YJ-21 (ミサイル)
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YJ-21 | |
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種類 | 対艦弾道ミサイル |
原開発国 | 中華人民共和国 |
運用史 | |
配備期間 | 2022年-現在 |
配備先 | 中国人民解放軍空軍 |
諸元 | |
射程 | 1,000km-1,500km(推定) |
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エンジン | 固体燃料 |
誘導方式 | 慣性誘導、衛星誘導 |
発射 プラットフォーム | 055型駆逐艦、H-6K |
YJ-21(中国語: 鹰击-21)は、中華人民共和国が開発した対艦弾道ミサイル(ASBM)[1][2]。
中国人民解放軍の中国人民解放軍海軍と中国人民解放軍空軍で運用されている。
概要
[編集]YJ-21対艦弾道ミサイルは南昌級駆逐艦のVLSからコールドローンチ式で発射される試験映像によって存在が明らかになり、「YJ-21E」と呼ばれる輸出版が珠海航空ショー2022に展示された[3]。
この対艦弾道ミサイルは軌道速度マッハ6、終末軌道ではマッハ10にも達し、仮に艦船に命中した場合は船体などを貫通し甚大なダメージを与えることが予想されている[4]。また、極超音速による迎撃が極めて困難なミサイルになると言われており、接近阻止・領域拒否能力の一環になる可能性がある。
発射プラットフォームは南昌級駆逐艦のVLSとH-6Kの空中発射の2種類である。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ Chan, Minnie (2022年4月20日). “Chinese navy shows off hypersonic anti-ship missiles in public”. South China Morninhg Post. 2022年4月20日閲覧。
- ^ Brown, Larisa (14 July 2022-07-14). “US building global constellation of satellites to track hypersonic missiles”. The Times UK. 2022年7月14日閲覧。
- ^ Williams, Zachary (2022年11月21日). “Takeaways From China's Zhuhai Air Show 2022”. The Diplomat. 2022年11月21日閲覧。
- ^ 李, 岩 (2023年2月4日). “解放军罕见曝光"鹰击-21"高超反舰导弹性能参数!还透露一个重要消息”. Phoenix Media. 2023年2月4日閲覧。