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UFC 112

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
UFC 112: Invincible
イベント詳細
シリーズ UFC
主催 ズッファ
開催年月日 2010年4月10日
開催地 アラブ首長国連邦の旗 アラブ首長国連邦
アブダビヤス島
会場 フェラーリ・ワールド
コンサートアリーナ
開始時刻 午後7時
試合数 全10試合
入場者数 11,008人[1]
入場収益 3,500,000USドル[1]
PPV購入数 500,000件[2]
イベント時系列
UFC Fight Night: Florian vs. Gomi UFC 112: Invincible UFC 113: Machida vs. Shogun 2

UFC 112: Invincible(ユーエフシー・ワントゥエルブ:インヴィンシブル)は、アメリカ合衆国総合格闘技団体「UFC」の大会の一つ。2010年4月10日アラブ首長国連邦アブダビヤス島フェラーリ・ワールド内コンサートアリーナで開催された。

UFC史上初のアブダビ興行であり、また初の屋外大会[3]ともなった本大会では、BJ・ペンフランク・エドガーによる世界ライト級タイトルマッチと、アンデウソン・シウバデミアン・マイアによる世界ミドル級タイトルマッチが併せて行われた[4]

大会概要

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セミファイナルのライト級タイトルマッチでは、挑戦者フランク・エドガーが王者BJ・ペンを3-0の判定で下し、第4代UFC世界ライト級王者となった[5]。メインイベントのミドル級タイトルマッチは、王者アンデウソン・シウバが挑戦者デミアン・マイアを3-0の判定で退け[6]、UFC最多連勝記録である11連勝を樹立するとともに、UFC王座の最多防衛記録である6連続防衛を達成した。

カード変更

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メインイベントの世界ミドル級タイトルマッチでは、当初アンデウソンへの挑戦者としてビクトー・ベウフォートが予定されていたが、ベウフォートの負傷欠場によりデミアン・マイアが挑戦者となった。

また、ポール・テイラー対ジョン・ガンダーソンのライト級戦は、テイラーが過度の減量によりメディカルチェックをパスすることができなかったため、中止された[7]

プレリミナリィカードについては、PPVでは第5試合のみ放送された。

試合結果

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プレリミナリィカード

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第1試合 ヘビー級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 ジョン・マドセン vs. レバノンの旗 ムスタファ・アルターク ×
3R終了 判定3-0(29-28、29-28、29-28)
第2試合 ライト級 5分3R
イングランドの旗 ポール・ケリー vs. アメリカ合衆国の旗 マット・ヴィーチ ×
2R 3:41 ギロチンチョーク
第3試合 ウェルター級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 ダマルケス・ジョンソン vs. アメリカ合衆国の旗 ブラッド・ブラックバーン ×
3R 2:08 TKO(レフェリーストップ:ミドルキック)
第4試合 ウェルター級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 リック・ストーリー vs. イングランドの旗 ニック・オシピチェック ×
3R終了 判定2-1(29-28、28-29、29-28)
第5試合 ライトヘビー級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 フィル・デイヴィス vs. スウェーデンの旗 アレクサンダー・グスタフソン ×
1R 4:55 アナコンダチョーク

メインカード

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第6試合 ミドル級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 マーク・ムニョス vs. アメリカ合衆国の旗 ケンドール・グローブ ×
2R 2:50 TKO(レフェリーストップ:パウンド)
第7試合 ライト級 5分3R
ブラジルの旗 ハファエル・ドス・アンジョス vs. イングランドの旗 テリー・エティム ×
2R 4:40 腕ひしぎ十字固め
第8試合 ウェルター級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 マット・ヒューズ vs. ブラジルの旗 ヘンゾ・グレイシー ×
3R 4:40 TKO(レフェリーストップ:スタンドパンチ連打)
第9試合 UFC世界ライト級タイトルマッチ 5分5R
アメリカ合衆国の旗 フランク・エドガー vs. アメリカ合衆国の旗 BJ・ペン ×
5R終了 判定3-0(50-45、48-47、49-46)
※エドガーが王座獲得に成功。
第10試合 UFC世界ミドル級タイトルマッチ 5分5R
ブラジルの旗 アンデウソン・シウバ vs. ブラジルの旗 デミアン・マイア ×
5R終了 判定3-0(50-45、50-45、49-46)
※シウバが王座の6度目の防衛に成功。

各賞

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ファイト・オブ・ザ・ナイト: マーク・ムニョス vs. ケンドール・グローブ
ノックアウト・オブ・ザ・ナイト: ダマルケス・ジョンソン
サブミッション・オブ・ザ・ナイト: ハファエル・ドス・アンジョス
各選手にはボーナスとして75,000ドルが支給された[8]

脚注

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関連項目

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外部リンク

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