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JR貨物U17A形コンテナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
U17Aから転送)
日本通運所有、U17A形、片妻片側・L字二方開き構造。下関国際埠頭にて、2002年10月27日撮影。

U17A形コンテナ(U17Aがたコンテナ)は、日本貨物鉄道(JR貨物)輸送用として籍を編入している、12 ft形の、私有コンテナ(有蓋コンテナ)である。

形式の数字部位 「 17 」は、コンテナの容積を元に決定される。このコンテナ容積17 m3の算出は、端数四捨五入計算のため、内容積16.5 - 17.4 m3の間に属するコンテナが対象となる[1]。また形式末尾のアルファベット一桁部位 「 A 」は、コンテナの使用用途(主たる目的)が 「 普通品の輸送 」を表す記号として付与されている[2]

特記事項

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番台毎の概要

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0番台

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1 - 8【8個】[3]
熊本県養殖漁業協同組合所有。
※ 旧、東急車輛製造。総重量6.7t
庫内には小型の生けすが2個設置され、付属のバッテリーを動力としたポンプや循環器一式を備えて、1個のコンテナに320~400尾のさくら鯛を活魚輸送で行っていた、いわゆる活魚コンテナである。尚、通常活魚コンテナへの形式付与では、特殊仕様を示す末尾アルファベットが【 D 】となるが、このコンテナのみ通常の普通品を表す【 A 】が付与されている。
9 ・ 10
山下水産所有。東急車輛製造。
1-8と同様の構造であり、塗装のみ異なる。鯛を輸送したとされる。
11 ・ 12
日本通運所有。東急車輛製造。
※ 日韓航送用。総重量6.3t。
13
(所有者不明)
14 - 19
日本通運所有。旧、東急車輛製造。
※ 日韓航送用。総重量6.3t。

脚注

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出典

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参考文献

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  • 貨車技術発達史編纂委員会(編著)『日本の貨車 技術発達史 明治5(1872)年〜平成16(2004)年』社団法人日本鉄道車輌工業会、2008年3月。全国書誌番号:21465967 

外部サイト

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関連項目

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