WJBL 2009-10
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WJBL 2009-10(第11回Wリーグ)は、2009年9月25日から2010年2月28日まで、日本各地で行われたバスケットボールリーグ。
JOMOサンフラワーズが前シーズンに続きレギュラーシーズン2位からファイナルで勝利し、2シーズン連続13回目のWリーグ優勝で、オールジャパンとの2冠を達成した。2年連続レギュラーシーズン1位のトヨタ自動車アンテロープスは準優勝。シャンソン化粧品シャンソンVマジックは6位でプレーオフ進出を逃し、1977年の旧日本リーグ1部昇格以来の連続ベスト4が途切れた。
参加チーム
[編集]Wリーグ
[編集]- JOMOサンフラワーズ
- シャンソン化粧品シャンソンVマジック
- トヨタ自動車アンテロープス
- 富士通レッドウェーブ
- デンソーアイリス
- 日本航空JALラビッツ
- アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス
- 三菱電機コアラーズ(昇格)
W1リーグ
[編集]試合方式
[編集]レギュラーリーグ
[編集]- W、W1とも4回戦総当たりのリーグ戦を戦う。
- 1月は全日本総合バスケットボール選手権大会(オールジャパン)による中断を経て、15日に再開。Wリーグについては東アジア競技大会のため12月より中断。
- Wリーグは上位4チームがプレーオフに進出する。W1リーグはレギュラーリーグのみで順位を決定する。
- Wリーグ最下位とW1リーグ1位は入れ替え戦を戦う。
プレーオフ(Wリーグのみ)
[編集]- レギュラーリーグ1位と4位、2位と3位の組み合わせで3戦2先勝方式のセミファイナルを戦い、勝者は5戦3先勝方式のファイナルに進む。
入れ替え戦
[編集]- 国立代々木競技場第二体育館にて3戦2先勝方式で行い、勝者は来季Wリーグ、敗者はW1リーグに属する。
結果
[編集]Wリーグ
[編集]レギュラーリーグ順位
[編集]順位 | チーム名 | 成績 | 勝率 |
---|---|---|---|
1 | トヨタ自動車アンテロープス | 24勝4敗 | .857 |
2 | JOMOサンフラワーズ | 22勝6敗 | .786 |
3 | 富士通レッドウェーブ | 19勝9敗 | .679 |
4 | 日本航空JALラビッツ | 13勝15敗 | .464 |
5 | デンソーアイリス | 12勝16敗 | .429 |
6 | シャンソン化粧品シャンソンVマジック | 12勝16敗 | .429 |
7 | アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス | 7勝21敗 | .250 |
8 | 三菱電機コアラーズ | 3勝25敗 | .107 |
プレーオフ
[編集]セミファイナル
戦 | 勝者 | スコア | 敗者 | 会場 |
---|---|---|---|---|
1 | トヨタ自動車 (レギュラーリーグ1位) |
62 - 44 | 日本航空 (同4位) |
姫路市立中央体育館 |
2 | 102 - 63 | 大阪市中央体育館 | ||
1 | JOMO (同2位) |
68 - 59 | 富士通 (同3位) |
姫路市立中央体育館 |
2 | 60 - 73 | 大阪市中央体育館 | ||
3 | 77 - 73 | 代々木第二体育館 |
ファイナル
戦 | 勝者 | スコア | 敗者 | 会場 |
---|---|---|---|---|
1 | JOMO | 62 - 59 | トヨタ自動車 | 松本市総合体育館 |
2 | 83 - 66 | ぐんまアリーナ | ||
3 | 81 - 58 | 代々木第二体育館 |
優勝・準優勝メンバー
[編集]優勝メンバー | 準優勝メンバー |
---|---|
JOMOサンフラワーズ | トヨタ自動車アンテロープス |
最終順位
[編集]順位 | チーム名 |
---|---|
1 | JOMOサンフラワーズ |
2 | トヨタ自動車アンテロープス |
3 | 富士通レッドウェーブ |
4 | 日本航空JALラビッツ |
5 | デンソーアイリス |
6 | シャンソン化粧品シャンソンVマジック |
7 | アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス |
8 | 三菱電機コアラーズ |
W1リーグ
[編集]順位 | チーム名 | 成績 | 勝率 |
---|---|---|---|
1 | 日立ハイテク クーガーズ | 14勝2敗 | .875 |
2 | エバラヴィッキーズ | 11勝5敗 | .688 |
3 | トヨタ紡織サンシャインラビッツ | 10勝6敗 | .625 |
4 | 山梨クィーンビーズ | 5勝11敗 | .313 |
5 | ビッグブルー東京 | 0勝16敗 | 0 |
入れ替え戦
[編集]戦 | 勝者 | スコア | 敗者 |
---|---|---|---|
1 | 日立ハイテク (W1リーグ1位) |
79 - 70 | 三菱電機 (Wリーグ8位) |
2 | 66 - 70 | ||
3 | 76 - 74 |
日立ハイテク クーガーズは次シーズンWリーグに昇格、三菱電機コアラーズはW1リーグに降格
WJBLアウォード
[編集]Wリーグ
[編集]部門 | 受賞者 | チーム |
---|---|---|
プレーオフMVP | 大神雄子 | JOMO |
レギュラーシーズンMVP | 矢野良子 | トヨタ自動車 |
ルーキー・オブ・ザ イヤー | 佐藤朱華 | アイシンAW |
コーチ・オブ・ザ・イヤー | 丁海鎰 | トヨタ自動車 |
ベスト5
ポジション | 受賞者 | チーム |
---|---|---|
ガード | 大神雄子 | JOMO |
ガードフォワード | 櫻田佳恵 | トヨタ自動車 |
フォワード | 矢野良子 | トヨタ自動車 |
センターフォワード | 池田麻美 | トヨタ自動車 |
センター | 諏訪裕美 | JOMO |
リーダーズ
部門 | 受賞者 | チーム | 記録 |
---|---|---|---|
得点 | 岩村裕美 | 日本航空 | 19.11点 |
アシスト | 大神雄子 | JOMO | 5.82本 |
リバウンド | 矢代直美 | 日本航空 | 10.54本 |
スティール | 久手堅笑美 | トヨタ | 2.25本 |
ブロックショット | 小磯典子 | アイシンAW | 2.30本 |
フィールドゴール成功率 | 諏訪裕美 | JOMO | 65.68% |
フリースロー成功率 | 丸山美樹 | 三菱電機 | 92.45% |
3P成功率 | 内海亮子 | JOMO | 52.31% |
W1リーグ
[編集]部門 | 受賞者 | チーム |
---|---|---|
MVP | 野田裕子 | 日立ハイテク |
ルーキー・オブ・ザ・イヤー | 中尾綾 | 日立ハイテク |
ベスト5
ポジション | 受賞者 | チーム |
---|---|---|
ガード | 野田裕子 | 日立ハイテク |
ガードフォワード | 伊藤奈月 | 日立ハイテク |
フォワード | 梅本恵里 | トヨタ紡織 |
センターフォワード | 畑中美保 | エバラ |
センター | 二関ひとみ | 日立ハイテク |
リーダーズ
部門 | 受賞者 | チーム | 記録 |
---|---|---|---|
得点 | 梅本恵里 | トヨタ紡織 | 18.31点 |
アシスト | 野田裕子 | 日立ハイテク | 3.75本 |
リバウンド | 松木豊子 | 山梨 | 9.56本 |
スティール | 渡邊佳恵 | トヨタ紡織 | 2.13本 |
ブロックショット | 新本庸子 | トヨタ紡織 | 0.92本 |
フィールドゴール成功率 | 梅本恵里 | トヨタ紡織 | 53.55% |
フリースロー成功率 | 梅本恵里 | トヨタ紡織 | 92.11% |
3P成功率 | 阿形美由紀 | エバラ | 52.38% |
備考
[編集]- 今大会は開幕日がアジア選手権の終了翌日となったため、ほとんどの日本代表選手は疲労などを考慮してスタメンから外れ、出場機会がなかった選手もいた。
脚注
[編集]- ^ 09-10 Wリーグ プレーオフ/ファイナル トヨタ VS JOMO Wリーグ(バスケットボール女子日本リーグ)公式サイト