「ダノンザキッド」の版間の差分
編集の要約なし タグ: ビジュアルエディター モバイル編集 モバイルウェブ編集 改良版モバイル編集 |
編集の要約なし タグ: ビジュアルエディター モバイル編集 モバイルウェブ編集 改良版モバイル編集 |
||
60行目: | 60行目: | ||
古馬初戦は[[中山記念]]から始動し、1番人気に推された。しかし、レースはスタートをあおり気味に出ると、向正面からポジションを上げていく競馬を選択したが、直線で伸び切れず7着に敗れた。騎乗した川田は「返し馬が抜群で具合の良さを感じましたが、中山で嫌な記憶があるのか、全く走る気になってくれなかったです。」とコメントし、皐月賞で15着と大敗した[[中山競馬場]]に敗因があることを示唆した<ref>{{Cite web |title=【中山記念】ダノンザキッドは中山嫌い?7着 |url=https://race.sanspo.com/keiba/news/20220228/ope22022804560002-n1.html |website=サンスポZBAT!競馬 |date=2022-02-28 |access-date=2022-06-23 |language=ja |first=SANKEI DIGITAL |last=INC}}</ref>。 |
古馬初戦は[[中山記念]]から始動し、1番人気に推された。しかし、レースはスタートをあおり気味に出ると、向正面からポジションを上げていく競馬を選択したが、直線で伸び切れず7着に敗れた。騎乗した川田は「返し馬が抜群で具合の良さを感じましたが、中山で嫌な記憶があるのか、全く走る気になってくれなかったです。」とコメントし、皐月賞で15着と大敗した[[中山競馬場]]に敗因があることを示唆した<ref>{{Cite web |title=【中山記念】ダノンザキッドは中山嫌い?7着 |url=https://race.sanspo.com/keiba/news/20220228/ope22022804560002-n1.html |website=サンスポZBAT!競馬 |date=2022-02-28 |access-date=2022-06-23 |language=ja |first=SANKEI DIGITAL |last=INC}}</ref>。 |
||
次走には[[マイラーズカップ]]を予定していたが、これを回避し[[安田記念]]に直行<ref>{{Cite web |title=【注目馬動向】ダノンザキッドは安田記念に直行 |url=https://hochi.news/articles/20220414-OHT1T51022.html |website=スポーツ報知 |date=2022-04-14 |access-date=2022-06-23 |language=ja}}</ref>。同レースでは前走から人気を落とし7番人気での出走となった。レース本番は好位から競馬を進め、直線では一時先頭に立つなど見せ場を作ったが、最後は交わされ6着に敗れた。しかし勝ち馬 |
次走には[[マイラーズカップ]]を予定していたが、これを回避し[[安田記念]]に直行<ref>{{Cite web |title=【注目馬動向】ダノンザキッドは安田記念に直行 |url=https://hochi.news/articles/20220414-OHT1T51022.html |website=スポーツ報知 |date=2022-04-14 |access-date=2022-06-23 |language=ja}}</ref>。同レースでは前走から人気を落とし7番人気での出走となった。レース本番は好位から競馬を進め、直線では一時先頭に立つなど見せ場を作ったが、最後は交わされ6着に敗れた。しかし勝ち馬ソングラインとは0秒2差だったことから 、騎乗した川田は「着順は着順ですが、前回よりはるかに競馬ができたと思います。また改めて頑張っていけたらと思います」とコメントした<ref>{{Cite web |title=【安田記念】ダノンザキッド見せ場たっぷりの6着 川田「前回よりはるかに競馬ができたと思います」 |url=https://tospo-keiba.jp/breaking_news/15119 |website=東スポ競馬 |access-date=2022-06-23 |language=ja}}</ref>。 |
||
2022年6月23日 (木) 03:26時点における版
この記事は現役競走馬を扱っています。 |
ダノンザキッド | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021年皐月賞 | |||||||||
欧字表記 | Danon the Kid[1] | ||||||||
品種 | サラブレッド[1] | ||||||||
性別 | 牡[1] | ||||||||
毛色 | 鹿毛[1] | ||||||||
生誕 | 2018年1月29日(7歳)[1] | ||||||||
登録日 | 2020年4月30日 | ||||||||
父 | ジャスタウェイ[1] | ||||||||
母 | エピックラヴ[1] | ||||||||
母の父 | Dansili[1] | ||||||||
生国 | 日本(北海道安平町)[1] | ||||||||
生産者 | ノーザンファーム[1] | ||||||||
馬主 | (株)ダノックス | ||||||||
調教師 | 安田隆行(栗東)[1] | ||||||||
競走成績 | |||||||||
タイトル | JRA賞最優秀2歳牡馬(2020年) | ||||||||
生涯成績 | 9戦3勝[1] | ||||||||
獲得賞金 |
1億6793万8000円[1] (2022年6月5日現在) | ||||||||
WBRR | M118 / 2021年[2] | ||||||||
|
ダノンザキッド(欧字名:Danon the Kid、2018年1月29日 - )は、日本の競走馬[1]。主な勝ち鞍は2020年のホープフルステークス、東京スポーツ杯2歳ステークス。
馬名の由来は「冠名+人名愛称」より[3]。2020年のJRA賞最優秀2歳牡馬。
戦績
デビュー前
2018年1月29日、北海道安平町のノーザンファームで誕生。同年のセレクトセール当歳馬市場でダノックスに1億800万円で落札され、ノーザンファーム空港牧で育成の後、栗東の安田隆行厩舎に入厩した。
2歳(2020年)
6月28日、阪神競馬場で行われた2歳新馬戦に北村友一鞍上で出走。2番人気に支持されると、レースではほぼ馬なりのまま2着に3馬身差をつけてデビュー勝ちを果たした[4][5]。
休養を経て11月23日の東京スポーツ杯2歳ステークスに川田将雅鞍上で出走。当日は前走比+24kgと大幅に馬体が増えたが[6]、単勝1.7倍の1番人気に支持されると[7]、道中は3番手を追走し、直線で抜け出すと、2着のタイトルホルダーに1馬身1/4差をつけて優勝。無傷2連勝で重賞初制覇を果たした[8][9]。
12月26日、引き続き川田鞍上でホープフルステークス(GI)に出走。芙蓉ステークス勝ち馬ランドオブリバティやアイビーステークス勝ち馬でマリアライトの仔オーソクレースら自身と同じ無敗馬が顔を揃える中[10]、1番人気に支持された。レースは道中好位で脚をためながら追走し、最後の直線では先に抜け出したオーソクレースを差し切って優勝。デビューから無傷の3連勝でGI初制覇となった[11][12]。
この勝利を受けて、2020年度のJRA賞最優秀2歳牡馬を受賞した[13]。
3歳(2021年)
3月7日の弥生賞ディープインパクト記念から始動。単勝1.3倍の圧倒的1番人気に押された。好スタートから道中は中団あたりにつけると、最終第4コーナーから追い上げを開始したが、逃げたタイトルホルダーとシュネルマイスターの2頭を捕らえることができず3着に終わり、初黒星を喫した[14]。1986年以降の弥生賞において単勝1.3倍以下の馬が敗れたのは初めてとなった[15]。
皐月賞では前走初黒星を喫したものの1番人気に支持された。しかしレースでは勝負どころで見せ場をつくることが出来ず、15着と大敗した[16][17]。
その後は日本ダービーに参戦を予定していたが、直前に右橈骨粗面剥離骨折が判明し、ダービーを回避することとなった[18]。
骨折による休養の後、富士ステークスで復帰。休養明けで初のマイル戦ながら2番人気に推されたが、結果は同期の牝馬ソングラインの4着だった[19]。
続いてマイルチャンピオンシップに5番人気で出走。レースでは勝ったグランアレグリアには及ばずも、中団追走からしぶとく伸びて3着に入った[20]。 この結果に騎乗した川田も「あらためて能力の高さを示してくれました。来年が楽しみになりました」とコメントした[20]。
4歳(2022年)
古馬初戦は中山記念から始動し、1番人気に推された。しかし、レースはスタートをあおり気味に出ると、向正面からポジションを上げていく競馬を選択したが、直線で伸び切れず7着に敗れた。騎乗した川田は「返し馬が抜群で具合の良さを感じましたが、中山で嫌な記憶があるのか、全く走る気になってくれなかったです。」とコメントし、皐月賞で15着と大敗した中山競馬場に敗因があることを示唆した[21]。
次走にはマイラーズカップを予定していたが、これを回避し安田記念に直行[22]。同レースでは前走から人気を落とし7番人気での出走となった。レース本番は好位から競馬を進め、直線では一時先頭に立つなど見せ場を作ったが、最後は交わされ6着に敗れた。しかし勝ち馬ソングラインとは0秒2差だったことから 、騎乗した川田は「着順は着順ですが、前回よりはるかに競馬ができたと思います。また改めて頑張っていけたらと思います」とコメントした[23]。
競走成績
以下の内容は、netkeiba.comの情報[24]に基づく。
競走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離(馬場) | 頭 数 |
枠 番 |
馬 番 |
オッズ (人気) |
着順 | タイム (上り3F) |
着差 | 騎手 | 斤量 [kg] |
1着馬(2着馬) | 馬体重 [kg] |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2020. 6.28 | 阪神 | 2歳新馬 | 芝1800m(良) | 14 | 7 | 12 | 4.7 (2人) | 1着 | 1:48.3(34.7) | -0.5 | 北村友一 | 54 | (ワンダフルタウン) | 496 | |
11.23 | 東京 | 東スポ杯2歳S | GIII | 芝1800m(良) | 10 | 3 | 3 | 1.7 (1人) | 1着 | 1:47.5(33.5) | -0.2 | 川田将雅 | 55 | (タイトルホルダー) | 520 |
12.26 | 中山 | ホープフルS | GI | 芝2000m(良) | 15 | 6 | 10 | 2.1 (1人) | 1着 | 2:02.8(36.4) | -0.2 | 川田将雅 | 55 | (オーソクレース) | 516 |
2021. 3. 7 | 中山 | 弥生賞ディープ記念 | GII | 芝2000m(良) | 10 | 2 | 2 | 1.3 (1人) | 3着 | 2:02.3(34.2) | 0.3 | 川田将雅 | 56 | タイトルホルダー | 512 |
4.18 | 中山 | 皐月賞 | GI | 芝2000m(稍) | 16 | 4 | 8 | 3.3 (1人) | 15着 | 2:03.1(39.3) | 2.5 | 川田将雅 | 57 | エフフォーリア | 504 |
10.23 | 東京 | 富士S | GII | 芝1600m(良) | 17 | 8 | 16 | 4.2 (2人) | 4着 | 1:33.7(34.3) | 0.5 | 川田将雅 | 54 | ソングライン | 526 |
11.21 | 阪神 | マイルCS | GI | 芝1600m(良) | 16 | 7 | 13 | 16.1 (5人) | 3着 | 1:32.8(33.0) | 0.2 | 川田将雅 | 56 | グランアレグリア | 528 |
2022. 2.27 | 中山 | 中山記念 | GII | 芝1800m(良) | 16 | 8 | 15 | 2.6 (1人) | 7着 | 1:47.8(37.2) | 1.4 | 川田将雅 | 55 | パンサラッサ | 522 |
6. 5 | 東京 | 安田記念 | GI | 芝1600m(良) | 18 | 2 | 4 | 10.9 (7人) | 6着 | 1:32.5(33.7) | 0.2 | 川田将雅 | 58 | ソングライン | 526 |
- 競走成績は2022年6月5日現在
血統表
ダノンザキッドの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | サンデーサイレンス系/ヘイロー系 |
[§ 2] | ||
父 ジャスタウェイ 2009 鹿毛 |
父の父 ハーツクライ2001 鹿毛 |
*サンデーサイレンス | Halo | |
Wishing Well | ||||
アイリッシュダンス | *トニービン | |||
*ビューパーダンス | ||||
父の母 シビル1999 鹿毛 |
Wild Again | Icecapade | ||
Bushel-n-Pack | ||||
*シャロン |
Mo Exception | |||
Double Wiggle | ||||
母 *エピックラヴ Epic love 2008 鹿毛 |
Dansili 1996 黒鹿毛 |
*デインヒル | Danzig | |
Razyana | ||||
Hasili | Kahyasi | |||
Kerali | ||||
母の母 Leopard Hunt2001 栗毛 |
Diesis | Sharpen Up | ||
Doubly Sure | ||||
Alcando | Alzao | |||
Kaniz | ||||
母系(F-No.) | (FN:15-a) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | Lyphard 5×5 | [§ 4] | ||
出典 |
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l m n “ダノンザキッド|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2020年11月23日閲覧。
- ^ 国際競馬統括機関連盟 (IFHA) “The LONGINES World's Best Racehorse Rankings”. 2022年1月26日閲覧。
- ^ “新馬戦(馬名意味・取引価格) 2020/06/28(日)”. 馬想家からの手紙. 2020年11月23日閲覧。
- ^ “【阪神5R新馬戦結果】ダノンザキッドが楽に突き抜けデビュー勝ち | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2020年11月23日閲覧。
- ^ “【POG】ダノンザキッドが3馬身差V 北村友「強い競馬でした」/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online. 2020年11月23日閲覧。
- ^ “【東京スポーツ杯2歳S】ダノンザキッドが無傷の2連勝 「噂の大器」がクラシックへ躍進 ? 東京スポーツ新聞社”. 東スポWeb ? 東京スポーツ新聞社. 2020年11月25日閲覧。
- ^ “東京スポーツ杯2歳S(G3) オッズ | 2020年11月23日 東京11R レース情報(JRA)”. netkeiba.com. 2020年11月23日閲覧。
- ^ “【東京スポーツ杯2歳S結果】ダノンザキッドが無傷2連勝で重賞制覇 | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2020年11月23日閲覧。
- ^ “【東京スポーツ杯2歳S】ダノンザキッドがデビュー2連勝で重賞V 2着はタイトルホルダー(スポーツ報知)”. Yahoo!ニュース. 2020年11月23日閲覧。
- ^ “【ホープフルS見どころ】ダノンザキッドのデビュー3連勝なるか | 競馬ニュース - netkeiba.com”. news.netkeiba.com. 2021年1月4日閲覧。
- ^ “【ホープフルS】ダノンザキッドが勝利 川田は師匠の管理馬でのVに感涙 | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2020年12月26日閲覧。
- ^ “【ホープフルS結果】ダノンザキッドが無傷の3連勝! 2歳中距離王に輝く! | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2020年12月26日閲覧。
- ^ “「2020年度JRA賞」決定!年度代表馬はアーモンドアイ! JRA”. www.jra.go.jp. 2021年1月6日閲覧。
- ^ “【弥生賞結果】タイトルホルダーが逃げ切り重賞初V 2歳王者ダノンザキッドは3着 | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2021年3月7日閲覧。
- ^ “ダノンザキッドの最終単勝オッズは1.3倍。1986年以降弥生賞で、単勝1.3倍以下では初黒星に。”. Twitter. netkeiba公式. 2021年3月7日閲覧。
- ^ “【皐月賞】ダノンザキッドまさか15着 川田ガックリ「能力出せずに…」 | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2021年4月23日閲覧。
- ^ INC, SANKEI DIGITAL. “エフフォーリアが無敗制覇、皐月賞 1番人気ダノンザキッドは大敗”. 産経フォト. 2021年4月23日閲覧。
- ^ INC, SANKEI DIGITAL. “ダノンザキッド骨折判明で日本ダービー回避…18頭立て初のフルゲート割れ”. サンスポZBAT!競馬. 2021年5月20日閲覧。
- ^ “【富士S結果】3歳牝馬ソングラインが追い比べから抜け出し重賞初制覇!いざGIへ | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2021年11月27日閲覧。
- ^ a b “【マイルCS】5番人気ダノンザキッド伸びて3着 川田「能力の高さを示してくれ来年が楽しみに」:中日スポーツ・東京中日スポーツ”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ. 2021年11月27日閲覧。
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2022年2月28日). “【中山記念】ダノンザキッドは中山嫌い?7着”. サンスポZBAT!競馬. 2022年6月23日閲覧。
- ^ “【注目馬動向】ダノンザキッドは安田記念に直行”. スポーツ報知 (2022年4月14日). 2022年6月23日閲覧。
- ^ “【安田記念】ダノンザキッド見せ場たっぷりの6着 川田「前回よりはるかに競馬ができたと思います」”. 東スポ競馬. 2022年6月23日閲覧。
- ^ “ダノンザキッドの競走成績 | 競走馬データ”. netkeiba.com. 2020年11月23日閲覧。
- ^ a b c “血統情報:5代血統表|ダノンザキッド”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年12月19日閲覧。
- ^ “ダノンザキッド - Danon the Kid - 競走馬データベース”. 競馬ラボ. 2021年11月24日閲覧。
- ^ “ダノンザキッドの血統表”. netkeiba.com. 株式会社ネットドリーマーズ. 2020年12月19日閲覧。