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UFC 103

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
UFC103から転送)
UFC 103: Franklin vs. Belfort
イベント詳細
シリーズ UFCPPV
主催 ズッファ
開催年月日 2009年9月19日
開催地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
テキサス州ダラス
会場 アメリカン・エアラインズ・センター
開始時刻 午後7時(PT) / 午後10時(ET
試合数 全13試合
放送局 Spike
入場者数 17,428人[1]
入場収益 2,400,000USドル[1]
PPV購入数 375,000件[2]
イベント時系列
UFC Fight Night: Diaz vs. Guillard UFC 103: Franklin vs. Belfort UFC 104: Machida vs. Shogun

UFC 103: Franklin vs. Belfort(ユーエフシー・ワンオースリー:フランクリン・ヴァーサス・ベウフォート)は、アメリカ合衆国総合格闘技団体「UFC」の大会の一つ。2009年9月19日テキサス州ダラスアメリカン・エアラインズ・センターで開催された。

大会概要

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元UFC世界ライトヘビー級王者ビクトー・ベウフォートUFC 51以来4年半振りにUFCに復帰し、メインイベントでリッチ・フランクリンと195ポンド契約で対戦、1ラウンドTKO勝ちでUFC復帰を飾り、試合後はミドル級王座への挑戦をアピールした[3]。他にウラジミール・マティシェンコUFC 44以来6年振り)、フランク・トリッグUFC 54以来4年振り)がUFCへの長期ブランクからの復帰を果たしている。

セミファイナルに登場したミルコ・クロコップジュニオール・ドス・サントスに対し口頭ギブアップ負けとなり、試合後のインタビューでは引退を示唆した[4]

Cage Rage世界ウェルター級王者ポール・デイリーがUFCデビュー。

初のリレー中継

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今大会では初めて、プレリミナリィカードをSpikeで放送、メインカードをPPVで放送するというリレー中継が行われ[5]エフレイン・エスクデロ vs. コール・ミラードリュー・マクフェドリーズ vs. トマシュ・ドルヴァルの2試合がSpikeで放送された[6]

カード変更

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当初はダン・ヘンダーソン vs. リッチ・フランクリンUFC 93以来の再戦が予定されていたが[7]、変更となった。またウェルター級王座への挑戦権をかけたマイク・スウィック vs. マルティン・カンプマンの一戦が予定されていたものの、スウィックの怪我で中止、カード変更となった[8]

その他の出場者変更は以下の通り。

試合結果

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プレリミナリィカード

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第1試合 ライト級 5分3R
ブラジルの旗 ハファエル・ドス・アンジョス vs. アメリカ合衆国の旗 ロバート・エマーソン ×
3R終了 判定3-0(30-27、30-27、30-27)
第2試合 ライトヘビー級 5分3R
ベラルーシの旗 ウラジミール・マティシェンコ vs. クロアチアの旗 イゴール・ポクライェク ×
3R終了 判定3-0(30-27、30-27、30-27)
第3試合 ライトヘビー級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 エリオット・マーシャル vs. アメリカ合衆国の旗 ジェイソン・ブリルズ ×
3R終了 判定2-0(28-30、30-27、30-27)
第4試合 ウェルター級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 リック・ストーリー vs. アメリカ合衆国の旗 ブライアン・フォスター ×
2R 1:09 肩固め
第5試合 ライト級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 ニック・レンツ vs. ブラジルの旗 ハファエロ・オリヴェイラ ×
3R終了 判定3-0(29-28、29-28、30-27)
第6試合 ライト級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 ジム・ミラー vs. アメリカ合衆国の旗 スティーブ・ロペス ×
2R 0:48 TKO(レフェリーストップ:右肩の負傷)

Spike中継カード

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第7試合 ミドル級 5分3R
ポーランドの旗 トマシュ・ドルヴァル vs. アメリカ合衆国の旗 ドリュー・マクフェドリーズ ×
2R 1:03 チョークスリーパー
第8試合 ライト級 5分3R
メキシコの旗 エフレイン・エスクデロ vs. アメリカ合衆国の旗 コール・ミラー ×
1R 3:36 TKO(レフェリーストップ:右ストレート→パウンド

メインカード

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第9試合 キャッチウェイトバウト(159ポンド) 5分3R
アメリカ合衆国の旗 タイソン・グリフィン vs. ブラジルの旗 エルメス・フランカ ×
2R 3:26 TKO(レフェリーストップ:右ストレート→パウンド
※フランカの体重超過によりライト級から変更[15]
第10試合 ウェルター級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 ジョシュ・コスチェック vs. アメリカ合衆国の旗 フランク・トリッグ ×
1R 1:25 TKO(レフェリーストップ:右ストレート→パウンド
第11試合 ウェルター級 5分3R
イングランドの旗 ポール・デイリー vs. デンマークの旗 マルティン・カンプマン ×
1R 2:31 TKO(レフェリーストップ:スタンドパンチ連打)
第12試合 ヘビー級 5分3R
ブラジルの旗 ジュニオール・ドス・サントス vs. クロアチアの旗 ミルコ・クロコップ ×
3R 2:00 ギブアップ(右アッパー)
第13試合 キャッチウェイトバウト(195ポンド) 5分3R
ブラジルの旗 ビクトー・ベウフォート vs. アメリカ合衆国の旗 リッチ・フランクリン ×
1R 3:02 TKO(レフェリーストップ:左フック→パウンド

各賞

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ファイト・オブ・ザ・ナイト: リック・ストーリー vs. ブライアン・フォスター
ノックアウト・オブ・ザ・ナイト: ビクトー・ベウフォート
サブミッション・オブ・ザ・ナイト: リック・ストーリー
各選手にはボーナスとして65,000ドルが支給された[16]

関連項目

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脚注

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  1. ^ a b UFC 103 in Dallas a sellout with 17,428 attendees, $2.4 million estimated gate MMAjunkie 2009年9月20日
  2. ^ Pay-per-view MMAPayout
  3. ^ 【UFC103】ベウフォート、復帰戦で新・神階級の中心に MMAPLANET 2009年9月20日
  4. ^ Cro Cop Down On Himself After UFC 103 Loss, Talks Retiring MMANEWS 2009年9月21日
  5. ^ 【UFC103】ノンストップイベントでヴィトー&ミルコに明暗 MMAPLANET 2009年9月20日
  6. ^ 【UFC103】PPV前の無料中継で、因縁のTUFライト級対決 MMAPLANET 2009年9月14日
  7. ^ Rich Franklin vs. Dan Henderson II headlines UFC 103, "Cro Cop" vs. Junior Dos Santos set MMAjunkie 2009年7月20日
  8. ^ Swick out, Daley in at UFC 103 The Sun 2009年9月4日
  9. ^ Matt Wiman vs. Rafael dos Anjos Booked for UFC 103 MMAFrenzy 2009年7月10日
  10. ^ Injury forces Matt Wiman out of UFC 103, Rob Emerson expected to face Rafael dos Anjos MMAjunkie 2009年7月23日
  11. ^ Thiago Tavares suffers knee injury, forced to withdraw from UFC 103 bout with Jim Miller MMAjunkie 2009年8月20日
  12. ^ Jim Miller to face UFC newcomer Steve Lopez on UFC 103 preliminary card MMAjunkie 2009年8月21日
  13. ^ Dan Lauzon Out of UFC 103 Fight Against Rafaello Oliveira With Back Injury MMAfrenzie 2009年8月24日
  14. ^ Nik Lentz Replaces Dan Lauzon, Fights Rafaello Oliveira at UFC 103 MMAfrenzie 2009年8月26日
  15. ^ 【UFC103】公開計量終了、ベウフォートは2度目でパス MMAPLANET 2009年9月19日
  16. ^ UFC 103 fighter bonuses: Vitor Belfort, Rick Story, Brian Foster earn $65K awards MMAjunkie 2009年9月20日

外部リンク

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