髪に変更されたほか、目を閉じる絵が睫毛と一緒に下がるものに変更された。
- 骨川 スネ夫(ほねかわ スネお)[注 8]
- 声 - 八代駿(1973)→肝付兼太(1979. 4-2005. 3、一時期の代役:龍田直樹(1985. 11-12))→関智一(2005. 4以降)
- 声(幼少時) - 関智一(2000年の映画)
- 演 - 小林顕作(舞台「のび太とアニマル惑星」)、山下智久(トヨタ自動車コーポレートCM)
- 2月生まれ。のび太のクラスメイトの少年。身長が低いのをコンプレックスにしている。性格は自己顕示欲旺盛なナルシストで、毎日鏡の前に立って、自分の顔を褒めている。ジャイアンにおべっかを使ったり、のび太を仲間はずれにするなど嫌味なところがあるが、ドラえもんのひみつ道具を強奪して彼らに仕返しを試みることも多い。また、ドラえもんのミスでしずかが海パンのまま裸になった際にはジャイアンと共に興奮したり[注 9]、ハイキングでは双眼鏡でしずかのスカートの中をこっそりと覗き込む[注 10]などのスケベな一面もある。
- 家は非常に裕福で、父親は会社をいくつも経営する社長。ドラえもんやのび太たちによく自慢話をしているが、その半分は事実に脚色を施した大ぼらであり、それがトラブルの原因になることがしばしばある。
- ラジコンの操縦やプラモデルの製作が得意で、その他にも様々な趣味を持つ。劇場版ではそれらの趣味と冷静かつ的確な判断力を活かして仲間のピンチを救うことがある。
- 剛田 武(ごうだ たけし)
- 声 - 肝付兼太(1973)→たてかべ和也(1979. 4-2005. 3)→木村昴(2005. 4以降)
- 声(幼少時) - くじら(2000年、2004年の映画)→ゆきじ(2016.2)
- 演 - 脇知弘(舞台「のび太とアニマル惑星」)、小川直也(トヨタ自動車コーポレートCM)
- 通称「ジャイアン」。6月15日生まれ。のび太のクラスメイトの少年。クラスの「ガキ大将」。 自己中心的で乱暴だが、非常に妹想いである。また、友情や愛情といった他人を思いやる行為に弱い一方、涙もろい一面も持つ。特に劇場版などの長編作品では男気や人情味溢れる面が強調されている。
- 歌を歌うことが好きだが、聞くものに堪えがたい苦痛を与えるほどの音痴。だが本人は、そんな歌を自慢のものとしていて何かと周りに聞かせたがっている。しばしばリサイタルを開いて、ともだちを強制参加させようとすることでも恐れられている。
- 母ちゃんには頭が上がらず、ジャイアンリサイタル、及びのび太やスネ夫などに対する弱い者いじめを含めた他人に対する迷惑行為、店番さぼり、0点のテストなどが原因で叱られることがしょっちゅうある。
準レギュラー
本作において、レギュラーキャラクターに順ずる人物を記述する。
- 野比 玉子(のび たまこ)
- 声 - 小原乃梨子(1973)→千々松幸子(1979. 4-2005. 3)→三石琴乃(2005. 4以降)
- 声(少女期) - 千々松幸子→川上とも子→三石琴乃(2005.4以降)
- 演 - 澤田育子(舞台「のび太とアニマル惑星」)
- のび太の母。38歳。専業主婦。結婚前の旧姓は「片岡」。のび太やドラえもんからは「ママ」と呼ばれている。動物が嫌い。
- 怠け者ののび太には厳しく、勉強や家事手伝いを優先させるために外出禁止を強制したり、私物を勝手に処分することが多い。時々、傲慢でヒステリックな描写を見受けるケースもある。
- しかし、のび太が自主的に努力をしたり、間違いに気がついて反省した際は心から褒めたり、相談に乗るなど息子思いな面も描写されている。またタケコプターで空を飛んだことが1度だけある[6]。
- 野比 のび助(のび のびすけ)
- 声 - 村越伊知郎(1973)→加藤正之(1979. 4-1992. 10)(1993年の加藤急逝に伴い)→中庸助(1992. 10-2005. 3)→松本保典(2005. 4以降)、田原アルノ <代役>
- 声(少年期) - 小原乃梨子(1979)→山田栄子(1984-1985)→小原乃梨子(1987)→小林由美子(2005)→大本眞基子(2009)→優希比呂(2010)、野沢雅子(2012年の映画)
- のび太の父。会社員として働いている。のび太やドラえもんからは「パパ」と呼ばれている。
- 妻である玉子に比べるとのび太やドラえもんにはやや甘いが、他力本願なところには厳しい。稀にギャンブルに手を出して玉子に叱られたり、口論になることがある。
- 出木杉 英才(できすぎ ひでとし)
- 声 - 白川澄子(1980. 4-2005. 3)→萩野志保子(テレビ朝日アナウンサー・2005. 5以降)、青年時 - 納谷六朗(1989)→白川澄子(1999 映画『のび太の結婚前夜』)→大滝進矢(2007)→萩野志保子(2010 のび太の結婚前夜)
- 演 - 内村航平(トヨタ自動車コーポレートCM)
- のび太のクラスメイトの少年。プラス4巻「ドラえもんとドラミちゃん」で初登場。4月生まれ。頭脳明晰でスポーツ万能とその名の通りの秀才で、のび太とは対極の存在。たびたびしずかと仲良くしているところを見られて、のび太に妬まれているが、誠実な人柄や努力を認められてもいる。また、秀才のためドラえもんの道具でのび太に宿題の答えを見られたりしていることもしばしばだが、基本的には友好な関係を築いている。
- 趣味は、料理、写生、映画鑑賞、絵画鑑賞、野球、サッカー、交換日記、昆虫観察、天体観測、読書、演劇、文通、と幅広い。
- 先生
- 声 - 加藤修(現・加藤治)→雨森雅司(1973)→沢りつお(1979. 4, 5)→加藤治→井上和彦(-1981. 10)→田中亮一(1981. 10-2005. 3)→高木渉(2005. 4以降)
- のび太の学級を受け持つ担任教師。宿題を忘れたり、遅刻してばかりののび太や喧嘩っ早いジャイアンを毎日のように叱っている。しかし心の底では彼らを気にかけており、人として一人前になって欲しいと願っている。
- ドラミ
- 声 - よこざわけい子(1980. 4-2005. 3)→千秋(2006. 9以降)
- 2114年12月2日生まれ。野比家のロボット。ドラえもんの妹(じつは妹ロボットは二代目)。兄とは別居で、22世紀の野比家に在住。のび太に対しては滅多に道具を貸し与えるよりも、なるべく自力で解決する方向に導くべきと考えている。
- 兄よりも高性能であるが、真面目過ぎるが故に融通が利かない面も持つ。兄が行方不明になるとものすごく心配するほど兄想いである。好きなものはメロンパン、大嫌いなものはゴキブリ。
主要人物の親族
主要人物の家族や血縁者について記述する。のび太の両親とドラミについては準レギュラーの項を参照。
野比家
野比家の人物や、ロボットを記述する。
- セワシ
- 声 - 山本圭子(1973)→太田淑子(1980. 1-2005. 3)→松本さち(2005. 8-)
- ノビスケの曾孫でのび太の玄孫。2115年生まれ。22世紀のトーキョーシティー・ネリマブロック・ススキガハラストリートで暮らす小学4年生[注 11]。ドラえもんをのび太の元へ送り込んだ張本人。
- ガチャ子
- 声 - 堀絢子(1973)
- ドラえもんの初代妹だったが、その後存在を一時的に抹消された(作者自ら後日談で「いなかったことにした」と語っている。頼りないことを危惧したセワシが、急遽助っ人として送り込んだアヒル型ロボット。ひみつ道具を口から吐き出す。原作連載初期にごく短い期間レギュラーとして登場した。
- テレビアニメには第1作のみ登場。ただし野比家ではなく源家の居候という設定に変更されている。第2作第2期では、2006年6月2日放送の「ジャイ子の新作まんが」にて、劇中のテレビ画面にそれらしきキャラクターが写っている。
- また、2008年8月29日放送の「ジャイアンズをぶっとばせ」では、ガチャ子という色黒でポッチャリとした人間の女の子が登場している。
- その時の声優は、鈴木晶子。
- ミニドラ
- 声 - 北川智絵(1990. 4)→佐久間レイ(1994. 3-2005. 3)→あかいとまと(2005. 10. 28-)
- ドラえもんのミニチュア版。普段はドラえもんの道具として、四次元ポケットの中にいる。
- 1973年、雑誌『幼稚園』3月号に掲載の「はりええほんドラえもん」で登場。
- ノビスケ
- 声 - 小原乃梨子(1979. 4-2005. 3)→亀井芳子(2005. 4-)
- のび太としずかの子。現在から約15年後に誕生する。スポーツが得意だが、勉強は苦手。ジャイアンをしのぐほどの凶暴な性格でドラえもんや現在ののび太が恐れるほどで生意気な一面を持っている。ジャイアンやスネ夫の息子たちをいじめるなど、まさに両親と祖母の玉子、曽祖父の特徴を兼ね備えている少年。
- 名前は「ノビオ」であったこともある[7]。
- のび枝(のびえ)
- のび太の従姉。21巻「まねコン」に登場。野比家を訪れた際、セーラー服を着ていた。
- 野比 のび郎(のび のびろう)
- 声 - 村松康雄(1980. 1-2005. 3)→橋本晃一(2006.11)、宇坦秀成(代役)
- 声(少年期) - 大本眞基子[注 12](2010.6.11)
- のび助の弟[注 13]。何年かに一度、日本とインド間を往復している。その度に、のび太に数年分のお年玉をくれる[8]。いつの間に眼鏡をやめ、コンタクトをつけていたこともあった[9]。
- 戦争の悲劇を描いた名作童話『かわいそうなぞう』をベースにしたエピソード「ぞうとおじさん」にて、重要な役回りを演じた。なお、テレビアニメ第2作第2期では、この役回りは動物園で会った行きずりの老人(声 - 矢田稔、高戸靖広〈子供時代〉)に置き換えられている。
- 片岡 玉夫(かたおか たまお)
- 声 - 不明(1979.8)→不明(1983.6)→桜井敏治(2005. 11)→乃村健次(2016.9)
- 玉子の弟。玉子同様眼鏡を掛けている。玉子が幼稚園児のころ誕生した[10]。
- 自動車販売会社の営業マンを務めている[11]。真面目で優しく人間性も良いが、気弱な性格でもあり、またかなりの口下手。自分の気持ちをはっきりと口に出すことができなかったため、恋人の幸子(声 - 江森浩子)[12]との仲が進展していなかったが、最後は正直太郎によって幸子と結ばれた[13]。
- のび太の祖母
- 声 - 不明(1973)→峰あつ子(1979. 7)→高村章子(1986. 1-2005. 3)→まるたまり(2006. 6. 16)→羽鳥靖子(2006. 6. 30-)、伊藤美紀(2012年映画(若い頃))
- のび太の父方の祖母[注 14]。
- のび太の幼少期のエピソードによく登場する、かかせない存在。登場作品については、おばあちゃんが登場する作品の項を参照。
- のび太の小学校入学前に病没するが、のび太は幾度かタイムマシンで過去に行き来し正体を明かしているため「未来ののびちゃん」として本人も認知している[14]。同様に未来からドラえもんとのび太が連れてきた酔っ払ったのび助を諭す場面もあり、年齢の割に「未来からのタイムトラベル」を認識できる柔軟な思考と豊かな発想力を持つ人物(ドラえもんの存在も知っている)。また、玉子に対してもさりげない気配りをすることもあり生前は野比家のまとめ役だった。
- のび太に深い愛情を注ぎ、いわばドラえもんに近い立場にいた[注 15]。
- 野比 のびる(のび のびる)[15][注 16]
- 声 - 不明(1979. 10)→亀井三郎(1987. 11、2002. 10)→川久保潔(2001. 5)→菅原淳一(2006. 6)→加藤精三(2010)→岸野一彦(2015.10)
- のび太の父方の祖父(のび助の父親)であるが、のび太が生まれる前に死去している。そのため、遺影が飾ってあった[16]。
- 生活は決して裕福とは言えなかったが、強烈な威厳と高いプライド、まともな常識を持ち合わせ、頑固かつ古風な性格でのび助を厳しく育て上げた。そのため、のび助は父を厳格で怖いだけの人物としか思っていないが、実は陰ではのび助のことを常に気遣っており、気の優しい妻(のび太のおばあちゃん)とはバランスの取れた夫婦だった模様[17]。
- 彼もまた、妻と同様、未来より来たのび太を初対面にもかかわらず、のび太を孫と認識する。ドラえもんの存在も知る。また、のび太の顔を見て「賢そうな顔をしている」という評価をするあたり、少々孫に甘い一面もある。一度、ドラえもんらと共にタイムマシンに同乗し、現代へとやって来たこともあった。
- のび作
- 声 - 不明(1973)→小原乃梨子(1979.4)→まるたまり(2005.9)
- 野比家の先祖。狩人であるが気が小さく、ウサギなどの小動物にしか相手できない。ドラえもんを狸と誤認して矢を射ている。のちに誤解は解かれるが、そのさい、「おら、目が近いもんで」と語っていることからすると、近眼であることが予測できる。のび太と姿がよく似ている[18]。
- のび兵衞
- 声
- 野比家の先祖。
源家
しずかの家族など、源家の人物を記述する。
- しずかの母
- 声 - 不明(1973)→横沢啓子(現・よこざわけい子)(1979. 4-1981. 8)→松原雅子(1981. 8-2005. 3)→折笠愛(2005. 4-)
- 基本的には優しいが、しつけ面では厳しく、不注意で夜に帰宅してしまったしずかに腹を立てて締め出したり[19]、テストで85点しか取れなかったからと叱っている[20](玉子は30点を取ったのび太を褒めている)。夫から貰った真珠のネックレス(推定300万円相当)を大事にしており[21]、しずかの結婚式前夜にしずかに引き渡すことになる[22]。のび太としずかの間に生まれるノビスケにとっては母方の祖母。
- 原作漫画とアニメでは若干顔が異なる(原作は黒目がちで丸顔の女性、テレビアニメはしずか似で「コベアベ」(1巻)の時の顔に近い)。
- なお、源家のカナリアが逃げる原因には彼女がかごの戸締りを忘れるというずぼらな行動によるものもある。
- 源 義雄(みなもと よしお)
- 声 - 不明(1973)→不明(1979. 5)→加藤正之(1979. 11-1980. 3)→池田勝(1981. 10)→久米明(1999. 3・のび太の結婚前夜)→田原アルノ(2005. 7-)
- 演 - 三浦友和(トヨタ自動車「パッソ」CM)
- しずかの父親。登場回数が少なく、登場のたびに顔が違う。パイプを吸っている。一度だけ源家の表札に「源義雄」と名前が書かれたことがある[23]。職業は会社員[24]だが、職種は不明。
- しずかの結婚式前日には、婿であるのび太の人間性を高く評価している[25]。
- しずかを映画館に連れて行くこともときたま見られる[26]。
- 登場した話は1巻「一生に一度は百点を…」、3巻「ペロ!生きかえって」、22巻「無事故でけがをした話」、25巻「のび太の結婚前夜」、36巻「貸切チップ」、44巻「十円なんでもストア」などである。
- のび太としずかの間に生まれるノビスケにとっては母方の祖父。
- 美術評論家のおじさん
- 声 - 嶋俊介(1980. 10)→緒方賢一(2010. 1)
- 8巻「ロボットがほめれば…」のみに登場。批評は大変権威があるが、10歳ののび太に向かって彼の描いた絵を「これ、幼稚園の頃書いたの?」と無神経なことを言う。
- ペロ
- 声 - 千葉一伸(2005-)
- 源家の飼い犬。しずかが赤ん坊の頃から飼われている大型犬。幼少時のしずかに襲い掛かった野犬の群れを単身撃退したこともある忠犬。病死するが、タイムマシンで治療しに行ったドラえもんの働きで、生き返る。なお、16巻の「ドロン葉」でシロという名前の飼い犬が登場するが、ペロと同一犬なのかは不明。「ヨンダラ首輪」に出てくる白い子犬もペロという名前で登場する。
- この他に源家では、十姉妹やカナリアなども飼っており、そのため猫が飼えない。
- しず姫
- 声
骨川家
スネ夫の家族など、骨川家の人物を記述する。
- スネ夫の母
- 声 - 高橋和枝(1973)→鳳芳野(1979. 4-1991. 3)→横尾まり(1991. 4-2005. 3)→高山みなみ(2005. 4-)
- 息子と同様、自慢が好きな性格。スネ夫を「スネちゃま」と呼び溺愛する。夜遅く帰ってきたスネ夫を家から閉め出したり、家庭教師を何人もつけるなど、しつけや教育に関しては玉子やしずかの母と同様厳格な面もある。
- よくゴルフの素振りや、ジョギング[27]、エアロビクス[28]などをしている。フランス料理を作るのが得意で、料理の先生に「天才」と称された事もある[29]。宝石のコレクションをしている[30]。眼鏡はかけていたりかけていなかったりする。
- いわゆる「ざます」(「〜ざんす」と言ったこともある[31])言葉を使い、たまにおかしい日本語を使ったりする(例:「軽井沢」→「お軽井沢」[32]、「デリケート」→「おデリケート」[33])。スネ夫の回想では「ざます・ざます・ざますぅ〜!!」と激怒している描写もあった。
- 贅沢三昧な生活を送っているが経済観念はしっかりと持っており貸ヨットをケチったりしてスネ夫の自慢と違うものになっている。その際、あまりに理想と違うヨット旅行にスネ夫が弱音を吐き帰りたいといった際には「モトを取るざます」と言っている。
- また、玉子と張り合うこともある。
- スネ夫が初めてデザインしたTシャツを大事にしている[34]。
- 日テレ版ドラえもんでは「空手三段」と言っていた。
- 第2作第1期では眼鏡を着用していたが、第2期ではかけていない。
- スネ夫の父
- 声 - はせさん治 → 加藤修(現・加藤治)(1973)→加藤治(1979. 4-2005. 3)、緒方賢一(1981. 1)→肝付兼太(1989. 5-1990. 1〈一時期代役〉)→田中秀幸(2005. 6-)
- 会社の社長。顔が広く、多くの社長友達を持つ。特に芸能プロダクション筋に強いコネクションがあり、スネ夫の自慢の種になっている。業種は広告代理店という説があるが、作品中で言明されたことはないためはっきりしない。
- 別荘やクルーザーを中古で購入した事や、値段が一番安かったからと雨漏りのする軽井沢の貸別荘を借りた事[35]などが作品中で発覚しているため、金に糸目をつけない大金持ちというわけではない。
- 妻子と似た顔つきで、飼い猫も似ている。スネ夫同様、背が低く、華奢。愛車はポルシェ[36]。骨董品コレクションが趣味[37]。
- スネツグ
- 声 - 龍田直樹(1985)→甲斐田ゆき(2006)
- スネ夫の弟。おじの養子となりニューヨークで暮らしている。顔は似ているものの、性格は兄のスネ夫に似ず素直に育っている[注 17]。
- 初期は普通に登場していたが、連載が進むにつれて、作者自身が彼の存在を忘れてしまったのか、スネ夫は一人っ子と設定された。苦肉の策として、スネ夫に弟はいるが養子に出たというエピソード[38]が描かれ、再登場した。
- 初期のスネツグが登場するエピソードには、「アリガターヤ」(てんとう虫コミックス『ドラえもんプラス』3巻収録)、「弱いおばけ」(てんとう虫コミックススペシャル『ドラえもん カラー作品集』5巻収録)、「お返しハンド」(藤子不二雄ランド(現在絶版)6巻収録)などがある(いずれも藤子・F・不二雄大全集に収録)。アリガターヤではのび太に生意気を言うなど兄に似た性格を見せており、その際に舌を出してあかんべえしている。お返しハンドでは「ピコタンハンマー」で遊んでおり、誤ってのび太にぶつけている。「弱いオバケ」では、スネ夫のことを「おにいたん」と呼んでおり、びっくり箱で兄を脅かそうとしているほか、やんちゃな場面も見せている。
- スネ吉(スネきち)
- 声 - 井上和彦(1979.6)→二又一成(1984. 6-2005. 3)→緑川光(2000.6)→山崎たくみ(2005.12-)
- スネ夫のいとこで大学生。スネ夫とも非常に仲が良い。髪型はアフロヘアー。
- 多趣味であり、プラモデルやラジコン、ジオラマの製作、ヨット、スーパーカーの運転など様々なことをしている。なお、乗っているスーパーカーはカウンタックもしくはフェラーリで、車に乗って登場する際はしばしば「世界にまだ――台しかない」といったことを言う[39]。ドライブの際の車はいつも4人乗りで、のび太だけが乗せてもらえず、スネ吉も大人でありながらそのことを気にする様子もないことがパターンになっている。
- スネ夫の曾祖母
- 声 - 堀絢子(1997)→真山亜子(2012)
- スネ夫の父の祖母。93歳。
- 「嘘をつくとエンマ様に舌を抜かれる」「食べてすぐ寝ると牛になる」「親の悪口を言うと口が曲がる」など慣用句を多用する。そのため、スネ夫らから「今時、そんなの信じている人がいるのか」と馬鹿にされていた。甘いものが大好き。
- チルチル
- 声 - 瀬那歩美(2005年以降)
- 骨川家の飼い猫。血統書つきのシャム猫で、スネ夫にそっくりな顔をしている。母のダイヤが紛失した際、見つけ出してきたことがある。
- また、原作では一時アンナという名前になっていた。骨川家の庭を荒らしたムクを威嚇で追い出した。
- スネ樹 / スネ太
- 声 - 肝付兼太→関智一
- スネ夫の息子。外見はスネ夫に似ている。名前はドラミちゃん ミニドラSOS!!!ではスネ樹とされているが、アニメ「タイムカプセル」(1987年10月9日放送)ではスネ太と呼ばれている。この他、テレビアニメ第2作第2期「のび太のおよめさん」(2014年8月8日放送)ではスネ太郎という名前の息子もいることになっている。
- スネ丸
- 声 - 不明(1973)
剛田家
ジャイアンの家族など、剛田家の人物を記述する。
- ジャイ子(ジャイこ)
- 声 - 太田淑子(1979. 4)→青木和代(1980.1-2005.3)→山崎バニラ(2005. 6-2012.1、2013.2-)、山田ふしぎ(2012. 2-2013.1)[注 18]
- 演 - 前田敦子(トヨタ自動車コーポレートCM)
- ジャイアンの妹。5月生まれ[15]。なお、1巻「未来の国からはるばると」においては、兄であるジャイアンよりも作中に登場したのは早いが、テレビアニメ第1作では産まれておらず、未登場。
- ドラえもんが来ない場合の未来では、のび太の妻となるはずだった。しずかと会話するシーンは少ない。
- 当初は粗暴な性格だったが、後に穏やかな性格に変化し、絵が上手で少女漫画家を夢見ているという設定になる。
- ジャイアンとは違い、母ちゃんに叱られることはめったにない。
- 漫画を描く際のペンネームはクリスチーネ剛田。『虹のビオレッタ』、『愛フォルテシモ』などの漫画を描いたが、否定的な自己評価をしていた[40]。最初はのび太に酷評されたが[41]、次第に腕を上げたようで、雑誌の新人賞に応募した際には落選したものの編集長から直々に激励の電話を受けたり[42]、漫画のコレクターという学生からは自費出版した漫画『虹のビオレッタ』を「将来古本屋で高騰するかもしれない」と評価されたりするほどになった[43]。
- 40巻「泣くなジャイ子よ」[注 19]で知り合った茂手もて夫というボーイフレンドを持つ。もて夫も漫画を描くのが趣味だったことから、他の同人たちと一緒に同人雑誌を出している[44]。
- 本来はのび太と結婚するはずであったが、ドラえもんの過去への介入によって状況が変わった、ということらしい。アニメではのび太のことを「タイプじゃない」と話すシーンがある[45]。初期はのび太をバカにする描写が多かったが、中期からは他のメンバー同様友人として親しくなっており、「のび太くん」「ジャイ子ちゃん」と互いを呼び合っている。またのび太はジャイアンを除いた中でジャイ子のまんがの良き理解者としても描かれる。また、テレビアニメでは兄のジャイアンとは逆に、料理が上手いという描写がある(その時の料理はカレーで、ドラえもんやのび太曰く「おいしい」らしい。その味は専門家でさえ高く評価するほどだった)[46]。ただ、分量などに関しては大ざっぱな模様。
- 将来、漫画家となり、「ウェディングメロン」というマンガを500万部突破させ、記念の出版パーティーを開くことになる[47]。また、2015年2月の時点で既婚者となっている[48]。
- 漫画、アニメでは、他の人物と同様にジャイアンの歌に耐えられていないが、TOYOTAの実写CM版ではジャイアンの歌に熱狂しているシーンがある。
- TOYOTAのCMでは、30歳の頃に免許を所得していて、車の名前を「モモタロウ」と呼んでいた。
- また、同CMで、もしものび太と結婚したら、ドライブに行きたい場所が「月かアマゾン(30秒版)」「やっぱり南極がよかった」という無茶な頼み事をする女の子が登場した。
- なお、藤子作品ではないが、漫画『忍空』では、「クリスチーネ剛田」が執筆した「虹のビオレッタ」を読み、涙を流している読者が登場している。
- 名前について
- 「ジャイ子」はあだ名で、本名は不明。兄を「たけし」と本名で呼ぶ母親からもあだ名で呼ばれる。原作者の藤子・F・不二雄自身、ジャイ子の本名を最後まで明かすことはなかった。それは、ジャイ子の本名を公表すると同じ名前の女の子が学校でいじめられるかもしれないと配慮したためである。これは藤子の死後、2006年2月19日放送のテレビ朝日系『〜ドラえもん誕生物語 藤子・F・不二雄からの手紙〜』にて関係者が告白したことにより初めて明らかになったもので、それまでは「藤子は『(ジャイ子の本名は)そのうち漫画の中で書きますよ』と答えていたが、結局書かれることがなかっただけ」と説明されていた[49]。藤子は生前、「友達の女の子をジャイ子と呼ぶのはやめましょう」と語っていた。なお、テレビアニメ第2作第2期「落ち葉とジャイ子」(2014年11月21日放送)では、入院するシーンがあったが、この時のベッドの名札は「剛田ジャイ子」となっている。
- フランス語翻訳版漫画での名前はジャネット (Giannette) 。一般的な綴りであるJeannetteではない理由は、Giannetteと書くことでジャイアン(Giant)との兄妹関係をより分かりやすくするためである。ジャイアンも、フランス語発音では「ジャン」である。これも一般的な「Jean」とは異なり英語の「Giant(巨人)」を意味する。
- ジャイアンの母
- 声 - 青木和代(1979. 4-2005. 3)→竹内都子(ピンクの電話)(2005. 4-)
- 商店を経営している。原作では缶詰や卵[50]、カボチャやキャベツなどの野菜[51]を販売している描写がある。原作での店名は不明で、アニメ第1作では「正直屋」、テレビアニメ第2作第1期では「剛田雑貨店」、第2期では「剛田商店」という名前がある。
- ジャイアンとジャイ子からは「母ちゃん」と呼ばれている。山の手の有閑婦人のように描かれるスネ夫の母とは対照的に、下町の肝っ玉母さんといった雰囲気。女性としては非常に大柄で腕っぷしもかなり強く、しつけや叱責なども他の母親達と比べて体罰的な傾向にある。ジャイアンが恐れる数少ない人物の筆頭格であり、店番をさぼったり、弱い者いじめ、低い点のテスト、ジャイアンリサイタルなど他人への迷惑行為を見つけるとジャイアンを見るたびに叱りにやってきて強制的に連れ帰ったり、体罰を与えるパターンが多い。また息子の歌についてもひどく思っている[51]。そのため、のび太やスネ夫にとっては女神のような存在である。昔から厳しい性格は変わらないようで2001年公開の『がんばれ!ジャイアン!!』ではジャイ子のためにいじめっ子を追い払い、のび太のクレヨンを無理やりジャイ子に渡そうとしたため小さいころのジャイアンを雪の降る中、お仕置きとして物置に閉じ込めている。その一方でキャラクター商品の収集には理解があるらしい。良く言えば正義感溢れる人物でジャイアン以外の人物に暴力を振るうことはない(悪役除く)。ジャイアンを怒鳴りつけるシーンが多く特徴的なため、男性的な言葉遣いが多いが、年代の近い女性同士の会話では女言葉であることも多い。またアニメでは、その腕っ節の強さで悪役さえ殴り倒してしまったことがある。テレビアニメ第1作では故人という設定で遺影が飾ってあった。黒髪に御団子のような髪型が特徴だが、テレビアニメ第2作第1期「七色変化玉」では美容院で茶髪のパーマにした事がある。
- いつも怒られているという理由で家出したジャイアンがドラえもんの道具で相手の本心を聞く道具を借り、「俺のことなんか嫌いなんだろ」と問うと「自分の息子が嫌いな親がどこにいるんだい!!乱暴でも武は私の大切な息子だよ!」と言うなど母親としての愛情も持ち合わせている[52]。ジャイアン同様に出べそであり、そのことを気にしている[53]。彼女には妹がおり、この妹も同じく暴力的な性格で、ジャイアンが苦手としている人物である[54]。
- テレビアニメ第2作第2期では人間離れした人物として描写されるようになり、ドラえもんの道具の術中を気合で無力化しジャイアンをとっ捕まえたり、凶悪犯罪者である未来世界の怪人を迫力で震え上がらせた後に大根の一撃でノックアウトしている。
- ジャイアンの父
- 声 - 不明(1973)→加藤正之(1979. 4-1980. 7)→島香裕(1987. 3)→郷里大輔(1987. 11)→島香裕(1993. 4)→辻親八(2011. 8)
- 登場時は店や家にいるが、妻に比べると原作・アニメ共に登場回数は少なく、角刈りにちょび髭というキャラクターが固まるまでは顔も違っており、初期は夫婦二人が似た顔で書かれていた。妻に比べるとお小遣いを上げようとしたり、息子の叱り方に注意するなど多少ジャイアンに甘い。
- 登場回数が少ないために妻ほどのインパクトはないものの、剛田家の人間だけあってやはり腕力は強く、空手チョップで分厚い木の板を割れるという。町内に自分より強い者はいないと信じていて、のび太の父・のび助が自分よりも強いと聞いた時には、のび助に相撲での決闘を挑んだこともある[55]が、彼が「ソノウソホント」の力でのび助に投げ飛ばされると、「おそれいりました」と率直に負けを認める潔さもある。不正や嘘には厳しく、息子がドラえもんのコンピューターペンシルを悪用して100点を取ったときには、すぐに息子の不正行為を見抜き、「いつも落第点のお前が急に100点を取れる筈がない! 出来が悪いことは仕方ないとしても、不正だけはするなと教えたはずだ!!」とジャイアンを厳しく叱責した[56]。
- なお、テレビアニメ第1作では「剛田小助」という名前があった。体格は小柄で、人柄が良く息子思いの面が強調されている。息子のためを思って無理をすることがある。腕力はとても弱い設定。体型はジャイアンより小柄で、髪型はジャイアンと同じ。
- ムク
- 声 - 玄田哲章(1981. 12)→青木和代→たてかべ和也(-2005. 3)→高戸靖広(2007.5)
- ジャイアンの飼い犬。雑種犬。かつて小犬の頃、土手橋の下で捨てられている所をジャイアンらに拾われて以来、剛田家の一員として生活を共にするようになった。
- 獰猛な性格で、人からとった物を自分の宝物としてため込んだり、所構わず立ち小便をしたり、他人の飼い犬を痛めつけたりなどと、飼い主のジャイアンに似ているところもある。しかし、スネ夫の飼い猫・チルチルに対しケンカを売るも逆に買われ、怯えて逃げ出したこと[57]もある。飼い主であるジャイアンのことは大好きで、彼を守るためにライオンと一対一で決闘するという、先述の臆病振りとは結びつけ難い勇気を見せたこともある[58]。
- 泥棒癖があるわりに泥棒を捕まえたことがある正義感の持ち主でもある。ジャイアンはムクをあまり散歩に連れて行かないらしく、ジャイアンが散歩に誘ったときには「!?」と吹き出し付きで疑問を感じたり、前足の肉球側を上に向けて「雪でも降るのではないか?」というポーズを取ったりして、ジャイアンに疎まれていた[59]。
- 一度だけ「デカ」という名になっていたこともあり、その際に先述の泥棒を捕まえた話が語られた[60]。
- ヤサシ
- 声 - たてかべ和也→木村昴
- ジャイアンの息子。通称「ジャイチビ」。外見はジャイアンに似ているが、気が弱く優しい性格。「のび太の100点 25年後の大事件」(2014年5月30日放送)で登場した際には特に名前が呼ばれなかった。
出木杉家
出木杉の家族など、出木杉家の人物を記述する。
- 出木杉の母
- 声 - 不明→まるたまり(2006.7.21)
- 「時限バカ弾」にて声のみ登場。
- 出木杉の父
- 声 - 不明
- 第36巻「貸し切りチップ」に登場。鼻の下にちょび髭がある以外は出木杉によく似ている。
- テレビアニメ第2作第1期の同話にも登場しているが、原作とは違い中年太り体型になっている。
- 出木杉の未来の妻
- 声 - 不明
- 第40巻「しずちゃんをとりもどせ」に登場。外国人のような顔立ちをしている。
- ヒデヨ
- 声 - 不明→中村千絵(2007.1.12,1.19)
- 第40巻「しずちゃんをとりもどせ」に登場。出木杉の息子で、出木杉が火星に出張中の間のび太の家で預かられていた。
ロボット
22世紀のロボットなどの、登場キャラクターとして描かれているロボットを記述する。ドラえもんやドラミは本人の項を参照。
22世紀のロボットは、道具として扱われるものと、キャラクターとして扱われるものとがある。ひみつ道具と呼ばれるロボットは、指示されたことをまっとうするだけであり、あくまでも道具である。ドラえもんやドラミなどは、感情や個性があるために登場キャラクターといえる。
- ノラミャー子(ノラミャーこ)
- 声 - 皆口裕子(1995・映画)→野中藍(2007)
- ドラえもんが22世紀にいた時のガールフレンドのネコ型ダンシングロボット。
- 原作では単行本11巻の「ドラえもん大百科」に登場した他、単行本未収録作品にも登場している(「ノラミャー子」という名前はこの単行本未収録作品で初出)。ドラえもんを縦に延ばしたような2頭身体型と吊り目が特徴で、性格はあまり良くない。映画『2112年 ドラえもん誕生』に登場した際には容姿・内面ともに別人のように美しく変貌した。ドラえもんが耳を失った際、その姿(現在のフォルム。ただし、当時はまだ黄色で、術後間もないタイミングだったため、包帯を巻いている)を見て大笑いをした。あまりに笑いすぎ、顎が外れたことでようやく自らの行為を恥じ、ドラえもんに謝罪している。しかしテレビアニメ第2作第2期で2007年に登場した際には、原作に忠実な2頭身の姿になっていた。特技はダンス。
動物
のび太の近所に住む動物を記述する。
- のらネコのクロ
- のび太の町にいる野良猫。夕飯どきに魚を盗むなどの行為から、要注意猫として近所ではあまりにも有名。食いしん坊らしく、台所の魚を盗んだり、ドラえもんのドラ焼きを盗み食いしたり(このとき、ドラえもんは自身がネコ型ロボットにもかかわらず「猫のくせに」と発言)、のび太が飼っていた金魚や、しずかが飼っていたカナリアを食べたこともある。また欲張りでもあり、ひみつ道具「運動神経コントローラー」でロボット化する代わりに「刺身十人前」を要求した事もあるが、説得の結果、煮干し一掴みとなった[61]。
- クロは、気に入った物を見つけると盗み出して、空き地の土管の裏に隠すという癖がある。
- 動物変身恩返しグスリで人間の少女の姿になったことがある[62]。その際恩返しとしてのび太を叱りに来た玉子に対して引っ掻いて反撃したが、余計に彼女を怒らせてしまい火に油を注ぐような結果になってしまった。
- 映画『のび太の宇宙小戦争』にも登場し、誘拐されたしずかを助けるのに一役買った(単に利用されただけだが)。キテレツ大百科(アニメ)にもたびたび登場する。
- のらイヌのクロ
- 名はクロ、もしくは名無し。ドラえもんやのび太たちの住む町一帯をうろつく雑種の野犬。少しオオカミのような風貌をしており、体毛の色は黒(テレビアニメ第2作第1期では、黒っぽい灰色、藍色、焦げ茶色の時もある)。のらネコのクロと同様、野良系の中では登場回数が多く、のらイヌの代表的な存在の1匹。
- のび太は彼のことを「いつも僕を噛むイヌ」と称するが大体の場合、原因はのび太側にあることが多い(よく尻尾を踏むなどしているため)。このため、彼はのび太のことをあまり良く思ってはいないらしい。テレビアニメ第2作第1期では、1980年代前半あたりから登場した。
- テレビアニメ第2作第2期「モーテン星」では飼い犬であるという設定となった。
未確認生物
本作品には、宇宙人などの未知なる生物が登場する。それらの生物を記述する。
- 火星の宇宙人
- てんとう虫コミックス13巻「ハロー宇宙人」に登場。ドラえもんとのび太が火星のコケを進化退化放射線源で進化させることで創り出した、キノコのような形の小さな宇宙人。宇宙船で地球を探査し、地球に生命が存在し文明を築いていることを発見したが、地球の悪環境(汚れた空気や車の騒音)や地球人の凶暴な面を目の当たりにし(一部誤解を含む)、いつ地球人が火星へ攻めてくるか分からないと恐れ、火星を捨ててどこか別の星へ集団移住してしまった。
- ハルカ星の宇宙人
- 声 - 高戸靖広(2006.10)
- てんとう虫コミックス17巻「未知とのそうぐう機」に登場。地球より遥か遠くの星「ハルカ星」に住む宇宙人で、名は「ハルバル」。アザラシのような姿をしている(一眼であること以外、「モジャ公」のオットーにも似ている)。のび太により未知とのそうぐう機で呼び出されたのがハルバルだった。地球までの燃料代が2000万円かかり、用件もなしに遠い星から呼び出されたことに怒っていた。
- ハルバルは地球の食べ物を「うまい」と評していた。また、出身のハルカ星にはガラスが生産されないため、ビー玉が地球でのダイヤ以上の価値を持つという[注 20]。
- 本人曰く、ハルカ星の連合艦隊はこれまでの宇宙戦争で負けたことがないらしい。
- この作品中、ハルバルの言葉はモールス符号を用いて表記されている。またテレビアニメ第2作第1期では声優ではなく、音波の如き声であった。
- ツチノコ
- 未来から連れてこられたツチノコ。現代では未確認生命体であったが、未来ではペットとして広く飼われていた[63]。
- ドラえもんとのび太がタイムマシンにより未来から現代(1976年)へツチノコを連れてくる。しかし、ツチノコは逃げ出してしまい、それを見つけて捕まえたジャイアンがツチノコの発見者となる[注 21]。
- なお、このツチノコは上記のエピソードによりこの世に発生したわけではなく、元から山などに生息していた[64]。
- ヒマラヤ山脈の雪男
- 声 - たてかべ和也(1981.7)→大川透(2007.11)
- ドラえもんとのび太が発見した雪男。てんとう虫コミックス『ドラえもん プラス』4巻「雪男のアルバイト」に登場。
- ヒマラヤ山脈において存在が確認されている。ドラえもんは存在を信じていなかったが、のび太と共にどこでもドアでヒマラヤに向かったところ、目の前に出現した。おなかが空いていたようで「どこでもドア」でも平気で食べようとした。
- ドンジャラ村のホイ
- 声 - 松尾佳子(1984.8(テレビアニメ)、1992(映画)→南央美(2007.12)
- 35巻「ドンジャラ村のホイ」で登場し、映画『ドラえもん のび太と雲の王国』にも8年ぶりに登場。
- 小人族の少年。普通の人間(大人族)とは別に地球上で暮らしていた人種(小人族)であったが、大人族による環境破壊等で住みかを追われた。その後ドラえもん・のび太と出会い、アマゾン奥地へ移住したものの、そこにも開発の手が入り、天上人によって天上世界へ移住した。
- テレビアニメ第2作第2期ではドラえもん達の他にジャイアン、スネ夫、しずかとも親交を深める。原作と異なりアマゾンも開発で住めない状態だったため、過疎化により人口が激減した村へ移住した。また、衣装も民族風に変更されている。
- 村と名前の由来は童謡「森の小人」の歌詞から。
- キー坊(キーぼう)
- 声 - 島本須美(1984.4(テレビアニメ))→丸山詠二(1992(映画))→吉越拓矢(2008(映画))
- ひみつ道具で進化した樹木。33巻「さらばキー坊」で登場し、映画『ドラえもん のび太と雲の王国』にも8年ぶりに登場。映画では成長して植物星の大使となっていた。
- 「さらばキー坊」は、2008年に映画『ドラえもん のび太と緑の巨人伝』としてリメイクされた。
のび太のクラスメイト
のび太が通う小学校のクラスメイトを記述する。
- 片倉 サブロー(かたくら サブロー)
- 声 - 本多知恵子(2011.8)
- 『ドラえもん』連載初期の原作によく登場していたのび太の同級生で、坊主頭の男の子。
- 名字は1巻「かげがり」、名前は7巻「ねこの手もかりたい」で確認することができる。父親は学者であるが[65]、専門分野は不明。幼い弟がいる[66]。好物は柏餅[67]。また、新オバケのQ太郎の「詐欺師とドロンパ」などでは彼が登場する他、伸ちゃんが憧れる河伊伊奈子の予定帳には「片倉さんとプールへ」とも書かれていた。アニメ第2期のキャストクレジットでは「男子」表示。
- 安雄(やすお)
- 声 - 白川澄子→千々松幸子、真柴摩利→佐藤智恵、松本さち、佐藤ゆうこ(2005.3)→まるたまり、樹元オリエ、大本眞基子、新井里美、高木礼子 、慶長佑香他(2005.4-)
- のび太のクラスメート。いつも赤と黄色の帽子をかぶっている。
- 怖いものは「オバケ」[68]。趣味は漫画を読むこと、はる夫とキャッチボールすること。塾に通っているが、時々サボって本屋で立ち読みをする[69]。
- ジャイアン率いる野球チーム「ジャイアンズ」のメンバーで、しばしばのび太やスネ夫やはる夫らとともにジャイアンにしごかれている。ジャイアンやスネ夫同様にのび太をバカにすることもある。その一方でスネ夫やジャイアンをバカにすることもあるため、のび太を特別見下しているというわけでもないらしい。
- 母親(声-岡田栄美)が登場したことがある[70]。名前は9巻「トレーサーバッジ」で登場する。アニメにも出演するが長らく名前は設定されておらず、「少年A」という表記にされていたが、リニューアル前の最後の放送では「田中」と呼ばれていた[39]。リニューアル後の「恐怖のジャイアンディナーショー」では、「浅間」と呼ばれ、その後、「ピノキオの花」(2007年11月2日放送)で公式に名前が呼称された。
- テレビアニメ第2作第1期の最終話、オールスター登場「ドラえもんに休日を?!」では2度登場している。ゲーム『ドラえもん どこでもウォーカー』でも登場し、彼のセリフから弟がいることが判明した。ゲーム『ドラえもん のび太と緑の巨人伝DS』でも数箇所登場している。
- 漫画での登場回数では、出木杉やドラミを凌いで9位である。
- テレビアニメ第2作第1期の第1話に安雄らしき人物が準レギュラー扱いで登場している。容貌も普段と異なっていた。このときの声優は青木和代であることがエンディングクレジットから確認できるが、キャラクター名は記載されておらず、ゲスト声優扱いであった。
- はる夫(はるお)
- 声 - 青木和代、真柴摩利、佐藤智恵、まるたまり、佐藤ゆうこ、松本さち(-2005.3)→山下亜矢香、梅田貴公美、福井美樹 他(2005.4-)
- のび太のクラスメート。ジャイアンより小柄だが、太っている。怖いものはクモ[71]。かなりの大食らいである[72]。趣味は懸賞応募[73]、キャッチボール。鼻クソを集めてボールを作ったことがある[74]。
- 野球チーム「ジャイアンズ」のメンバー。安雄とともにしばしばジャイアンにしごかれている。
- ジャイアンやスネ夫や安雄同様にのび太をバカにすることもある。また、町内一周マラソンの結果によると、安雄より持久力は劣り、スネ夫よりは上である。
- 母親(声-川島悠美)が登場したことがある[75]。また、「ブク」という名前の犬を飼っている[76]。
- 名前は17巻「ドラ焼き・映画・予約ずみ」で登場する。テレビアニメ第2作第1期にも出演するが、当初は「少年B」などという表記にされていた。2006年11月3日放送の「税金鳥」以降は、テロップに名前が表記されている。
- 作品内の登場回数の順位は、安雄に次いで第10位である。
- 1996年の大長編映画ドラえもん のび太と銀河超特急に登場したドンは彼に顔が似ており、終盤で彼の子孫であることが示唆された。
- 口が3の形をした少年
- 5巻「うつつまくら」6巻「ネッシーが来る」に登場。名前不明。
- のび太が夏休みの宿題をすべて終わらせたのを疑った人物の一人。口癖は「最初から俺もそう思ってたぜ」(「ネッシーが来る」では不実にも、のび太の意見とズル木の反論の両方にこれを言っていた)。
- タダシ
- 声 - 不明(1973)→不明(1979.5)→下和田裕貴(2005.9)
- 1巻「ペコペコバッタ」に登場。おとなしくて成績優秀なのだが、みんなが見ていないところでは色々なイタズラ(スカートめくりや落とし穴など)をしており[注 22]、成績もカンニングによるもの。
- うらなり 一夫(うらなり かずお)
- 22巻「うつしっぱなしミラー」に登場。登場時は転校生だった。父親は船員で長旅に出ており、母親は病院で入院している。当初は父親に会えない寂しさで暗い性格をしていたが父親との会話で元気を取り戻した。
- 正美(まさみ)
- のび太のクラスメート。初期の原作に登場。メガネをかけている男の子。名前は9巻「トレーサーバッジ」で確認でき、母親も登場している。
- なお、『ドラえもん学』[77]によると、登場話数は18話[注 23]。その回数は全キャラの中で第15位にランクインしており、ドラミ・神成さん・のび郎・ジャイ子・のび太のお婆ちゃんより上位である。そのため、ドラえもん学では「コミックス前半のスーパー脇役」と称している。
- あばら谷 一郎(あばらや いちろう)
- 声 - 坂本千夏(2011.12)
- 5巻「重力ペンキ」に登場。6人兄弟の長男であり、母親は造花作りの内職をしている(父親の存在は不明)。名前の通り絵に描いた貧乏暮らしであり、家は粗大ごみ置き場の横にありその屋根には石で重しがされている。ドラえもん達を集めてクリスマスパーティを開く事になり、家の狭さから困難とされたが、「重力ペンキ」を使って壁や天井を床として利用した結果、彼の家族共々パーティを楽しむことが出来た。
- テレビゲーム「ドラえもん3 のび太と時の宝玉」にも登場している。
- あばら谷 二郎(あばらや じろう)
- 5巻「重力ペンキ」に登場。あばら谷一郎の弟であるが何番目の兄弟かは不明。眼鏡をかけていて本をずっと読んでいる(外に出る時やパーティの時にも本を読んでいた)。またパーティの時に読んでいた本は「ゴーゴーマッカ」である。
- 木鳥 高夫(きどり たかお)
- のび太のクラスメート。通称「ズル木」。
- 元々は外伝作品『ドラミちゃん』に登場したスネ夫ポジションのキャラクター。『ドラミちゃん』のエピソードが『ドラえもん』本編のストーリーとして改訂された際、多くのキャラは『ドラえもん』の登場人物に描き換えられたが、彼はスネ夫と体型が大幅に異なることもあって修正されず、そのまま『ドラえもん』にも登場することとなった。このため、彼の登場するエピソードは全てドラミが主人公の『ドラミちゃん』の話であり、基本的に『ドラえもん』本編の主人公ドラえもんや、『ドラえもん』のレギュラーであるスネ夫が登場しない[注 24]。
- スネ夫同様にかなり嫌味な性格。歌はうまく、テレビの「ジャリッ子歌じまん」という番組に出演したこともある[78]。本名はこのとき登場。ネッシーに関してのび太と公開討論をしたこともある[79]。
- アニメでは彼が登場するエピソードはスネ夫に役割が差し替えられている[注 25]。
- 多目(ため)
- 声 - 井上和彦(1981.1)→沼田祐介(2008.7.18)→ 愛河里花子(2015.5.29)
- 23巻「ぼくよりダメなやつがきた」で登場したのび太のクラスメートで転校生。タイトル名にある「ダメ」(駄目)の転訛からつけられた名前。勉強もスポーツものび太より下である[注 26]。のび太が「一緒に忘れ物したり、0点取ったりしよう」といったところ「僕なるべくなら忘れ物したくないし0点も取りたくない」と答えている。すぐにまた転校することになったが、のび太の事を親友だと思っており、引っ越しの際にのび太の家まで別れの挨拶に来た。
- 山口
- 13巻「合体ノリ」で登場。
- のび太の友達の一人。おもちゃのヘリコプターを持っているが、コントロールが悪いらしく、宿題をやっていたのび太の部屋に飛び込んできた。
- スネ夫などと違い、のび太におもちゃのヘリコプターを断りなく貸している。
- おもちゃのヘリコプターでのび太は外で遊ぶが、茂みの中へ落としてしまった上、ドサクサにまぎれてスネ夫が持っていってしまい、親に言いつけようと走り去ったが、その後、ジャイアンがスネ夫から奪ったヘリコプターをのび太が奪還した事で、取り戻す事が出来た。
- 伝書鳩を飼っている友達
- プラス5巻「「合体ノリ」でハイキング」に登場。
- 本名不明。彼の伝書鳩を頼んだドラえもんとのび太に伝書鳩を貸した。
- マナブ
- 声 - 峰あつ子(1989.11、1992.1) 、くじら(1990.5)→ 森優子(2015.5.15)
- 駅前の15階建て高層マンション「メゾン・バベルトップ」の14階(テレビアニメ第2作第1期では12階)に住み、高層マンションの良さをのび太らに語った。ただし高所恐怖症である(本人曰く「普通に住んでいる分には問題ないが、高い所から下を見ると足がすくんでしまう」)。
- 体型は太めだが、野球は得意であり、そのためジャイアンズのメンバーとして試合に出たこともある。母親はいわゆる教育ママで、勉強に厳しい。
- テレビアニメ第2作第1期では名前は野田まさしに変わっていた。
- 倉井(くらい)
- 藤子・F・不二雄大全集17巻「空まです通しフレーム」に登場。メガネをかけている。以前は部屋の縁側で日なたぼっこができたが、「メゾン・バベルトップ」が建ってから、自宅がマンションの陰になってしまい、くもりの日は電灯をつけないと本も読めないほど暗くなってしまった。そのせいで、マナブを始めとするマンションの住人たちを快く思っていなかった(本人は「住んでる人たちのせいじゃないんだけど、つい…」と言っている)が、のび太から「空まです通しフレーム」をもらい、解決した。のび太が空き地に置き忘れた買い物かごを届けたことから、根は親切な人物であることが分かる。
- 本山(もとやま)
- 声 - 中沢みどり(1991.10)
- プラス1巻「ふろしきタクシー」に登場。メガネをかけている。のび太に多数の漫画本を貸した。ドラえもんも非常に頼りにしている。
- 矢部 小路(やぶ こうじ)
- 声 - 井上和彦(1979.7)
- 12巻「あいあいパラソル」に登場。あだ名は「コーシャク」。美男子でスポーツ万能で頭がいい。また、家は金持ちである。しずかと気が合い、スポーツ万能で頭がいいところは、出木杉に似ている。顔は出ておらず、手足が登場したのみである。テレビアニメ第2作第2期では出木杉に役割が差し替えられている。
- 犬山 三郎(いぬやま さぶろう)
- 声 - 佐藤ゆうこ(1998.1)、飯田友子(2014.10)
- 15巻「ポータブル国会」に登場。のび太から届いた年賀状の誤記(太と犬の字をあべこべに書く)を、スネ夫、ジャイアン、しずかといっしょに笑う。
- 父親の名前は、「犬山太郎」。
- 乙梨(おとなし)
- プラス6巻「うつしぼくろ」に登場。おとなしくて上品な女の子。
- クラスで一番エッチな奴
- 声 - 井上和彦(1980.7)→高戸靖広(2007.6)
- 本名不明。34巻「フクロマンスーツ」に登場。女の子を見るといつも嫌らしいことをする。今回は女の子に宿題を教えてもらっていたため、嫌らしいことはやらなかった。
- カズ
- プラス6巻「持ち主あて機」に登場。牛乳瓶の底のような眼鏡をかけたガリ勉。父親は結構厳しい。飼い犬のヒロ(飼い主のカズと眼がかなり似ている)があちこちの家で靴や傘を盗んでしまった事で困ってしまうが、ドラえもん達の協力で盗んだものを持ち主に返却し無事に解決できた。
- ムス子(ムスこ)
- 声 - 美名(2015.11)
- 15巻「表情コントローラー」に登場。セーラー服を着ている。滅多に笑うことがなく、スネ夫たちからは嫌味を言われていた。
- 「あの子を笑わせろ!」(2015年11月27日放送)では転校生となっている。
- ガリベン
- 声 - 田中真弓(1983.8)→高城元気(2011.7)
- 30巻「真夜中の電話魔」に登場。出木杉に次ぐクラス2番の成績。出木杉からクラス1位の座を奪おうとし、夜中にいたずら電話をかけていた。後に嫌がらせに悩む出木杉に協力を要請されたドラえもん達にいたずら電話の正体を看破されたため、出木杉に全て白状し「二度としないなら、いたずら電話のことはみんなには喋らない」と許されている。
- 本山 しんいち(ほんやま しんいち)
- 声 - 山本圭子(1981.12)
- 「ショージキデンパ」(FFランド1巻)に登場。上記の本山(もとやま)くんと漢字が同じだが、別人である。嘘つきで卑怯な性格。のび太から又借りしたスネ夫の双眼鏡[注 27]を壊したため、のび太が無くしたことにした。その後のび太らが本当の事を白状させに行った際には母親に居留守を使わせた。ショージキデンパの力を使っても中々自らの非を認めなかったが電波の出力を強化され(町中に影響が出る程の出力)とうとう全てを白状している。
- なお、スネ夫の母がショージキデンパの効果で喋った本音によると、「嘘つき」という悪評は親の間にも知れ渡っているようである。
- テレビアニメ第2作第1期では「もとやま」と読みが変えられており、下の名前が「しんいち」となっている。
拓哉(たくや) 第5巻 15話で登場したのび太のクラスメート一言もしゃべらないしずかな男子
- ボタ子(ボタこ)
- 声 - 野沢雅子→不明(1973)→不明(1979.4)→梅田貴公美(2005.9)
- 3巻「ああ、好き、好き、好き!」に登場。「ボタ子」はジャイ子に輪をかけたような豪快な女の子である。ドラえもんやのび太がボタ子の家に来た、女の子にこっそり会いに行くと、ボタ子によって窓からバケツで水をかけられたこともあった。
- テレビアニメ第1作ではボタ子は静香の家のお手伝いとして登場。
その他のキャラクター
物語の主要人物でない人物の中から、上記の分類に入らない人物を記述する。
- 本屋のおじさん
- 声 - 加藤正之(1980. 4, 5)→たてかべ和也(1981. 4)→田中崇(1981. 6)→加藤正之(1986. 5)→加藤治(1987. 5)→不明(2002. 2)→高戸靖広(2006. 12)→菅原淳一(2009頃)
- のび太がよく立ち読みに行く本屋の店主。13巻「悪魔のパスポート」、22巻「税金鳥」、23巻「オキテテヨカッタ」、35巻「レプリコッコ」などに登場する。
- 立ち読みしに来るのび太を叱る。眼鏡と、前髪だけ盛り上がっているような髪型が特徴。彼の他にも何人か「本屋のおじさん」が登場したが、登場回数は原作・アニメ共に彼が1番多い。またパーマンでも登場するシーンがある。
- 個人経営のいわゆる「町の本屋さん」。商品にビニール包装していないため、のび太をはじめ、多くの子供達によく立ち読みされている。作中ではしばしばはたきを用いての掃除を装って、立ち読み少年を追い出している。夜間割引も行っており、本の価額が10分の1になる[80]。また一度、万引き被害に遭ったことがある[81]。
- 警察官
- 初期の作品にたびたび登場した。藤子・F・不二雄大全集第1巻「オーケーマイク」や第2巻「アタールガン」等に登場。
- 目と口が3の形をしている警察官。ドラえもんの道具の被害を受けたことがある。
- 会社社長
- 声 - 田中崇(1979. 12)→佐藤正治(2004. 5)→島香裕(2012.1)
- のび助の勤務する会社の代表取締役。名は不明。11巻「いやなお客の帰し方」に登場。
- お正月の挨拶に来るお得意先や関連会社との付き合いに疲れ、人の良い社員であるのび助の家へと逃げ込む。酒や料理などを馳走になった上、のび太の部屋を昼寝部屋と決めつけたりなど、少々自分勝手な社長である。また、家でのん気に過ごしていたドラえもんらに対し、初めて会ったのにも関わらず、一喝を投ずるなど、昔の人間の一面も見せる。しかし、ドラえもんやのび太からすれば当然年明け早々からおもしろくなく、道具を使って社長を追い出す作戦に出た。これに粘り強さを見せていた社長であったが、最後はついに折れた。第2作第2期ではドラえもん達にお年玉をあげるという良い面が見られる。
- また、彼の経営する会社は札幌市に北海道支社を置いている[82]。
- 川畠(かわばた)
- 9巻「アソボウ」に登場。
- のび家の向かい側に住んでいて、ドラえもんのひみつ道具の効力で家から出されている。
- 茂手 もて夫(もて もてお)
- 声 - 大塚瑞恵(1996.7)→佐々木望(2001)→高城元気(2006.7)
- ジャイ子の友人で、隣町に住む漫画好きな少年。名前の通りモテモテでバレンタインデーにはチョコレートを100個近くもらった。ジャイ子は彼に好意を抱いている。
- 同人雑誌の編集長も務めており、ジャイ子に同人雑誌を出そうと誘う。
- 寺野(てらの)
- 声 - 茶風林(1990.6)→桜井敏治(1990.9-)
- 隣町のガキ大将。41巻「左、直、右、右、左・・・」、42巻「宇宙完全大百科」に登場。「チラノルズ」という野球チームのキャプテンで、ジャイアンズとライバル争いしている。コントロールのいい少年をチームに入団させる為、漫画三冊やお菓子などで少年を買収するが、すぐに退団されてしまう。
- 月形(つきがた)
- 37巻「かぐやロボット」に登場。
- のび太の家の近所に住む老人。大柄で、満月のような丸顔。
- (のび太の時代から)15年前に娘を亡くしており、のび太がかぐやロボットで作ったかぐやにその面影をみいだし、ロボットであることを承知で養女にさせて欲しいと野比家に申し出、引き取った。
- 高級車を持っている。
- のび太は近所の人にもかかわらず見知らなかった。
- コントロールに自信のある少年
- 本名不明。41巻「左、直、右、右、左・・・」に登場。コントロールに自信が有り、木についている枯葉を必ず打ち落とすほどである。進路アドバイザーが教えてくれた人物。トンカツが好物。頭が悪く、勉強が苦手。
- のび太は彼を「ジャイアンズ」に入団させようとするが、ライバルチーム「チラノルズ」は漫画3冊で少年を買収しようとしていた。ジャイアンは少年を買収しようとのび太に向かわせるが、少年はお菓子や宿題を解いてもらうなど様々な要求をしてくる。ついには彼の「しずかがぼくの友だちになるなら、ジャイアンズに入る」という条件に、のび太の堪忍袋の緒が切れ、「もういい!!お前なんかこっちからお断りだ!!」と怒鳴りつける。その後チラノルズへの入団が正式に決定するが、実は親戚の所へ遊びに来ていただけであり、初めからからかい目的だったためすぐ退団してしまった。
- 円番(えんばん)
- 声 - 不明(1979.8)→茶風林(2005.5-)
- 近所に住むUFOマニア。13巻「ハロー宇宙人」に登場。スネ夫に偽のUFO目撃談を聞かされたりUFO写真を見せられたりして、それを信じてメロンをご馳走した。その後、地球を訪れた本物のUFOを拾い上げるが、小型だったためおもちゃと勘違いし、蹴り飛ばしてしまう。それを偶然撮影したスネ夫・ジャイアンの写真も信用しようとはしなかった。
- 原作・アニメ第2作第1期では「ハロー宇宙人」のみの登場だが、アニメ第2作第2期では「未知とのそうぐう機」(2006年10月20日放送)、「宇宙人を追いかえせ!」(2009年11月13日放送)、「ジャイアンが1000人!?」(2010年6月25日放送)にも登場した。「ニセ宇宙人」(2012年5月11日放送)にも姿のみ登場している。
- 元高 角三(げんこう かくぞう)
- 声 - 不明(1979.8)→チョー(2008.9)
- 近所に住む小説家。12巻「ベロ相うらない大当たり!」に登場。のび太の「ベロ相」を信じた人。小説がさっぱり売れない。ドラえもんたちがタイムマシンで見て来た未来の様子(相変わらずの貧乏)を伝えられて一度は小説家を諦めようと考えるも、その後も精力的に執筆を続けた。その結果、再びタイムマシンで5年後に行ったところ、小説が文学賞を受賞していた。
- 柿原(かきはら)
- 高名な画家。6巻「この絵600万円」、11巻「あらかじめアンテナ」に登場。不遇時代はアパート「落目荘」に住み、のび太のパパが師事していた。現在は妻と邸宅に二人暮らしで、その作品は600万円で取引されている(1972年当時)。抽象画を作風としており、ドラえもんたちには理解できなかった。ドラえもんたちは不遇時代の過去に行き、作品を安く買おうとしたが、唯一内容が理解できる絵を買ったら、それは柿原ではなく弟子であるパパの絵だった。
- ブルじいさん
- 6巻「ダイリガム」未収録作品「たぬきさいふ」に登場。
- 初期の神成さんのような役割で、庭にボールを投げ込まれたり、庭の柿を子供たちに取られたりしている。「たぬきさいふ」では禿げているのを気にしている。
- 見かけはブルドッグのような怖い顔だが、実は優しく、素直に謝れば、庭に投げ込まれたボールをすべて返してくれる。
- タイムパトロール隊員
- 声 - 井上和彦、中庸助
- 22世紀の「時間警察局」に所属しており、航時法を犯した犯罪者(時間犯罪者)の逮捕を主な仕事とする。警察官の制服・制帽姿で、制帽には「P」の前章が付いている。サングラスをかけている隊員とかけていない隊員がいる。
- かけていない人は劇場版「のび太の恐竜」に登場する、恐竜密猟者を取り締まる担当。
- かけている人は「未来世界の怪人」(第4巻第14話)で登場する、自分の正体を知ったドラえもん達を殺そうとする怪人を間一髪で逮捕し、ジャイアンから四次元バッグを証拠品として取り上げる捜査員。
- オドオドくん
- プラス6巻「カッカホカホカ」に登場。
- おじいさんを恐れていた。のび太が貸した「カッカホカホカ」のおかげでおじいさんが怒らなくなり、オドオドくんは明るくなった。
- のび太は家に入れないオドオドくんを見て「いつも、ビクビクオドオドしてる。かわいそうに」と言っており、知り合いではあるようだが、クラスメートかどうかは不明である。
- 岡山のおじさん
- 3巻「おはなしバッジ」に登場。
- おはなしバッジ(桃太郎)の効力で黍団子を野比家に届けていた。
- お殿様
- 声 - 阪脩→佐藤正治
- 24巻「二十世紀のおとのさま」に登場。ドラえもんたちが開いたタイムマシンの出入り口に落ち込み、現代の世界に来てしまった。傲慢でわがままな性格をしており、特に女性に対しては威張った態度を取り、のび太の母親を刀で切りつけようとしていた。しかし現代の世界に来て色々なことを学び、成長していく(特に、家に泊めてくれた少年の「殿様はどうして偉いの」という問いかけや、その父と共に働いた時に考えさせられた模様)。そのことがきっかけで元の世界に帰った後は円満な性格となっていった。
- グランプリミュージックスクールの校長と教頭
- 39巻「ジャイアン殺人事件」に登場。
- 歌手養成学校「グランプリミュージックスクール」を経営している校長と教頭。ジャイアンの歌を教頭が録音しており、ジャイアンは「歌手にさせる為にスカウト」、スネ夫は「教頭がジャイアンの歌で校長の命を奪い、学校を乗っ取る」と思っていたが、実際は歌が下手な人の声と歌が上手な人の声を録音して「グランプリミュージックスクールに通えば、下手な人でも歌が上手になる」とアピールして生徒を集める為の宣伝だった。
- 『決定版 ドラえもん大事典』ではその後が描かれており、ジャイアンの歌を聞き続けた校長達は体調を崩して入院し、歌手養成学校は潰れてしまったという。
漫画家
- フニャコフニャ夫(フニャコフニャお)
- 声 - 田中康郎(1990. 2)→矢田稔(2002. 2)→緒方賢一(2005. 10)
- 野比家の近所に住む人気漫画家。立派な邸宅に住んでいる。家の表札には「フニャコ」の文字があるため、名字の方は本名の可能性もあるが、本名は不明。代表作は「ライオン仮面」「宇宙剣士バイロン」「モライモンとヒロイモン」「時空パトロール7」「ドラーマン」「エスパー君」等がある。多くの漫画雑誌に、たくさんの連載作品をかかえているが、アシスタントが1人もおらず、一度ドラえもんがアシスタント代行をしたことがある。
- 彼の容貌は、原作者の藤本と安孫子を融合させたような顔。のび太は彼の顔を知らなかったが、ドラえもんは住所まで知っている。
- 漫画のアイデアはあまり先の方まで考えていないらしく、主人公がピンチの状態で終わらせることが多い。
- アイデアが浮かばないときには家から逃亡し、空き地の土管の中へ隠れたり、公園のベンチに座り込んだり[83]する。ドラえもんに未来から自分の漫画作品を仕入れさせ、書かせたこともある[84]。なお、これに関してはタイムパラドックスが生じている。
- また、『パーマン』にも登場したことがある。『新オバケのQ太郎』ではQ太郎がO次郎に英才教育をしようとしたとき、フニャコがO次郎の落書きをヒントに漫画のキャラクターを考え付いた。
- なお、1995年8月25日放送の「あやうし! タイガー仮面」(「あやうし! ライオン仮面」のリメイク)に登場した際は、外観こそフニャコと同じだが虹子(にじこ)(声 - 丸山詠二)という名前になっている。
- 島山 あらら(しまやま あらら)
- 声 - 屋良有作
- 人気漫画家。ベレー帽を目深に被っている。31巻「まんがのつづき」に登場する。
- 「週刊少年ジャブン」に「Drストップ アバレちゃん」という漫画を連載している。他にも「少年キングコング」、「少年キャベジン」、「少年ホリデー」、「少年チャンポン」、「てれびさん」など多数の連載誌を抱えている。アバレちゃんの続きが見たいドラえもん達の協力で、1年分の原稿を描き溜めした。
芸能人
- 伊藤 翼(いとう つばさ)
- 声 - 荘真由美(1985.11-1986.8)→深雪さなえ(1992.11)→池澤春菜(2003.3)→倉田雅世(2006.5―)
- 大人気のアイドルで、歌手・俳優業両方で活躍する。ドラえもんやのび太たちも大ファンであり、ジャイアンは友達から貰った生写真を見せびらかし[85]、スネ夫はファンクラブの幹部を務め、「つばさちゃんへのホットなレター」コンクールで優勝したりしている[86]。ドラえもんやのび太たちの住む町内には、小学校時代の恩師の家がある。乗っていたハイヤーの故障でスネ夫の家で一度電話を借りたことがある。
- 名前は伊藤つかさのパロディで、下の名前が「つばさ」とひらがな表記されていることもある。
- 丸井 マリ(まるい マリ)
- 声 - 野中藍(2016.2)
- 8巻「ぼく、マリちゃんだよ」に登場。ドラえもんも熱中するほどの人気アイドル。しかし、母親(声 - 沢海陽子)の組んだ無茶なスケジュールのしわざで仕事に嫌気が差し、逃げ出したところをドラえもん達に会う。トッカエ・バーでのび太と入れ替わり、マリとなったのび太が代わりに仕事に向かうが、のび太にアイドル稼業が務まるはずもなく、助けに来たドラえもんが差し出したトッカエ・バーでマリの母とのび太が入れ替わり、のび太の体のマリ、マリの体のマリの母、マリの母の体ののび太というややこしい展開となる。その後、マリになってしまった母は、自分がどれだけ娘に苦労させてきたのかを身を以って思い知り、反省。その後、3人とも元の体に戻った。
- 「宇宙ターザン」役の俳優
- 声 - 菅原淳一(2006.5 - )
- 16巻「宇宙ターザン」、31巻「時門で長〜〜い一日」に登場。名は不明。のび太お気に入りの特撮番組「宇宙ターザン」の主演俳優で、長髪で筋肉質の青年。
- 「宇宙ターザン」で公園にて偶然のび太と出会いサインをするが、番組が打ち切りになりそうだからもうすぐお別れだと告げる。ドラえもんとのび太は白亜紀に行って「桃太郎印のきび団子」で恐竜を手懐け、「本物そっくりのセットとぬいぐるみを保有する撮影所」と称して制作会社に無償提供することを思いつく。この試みは成功し、番組は人気を盛り返した。
- 「時門で長〜〜い一日」では番組を見ていたのび太が「30分で終わらせずもっと見たい」と時門を閉めたため、何話分もの演技を繰り返しても終了時間にならず、しまいには過労で入院してしまった(通常、特撮番組は撮影編集したものを放送するが、この話では生放送のような描写になっている)。
- 田原のトンちゃん
- 29巻「翼ちゃんがうちにきた」、36巻「神さまごっこ」などに登場する男性アイドル。しずかが大ファンであり、登場当初は初々しい好青年だったが、連載後期になると少し頬骨が角張った顏付きになっている。「神さまごっこ」ではお腹を壊してトイレを借りるため、突然しずかの家にお邪魔した。
- 千葉 県一(ちば けんいち)
- ジャイアンが尊敬するアクション俳優で、29巻「翼ちゃんがうちにきた」で登場。「コピーとりよせ機」使用時は格闘場面の撮影中で、コピーと知らずに会いに来たジャイアンは格闘に巻き込まれ張り倒されたが、「けんかの個人教授を受けた」と喜んだ。「チョーダイハンド」(単行本未収録)では一番の宝物として興奮しながらサイン色紙をのび太に見せたことも。
- 真田 ヒモ行(さなだ ヒモゆき)
- 声 - 中田和宏
- アクション俳優。30巻「人気スターが真っ黒け」で登場。港での映画ロケの最中、彼の人型をとろうとしたドラえもんとのび太に「人型スタンプインク」をかけられて激怒、2人を追いかけるが、用紙で型をとられた後は何が起こったのか分かっていない様子だった。
- 西条 ひろみ(さいじょう ひろみ)
- 9巻「ジーンと感動する話」(または「ジ〜ンと感動する話」)に登場した歌手。のび太の町でプロモーションビデオらしきもののロケをやっていた。名前は西城秀樹と郷ひろみの合成のようだが、外見は郷ひろみに似ていた。2006年のアニメでは速水もこみちと相武紗季に変更されていた。他の回でしずかは本物の郷ひろみと電話で話した。
- ももぐち やまえ
- 10巻「人間切断機」に名前だけ登場する。
- 川合可愛
- 声 - 不明
- +5巻「架空通話アダプター」に登場する。のび太やジャイアンが大ファンであるアイドル歌手。のび太が架空通話アダプターで彼女と1時間以上も楽しげに話した事がある。
他の漫画の登場キャラクター
他の作品から、『ドラえもん』へ登場したキャラクターを記述する。
常連キャラクター
主に、2回以上登場したことのある人物。
- 神成(かみなり)
- 声 - 田中崇(1981. 3)→兼本新吾(1985. 2-1990. 9)→渡部猛(1991. 3-2005. 3)→宝亀克寿(2005. 7-)
- ドラえもんやのび太たちが遊ぶ空き地の隣に住んでいる老人。「神成」は名字で、実在する姓である。
- 趣味は盆栽で、植物をこよなく愛する。盆栽を見る目は確かで、ひみつ道具を使って選んだ一番良い盆栽を一目見て「いい盆栽だ」と言い当てている。盆栽コンテストで5年連続優勝の記録を持っている。隣の空き地からボールや石、ラジコン飛行機などが誤って飛び込み、よく家の窓ガラスを割られ、自慢の盆栽を植木鉢もろとも壊される。そのたびに怒鳴り散らすため、子供たちからは「雷おやじ」として恐れられている。しかし鉢の移動や窓ガラス周辺の保護などはしたことがない(のび太にも窓に鉄板でも貼っておけばいいのにと言われている)。通常はジャイアンらが逃げようとしたり、幼児にボールを取らせるなど卑怯な手を使うために、怒鳴りつけたり説教をしていることから、不正を決して許さない性格であることがうかがえる。逆に自分達から素直に謝ってきた場合は、それに免じて許すこともある。なお、ジャイアンリサイタルに対して苦情を言ってきたことはない。
- 将棋をやることもあり、スネ夫の父曰く、名人で誰にも負けないらしい[87]。
- ラジコンを取り上げるときもあり、誰かへのお礼にラジコンと関係ない人にあげたりもする[88]。また、その際に泥棒に襲われている。
- かわいい親戚の女の子・ミズエがいることでも知られている[89]。
- 元々は『オバケのQ太郎』のレギュラーで、大原家の隣人という設定。アメリカのオバケ・ドロンパを孫のように可愛がり、ドロンパが唯一心を開く人物として描かれていた。なおアニメ初期では、リンク出演的な存在であったが、徐々に登場回数も増えてゆき、現在では『ドラえもん』のレギュラーでもある。元々1つの作品のレギュラーキャラクターが、他作品のレギュラー格にまで登りつめた例は珍しく、そういった点では稀な存在である。なお、オバケのQ太郎の後日談である『劇画・オバQ』では「へえ、神成さん亡くなったの」という台詞が見られる。
- 大長編では2作品に登場しているが、どちらもドラえもんの道具を破壊するという役回りになっている(『ドラえもん のび太の大魔境』、『ドラえもん のび太と竜の騎士』)。
- また『ドラベース ドラえもん超野球外伝』では、彼とよく似た「稲妻さん」が登場している(Q太郎は神成のことを稲妻さんと間違えたことはある)。
- ラーメンおじさん(小池さん)
- 声 - 山崎たくみ→二又一成(1996. 12)→拡森信吾(2001. 5-2004)
- いつも食事がラーメンという人。妻と子供がおり、同じ顔をしている[90]。通称「小池」。のび太の家の近所の住民である[91]。
- 元々は『オバケのQ太郎』のレギュラー。一度、めずらしくラーメンではなく、テレビを持って登場したこともあり[92]、その時は道端で「重い」と言いながらテレビを持って歩いていた。また彼は、他の藤子作品(藤子不二雄Ⓐの作品も含め)にも多数登場している。
- 星野 スミレ
- 声 - 不明(1979)→横沢啓子(1980)→かないみか(1993、2002)→松井菜桜子(2005-)
- 『パーマン』の時代よりも後年の、20代ぐらいの姿で幾度か登場。最後に登場した話[93]では、『パーマン』最終回の後日談を語っている。
- ガン子
- 声 - 吉田小百合(2005.7)、伊藤みやこ(2017.1)
- 初期の話では、ジャイ子の友達として数度登場。元は『パーマン』の登場キャラクターであり、『ドラえもん』が『パーマン』の数年後の世界という設定ができたため、登場しなくなった[要出典]。
- ゴンスケ
- 声 - 島田敏(2002(映画))→龍田直樹(2009、2011)
- 小池さんと同様に、数々の作品に登場する芋ほりロボット。
単発キャラクター
主に、1コマ登場するくらいの人物、1話きりの登場となった人物。
他にも、「ウメ星デンカ」[注 28]、「エスパー魔美」[注 28]、「オバケのQ太郎」[注 29]、「パーマン」、「21エモン」[注 30]などが登場する。
- 18エモン
- つづれ屋のオーナーとして登場[94]。正確には『21エモン』に登場したキャラクターではないが、21エモンの曽祖父にあたる。
- 19エモン
- つづれ屋オーナーの一人息子として登場。『21エモン』では故人であり名前のみ登場した。彼の子供が20エモンであり、21エモンの祖父にあたる。
- 家業を嫌がって家出していたが、ドラえもんの道具・カムカムキャットにより帰ってきた。
- バケルくん
- 『バケルくん』のキャラクター。9巻『ぼく、桃太郎のなんなのさ』でゲスト出演する。9巻「ジ〜ンと感動する話」では、西条ひろみのロケの人の集まりの中に、バケルらしき姿が見かける。
- いずれも、当時の『小学四年生』のおまけコーナー「ドラとバケルともうひとつ」の一環としてのゲスト出演である。
- 野々花 みよ子
- 『キテレツ大百科』のキャラクター。プラス1巻『虫の声を聞こう』に登場。
- 怪物くん
- 藤子不二雄Ⓐの作品『怪物くん』のキャラクター。また、ドラえもんの道具には、怪物くんぼうしというものもある[95]。
- キイちゃん
- 声 - 南央美(1997.5)→長沢美樹(2012.2)
- 2巻「かならず当たる手相セット」に登場。のび太の親戚のおばさんが連れてきた幼児。2階から物を投げたり、階段から落ちて縄に絡まったのび太に包丁(テレビアニメ第2作第2期ではハサミに変更)を持ち出すなど、過激な行動を取る。
- 同時期に連載されていた藤子不二雄Ⓐの作品『魔太郎がくる!!』に登場する「阿部切人」を意識したキャラクター。
その他
この他、『鉄腕アトム』(手塚治虫の作品)が劇中劇として、漫画の中の絵のみ登場[96]。
テレビアニメ第2作第1期 オリジナル キャラクター
ドラえもん(テレビアニメ第2作第1期)は26年の放送の末、アニメオリジナル作品及びアニメオリジナルキャラクターが大勢にいるため一部を筆記する。
- トラえもん
- 詳細は悪役「トラえもん」を参照。
- ミイちゃん(ロボット)
- 声 - 太田淑子(1980年11月27日放映『ドラえもんのガールフレンド』)
- ドラえもんがセワシと共に過ごしていた時にドラえもんが付き合っていたネコ型ロボットである。
- 未来の世界の緑ノ丘ハイツという土地に住んでいるカオリちゃんという女の子のもとで養われている。
- ドラえもんの耳がなくなってしまうまでは仲の良いカップルだったが、ドラえもんの耳がなくなってしまった姿を見て爆笑し、後に別れてしまう。そのことを知ったのび太はドラえもんに会いにいくことを勧め二人で未来の世界のミイちゃんに会いにいく。しかしミイちゃんは既に故障しており旧型のため使える部品が無いという理由で修理不可能となっていた。ドラえもんとのび太は必死になってミイちゃんを修理し動けるようにはしたものの部品が古かったため記憶が全てバックアップされずドラえもんとの思い出は消え去ってしまっていた。また多少似てはいるがノラミャー子とは別型のロボットである。
- ミイちゃん(ミーちゃん)
- 声 - 真柴摩利(1993. 2)→麻見順子(1993. 4)→渡辺久美子(1994. 5-1995. 8)→中沢みどり(1995. 11-1996. 10)→くまいもとこ(1997. 12)→瀧本富士子(1998. 3, 12)→松本さち(1998. 5, 1999. 6-2004. 9, 2005. 3)→まるたまり(2005. 4〜)
- ドラえもんのガールフレンドのネコ。原作での「ミイちゃん」の名前のネコは、ぴっかぴかコミックス第5巻「なかまバッジ」、42巻「ふたりっきりでなにしてる?」に登場。14巻「すてきなミイちゃん」では、おもちゃのネコのことを「ミイちゃん」と呼んでいた。
- ドラえもんとのデート中に、ドラえもんがのび太を助けるためにどこかへ行き、戻ってきたらミイちゃんはいなかったというストーリーが多い。そのため、のび太のことを「ドラえもんがいないと何もできない人」と評している[97]。その一方でのび太に窮地を救ってもらったこともある。またのび太たちを乗せた道具が欠陥品で壊れることを知ってパニックになっているドラえもんに正論を告げて落ち着かせたりしている。実は黒猫の兄がいてテレビアニメ第2作第1期「ぼくのライバル」に登場している。その際ドラえもんに恋人だと間違われているほど兄とは大の仲良しである。
- テレビアニメ第2作第1期では、2000年以降かなりの頻度で登場しており、劇場作品『ドラえもん のび太とロボット王国』と『ドラえもん のび太のワンニャン時空伝』にも登場した。
- 泥棒
- 声 -
- 通称「つるつるおじさん」。「赤ちゃんほんやく機」(1993年12月17日放送)に登場した泥棒。盗みを働こうとするが、情に弱い。その後、「ラッキーカラー棒」(2004年5月14日放送)等、泥棒キャラが登場する際、何度か顔をだすレアキャラとなる。
- テケテケ
- 声 -
- 「宇宙人がやってきた」(1993年9月24日)に登場。のび太が裏山で「未知とのそうぐう機」を誤って操作したせいで呼び出された宇宙人、毬のような体に足が生えて頭に手が一本生えている。
- 先生のお説教やジャイアンたちの虐めを挨拶と勘違いする位に世間知らず。
- 野比宅で宿題の手伝いに利用されながら、カップラーメンをごちそうになりそれに味をしめ町内を散策した後、のび太に握手を交わして自分の星に帰るがお土産代わりにカップラーメンをねだりに野比宅の庭に戻った。
- ビショップ
- 「王様セット」(1998年2月13日放送)に登場するキャラクター。チェスの駒をモチーフにしたキャラクターで、王様セットの使用者である、のび太を王様とする従者。仲間にナイトとピエロがいる。王様(のび太)に対して何かと口うるさくしているが、それは真に王様のためを想ってのことだった。
テレビアニメ第2作第2期 オリジナル キャラクター
宇宙関連
宇宙関連オリジナルエピソード | 放送日 |
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行け!ノビタマン | 2006年12月31日 |
宇宙ガンファイターのび太 | 2008年2月8日 - 2月15日(前後編) |
七夕の宇宙戦争 | 2008年7月11日 |
宇宙人を追いかえせ! | 2009年11月13日 |
七夕の空が落ちてきた | 2011年7月1日 |
真夜中の巨大ドラたぬき | 2013年9月13日 |
- シズラー、ジャイラー、スネラー
- 声 - かかずゆみ、関智一、木村昴
- 「行け!ノビタマン」、「宇宙ガンファイターのび太」に登場する3人組の賞金稼ぎ。髪型と性格が若干異なることを除けばしずかやスネ夫、ジャイアンに瓜二つである。卑劣な性格であるが、どこか間の抜けた一面もある。
- 「行け!ノビタマン」ではブーデに雇われる形でドラえもん達と敵対するが、結局は敗北する。
- 「宇宙ガンファイターのび太」ではローリエの賞金を狙う形で再登場し、その過程でイデアの依頼を受け、モルグシティを訪れる。その後、混乱に乗じて町の金を奪おうとするが、最終的にはドラえもん達に協力してゲバルト達を撃退する。
- イデア
- 声 - 井上喜久子
- 「宇宙ガンファイターのび太」に登場する惑星カメリアに住む少女。星にある唯一の街モルグシティを脅かすならず者・ゲパルトを追い出してほしいとドラえもん達に依頼する。
- ローリエ
- 声 - 石井康嗣
- 「宇宙ガンファイターのび太」に登場する惑星カメリアに向かう途中でドラえもん達が出会った緑髪の青年で、植物星人。腕を植物のつた状にしたり、口から種子のような物を飛ばして戦う。危機にさらされた自身の星を救うために賞金稼ぎをしており、更に数多くの惑星で森林の伐採地を破壊して来た経歴を持ち、現在は100万宇宙ドルの懸賞金が掛かり、数多くの賞金稼ぎや宇宙警察から追われている。モルグシティでのび太を庇い、ゲパルトの銃弾を受けて重傷を負ってしまうが、モルグシティのはずれにある荒野に唯一立つ巨大樹からエネルギーを分け与えられた事で復活する。
- メタボン
- 声 - 高戸靖広
- 「宇宙ガンファイターのび太」に登場するモルグシティの市長で、イデアの父。町を守るためにドラえもん達を雇うが、彼らがゲバルトを怒らせてしまったことでその責任を追及され、市長を辞任する。しかし、ゲバルトがのび太に敗れた後は再び市長になる。
- ピゴモン
- 声 - 佐久間レイ
- 「七夕の宇宙戦争」に登場する。
- 姫
- 声 - 久川綾
- 「七夕の宇宙戦争」に登場する。
- ネタミン
- 声 - 高戸靖広
- 「七夕の宇宙戦争」に登場する。
- ソネミン
- 声 - 渋谷茂
- 「七夕の宇宙戦争」に登場する。
- ヤギオ
- 声 - 若本規夫
- 「宇宙人を追いかえせ!」に登場するのび太が使用した「未知との遭遇機」によって呼び出された宇宙人。ヤギのような容姿をしており、本物のヤギ同様に草や紙を好んで食す。のび太の部屋で偶然見つけた0点の答案の味を絶賛し、もっとないのかとしつこく要求した後に一度は母星に帰還したが、今度は仲間を大量に連れて再びやって来る。その後、100点の答案を食したが、「この世のものとは思えない味」と酷評して帰って行った。
- 織姫
- 声 - 豊口めぐみ
- 「七夕の空が落ちてきた」に登場する。
- 彦星
- 声 - 檜山修之
- 「七夕の空が落ちてきた」に登場する。
- ニーナ
- 声 - 坂本真綾
- 「真夜中の巨大ドラたぬき」に登場する宇宙船から脱走した害獣モングを追って地球に降り立った宇宙警察の少女隊員。キツネをモチーフにしたスクーター型のマシンに搭乗しているが、稀に故障してしまうのが欠点である。大人気ヒーロー「パーマン」の大ファンとして同じくパーマンに詳しいのび太と出会い、親しくなる。
- ドラたぬき
- 声 - 水田わさび
- モングに体を乗っ取られたドラえもんが眠っている間に変化を遂げた姿。目も体色も尻尾もモングのようになり、その姿は狸そのもので、また鳴き声は「モング~」である。街に出てあらゆる物を食べてどんどん巨大化し、最終的には山の遠くからでも見えるほどの大きさになった。その後、ニーナはカチカチ弾という当たったものを固める武器で捕らえ、ドラえもんからモングを切り離そうとしていたが、「カチカチ弾はロボットにやると壊れてしまう」という理由でのび太に止められ、最後にはドラミの作戦やパーマンの協力によって無事にドラえもんの体内からモングが捕獲されたことで元の姿に戻った。
地底関連
地底関連オリジナルエピソード | 放送日 |
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地底の国探検 | 2007年2月16日 - 2月23日(前後編) |
- バッツ
- 声 - 大川透
- 「地底の国探検」に登場する。
- サルマ
- 声 - 桑島法子
- 「地底の国探検」に登場する。
海底関連
海底関連オリジナルエピソード | 放送日 |
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眠る海の王国 | 2008年6月27日 |
のび太の人魚伝説 | 2010年3月5日 |
- ジキム
- 声 - 澁谷武尊
- 「眠る海の王国」に登場する南の島に古くから伝わるウンナーナと呼ばれる種族の少年で、ウンナーナ星と呼ばれる星から来た宇宙人。何らかの理由から地球に残っているために当初はのび太にしか見えず、彼と共にウンナーナ星へ帰還するために自身の居城である海底遺跡に連れて行く。しかし、ドラえもんとのび太たちの絆の強さを目にしたことで自ら宇宙船の非常停止ボタンを押し、オジイと共に遺跡に残ろうとするものび太やオジイの説得によって一人でウンナーナ星に帰ることを決意し、宇宙救命ボートでウンナーナ星に帰還した。
- オジイ
- 声 - 藤本譲
- 「眠る海の王国」に登場するジキムの知り合い。老人の容姿をしているが、コンピュータホログラムのため触ることは不可能。
- ジキムと共に海底遺跡で暮らしていたが、遺跡の崩壊が迫っていたために彼をウンナーナ星へ返そうとし、また自身は遺跡のバランスを保たねばならないため宇宙船に乗れないという理由でジキムと一緒に来たのび太を宇宙船に乗せようと画策する。その後、のび太を追いかけてきたドラえもん達を牢に閉じ込めるもジキムが宇宙船の非常停止ボタンを押したことにより失敗に終わる。その後は最後の力を使ってジキムやドラえもん達を崩壊する遺跡から無事に脱出させ、自身は崩壊する遺跡に残り、海底へと沈んで行った。
- ヨハン
- 声 - 浪川大輔
- 「のび太の人魚伝説」に登場する。
- ミカエラ
- 声 - 皆口裕子
- 「のび太の人魚伝説」に登場する。
海賊関連
海賊関連オリジナルエピソード | 放送日 |
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海賊大決戦 〜南海のラブロマンス〜 | 2007年6月29日 |
南海の大冒険 〜キャプテン・シルバーの財宝〜 | 2015年7月24日 |
- ケネス
- 声 - 小西克幸
- 「海賊大決戦 〜南海のラブロマンス〜」に登場する海賊。弱い者には優しい義賊として慕われており、そのために部下や村の人達からの信頼も厚い。モッケ率いる海賊との戦闘の際に窮地に陥ったところをドラミやしずかに助けられ、二人を自分の船に招き入れる。
- ドノバン
- 声 - 楠見尚己
- 「海賊大決戦 〜南海のラブロマンス〜」に登場する。
- ケール
- 声 - 高戸靖広
- 「海賊大決戦 〜南海のラブロマンス〜」に登場する。
未来関連
未来関連オリジナルエピソード | 放送日 |
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ドラえもんが生まれ変わる日 | 2007年9月7日 |
ドラえもんVSドラキュラ | 2008年5月9日 - 5月16日(前後編) |
ドラえもんの青い涙 | 2008年9月5日 |
のび太を愛した美少女 | 2009年6月26日 |
ドラえもんの長い一日 | 2009年9月11日 |
決戦!ネコ型ロボットvsイヌ型ロボット | 2010年9月3日 |
走れドラえもん!銀河グランプリ | 2011年9月9日 |
アリガトデスからの大脱走 | 2012年9月7日 |
地底100マイルちょっとの大作戦 | 2014年9月5日 |
ドラミの生まれた日 | 2014年12月5日 |
恐竜ハンター | 2015年2月6日 |
空想動物サファリパークと約束の笛 | 2016年3月11日 |
天才のび太の飛行船ゆうえんち | 2016年9月2日 |
- パワえもん
- 声 - 真殿光昭
- 「ドラえもんが生まれ変わる日」「決戦!ネコ型ロボットvsイヌ型ロボット」「走れドラえもん!銀河グランプリ」に登場したドラえもんのロボット学校時代の同級生。ロボット学校を最も優秀な成績で卒業しており、卒業後は総理大臣の息子(出木杉に似ている)の世話をしている。キザでプライドが高い性格で、落ちこぼれだったドラえもんをバカにしているが、本当はドラえもんを認めている。
- ドラえもんの現在のパートナーで、ドラえもん以上に落ちこぼれであるのび太については、当初は一切認めておらず、「のび太の存在がドラえもんを更に駄目にしている」と指摘し、徹底的に見下していたものの、工場長がドラえもんとのび太の友情を認めた後はこのような面が薄れている。また、ノラミャー子とも仲が良く、ドラえもんが誘拐された際はドラミやノラミャー子達と共にドラえもんを助けに行った。
- 誕生日はドラえもんと同じ2112年9月3日であり、ドラえもんの同メーカーの同製品である。
- ヴァン・ヘルシング博士
- 声 - 菅原淳一
- 「ドラえもんVSドラキュラ」に登場する。
- ドラキュラロボの開発者。元々はライバル会社のロボットをおかしくする為にドラキュラロボを開発したが、逆に地下牢に投獄されてしまう。その後の消息は不明である。
- ベル
- 声 - 折笠富美子
- 「ドラえもんの青い涙」に登場する女性の猫型ロボット。ガシルの組織に奪われた自身の彼氏の心臓部である「青い涙」と呼ばれる宝石を見つけるために普段は未来の町で花屋として働きつつ、夜は怪盗となって宝石を探して続けていた。しかし、ドラえもんの誕生日の日に宝石が本物かどうかを見分けることができる鈴を落としてしまい、偶然未来でドラえもんの誕生日を祝っていたのび太に拾われてしまう。その後はのび太の跡を追って何とか見つけるが、その鈴はドラえもんの誕生日プレゼントの首輪に付いていて外せなかったためにドラえもんを連れて宝石探しを再開した。その後、宝石を取り戻し、ガシル達が逮捕された後は意識を取り戻した彼氏と結婚した。
- ルリィ
- 声 - 釘宮理恵
- 「のび太を愛した美少女」に登場する22世紀の未来デパートが販売するお世話ロボット。髪の色は水色で、後頭部にはピンクのリボンをしている。また、少女を象っており、主に子供の世話を行う。怒るとき以外は優しく接し、基本的には丁寧な言葉を使うが、甚大な腕力を備えているために小学生児童二人であれば容易に投げ飛ばすことができる。また、足にジェット噴射装置があり、新幹線より速く空中を移動することができる。
- ルリィシリーズは多大な人気を博し、初日で完売したが、後に行動様式に不具合や欠陥があったために販売元の未来デパートには返品や賠償を求めるクレームが相次ぎ、市場に出回ったルリィシリーズは全て返品回収された。しかし、そのうちの一体は未来の国の犯罪者が盗んで改造し、のび太を抹殺するために直接送り込まれる。その後、犯罪者達に操られてのび太を襲うが、最終的には本来の人格を取り戻すと共にのび太に別れを告げてワルサー達に捨て身の攻撃を仕掛けて爆散した。その後はのび太を守るために取った勇敢な行動が22世紀でも話題になり、ルリィシリーズは廃棄されず、修理されることになった。
- ケーブ
- 声 - 大塚芳忠
- 「ドラえもんの長い一日」に登場する刑事。
- ワンダフル
- 声 - 置鮎龍太郎
- 「決戦!ネコ型ロボットvsイヌ型ロボット」に登場するD.Gコーポレーションが製造し、ダックスが自社のロボットを売り出すためにのび太の元に送り込まれたイヌ型ロボット。骨を見ると飛びついてしゃぶってしまうという犬の特性以外にも飛行能力などを持ち、勉強や料理などの様々な分野でネコ型よりも優れた機能を持つ。当初はダックスの指示でドラえもんを追い出し、のび太の信頼も得ていくが、のび太の絵日記からドラえもんとのび太の友情の強さを見たことで彼らに協力してネコ型ロボットを救出する。事件解決後は自身を含めたイヌ型ロボットはロボット管理協会の長老達によって新しい主人の元へ行くことになる。
- のび太の元に送り込まれたワンダフルは「のび太の宿題を終わらせる」のが使命であり、ドラえもんの救出ものび太に宿題をやらせる為に行った。その為、事件解決後はのび太に宿題をやらせた。
- 「アリガトデスからの大脱走」には別個体がアリガトデスの囚人として登場している。
- ロボット管理協会長老
- 「決戦!ネコ型ロボットvsイヌ型ロボット」に登場する22世紀のロボットの性能を調べるために五人の老人達から構成されているロボット管理協会の最高責任者。ダックスの持ち込んだレポートからネコ型ロボットの性能の低さを指摘され、止むを得ずにイヌ型ロボットとの交換を指示する。
- その後、のび太の説得で彼と同じ年の子供の頭脳を平均化したロボット「ヘイキン君」との学力試験を行うもダックスがその映像を無断で放映したことで彼に利用されていたことに気付き、更にはワンダフルからのび太の絵日記を見せられたことでネコ型ロボットと人間の絆の強さを知り、ネコ型ロボットのスクラップ処分の中止を指示する。事件解決後はイヌ型ロボットの新しい主人を探すことを約束する。
- ベソえもん
- 声 - 神代知衣
- 「決戦!ネコ型ロボットvsイヌ型ロボット」にパワえもんと共に登場するドラえもんのロボット学校の同期。パワえもんやドラミ達と共にダックスによって処分されそうになるが、ドラえもんやのび太達によって助け出される。
- カワえもん
- 声 - 野中藍
- 「決戦!ネコ型ロボットvsイヌ型ロボット」にパワえもんとベソえもんと共に登場するベソえもんと同じくドラえもんのロボット学校の同期。
- デポン・アレックス
- 声 - 三木眞一郎
- 「走れドラえもん!銀河グランプリ」に登場するギャラクシーカーレースに出場したネコ型のレーサーロボットで、前大会の優勝者。優勝候補の一角と言われ、またファンも多い。耳のないドラえもんを馬鹿にしたことで対立するが、後にドラえもんやのび太がカレン達の罠に掛かりそうになった時には助けると共に「子守ロボットならレースに勝つより大事なものがあるだろ」と喝を入れた。その後はベンガルによって走行妨害の疑いをかけられるが、ドラえもんが庇ったことで和解し、「ベンガルにネコ型ロボットの意地を見せろ」とドラえもんやのび太にレースの優勝をするよう託した。最後はドラえもんとのび太の優勝を祝福している。
- チャン、リン、ポン
- 声 - 永澤菜教、今井由香、金田朋子
- 「走れドラえもん!銀河グランプリ」に登場するギャラクシーカーレースの参加者。チャイナ服状の服装で中国語訛りの話し方をする三姉妹。
- ダイス・チョボイッチ
- 声 - 堀之紀
- 「走れドラえもん!銀河グランプリ」に登場するギャラクシーカーレースの参加者。モヒカンヘアでパンクファッションを着飾る大柄な男で、見た目相応の怪力の持ち主。
- イッコク
- 声 - 小形満
- 「アリガトデスからの大脱走」に登場する22世紀の未来でドラえもんが出会った小学校の先生ロボット。外見はのび太の担任の先生に近いが、性格は至って温厚である。
- もしもボックスによって出来た世界でマジメーの先祖が唱えた「子どもを叱ってはならない」という意見を尊重して様々な問題を起こす生徒達を耐えつつも見守ってきたが、ドラえもんと接触事故を起こした教え子のガンタが横暴な態度で反省の色を一切見せず、更にはドラえもんを「ネコ型ロボットのくせに耳がない」と馬鹿にしたことで遂に堪忍袋の緒が切れ、彼にお仕置きを下したためにドラえもんと共にロボット収容所・アリガトデスに投獄されてしまう。しかし、終盤では罪悪感から反省したガンタと和解する。
- ガンタ
- 声 - 竹内順子
- 「アリガトデスからの大脱走」に登場する。
- 22世紀の未来の小学校の生徒で、イッコクの教え子の一人。性格はわがままで、生意気である。友達二人と悪ふざけで遊んでいた際にドラえもんと接触事故を起こし、謝りもしなかったが、担任のイッコクが自分のせいで捕まってしまったことには深く反省し、終盤でアリガトデスから脱獄したイッコクと和解した。
- ジージ
- 声 - 清川元夢
- 「アリガトデスからの大脱走」に登場するロボット収容所・アリガトデスに長く幽閉されている老人型ロボット。マナーの悪い人間に注意した事で捕まった。脱獄するために自分のいる牢屋に穴を掘り続けていた。その後、ドラえもんやイッコクのように叱ったことで投獄された囚人ロボットを解放させ、マジメーとの戦いに参加させた。
- ガラクータ
- 声 - 鈴木晶子
- 「アリガトデスからの大脱走」に登場するジージと同様にロボット収容所・アリガトデスに長く幽閉されているガラクタロボットで、ジージの相棒的存在。自分を大切にしない人間に文句を言った事で捕まった。ガラクタで出来たようなボロボロな外見が特徴である。また、頭部が外れるようになっており、中に色々な物を入れている。
- ドンパ
- 声 - 楠見尚己
- 「アリガトデスからの大脱走」に登場するロボット収容所・「アリガトデス」の教官で、マジメーの部下。常に不気味な笑みを浮かべており、また怒った者に対して制裁を加えるなど乱暴な一面を見せる。収容されているロボット達に収容所拡大のための労働と称してダイヤの鉱脈を発掘させて私腹を肥やしていたが、後に脱走したドラえもん達を追跡中にドラえもん達が仕掛けた罠に掛かり、爆発に巻き込まれた。その後の消息は不明である。
- タッつぁん
- 声 - 坂東尚樹
- 「アリガトデスからの大脱走」に登場するドラえもん達と同じ時期に連行されたピンク色のタコ型ロボット。怒りやすい性格で、ハチマキを巻いている。収容所からの脱獄を試みるも警備システムにより捕縛される。その後、ジージ達の協力で他の囚人達共々解放された際にはアリガトデスの巨大ロボットの眼部に墨を吐いて視界を暗ませた。関西弁で話す。
- ラピス・スピネル
- 声 - 田村ゆかり
- 「地底100マイルちょっとの大作戦」に登場する謎の少女。第325代王位継承者。好きなものは甘いもの。嫌いなものはオバケと暑苦しいこと。
- 未来の博物館にあったペンダントを盗んだため、警備隊に追われていたところをドラえもんやのび太達が暮らしている21世紀にやってくるが、ドラえもんやのび太と出会った際は自分を「テルル銀河のガーネット星系から来た天才科学者」と名乗り、宝探しに同行させた上で自分を追って来た警備隊を「宝を横取りする悪い奴ら」だと語る。盗んだペンダントは実は自分のものであり、昔星々の研究の帰りに地球に立ち寄ったときになくしてしまい、助けを待っている間にペンダントが美術館に展示されていたが、返してもらえず止むを得ず取ったという。そのことを知ったドラえもん達の協力もあって探していた宇宙船を見つけ出し、最後はドラえもん達に感謝の言葉を言い残し、宇宙へと飛び去って行った。
- 博士
- 声 - 山野史人
- 「ドラミの生まれた日」に登場する老人。本名不明。耳を失ったドラえもんのためにドラミを作った。
- ガイドのロボット
- 声 - 愛河里花子
- 「恐竜ハンター」に登場するロボット。ハンティングセンターから送られてきた。少々口が悪い。
- ヒツジ
- 声 - 佐武宇綺(9nine)
- 「のび太特急と謎のトレインハンター」に登場するひみつ道具「DX列車セット」の羊型の車掌兼運転士指導員ロボット。運転士見習いののび太を厳しく指導しながら、共に終点のドラえもんの誕生日パーティー会場を目指す。列車がモサロに奪われた後は、のび太に協力し列車を取り戻しドラえもん達を助けるために戦う。少々ドジな一面もある。
- サブ
- 声 - 玄田哲章
- 「空想動物サファリパークと約束の笛」に登場する空想動物サファリパークのベテランパークレンジャー。ドラ焼きを買うための資金稼ぎのアルバイトを始めたドラえもんの指導係を受け持つ。腰痛持ち。
- コニー
- 声 - 加藤英美里
- 「天才のび太の飛行船ゆうえんち」に登場する22世紀の遊園地「コニーパーク」の跡取り娘。自分が造った遊園地のアトラクションの素材を度忘れするなどの天然な面もあるが、一方ではジェスターの部下であるロボット達がいる中を強行突破で駆け抜ける等の勇猛果敢な一面も見せる。「ジェスターランド」の社長であるジェスターの策略によりコニーパークを閉鎖に追い込まれ、それが原因で両親が亡くなってしまうが、両親の死後は閉鎖したコニーパークを引き継ぐ。その後、空間を移動していた最中にアベコンベで天才になったのび太が放り投げた遊園地の設計図を拾い、その1年後に巨大飛行船遊園地「ノビドッグパーク」[98]を開園させるが、直後にその事を知ってノビドッグパークの乗っ取りを図るジェスターに襲撃される。その後は捕らえられるが、落雷により何とか逃れ、直後に墜落しそうになったノビドッグパークを止めるためにドラえもん達と共に奔走した末に墜落を食い止める事に成功した。騒動後はノビドッグパークをお客が多く訪れるような楽しい遊園地にすることを決意し、最後にドラえもん達と楽しく遊んだ後は22世紀に帰って行った。
中世関連
中世関連オリジナルエピソード | 放送日 |
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王子を守れ!伝説のドラミ三剣士 | 2007年12月7日 |
- ジョルジュ
- 声 - 皆川純子
- 「王子を守れ!伝説のドラミ三剣士」に登場するマスカール国の王子だが、実は女の子である。かつて先代の国王である父が隣国と平和的に接するために男として育てられ、以降は家臣や国民からは王子と思われて生きてきたが、後に森で獣に襲われていたドラミ達を助けたことで彼女達と親しくなる。その後、バルトとの戦闘の際に秘密を暴露されてしまうが、ドラミの助言で国民の信頼を勝ち取り、バルトを撃破する。
- マリー姫
- 声 - まるたまり
- 「王子を守れ!伝説のドラミ三剣士」に登場するバルト国王の娘で、ジョルジュの許嫁。
- ルガルデ
- 声 - かかずゆみ
- 「王子を守れ!伝説のドラミ三剣士」に登場するバルデス国に所属する黒三剣士と呼ばれる三人組の一人。
現代関連
- 浅間 けんじ(あさま けんじ)
- 声 - 高戸靖広
- のび太のクラスメート。ドラえもんの秘密道具の「七人の知り合い」で「アーサー・マッケンジー」と会おうとしたら、のび太の家に本を返してもらおうとしていた。のび太曰く「勉強が嫌い」らしい。
- よっちゃん
- 声 - かないみか
- 「大パニック!スーパー赤ちゃん」(2010年1月15日放送)に登場する玉子の友だちの赤ちゃん。玉子達の買い物の際にドラえもんやのび太に預けられ、中々あやせなかったのび太から机に置いてあった未来デパートから誤送された舐めている間にあらゆる部分の力が100万倍になる「強力ウルトラスーパーデラックスキャンディー」を与えられたことで調子に乗って大暴れし、空き巣(シャルル〈声 - 拡森信吾〉とミッシェル〈声 - 島香裕〉)も巻き込む程の騒ぎになるが、ドラえもんやのび太によってキャンディーを吐き出した。
- 課長
- 声 - 亀井三郎(2010年頃から2012年)→秋元羊介(2013年秋から)
- 野比のび助が勤めている会社の課長。のび助とはよく飲みに行くなど、とても親しいようである。
- 福山 雅秋(ふくやま まさあき)
- 声 - 梁田清之(2010. 9)→福山雅治(2011.2)
- 「ほんもの3Dテレビ」(2010年9月17日放送)に登場する人気シンガーソングライター。
- しずかが大ファンであり、「MUSIC STAGE」(元ネタはミュージックステーション)に出演。しずかが手を出してしまったため、しずかの家に現れサインをしてもらった、その後道具の性質上で戻れなくなりタクシーで帰ることになった際も温厚にふるまい三人に「応援、よろしく」と話していた。
- 元ネタは福山雅治。モデルとなった福山はラジオ番組『福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル・魂のラジオ』でドラえもんに自分が出たこととしずかが自分のファンであることを喜び、声も自分でやりたかったと発言、後に自らが吹き替えた登場シーンが「冬の大感謝祭」で流された。また2011年には福山のFM番組『福山雅治のSUZUKI TALKING F.M.』(JFN系)内に、福山扮する雅秋による「スター☆雅秋の相談室」というコーナーが設けられている。
- 映画『ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜』(2011年3月5日公開)にも登場。
- 福山雅治は、『ドラえもん のび太と奇跡の島 〜アニマル アドベンチャー〜』(2012年3月3日公開)のテーマソング「生きてる生きてく」を担当。テレビでの放送内、福山雅秋が再び登場した。
- ボロ
- 声 - 神代知衣
- 「ロボット・ボロよ、永遠に」(2011年3月4日放送)に登場するのび太がひみつ道具「万能改造ドライバー」や物置にあったガラクタで作ったロボット。顔が鍋蓋やライト、腕がコード、胴体がラジカセとバネ、下半身が車の玩具になっている。頭が良く、手強い相手でも機転でピンチを乗り切っている。宇宙に興味がある。親であるのび太を慕っており、スネ夫以外の友人からも慕われている。
- サングラスの男から太陽系外の探査ロケットに搭乗するロボットを探している事を聞き、宇宙に行くかどうか悩んでいたが、のび太の後押しで行く事を決意。のび太に下半身を車から2足歩行に改造してもらい、友達と楽しい思い出を作った後、宇宙へと旅立った。
- サングラスの男
- 声 - 天田益男
- 「ロボット・ボロよ、永遠に」(2011年3月4日放送)に登場する男性。サングラスと分厚い唇が特徴で、怪しげな行動をとっている。その正体は宇宙関係の仕事に就いている研究員であり、太陽系外の探査ロケットに搭乗するのに必要な優秀なロボットを探していたところ、ボロに目を付けた。当初はのび太に断られたが、最終的にボロを引き取った。
- 甘栗 旬(あまぐり しゅん)
- 声 - 小栗旬
- スネ夫の知り合いであり憧れのアイドル兼俳優。モデルは俳優の小栗旬で、声も本人である小栗旬がゲスト出演して演じた。
- 映画『ドラえもん のび太と奇跡の島 〜アニマル アドベンチャー〜』(2012年3月3日公開)にも登場。
- ユータ
- 声 - 堀川りょう
- 「カワウソのび太の大冒険」(2011年5月27日放送)に登場するカワウソ。
- キュー
- 声 - 神田朱未
- 「カワウソのび太の大冒険」(2011年5月27日放送)に登場するユータの妹のカワウソ。
- たかこ
- 声 - 新谷良子
- 「新曲発表!ジャイアンにボエボエ?」(2011年6月11日放送)に登場するのび太達の隣の学校に通っている女の子。走り高跳びをしており、大会の選手に選ばれる程の実力を持っている。昨年の大会で失敗してからは思うように結果が伸びずにいたが、今年の大会ではジャイアンの応援により大会で新記録を出すことに成功する。ジャイアンの歌を絶賛した数少ない人物で彼のファンクラブの結成にも唯一ノリノリである。しかし歌声が好きな理由は以前飼っていた犬の鳴き声に似ているから。
- ミーア
- 声 - 冬馬由美
- 「ドラえもんたった一日の恋」(2011年9月2日放送)に登場するアイドルネコ。かなりの高飛車かつ我儘な性格で、当初はドラえもんとも衝突していた。のび太が書いたあらかじめ日記によってドラえもんと一緒に過ごすことになるが、のび太があらかじめ日記に「ゆかい」を「ゆうかい」と書き間違えたことで本当に誘拐されてしまう。その後はドラえもんによって助け出され、更にはのび太が日記に内容を追加したことで誘拐犯も逮捕され、ドラえもんとの時間を過ごしたのち、無事スタッフの元へ戻っていった。
- 育ての親のおばあちゃんがおり、アイドル活動のため離れたあとも健在であることが明らかとなった。
- アッちゃん
- 声 - 谷井あすか
- 「人よけゴールデンウィーク」(2012年5月4日放送)に登場するアイドルグループ・アカンベー48のメンバー。近所の公園で撮影をしていたが、ドラえもんやのび太が近くで見るために人よけジャイロを使用したため、ジャイロの影響でスタッフまで近づけなくなり、撮影を続けられなくなる。
- チカ
- 声 - 金田朋子
- 「ポケットの中のしずかちゃん」(2012年5月25日放送)に登場する少女。
- マジメーの先祖
- 声 - 中尾隆聖
- 過去の世界(ドラえもんやのび太達の住む現代)でのマジメーの先祖で、教育評論家。のび太がもしもボックスで叱られない世界を実現させた際には子孫と同じサングラスを着用しながら「子供を叱っても世の中のためにならない」と悟ったが、元の世界に戻った後は穏やかな雰囲気に眼鏡をかけ、「人は叱られて成長するもの」と唱えている。
- 向井 おさる(むかい おさる)
- 声 - 向井理
- 「最強!ころばし屋Z」(2013年3月1日放送)、映画『ドラえもん のび太のひみつ道具博物館』(2013年3月9日公開)に登場する22世紀申年生まれのアクションスター。「転ばし屋Z」の最初の犠牲者となった。映画ではワンシーンのみの出演である。
- アーサー・メッシ
- 声 - 森田樹優
- 「のび太イレブン」(2014年6月20日放送)に登場するのび太のサッカーチームと対決するためにスネ夫がアルゼンチンのチームから加入したサッカー少年。「これぐらいアーサーメッシ前(朝飯前)」が口癖である。ドラえもんとのび太のサッカーチームを相手に一時は俊敏な動きで翻弄したが、ドラえもんひみつ道具「からだポンプ」で頭を巨大化させたドラえもんによってシュートを跳ね返され、それに驚愕した。
- アヤトリオ
- 声 - 町田政則
- 「家元かんばん」(2014年12月12日放送)に登場する老人。あやとりが得意で、「コイの滝登り」ができる。のび太と勝負をしたが、最終的にのび太のあやとりを見て降参し帰っていった。
- ビル・マネー
- 声 - 渡辺明乃
- 「スネ夫より金持ちがやってきた」(2015年2月20日放送)に登場する少年。父親の仕事の都合でのび太たちのクラスにやって来た転校生。スネ夫以上の金持で、本物の飛行機や潜水艦、ドイツ・スイス・インドに城を所有しているほどである。外の景色をゆっくり眺めたいという理由でリムジンに乗ることはあまり好んでいない。さらにスポーツ万能で自分が金持ちな事を鼻にかける事もない性格でドラえもんやのび太達とすぐに友人になるも、数日後に再び転校して行ってしまう。
- 山田 平助(やまだ へいすけ)
- 声 - 長嶝高士(2014年2月)
- 九州に住むのび助の友人。のび太に小遣いをたくさんくれるらしい。
- 宇佐美ポルト
- 声 - 池澤春菜
- 「NSワッペンで運動会」(2016年5月20日放送)に登場するのび太たちと同じ小学校に通う足の速い少年。のび太達の隣のクラスの5年4組所属。運動会のクラス対抗リレーの50メートル走で、選手に選ばれたのび太と対決する。のび太は彼にNのワッペンを貼り付けて彼の後を付いて走りゴール直前でワッペンをはずして、追い抜こうとしたがはずれたワッペンが大玉に貼り付いてしまい失敗に終わり、彼の所属する5年4組がリレーに優勝した。
- 大熊カツオ
- 声 - 丹沢晃之
- 「熱血ドッジボール」(2016年11月4日放送)に登場。町内会のドッジボール大会で、ドラえもんやのび太達のチーム・ジャイアンズと対決する相手チーム・スーパードッジーズのキャプテンで、ビッグベアボールというすごい必殺技を使う少年。決勝戦のジャイアンVSスーパードッジーズの試合の際には彼の必殺技ビッグベアボールがのび太の顔面に当たってアウトになり、外野のジャイアンが打ったボールに当たってジャイアンズに敗れる。家が商店をやっており、同じく商店をやっているジャイアンとは商売敵である。
歴史上の人物
- 武蔵坊弁慶
- 声 - 内海賢二(2009.12)→丹沢晃之(2016.1)
- 「どら焼き伝説を追え!」(2009年12月31日放送)と「ドラドラ源平合戦〜しずかちゃん御前を救え!〜」(2016年1月15日放送)に登場する歴史上の人物。
- 「どら焼き伝説を追え!」ではどら焼きを発明した人物として紹介されドラえもんとのび太が真相を確かめにいっている。
- 牛若丸/源義経
- 声 - 下和田裕貴(2009.12)→佐々木望(2016.1)
- 「どら焼き伝説を追え!」(2009年12月31日放送)と「ドラドラ源平合戦〜しずかちゃん御前を救え!〜」(2016年1月15日放送)登場する歴史上の人物。
- 「どら焼き伝説を追え!」では牛若丸として登場。ドラえもんとのび太が鍛えなければ武蔵坊弁慶には負けていた。
- 「ドラドラ源平合戦〜しずかちゃん御前を救え!〜」では源義経として登場。ウマタケとのび太の行動を見て奇襲を成功させる。
悪役
- ※「★」は誕生日スペシャルでの黒幕を指している。
- ※「◆」は誕生日スペシャル以外でのスペシャル及び長編の黒幕を指している。
- 映画作品の悪役に関しては各作品を参照。
- 未来の犯罪者
- 声 - 小杉十郎太(2009)
- 4巻「未来世界の怪人」に登場。
- テンガロンハットをかぶった若い男性。その正体は22世紀の強盗であり、自分の秘密を知った者は子供であろうと容赦なく殺害する。
- 22世紀で強盗を犯し、20世紀(テレビアニメ第2作第2期では21世紀)まで逃げるが、四次元カバンを落としてしまう。四次元カバンを拾ったジャイアンによって罠にかかったのび太を助け、ジャイアンの案内を頼んだ。ジャイアンを発見した際、タイムテレビで自分の素性を知られてしまった為、その場にいたドラえもんとのび太、ジャイアンを口封じに殺害しようとするが、タイムパトロールに逮捕された。
- 2009年版では、ドラえもんたちを追い詰めた矢先、ジャイアンを探している最中のジャイアンの母ちゃんが現れ、ジャイアンの母ちゃんを「ババア」と呼んでしまったことから、激怒したジャイアンの母ちゃんに大根で叩かれて気を失ってしまう。その後、タイムパトロールに逮捕される。
- 落目 ドジ郎(おちめ ドジろう)
- 声 - 井上和彦(1980. 4)→勝杏里(2016.12)
- 二枚目スター。19巻「影とりプロジェクター」に登場。
- 芸能週刊誌に星野スミレに関する事実無根のゴシップを書かせたり、彼女の自宅に勝手に上がりこんだりしたりなどのストーカー行為を繰り返していたが、ドラえもんとのび太によって追い払われた。自称「星野スミレの恋人」(もちろんスミレ本人は否定している)。犬が苦手。24巻「めだちライトで人気者」では名字のみ登場。
- 芸能レポーター
- 声 - 坂東尚樹(1993.5)→宇垣秀成(2007.7)
- 24巻「めだちライトで人気者」に登場。名前は不明。星野スミレの秘密(熱愛など)を探ろうとしている。一度くいついたら離れないという、しつこい性格。神出鬼没でスミレのいるところならどこでも出没。さらに足止めのため、スミレの車のキーをこっそり奪って帰らせないようにするなど犯罪行為に近いこともやっていた[注 31]。最後はのび太が持っていためだちライトによって、逆に周りの人から追い回される事態となった[注 32]。
- 石川五右衛門(怪人二十面相)
- 1巻「ペコペコバッタ」に登場。
- 駐在に変装していたが、ひみつ道具「ペコペコバッタ」で改心し、自ら檻の中に入っていた。
- 本人曰く、ベトナム戦争も、光化学スモッグも、物価の値上がりも、すべて石川五右衛門(怪人二十面相)のせいらしい。
- ライオンの飼い主
- プラス5巻「イイナリキャップ」に登場。
- ドラえもんやのび太たちが住む町の近所に住む男性。ベレー帽と尖った口が特徴。ライオンを近所に捨てる等、非常識で無神経な性格。
- ライオンを小さい時から育てたが、大きくなって可愛くなくなったという勝手な理由でライオンを近所に捨てた。のび太とジャイアンが襲われる事態になり、ライオンを捕らえた時に堂々と現れ、「可愛くなくなったから捨てた」「欲しかったらあげる」と発言した。事件の元凶であるにも関わらず、反省の色を見せない態度にドラえもん達の怒りを買い、警察に連行され、ライオンは動物園に引き取られた。
- トラえもん
- 声 - 山本圭子(1980年9月22日放映『トラえもん登場』)
- 放送初期に登場したキャラクター。
- ドラえもんとほぼ同型のネコ型ロボットで、黄色いドラえもんに黒の斑点がついたトラ猫のような姿をしている。生意気な性格で、講談風の時代掛かった台詞回しを用いる。イタズラや金儲けが大好きで、常にトランクを持ち歩いている(タイムマシンの出入り口も兼ねている)など、かなり『男はつらいよ』の車寅次郎を意識している。有名になったドラえもんに嫉妬し、現代で彼になりすましてスネ夫にインチキ貯金箱を売りつけて金を詐取したり、しずかにマジックハンドでセクハラなどさまざまなイタズラを行ったり、路上で通行人に秘密道具を売りつけたりしていたが、野比親子に囲まれて絶体絶命かと思ったらドラえもんの優しさに心打たれて退散した。
- なお、漫画『ドラベース ドラえもん超野球外伝』にも同名のキャラクターが出てくるが、関係はない。
- ブーデ◆
- 声 - 石井康嗣
- 「行け!ノビタマン」に登場するドラえもんとのび太が宇宙救命ボートで訪れた星にある街の有力者。表向きはギャング撲滅を訴え、街の住民からもヒーロー的な扱いを受けているが、実際はギャングのボスで、大量の武器を製造して街の実権を握ろうとしていた。しかし、自分の計画をドラえもん達に妨害され続け、彼らを排除する為に賞金稼ぎを雇うが、最終的にはドラえもん達に成敗される。
- 工場長★
- 声 - 菅原淳一
- 「ドラえもんが生まれ変わる日」に登場するマツシバロボット工場の工場長。ドラえもんを製造中にネジが抜けていた事実を見落としたことを後悔しているため、ドラえもんの記憶をリセットして9月3日に優秀なロボットへ更生させようと企む。しかし、別れを惜しむドラえもんとのび太の絆を目の当たりにしたことで考えを改め、「大切なネジが外れていたのは自分の方だった。子供と一緒に成長する子守ロボットは素晴らしい」と改心し、ドラえもんの改造を中止した。
- 2009年3月20日放送のSPにて「ドラえもんが生まれ変わる日」が「心に残るお話30」の1位にランクインされたため再登場し、「ドラえもんは最高のロボットで、のび太は最高の友人」と称した。
- ドラキュラロボ◆
- 声 - 宇垣秀成
- 「ドラえもんVSドラキュラ」に登場するヘルシング博士によって造られたドラキュラ型ロボット。本物のドラキュラのように振舞い、22世紀の世界を支配しようと目論んで開発者である博士を地下牢へ投獄し、ドラミをはじめとする22世紀のロボット達[注 33]をドラキュラウイルスに感染させることで仲間を増やし、セワシをはじめとする人間達を監禁した。ドラミと同じようにメロンパンが好物だが、ドラキュラウイルスに感染したロボット達はメロンパンが苦手になる。
- 最終的にはジャイアンの歌声と静香のバイオリンが合わさった壮絶な音色に苦しめられ、最期は太陽の光で灰となって消滅。ドラキュラウイルスに感染したロボット達もジャイアンと静香の壮絶な音色に苦しみながらも、元に戻った。
- ゲバルト◆
- 声 - 郷里大輔
- 「宇宙ガンファイターのび太」に登場するモルグシティを狙うならず者の頭目で、爬虫類のような風貌の宇宙人。モルグシティの外れにある森を狙っており、頭取と組んで町民を追い出そうとする。その後はドラえもん達を圧倒し、ローリエに重傷を負わせるも勇気を取り戻したのび太に部下を全滅させられ、彼と一騎討ちをする。その後、体から触手のようなものを出して圧倒するもローリエが復活したことで形勢が逆転し、のび太に敗北する。
- 頭取◆
- 「宇宙ガンファイターのび太」に登場するモルグシティの実力者。表向きは友好的な人物を演じて町民達からも慕われているが、実際はゲパルトと組んで町を乗っ取ろうとしていた。その後、失脚したメタボンに代わって市長となるが、ゲバルトから貰った金で他所の星へ逃亡しようとしている話をのび太に聞かれ、更には町民達に暴露されたことで失脚する。
- モッケ◆
- 声 - 飯塚昭三
- 「海賊大決戦 〜南海のラブロマンス〜」に登場するケネスと敵対していた海賊のボス。彼らとの戦闘に割って入ってきたドラミ達に復讐するために偶然自身の船と遭遇したドラえもん達を味方のふりをして自身の船に乗せ、特殊な催眠術で操って自身の部下にする。その後、ドラえもん達を使ってケネスを追い詰めるもしずかによって催眠術を発生させる宝石を破壊され、自身はスモールライトで小さくなってしまう。
- キャプテン・シルバー◆
- 声 - 佐藤正治
- 「南海の大冒険 〜キャプテン・シルバーの財宝〜」に登場する。左目に眼帯をしている海賊。「七つの海をまたにかける海賊」を自称しているが、ドラえもんのひみつ道具に振り回されたり、橋から足を踏み外して川に転落するなどの間の抜けた一面が目立つ。バスコ・ダ・ガマの宝を手に入れようと航海していた途中で敵の海賊船の襲撃に遭い、一人イカダで漂流していたところをドラえもん達に助けられ、共に宝島を目指すことに。宝を山分けにしようと表向きは言いつつも、実際はドラえもんたちを利用して宝を一人占めにしようと企んでいる。宝島の秘密の神殿の宝を共に目指して最後の仕掛けへとたどり着き、ドラえもんたちが神殿の罠によって散り散りになってのび太としずかの二人になったところで本性を露わにし、二人を持っていた銃で脅して宝の部屋を開けさせたが、実は裏を書いたトラップだった罠によって遺跡から追い出され海へと転落。その後はサメに追われながら、ドラえもんたちに助けを求める姿が描かれた。
- ガジル★
- 声 - 飯塚昭三
- 「ドラえもんの青い涙」に登場する22世紀の大富豪。ベルの彼氏の心臓部である宝石を盗み出し、自宅のケースに保管していたが、たびたび屋敷は盗みに入るベルを罠に嵌めるために宝石を爆弾が仕込まれたニセモノと入れ替える。その後、本物の宝石を持って移動する際にベルの襲撃を受け、部下達と共に彼女を追い詰めるもドラえもんの妨害によって失敗に終わり、最後は部下共々警察に逮捕された。
- ワルサー◆
- 声 - 山口勝平
- 「のび太を愛した美少女」に登場する犯罪者。スキンヘッドで目の周りにクマが付いており、小柄な容姿をしている。
- ワルサーの先祖が果たせなかった世界征服の野望を実現させるために廃棄処分にされたルリィの一体を盗み出して改造し、野望失敗の直接の原因である石をのび太が蹴らないよう彼を始末するために送り込む。その後、本来の人格を取り戻したルリィをのび太と共に始末するために、巨大ロボ「ターリネーター」に乗り込んで現代に現れ、二人を後一歩のところまで追い込むもルリィの捨て身の行動によって作戦は失敗に終わり、最後は警察に逮捕された。
- ゴンド◆
- 声 - 田中亮一
- 「のび太を愛した美少女」に登場する犯罪者。ワルサーの部下で体格はワルサーよりは大きい。
- デンジャ★
- 声 - 玄田哲章
- 「ドラえもんの長い一日」に登場する22世紀の未来のロボット犯罪者。成人の2倍程度の大きさで、紅く鋭い目つきに赤く逞しいボディを持つ。見た目相応のパワーがあり、警備ロボットをパンチやキック一発で破壊できる上に拘束具さえ壊し、木を投げ飛ばすこともできる。3丁の空気砲を合体させての攻撃も披露。パートナーである人間に捨てられたことが原因で犯罪に手を染めるようになったが、動物を轢き殺しそうになったときに思わず避けると、根っからの悪人というわけではない。野球が大好きで小学生が相手とは言え全打席でホームランという功績を見せた。
- ドラえもんの誕生日の日に未来で銀行強盗を行って警察とカーチェイスになり、秘密道具を巧みに使って振り切りかけたが、道路上に1匹の犬を見つけて無理に避けたところで壁に激突して車が爆発しそのまま警察に捕まる。この時に爆発のショックで音声機能が外れて壊れた上に、壊れかけで意識がなくなったために機械病院へ搬送され、たまたま定期健診で来たドラえもんと同じ病室に送られたことで直後に意識が戻り、ドラえもんのポケットからドラミとのいざこざで使った入れかえロープが飛び出ていたのを見つける。その後は体を拘束されていながらも指からワイヤー状の手を伸ばして入れかえロープの両端を掴むことに成功し、見事にドラえもんの体を得る。
- その後、ドラえもんの性格や口調が分からずに現代(デンジャ本人にとっては過去)に帰ってきた時にはのび太との会話で勘付かれないように無理矢理口調を変えたり、甘い物が嫌いながらもどら焼きを頑張って食べたり例によって野球に活躍できなかったのび太に打ち方を教えるなど悪者ながらいつものドラえもんのような苦労を見せていたが、後にのび太が自身の体を持ったドラえもんと遭遇した際にはドラえもんに押され、本物のドラえもんが分からないのび太に助けられて反撃に成功し、2丁の空気砲で執拗に攻撃しようとしたところをのび太に止められる。その後は自身の体を持つドラえもんが本物だと気付き、構わずにドラえもんに話しかけに行ったのび太を見たことで自身の行いを反省し、自分がデンジャだと自白する。その後、連行される際にはのび太の優しさに触れて涙を零した。
- ダックス★
- 声 - 小杉十郎太
- 「決戦!ネコ型ロボットvsイヌ型ロボット」に登場するイヌ型ロボットの製造や販売を行うD.Gコーポレーションの社長。自社のロボットを売り込み、会社の利益を上げるためにのび太の堕落っぷりの映像をロボット管理協会の長老達に見せてネコ型ロボットの信頼を落とさせ、イヌ型との交換を強引に決定させる。
- その後は順調に自身の作戦を進めていくも、のび太とヘイキン君との学力試験の映像を独断で全国に放送したことで悪事が露見する。その後、管理協会がネコ型の処分を中止を指示し、更には試験の様子を見たネコ型の所有者が一斉に会社に押し寄せたことでネコ型を自らの手で強引にスクラップ処分にしようとするもドラえもんやのび太、ワンダフルによって妨害され、最後は警察に逮捕される。
- カレン★
- 声 - ならはしみき[注 34]
- 「走れドラえもん!銀河グランプリ」に登場するギャラクシーカーレース主催者の娘。ベンガルとは相思相愛だが、親からは何らかの理由で結婚を反対されている。
- 親にベンガルとの結婚を認めさせるためにレースで彼と手を組み、主催者の娘という立場を利用して様々な妨害工作を仕掛け、更にはデポンを陥れる目的としてデポンのようなネコ耳がないというドラえもんの複雑な思いを利用し、レースに誘った。その後、ベンガルの追跡を始めたドラえもんやのび太を妨害したが、我を忘れて周囲に正体をバラすという失態を犯し、最後はベンガルと共に新婚旅行へ向かうように警察へ連行された。
- ベンガル・リッチーネ★
- 声 - 藤原啓治[注 34]
- 「走れドラえもん!銀河グランプリ」に登場するお金持ち。冷静沈着ではあるが、落ち着きを失うと性格が荒れる。また、レース用の車を多数所有しており、その中の一台を貸したことでジャイアンやスネ夫からも信頼されていた。
- 恋人のカレンと結婚するためにギャラクシーカーレースで他の選手に様々な妨害工作を行い、デポンに走行妨害の罪を着せる。しかし、追跡を始めたドラえもん達をミサイルや花火などで妨害するも結局は失敗に終わり、最後はカレンと共に警察に逮捕される。
- マジメー★
- 声 - 中尾隆聖
- 「アリガトデスからの大脱走」に登場するロボット収容所・「アリガトデス」の所長。アリのような外見が特徴で、教育ジャーナリストを先祖に持つ。また、身だしなみを整えるため櫛を常備しており、戦闘時にはそれをブレード状に変形させて戦う。
- タイムテレビでのび太が叱られない世界を実現させたことを知ると「もしもボックス」を盗み出し、叱り現行犯で脱走を試みたドラえもんや助けに来たのび太達を石像型の巨大ロボットで襲撃するが、ジージ達の手助けにより囚人達が解放され、ロボットは海に沈められる。その後、ドラえもんと互角の戦いを繰り広げて追い詰めるものび太の飛ばした靴が自身に命中した際に怒りを発してしまい、それが原因で収容所の警備システムによって捕縛されるという哀れな結末を迎えた。
- モング★
- 声 - 山田ふしぎ
- 「真夜中の巨大ドラたぬき」に登場するアメーバ状の体にタヌキのような尻尾を生やした宇宙害獣。寄生された宿主は眠っている間に活動を始め、地球のあらゆる物を食べ尽くしていくが、目を覚ますと一時的に元に戻ることが出来る。
- ニーナの操縦する宇宙船の格納庫に監禁されていたが、宇宙船が流星に衝突した際に脱走し、そのまま地球へと飛来した。その後、ドラえもんがテレビとりもちでテレビ画面から取り出したドラ焼きの中に潜み、そのままドラえもんの体内へと寄生したが、最後はのび太やニーナ、テレビとりもちで取り寄せたパーマン1号によって捕らえられ、カプセルに封じ込められた。
- モサロ★
- 声 - 諏訪部順一
- 「のび太特急と謎のトレインハンター」に登場する列車コレクター。「コレクション!」が口癖で、栗みたいな髪型していて眼鏡をかけている男性。あらゆる列車を見つけては「交換」の名を借りて強奪[注 35]して異次元の車庫に格納している。DX列車セットで列車に変形した野比家を奪って格納しようとしたが、線路を追跡したドラえもんたちに見つかり車内から捕虜にされたドラえもん、しずか、ジャイアンに逃げられ、サブコントローラーを奪ったドラえもんにお気に入りの蒸気機関車をマジックハンドで掴まれて「みんなを解放しないと、君のコレクションの保障はしないぞ!」と脅され「勝手にしろ!」と逃がした。
- しかし諦めずドラえもん達を追跡するが、終点に着いてタヌキの姿から元に戻って四次元ポケットが使えるようになったドラえもんによって懲らしめられた後、ドラえもんが呼んだタイムパトロール隊によって拘束されて連行された。
- バルト国王◆
- 声 - 石塚運昇
- 「王子を守れ!伝説のドラミ三剣士」に登場するジョルジュと敵対するバルデス国の国王。剣術の腕も高く、ジョルジュと互角に渡り合う程の実力を持つ。また、予定の時間よりも早く奇襲を仕掛けたりするなど、卑劣な性格である。娘とジョルジュを結婚させようとしていたが、ジョルジュが女装したのび太を婚約者と発表したのに腹を立ててのび太を誘拐する。その後、ドラえもんやドラミ達にのび太を奪還された際にジョルジュの秘密を知ったことでマスカール国を征服しようと戦争を仕掛け、更にはジョルジュの秘密をマスカール国民に暴露するが、最終的にはジョルジュに敗北する。
- 若者
- 声 - 谷山紀章
- 「ロボット・ボロよ、永遠に」(2011年3月4日放送)に登場する男性。ラジコンをコレクションにしており、のび太が作ったボロを自分の者にしようと企んでいる。目的の為なら手段を選ばず、ミサイルで相手を傷め付けようとする事もある。ドラえもん達からボロを奪おうとするが、ドラえもんのひみつ道具やサングラスの男の妨害によって失敗に終わる。
- ジェスター★
- 声 - 石塚運昇
- 「天才のび太の飛行船ゆうえんち」に登場する22世紀の遊園地「ジェスターランド」の社長。かなりの守銭奴で、金を稼ぐためならライバルの遊園地からアイディアを盗んだり、卑劣な策略で閉鎖に追い込むなどの手段を厭わず、また自分の遊園地に訪れるお客も金を搾り取るだけの存在としか見ておらず、お客の金は自分だけのものとも公言しているが、そんな強気な性格や態度とは裏腹に雷に弱いという弱点があり、音を聞くだけでも泣いて逃げ出してしまう程である。また、かつて「コニーパーク」を閉鎖に追い込んでコニーの両親が亡くなるという原因も作っており、それ故にコニーとの因縁もある。
- コニーが巨大飛行船遊園地「ノビドッグパーク」を21世紀で開園したことを知り、ノビドッグパークを乗っ取るために部下であるプテラを21世紀に送り込む。その後、作戦を遂行したプテラの手引きでノビドッグパークを襲撃し、ドラえもん達やコニーを捕らえたが、直後に発生した落雷に遭ったことで恐れをなして逃げ出してしまう。その後はプテラを促して22世紀に帰ろうとしたが、落雷のショックでおかしくなった部下のロボット達にそれを邪魔されてしまい、そのままプテラと共に湖に落ちて行った。騒動後は落下した先の湖でプテラと共にボート乗りの商売[99]で金を稼ぐハメになり、同時に「早く元の時代に帰りたい」とも泣き叫ぶ様子が見られた。
- プテラ★
- 声 - 鈴村健一
- 「天才のび太の飛行船ゆうえんち」に登場するジェスターの秘書兼部下のピエロ型ロボット。ジェスター一味のピエロロボットの中では、唯一の自我持ち。一度見て覚えた者の姿に変身することができ、それにより、その人に成り済ましたり、その人が持つ力を発揮できる。自らを人形に擬態することも出来る。
- ジェスターの命令で真っ先に21世紀を訪れ、そこで人形に擬態してしずかに自らを拾わせることで、そのまま巨大飛行船遊園地「ノビドッグパーク」に侵入することに成功し、更にはジェスターの侵入を手引きした上で罠を張ってドラえもんやのび太、コニーを捕らえた。その後、落雷で恐れをなしたジェスターに促される形で22世紀に帰ろうとしたが、落雷のショックでおかしくなった部下のロボット達に邪魔されてしまい、そのままジェスターと共に湖に落ちて行った。騒動後は落下した先の湖でジェスターと共にボート乗りの商売をするハメになり、金を稼いでいる姿が見られた。なお、ジェスターがプテラ以外の部下を切り捨てて、22世紀に戻ろうとした際に動揺していたことから、同じピエロロボットへの仲間意識は強いことが覗える。
外部リンク
- キャラクター紹介|ドラえもんチャンネル - 小学館。原作漫画の出版社。
- ドラえもんと仲間たち(テレビ朝日) -
脚注
注釈
- ^ 1989年のインタビューでは「(のび太を)主人公、いや、副主人公に持ってきた」と語っている。また、『ドラえもん誕生』では作者が「主人公をかいてない予告なんて今まであっただろうか」「主人公は風変わりなおもしろいやつがいい」などと言っていた。テレビアニメ第2作第2期や公式発行の文献では、ドラえもんが主人公であるという旨のセリフや記述が多い。
- ^ テレビアニメ第2作第2期「デンゲキトレード」、「ドラえもんの青い涙」、「世界一のメロンパン」、「ドラえもんがダイエット!?」、「ドラえもんの長い一日」、「どら焼き伝説を追え!」、「その日、すべてがネズミに!」、「決戦!ネコ型ロボットVSイヌ型ロボット」、「ドラえもんだってママがほしい」、「四角いドラえもん」、「ドラえもんのたった一日の恋」、「ドラえもんの100年タイムカプセル」、「アリガトデスからの大脱走」、「ドラえもんに恋したタヌキ」、「ドラえもんに落書き」、「青い月夜のリサイタル」、「竜宮城の八日間(2014年版)」、「ドラドラ時空アドベンチャー のび太土偶の謎」、「恋する!?変身ビスケット」、「空想動物サファリパークと約束の笛」「ドラドラポンポコ大捜査」など
- ^ 原作では、スピンオフ作品である『ドラミちゃん』として連載していたものを『ドラえもん』に統合した話もあるため、主人公であるドラえもんが登場しない話もある。それを除けば(純粋に『ドラえもん』として描かれた話では)全ての話に登場している。テレビアニメではのび太同様、全ての話に登場している。
- ^ 2122年8月29日の昼寝中に、耳をかじられたため。
- ^ もうひとりの主人公と呼ばれることもある[要出典]。また、原作では1番登場回数が多い(全話登場)
- ^ アニメ第2作第2期での例として「走れドラえもん!銀河グランプリ」がある。のび太はこの話で、レースに出場するための車を、ドラえもんのひみつ道具に一切頼らず、自力で調達している。
- ^ 原作の初期設定は、「しず子(苗字無し)」であった。
- ^ 原作の初期設定は、「すね夫(苗字無し)」であった。
- ^ 「映画ドラえもん のび太の恐竜」
- ^ ドラえもん+第1巻「お好みフォト・プリンター」
- ^ テレビアニメでは5年生になっている可能性あり
- ^ クレジットでは「大本眞紀子」と表記されていた。
- ^ タイムマシンで過去の野比家へ行っても、子供がのび助しかいないことから、兄弟同然に育った従兄弟という可能性もあるが、現在の小学館の公式設定では弟ということになっている
- ^ 母方の祖母は健在だが、ほとんど作中に登場するのは父方の祖母である
- ^ のび太に「つらいときでも何度でも立ち上がってくじけてはいけない」と、だるまを使って教えるなど。
- ^ ただし、原作漫画においてその名前が登場したことはない。
- ^ 連載初期は兄同様に意地悪だった
- ^ 山崎が諸事情により出演を見合わせたため。2013年2月放送分より復帰。
- ^ 「がんばれ!ジャイアン!!」というタイトルで映画化
- ^ 怒ったハルバルが地球を攻めようと宇宙船に戻る際に、ビー玉の詰め合わせを寄贈された事で、全てが丸く収まった
- ^ そのため、ジャイアンは未来の百科事典にも名を残すこととなる
- ^ 原作では壁に先生の悪口を描き、その罪をジャイアンに擦り付けるシーンがあったが、テレビアニメ第2作第2期「ペコペコバッタ」では教室の黒板にジャイアンの悪口を描き、その罪をのび太に擦り付けるという展開に変更されている。
- ^ てんとう虫コミックス収録分と大長編の840話中
- ^ 両者共全く登場しないわけではなく、9巻「ウラシマキャンデー」では、端役の少年の顔が単行本収録時にスネ夫に描き換えられている。ドラえもんは4巻収録「海底ハイキング」のアバンシーンや7巻収録「山奥村の怪事件」のエンドカードなど、ストーリーに直接関わらない部分には登場している。
- ^ 2006.12.1放送分の「ウラシマキャンディー」では、原作でズル木が行った「のび太が拾った竜宮姫子の定期券を彼女に届ける」を、ドラえもんが行っている。
- ^ のび太は当時テストで5回に1回は0点を取っていたが、彼は10回に3回。また、足ものび太より遅い
- ^ スネ夫はスイス製の高級品と語っていたが、実は夜店の屋台の売れ残り品だった。
- ^ a b 32巻「なんでも空港」で1コマのみの登場
- ^ 左記と同じく32巻「なんでも空港」で1コマのみキャラクター本人が劇中に登場するほか、1巻「未来の国からはるばると」2ページ目をはじめ多数でのび太が「オバケのQ太郎」ないし似た題名(例: 第26巻「キャラクター商品注文機」の「オハゲのO太郎」)の漫画を読むシーンが存在する。
- ^ スターシステムの使用であり、本人かどうかは不明
- ^ 原作およびアニメ版第1期のみで、第2期ではスタッフやカメラマンとともに通せんぼするのみに留まっている。また、第1期ではスミレに対して「ちゃん」付けで呼んだり、馴れ馴れしい口調で話すような態度だったが、第2期では原作同様敬語になっている。
- ^ アニメ版(第1期)では、のび太にも効き目が残っていたということでのび太も一緒に追い回された。
- ^ しかしドラえもんだけは「不味い」らしく、感染させることはできなかった。
- ^ a b カレンとベンガルを演ずる、ならはしと藤原は後番組『クレヨンしんちゃん』で、野原みさえ・野原ひろしを演じている。
- ^ 対象の列車とそっくりになるダミーとすり替えて逃げる。
出典
- ^ 『小学三年生』1970年1月号掲載の人物紹介(藤子・F・不二雄大全集第1巻収録)
- ^ 『ド・ラ・カルト ~ドラえもん通の本~』小学館、1998年
- ^ “インタビューチャンネル 第1回 藤子・F・不二雄先生”. ドラえもん公式サイト 『ドラえもんチャンネル』. 2015年11月22日閲覧。
- ^ 1巻「雪でアッチッチ」、5巻「四次元サイクリング」、7巻「ママのダイヤを盗み出せ」、11巻「化石大発見!」、17巻「大むかし漂流記」、プラス6巻「チクタクボンワッペン」など
- ^ 3巻「あやうし!ライオン仮面」、5巻「ドラえもんだらけ」、11巻「おおかみ男クリーム」、14巻「すてきなミイちゃん」、19巻「アスレチックハウス」、27巻「恋するドラえもん」、33巻「地底のドライ・ライト」、プラス6巻「ケロンパス」など
- ^ アニメ第2期1作 ひびけ!ジャイアンの歌
- ^ アニメ「タイムカプセル」
- ^ 22巻「税金鳥」
- ^ 42巻「半分の半分のまた半分…」
- ^ テレビアニメ第2作第1期「もちぬし探査機」(1995年1月13日放送))
- ^ 32巻「ほしい人探知機」
- ^ 名称の出典はテレビアニメ第2作第2期「正直太郎」(2005年11月4日放送)
- ^ 2巻「正直太郎」
- ^ 16巻「パパもあまえんぼ」
- ^ a b 『最新ドラえもんひみつ百科』より。
- ^ テレビアニメ第2作第2期「パパもあまえんぼ」(2014年6月13日放送)
- ^ てんコミ14巻「夢まくらのおじいさん」。なお、同作の加筆版(藤子不二雄ランド、藤子不二雄自選集、藤子F不二雄大全集に収録)では、のび太に対し、彼が立派な父親となったことで涙を滲ませる一面もある。
- ^ 1巻「ご先祖様がんばれ」
- ^ 26巻「魔女っ子しずちゃん」
- ^ 21巻「ハッピープロムナード」
- ^ 28巻「しんじゅ製造アコヤケース」。ただし、このエピソードを元にしたテレビアニメ第2作第2期「しんじゅ製造アコヤケース」(2016年5月20日放送)では「300万円もしないわ。ごく普通のネックレスよ」と笑って否定している。
- ^ 映画『のび太の結婚前夜』
- ^ 28巻「いれかえ表札」に表記。『決定版 ドラえもん大事典』では、それがしずかの父の名であるとされている。
- ^ コミックス6巻「どこでも大砲」、コミックス22巻「無事故で怪我をした話」
- ^ 25巻「のび太の結婚前夜」
- ^ 44巻「十円なんでもストア」、36巻「貸切チップ」
- ^ 37巻「アトカラホントスピーカー」
- ^ アニメ「さかさママワッペン」
- ^ 42巻「目は口ほどに物を食べ」
- ^ 9巻「王かんコレクション」
- ^ 4巻「スケスケ望遠鏡」
- ^ 映画『のび太の恐竜』
- ^ 映画『のび太と竜の騎士』
- ^ 『脱出!恐怖の骨川ハウス』(2013年5月17日放送)
- ^ 16巻「サハラ砂漠で勉強はできない」、31巻「録験機で楽しもう」など
- ^ 『小学四年生』1988年6月号掲載「入りこみミラーII」
- ^ 9巻「王かんコレクション」
- ^ 40巻収録「スネ夫は理想のお兄さん」
- ^ a b テレビアニメ第2作第1期「ドラえもんに休日を?!」(2005年3月18日放映)
- ^ 29巻「まんが家ジャイ子先生」
- ^ 24巻「まんが家ジャイ子」
- ^ 37巻「大人気! クリスチーネ先生」
- ^ 39巻「虹のビオレッタ」
- ^ 44巻「ジャイ子の新作まんが」
- ^ 『うわさ花しが咲いちゃった!』(2015年8月21日放送)
- ^ テレビアニメ第2作第2期「恐怖のジャイ子カレー」(2010年12月3日放送)
- ^ テレビアニメ第2作第1期「さきどりカプセル」(2004年9月10日放送)
- ^ 『がんばれ!ジャイアン!!』エンディング
- ^ 『ドラえ本 ドラえもんグッズ大図鑑2』(1998年、小学館)
- ^ 2巻「タイムふろしき」
- ^ a b 39巻「ジャストホンネ」
- ^ テレビアニメ第2作第2期「いそうろうジャイアン」2009年6月12日放送
- ^ ぴっかぴかコミックス16巻「ぼう遠メガフォン」
- ^ 3巻「おはなしバッジ」
- ^ 4巻「ソノウソホント」
- ^ 1巻「一生に一度は百点を…」。作中で殴られた描写はないが翌日ジャイアンは顔に傷を負い「百点なんかこりごりだい」といいながらコンピューターペンシルをドラえもんとのび太に返している。なおテレビアニメの1979年4月18日放送回では、原作通りこの役割はジャイアンの父親になっているが、第1期リメイク版である1992年5月15日の放送分(タイトルは「コンピューターペンシル」)と、第2期のリメイク版である2005年7月1日放送分では、この役割はジャイアンの母親に差し替えられている。第2期リメイク版ではのび太のテストの点数が35点であることがわかっている。
- ^ 12巻「ペットそっくりまんじゅう」
- ^ てんとう虫コミックス『ドラえもん プラス』第5巻「イイナリキャップ」
- ^ 44巻「恋するジャイアン」
- ^ 30巻「野生ペット小屋」
- ^ 42巻「運動神経コントローラー」
- ^ 35巻「動物変身恩返しグスリ」
- ^ 9巻「ツチノコ見つけた!」
- ^ ぴっかぴかコミックス17巻「ツチノコさがそう」
- ^ 4巻「ソノウソホント」
- ^ 5巻「ばっ金箱」
- ^ 藤子F不二雄大全集5巻「おすそ分けガム」
- ^ 27巻「○□恐怖症」
- ^ 15巻「こっそりカメラ」
- ^ 9巻「トレーサーバッジ」、41巻「恐怖のディナーショー」
- ^ 27巻「○□恐怖症」
- ^ 31巻「録験機で楽しもう」にて大食い経験を語っている
- ^ 33巻「だせば当たる!! けん賞用ハガキ」
- ^ 15巻「こっそりカメラ」
- ^ 37巻「感覚モニター」、41巻「恐怖のディナーショー」
- ^ 『ドラえもん のび太の日本誕生』に登場
- ^ 横山泰行
- ^ 11巻「テレビ局をはじめたよ」
- ^ 6巻「ネッシーがくる」
- ^ 23巻「オキテテヨカッタ」
- ^ 38巻「無人境ドリンク」
- ^ 42巻「やりすぎ!望み実験機」
- ^ 41巻「未来図書券」
- ^ 3巻「あやうし! ライオン仮面」
- ^ 37巻「アトカラホントスピーカー」
- ^ 35巻「ジャイアンへのホットなレター」
- ^ 『怒りのポップコーン』(2014年10月24日放送)
- ^ プラス3巻「一発逆転ばくだん」
- ^ てんコミ第38巻「友だちの輪」
- ^ 1巻「ドラえもんの大予言」のみ
- ^ 4巻「スケスケ望遠鏡」
- ^ 26巻「おもかるとう」
- ^ 24巻「めだちライトで人気者」
- ^ 32巻「オンボロ旅館をたて直せ」
- ^ 「小学一年生」1982年2月号掲載「怪物くんぼうし」
- ^ 17巻「週刊のび太」
- ^ テレビアニメ第2作第1期「走れのび太! ロボット裁判所」(2000年3月24日放送)
- ^ 名前の由来はのび太が描いたためであるが、のび太のノートには自分の名前が間違えて「のび犬」と書かれていた
- ^ 料金は一人500円。