QW-2 (ミサイル)
表示
QW-2を4発装備した95式自走対空機関砲の砲塔 | |
種類 | 携帯式防空ミサイルシステム(MANPADS) |
---|---|
製造国 | 中華人民共和国 |
性能諸元 | |
ミサイル直径 | 72mm |
ミサイル全長 | 1.423m |
ミサイル重量 | 11.32kg |
弾頭 | HE破片効果(0.57kg) |
射程 | 0.5-5km |
射高 | 30m-4km |
推進方式 | 固体燃料ロケット |
誘導方式 | 赤外線ホーミング(IRH) |
飛翔速度 | 300m/s |
QW-2(前衛-2、前卫二号、QianWei-2、Vanguard 2)は、中国の携帯式防空ミサイルシステム(MANPADS, 中国語: 便携式防空导弹)である。
概要
[編集]QW-1に続いて、瀋陽の119工廠で開発された。一般に公開されたのは、1998年のファーンボロー国際航空ショーが最初とされている[1]。これをパキスタンでライセンス生産したものが、Anza Mk-3である。また、バングラデシュでもライセンス生産が行われている[2]。
シーカーが2波式となっており、フレアなどに対しての耐妨害性が高いとされる。また、ロシアの9K310 イグラ-1との類似性が指摘されており、同等の性能であるとの推測も存在する[1]。
中国人民解放軍陸軍では95式自走対空機関砲の兵装に採用されており、砲塔左右の機関砲架上に連装発射機(合計4発)が装備されている。
各型
[編集]- QW-2
- 携行型。
- CQW-2
- 車載型。
脚注
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 中国精密機械進出口総公司(2010年11月18日確認)
- 日本周辺国の軍事兵器(2010年11月18日確認)
- SinoDefence(2010年11月18日確認)
- BDMilitaly.com(2010年11月18日確認)