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2018年10月
[編集]2018年10月31日
[編集]- (社会)インド独立に際して数多の藩王国をまとめるのに貢献した“鉄の男”サルダール・パテールの巨大立像“統一の像”が、総工費299億ルピー、700トンの鉄、4年の歳月をかけてグジャラート州に完成し、記念式典が開かれた。台座を含めた像高 240m は中国の魯山大仏を上回り、世界最大となる。--AFPBB、ロイター
2018年10月30日
[編集]- (裁判)韓国人の元徴用工らが戦時中の強制労働の損害賠償を新日鐵住金に求めた裁判で、韓国最高裁は日韓請求権協定において個人請求権は消滅していないとして、4億ウォンの支払いを命じた。日本政府の見解に反する司法判断が確定したが、同種の裁判を他にも控え、日韓関係に影を落としかねない状況になった。--毎日新聞、産経新聞
- (科学)2009年に打ち上げられてから数千の系外惑星を観測し、ケプラー22bをはじめハビタブルゾーンの惑星を発見するなど多くの成果を上げた宇宙望遠鏡ケプラーが遂に燃料切れとなり、引退させると NASA が発表した。系外惑星探査のミッションは4月に打ち上げられた TESS が引き継ぐことになる。--ロイター、朝日新聞
2018年10月28日
[編集]- (選挙)ブラジル大統領選の決選投票が行なわれ、極右の元軍人ジャイル・ボルソナロ下院議員が大勝した。2003年から長らく左派政権が続いたブラジルだが、経済の低迷と行政の非効率に国民は変革を望み、専制的ナショナリストではあるが治安回復、経済活性化、行政改革の断行を約束したボルソナロを選んだ。--BBC、ブルームバーグ
- (ビジネス)クラウド事業で Amazon、Microsoft、Google の後塵を拝し、AI ワトソンの性能にも疑問符が付き始めた IBM は、今後成長が見込めるハイブリッド・クラウド事業の基盤を強化するため、Linux の主要ディストリビュータである Red Hat を340億ドルで買収すると発表した。--WIRED、ITmedia
2018年10月26日
[編集]- (政治)7年ぶりとなる首相の単独訪中が実現し、安倍首相と習国家主席の日中首脳会談が釣魚台国賓館で行なわれ、「競争から協調」「互いに脅威とならない」「自由で公正な貿易体制の進化発展」の三原則を示し、日中関係の発展を目指すと両首脳は述べたが、歴史認識問題や尖閣諸島問題では進展が無かった。--産経新聞、朝日新聞
2018年10月25日
[編集]- (軍事)NATO はノルウェーが攻撃を受けその主権を奪回するというシナリオの、冷戦終結以降で最大規模の演習を、加盟29か国およびフィンランド、スウェーデンの兵士5万人を動員し、大西洋からバルト海にかけて行なった。名指しはしないが、欧州で増進するロシアの脅威を牽制する狙いとみられる。--AFPBB、産経新聞
2018年10月24日
[編集]- (事件)2015年に内戦下のシリアに入ったのちイスラム過激派に拘束・脅迫され続けていたフリージャーナリストの安田純平が3年余ぶりに解放された。菅官房長官は、官邸の指揮のもと国際テロ情報収集ユニットが中心となってトルコやカタールなどと連携し、身代金を払うことなく解放にこぎつけたと説明した。--朝日新聞、産経新聞
2018年10月23日
[編集]- (政治)サウジアラビア政府は、同国の反体制派ジャーナリストであるジャマル・カショギをイスタンブールの総領事館で殺害したことを20日にようやく認めたが、トルコのエルドアン大統領は、ムハンマド王太子への言及は避けつつ、外交特権に拠らずこの件の裁判をトルコの管轄で行なうことを演説で求めた。--産経新聞、FNN
- (交通)2009年に着工し、香港のランタオ島から西岸の珠海・マカオまでを道路橋や海底トンネル計55kmで結ぶ世界最長の海上橋・港珠澳大橋が開通した。広深港高速鉄道と共に、珠江デルタを巨大ベイエリア“大湾区”として開発する構想の一部として、香港では将来の併合に向けた布石と警戒する向きもある。--AFPBB、朝日新聞
2018年10月21日
[編集]- (芸能)17日のさいたまスーパーアリーナ公演を、空席が目立ったことに立腹しドタキャンした沢田研二が、大阪のSAYAKAホール公演の MC で騒動を率直に詫びた。さいたまスーパーアリーナを満席にするという新しい目標で「あと10年はやる」との“ジュリー節”に、満場のファンは「また応援するよ!」と温かく応えた。--FNN、日刊スポーツ
2018年10月20日
[編集]- (政治)(軍事)トランプ米大統領は冷戦下の1987年に米ソ間で締結された中距離核戦力全廃条約からの離脱を表明した。トランプはロシアが条約に反してミサイル開発を続け、中露の核戦力増強がパワーバランスを崩すと不満を呈すが、米国の中距離ミサイル開発の再開は中露を巻き込む軍拡競争再開に繋がるとも危惧される。--時事、BBC
- (文化)ガウディが主に設計して1882年に着工し今も建設が続くバルセロナの世界遺産サグラダ・ファミリア教会は年間450万人が訪れる観光名所だが、適正に建築許可が取られず130年にわたり違法建築状態が続いていた。教会は市と協議の末、正式な建築許可を得、市に税金を納め始めることで合意した。--AFPBB、読売新聞
2018年10月19日
[編集]- (文化)文化審議会は、1501年に築造され世界文化遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一部でもある琉球王家の陵墓“玉陵”を、東アジアで独自に発展した琉球の建築と葬墓制を象徴するものとして、国宝に指定するよう文科相に答申した。沖縄では、かつて首里城正殿が国宝だったが沖縄戦で焼失した。--朝日新聞、読売新聞
2018年10月18日
[編集]- (科学)日本も参加している天体観測衛星フェルミの研究チームが、国際天文学連合が定めた88星座とは別に、ガンマ線を放つ天体を結んだ独自の22星座を新たに認定し、ガンマ線バーストのような放射熱線を放つゴジラのほか、富士山、超人ハルク、星の王子さまなどが星座になったと NASA が発表した。--テレビ朝日、NHK
2018年10月17日
[編集]- (社会)ダボス会議を主催する世界経済フォーラムが今年度の国際競争力ランキングを発表し、上から米国、シンガポール、ドイツ、スイス、日本と続いた。前回9位から順位を上げた日本は、インフラ、健康寿命、特許申請数、研究開発投資などが評価される一方、起業の難しさや労働市場の硬直性が課題とされた。--時事、ロイター
2018年10月16日
[編集]- (科学)基礎生物学研究所と中部大などの研究チームは、ヘイケボタルとフォティヌス・ピラリス(米国のホタル)の全ゲノムを解読し、発光物質ルシフェリンと反応する酵素ルシフェラーゼを生成する遺伝子は、脂肪酸の代謝を担う酵素の遺伝子から、複製エラーの繰り返しにより1億年以上前に進化したと発表した。--日本経済新聞、朝日新聞
2018年10月15日
[編集]- (社会)ロシア正教会は、キエフ総主教の任命権をロシア正教会に認めた1686年の決定をコンスタンチノープル全地総主教庁が破棄してウクライナ正教会の独立承認の手続きに入ったことに反発し、東方教会の筆頭格である同庁との絶縁を表明した。露宇関係の政治対立が宗教にも飛び火した形になった。--朝日新聞、日本経済新聞
2018年10月12日
[編集]- (文化)スウェーデン・アカデミーの不祥事により今年の発表が見送られたノーベル文学賞の代替として今年限定で設立されたニュー・アカデミー文学賞が発表され、アフリカが舞台の歴史小説『セグー』などで知られる、カリブ海・フランス領グアドループ出身の女性作家マリーズ・コンデが受賞した。--読売新聞、日本経済新聞
- (社会)日照条件が良い九州は太陽光発電施設が増えそれで電力需要の8割を賄えることもあるが、秋めいて冷房が使われず工場も閉まる週末の13日は晴れると電力供給が過多になり周波数を維持できず大規模停電になる惧れがあるとして、九電は太陽光発電事業者に一時的に稼働を止める異例の要請を発表した。--日本経済新聞、朝日新聞
- (社会)社会問題化している高速道路でのあおり運転の摘発件数が、今年の上半期は全国で6千件を超え、昨年同時期の2倍になったと警察庁が明らかにした。各警察本部は今年1月から、ヘリを投入したり、道交法違反以外に刑法の暴行容疑を適用するなど法令も駆使し、悪質な事例の取り締まりを強化してきた。--FNN、日本経済新聞
2018年10月11日
[編集]- (社会)83年の歴史に幕を下ろした築地市場の閉場から5日経ち、移転決定から17年、土壌汚染対策の紆余曲折の末、首都圏の新しい台所・豊洲市場が開場した。敷地は1.7倍に増え、セリ場や仲卸の店舗は温度管理できるよう閉鎖構造になり、物流システムも近代化された。大きなトラブルなく初日を終えた。--日本経済新聞、読売新聞
2018年10月10日
[編集]- (文化)小説家の佐伯泰英、シンガーソングライターの松任谷由実らが菊池寛賞を受賞した。佐伯は『密命』シリーズ以降“文庫書き下ろし時代小説”という新ジャンルを開拓したこと、松任谷は高い音楽性と現代的な女性心理を巧みに描いた歌詞で「日本人の新たな心象風景を作り上げた」ことが評価された。--朝日新聞、オリコン
2018年10月9日
[編集]- (社会)大学生の就職活動の時期を定めた“就活ルール”を2021年度から廃止すると経団連が正式決定した。罰則の無い紳士協定として形骸化していた面はあるが、人材難な中小企業が主体の日本商工会議所や授業への影響を危惧する大学からは廃止に反発もあり、今後は政府主導で新しいルール作りを進める。--日本経済新聞、産経新聞
- (ビジネス)日本では ATM やネットバンキングによる他行への即時振込は全銀システムの仕様で平日日中に限られていたが、全銀協はこれを24時間・365日対応も可能な新システムに移行した。102行はひとまず土日含め早くとも午後9時まで受け入れ時間を延長し、三菱UFJなど64行は24時間対応になった。--毎日新聞、時事
2018年10月8日
[編集]- (経済)ウィリアム・ノードハウス(米)とポール・ローマー(米)がノーベル経済学賞を受賞した。マクロ経済分析において、ノードハウスは気候変動を経済成長に織り込む環境政策として“炭素税”を提唱し、ローマーは企業などでの技術革新と経済成長の関係性をモデル化し、各国の経済政策に影響を与えた。--朝日新聞、AFPBB
2018年10月7日
[編集]- (社会)709年に創建された越後の古刹・国上寺で、火渡り祭の一環として、ネットで炎上した発言や画像の供養が行なわれた。供養する投稿を寺の Web サイトに寄せてもらい、それを印刷してお札に巻き付け、文字通り炎上する木組みに投げ込み、お焚上げされた。この種の試みは全国初で、来年も続けるという。--毎日新聞、日刊スポーツ
2018年10月5日
[編集]- (政治)デニ・ムクウェゲ(コンゴ民主共和国)とナディア・ムラド(イラク)がノーベル平和賞を受賞した。婦人科医のムクウェゲはコンゴ内戦における強姦被害者の治療で、ヤジディ教徒のムラドは IS から受けた性的搾取の体験を通じ、共に戦争における武器としての性暴力の根絶を国際世論に訴えた。--BBC、ブルームバーグ
- (文化)覆面アーティストのバンクシーの絵画がロンドンのサザビーズでオークションにかけられ、140万ドルで落札されたその場で突然、額縁に仕掛けられたシュレッダーが絵を細切りにしてしまう変事があった。バンクシー本人が意図的に仕掛けた、いかにも現代アート的なパフォーマンスとみられる。--AFPBB、CNN
2018年10月4日
[編集]- (科学)基礎生物学研究所はカブトムシの前蛹に特定の遺伝子の発現を抑える薬を投与することで、頭部と胸部(背中)から生える角の形や大きさを決める遺伝子を世界で初めて発見した。これら11個の遺伝子はどの昆虫も持ち、カブトムシは進化の過程でそれが角の発生に関わるようになったとみられる。--毎日新聞、朝日新聞
2018年10月3日
[編集]- (科学)フランシス・アーノルド(米)、ジョージ・スミス(米)、グレゴリー・ウィンター(英)がノーベル化学賞を受賞した。自然選択を人為的に模して蛋白質を開発する仕組みにより、アーノルドはバクテリアを介して未知の酵素を、スミスとウィンターはファージを介して新しい抗体を作る手法を確立した。--朝日新聞、読売新聞
2018年10月2日
[編集]- (政治)第4次安倍改造内閣が発足した。麻生財務相、菅官房長官ら主要閣僚6人は留任しつつ、先月の自民党総裁選で安倍を支持した“入閣待機組”を主に12人が新入閣した。安倍は新内閣を実務型の「全員野球内閣」と表現し、全世代型の社会保障改革、次の国会での憲法改正案提出に意欲を示した。--FNN、ロイター
- (科学)アーサー・アシュキン(米)、ジェラール・ムル(仏)、ドナ・ストリックランド(加)がノーベル物理学賞を受賞した。アシュキンは微視的な生物学研究に欠かせない光ピンセットを開発し、ムルとストリックランドはレーシックや各種微細加工で活用される超高出力パルスレーザーの技術を編み出した。--日本経済新聞、読売新聞
2018年10月1日
[編集]- (科学)ジェームズ・アリソン(米)と本庶佑(日)がノーベル生理学医学賞を受賞した。本庶は免疫の司令塔にあたるT細胞において免疫反応を抑制する PD-1 遺伝子を発見し、これの制御による免疫の亢進が癌の治療に応用できることを示して、外科手術、放射線療法、抗癌剤に次ぐ“免疫療法”へ道を拓いた。--時事、毎日新聞