Wリーグオールスター
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Wリーグオールスター(W LEAGUE All-Star)は、バスケットボール女子日本リーグ(WJBL)が主催する試合である。
歴史
[編集]日本女子バスケットボールのトップリーグにおけるオールスター戦はバスケットボール日本リーグ(旧JBL)が女子も統括していた時代に男子と合わせて開かれていた。
その後、旧JBLからWJBLが独立してからは「WJBLオールスターファン感謝デー」のプログラムとして組み込まれていたが、2002年を最後に終了。
WJBL会長に斎藤聖美が就任した2015-16シーズンより13年ぶりにWJBLオールスターを復活させる[1]。Wリーグ所属チームを東西に分けて、ファン投票によって選ばれた選手とリーグ推薦選手で構成される。
2017-18シーズンより「WJBL」と「Wリーグ」の呼称を明確に使い分け始め(WJBLは運営機構、リーグがWリーグ)、その一環で「Wリーグオールスター」となる。
2019-20シーズンよりチーム分けの方式が変わった[2]
大会概要
[編集]- 主催:公益財団法人日本バスケットボール協会/一般社団法人バスケットボール女子日本リーグ
- 主管:開催地チーム運営法人
- 特別協賛:デンカ(2015-16・2016-17・2019-20)、三井不動産(2017-18)、ブロンコビリー(2020-21・2021-22)、京王観光(2022-23)、春日井製菓(2023-24)
チーム分け
[編集]2018-19までは単純に東西で分けていたが、2019-20以降は東西の枠にこだわらないチーム分けになった。
まずファン投票により東西各チーム5名ずつ選抜。続いて東西最多得票獲得選手各1名をキャプテンとし、キャプテン以外の選抜選手選手8名からドラフト指名によりチーム分けを行う。そして各チームにリーグ推薦選手数名とTwitter投票選出選手1名をそれぞれ加えてチームが結成される。
- 東:ENEOSサンフラワーズ、富士通レッドウェーブ、新潟アルビレックスBBラビッツ、東京羽田ヴィッキーズ、日立ハイテク クーガーズ
- 西:デンソーアイリス、トヨタ自動車アンテロープス、シャンソン化粧品シャンソンVマジック、三菱電機コアラーズ、トヨタ紡織サンシャインラビッツ、アイシン ウィングス
歴代大会結果
[編集]最多優勝は、EAST(GREEN)の3回。
年 | 月日 | 会場 | 勝者 | スコア | 敗者 | MVP | MIP |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2015-16 | 2016年1月16日 | アオーレ長岡 | EAST | 85-78 | WEST | 出岐奏 | 大神雄子 |
2016-17 | 2017年1月14日 | アオーレ長岡 | WEST | 88-86 | EAST | 髙田真希 | 渡嘉敷来夢 |
2017-18 | 2017年12月16日 | 大田区総合体育館 | EAST | 101-82 | WEST | 渡嘉敷来夢 | 大神雄子 |
2018-19 | 2018年12月29日 | 大田区総合体育館 | WEST | 97-87 | EAST | 馬瓜エブリン | 渡嘉敷来夢 |
2019-20 | 2020年1月19日 | アリーナ立川立飛 | GREEN | 101-90 | BLUE | 馬瓜エブリン | 髙田真希 |
2020-21 | (中止) | ||||||
2021-22 | 2022年5月5日 | 国立代々木競技場第二体育館 | 原宿 | 92-86 (OT) |
渋谷 | 三好南穂 | 篠崎澪 |
2022-23 | 2023年4月29日 | 有明アリーナ | |||||
2023年4月30日 | SUNRISE | 88-87 | STARLIGHT | 髙田真希 | 林咲希 | ||
2023-24 | 2024年 | エントリオ |
脚注
[編集]- ^ “女性起業家、斎藤聖美さん 女子バスケを改革する”. 日刊スポーツ. (2015年10月9日)
- ^ 『Denka presents W リーグオールスター 2019-20 in TOKYO の開催概要およびキービジュアル決定のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)一般社団法人バスケットボール女子日本リーグ機構、2019年9月27日 。2021年5月25日閲覧。