ホンダロジスティクス
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種類 | 株式会社 |
---|---|
略称 | HLI |
本社所在地 |
日本 〒102-0082 東京都千代田区一番町6 一番町SQUARE4階[1] |
本店所在地 |
〒513-0836 三重県鈴鹿市国府町7754-1[2] |
設立 | 2006年10月1日[1][3] |
業種 |
倉庫・運輸関連業 海運業 通関業 |
法人番号 | 6190001005354 |
事業内容 | 二輪・四輪車の部品・完成車輸送(陸上・海上輸送)、納入代行、梱包、二輪・四輪SUB-ASSY業務、物流機器の開発販売、物流ITシステム開発等[1][4] |
代表者 | 清水宏(代表取締役社長)[1] |
資本金 | 13億円[1] |
発行済株式総数 | 2600万株 |
売上高 |
連結:2069億円 単独:550億6000万円 (2022年3月期)[5] |
営業利益 |
単独:7億800万円 (2022年3月期)[5] |
経常利益 |
単独:28億380万円 (2022年3月期)[5] |
純利益 |
単独:29億3800万円 (2022年3月期)[5] |
純資産 |
単独:413億9000万円 (2022年3月期)[5] |
総資産 |
単独:597億9000万円 (2022年3月期)[5] |
従業員数 |
連結:16,084人 単独:1,190人 (2022年3月31日現在)[1] |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 本田技研工業:100% |
主要子会社 |
ホンダテクノフォート ベストロジグループ(栃木、埼玉、静岡、三重、熊本) ベスト・トランスポート |
外部リンク | https://www.honda-logistics.co.jp/ |
ホンダロジスティクス(英:Honda Logistics Inc.)は、東京都千代田区に本社を置くHondaグループの自動車系総合物流企業。2022年時点で、国内外14ヶ国34法人に展開している。
概要
[編集]2006年10月1日、ホンダ・エクスプレス(1961年にホンダ開発興業(現・ホンダ開発)より独立)と光明(1960年設立)のHondaグループ会社2社が合併し、本田技研工業の100%出資会社として設立[6]。同社の連結子会社であり[1]、調達から生産、販売までの自動車物流事業の他、物流機器の開発販売や物流ITシステムの開発等を手掛ける[7]。
沿革
[編集]ホンダロジスティクスの沿革
[編集]合併後の株式会社ホンダロジスティクスとしての沿革を記す[3]。
- 2006年 ホンダ・エクスプレスと光明が合併し発足
- 2007年 広汽本田物流有限公司 設立(後述)
- 2008年 CAMPINAS COMPONENTES INDUSTRIAIS LTDA.、KDM LOGISTICS, SRL DE C.V. 設立(後述)
- 2010年 LSL TRANSPORTES ARGENTINA SRL 設立(後述)
- 2011年 特定旅客自動車運送事業をグループ会社のベストロジ栃木に移管
ホンダ・エクスプレスの沿革
[編集]合併以前のホンダ・エクスプレスの沿革を記す[3]。
- 1960年 ホンダ開発興業(現・ホンダ開発)運輸部として発足
- 1961年 ホンダ・エクスプレスとして独立
- 1962年 浜松営業所(現・静岡事業所)開設
- 1964年 狭山営業所(現・埼玉事業所)開設
- 1968年 宇都宮営業所(現・栃木事業所)開設
- 1976年 熊本事業所開設
- 1983年 浜松宝輪(現・ベストロジ静岡)設立
- 1986年 勢鹿(現・ベストロジ三重)設立 初の海外グループ企業(MIDWEST EXPRESS INC. (アメリカ)、CLARK TRUCKING INC. (アメリカ))設立
- 1987年 プルービング・サービス(現・ピーエスジー)設立
- 1988年 狭山物流設立(現・ベストロジ埼玉)
- 1990年 欧州初のグループ企業(SOUTH MARSTON DC LTD.(イギリス))設立
- 1991年 熊阿物流サービス(現・ベストロジ熊本)、デポックス・エクスプレス設立
- 1995年 アジア初のグループ企業(AAL CO., LTD.(タイ))設立
- 1997年 南米初のグループ企業(LOGÍSTICA SUMARÉ LTDA.(ブラジル))設立
- 2003年 DSウインズ(現・ベストロジ栃木)設立
- 2004年 中国初のグループ企業(武漢東本儲運有限公司)設立
- 2005年 航空事業部セントレアオフィス開設 インド初のグループ企業(HONDA EXPRESS LOGISTICS INDIA PVT.LTD) 設立
- 2006年 ベスト・エクスプレス設立
- 2009年 関連会社の「ホンダエクスプレス販売(店舗名:ホンダプリモ・エクスプレス→ホンダカーズ狭山)」が「ホンダカーズ埼玉」に吸収合併される。
光明の沿革
[編集]合併以前の光明の沿革を記す[3]。
- 1960年 光明倉庫として設立
- 1966年 狭山事業所(現・狭山物流センター)開設
- 1967年 光明運輸倉庫に社名を変更
- 1981年 鈴鹿事業所(現・鈴鹿物流センター)開設
- 1982年 浜松出張所(現・高丘東物流センター)開設 光明に社名を変更
- 1987年 日高事業所(現・日高用品物流センター)開設
- 1990年 物流機器三芳工場(現・三芳工場)開設
- 1991年 海外物流センター(現・所沢物流センター)開設
- 1997年 新町自動車(現・コムルス)を子会社化
- 1998年 KOPLS Co.(フィリピン)設立
- 1999年 亀山パーツ物流センター開設
- 2002年 Komyo America Co., lnc (アメリカ)設立
本社機能
[編集]- 東京本社(国内外の事業管理、営業、ITなど):東京都千代田区
- 技術本部(物流機器の開発など):三重県鈴鹿市国府町7754-1(登記上の本店)
事業拠点
[編集]ここでいう「事業所」とは、いわば「事業部」と同義である。下記に記載の1か所はあくまでもその「事業所」の代表的な拠点であり、実際はその付近や、場合によっては県外にも所轄の拠点が複数ある。
- 栃木事業所:栃木県芳賀郡芳賀町芳賀台143番地
- 埼玉事業所:埼玉県狭山市中新田1160
- 静岡事業所:静岡県浜松市中区高丘東1-13-45
- 三重事業所:三重県鈴鹿市国府町7658-17
- 熊本事業所:熊本県菊池郡大津町平川1500
このほか、苫小牧市や仙台市、広島市などに輸送拠点がある。
グループ企業
[編集]国内に9社[9]、海外に22社[10]のグループ企業を擁す。以下にグループ企業の社名・所在地・業務内容の一覧を記す[9][10]。
国内
[編集]- 株式会社デポックス・エクスプレス(宮城県・納車点検整備)
- 株式会社ベストロジ栃木(栃木県・物流サービス・特定バス事業)
- 株式会社ホンダテクノフォート(栃木県・研究開発サポート)
- 株式会社ベストロジ埼玉(埼玉県・物流サービス)
- 株式会社ベストトランスポート(埼玉県・輸送・引越し・人材派遣)
- 株式会社ベストロジ静岡(静岡県・物流サービス)
- 株式会社ベストロジ三重(三重県・物流サービス)
- 株式会社ベスト・エクスプレス(三重県・完成車車両輸送)
- 株式会社ベストロジ熊本(熊本県・物流サービス)
海外
[編集]- MIDWEST EXPRESS INC.(アメリカ・部品納入、梱包、他)
- CLARK TRUCKING INC.(アメリカ・陸上輸送、航空貨物取扱)
- ONE WORLD LOGISTICS OF AMERICA INC.(アメリカ・陸上輸送)
- SOUTH EAST EXPRESS INC.(アメリカ・部品納入、SUB-ASSY業務)
- NEW SOUTH EXPRESS L.L.C.(アメリカ・部品納入)
- ONE SOLUTION LOGISTICS OF INDIANA INC.(アメリカ・物流)
- KOMOYO AMERICA CO.,INC.(アメリカ・補修部品管理・物流容器販売)
- KDM LOGISTICS, SRL DE C.V.(メキシコ・リターナブル容器管理業務)
- SIMCOE PARTS SERVICE INC.(カナダ・部品納入、梱包、他)
- SOUTH MARSTON DC LTD.(イギリス・陸上輸送、部品納入、他)
- LOGÍSTICA SUMARÉ LTDA.(ブラジル・陸上輸送、部品納入、他)
- LSL TRANSPORTES LTDA.(ブラジル・陸上輸送、部品納入、他)
- CAMPINAS COMPONENTES INDUSTRIAIS LTDA.(ブラジル・陸上輸送、部品納入、他)
- LSL TRANSPORTES ARGENTINA SRL(アルゼンチン・陸上輸送)
- LSL TRANSPORTES DA AMAZONIA LTDA (ブラジル・陸上輸送、部品納入、他)
- AAL CO., LTD.(タイ・部品納入)
- HONDA MOTORCYCLE LOGISTICS THAILAND CO., LTD.(タイ・二輪車国内輸送)
- 武漢東本儲運有限公司(中国・部品納入、陸上輸送、他)
- 広汽本田物流有限公司(中国・四輪タイヤASSY、物流)
- 台灣先進捷通股份有限公司(台湾・陸上輸送)
- KOMYO PHILIPPINE LOGISTIC SERVICE CO.(フィリピン・物流容器製造販売)
- PT.BEST LOGISTICS SERVICE INDONESIA(インドネシア・陸上輸送、部品納入)
- HONDA EXPRESS LOGISTICS INDIA PVT.LTD(インド・陸上輸送)
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g “会社概要”. ホンダロジスティクス. 2011年8月11日閲覧。
- ^ ホンダロジスティクス国税庁法人番号公表サイト
- ^ a b c d “株式会社ホンダロジスティクスの沿革”. ホンダロジスティクス. 2011年8月19日閲覧。
- ^ “(株)ホンダロジスティクス”. 本田技研工業. 2011年8月19日閲覧。
- ^ a b c d e f “財務・業績情報”. ホンダロジスティクス. 2021年4月16日閲覧。
- ^ “本田技研工業 / 物流子会社、ホンダエクスプレス、光明合併”. LNEWS (2006年9月21日). 2011年8月11日閲覧。
- ^ “輸送効率の向上”. 本田技研工業. 2011年8月23日閲覧。
- ^ “国内拠点詳細 Honda Logistics Inc|ホンダロジスティクス”. www.honda-logistics.co.jp. 2024年2月19日閲覧。
- ^ a b “国内グループ会社”. ホンダロジスティクス. 2011年8月19日閲覧。
- ^ a b “海外グループ会社”. ホンダロジスティクス. 2011年8月19日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 株式会社ホンダロジスティクス(オフィシャルサイト)