キッズステーション
本社が入居する虎ノ門タワーズオフィス | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒105-0001 東京都港区虎ノ門4丁目1番28号 虎ノ門タワーズオフィス8F |
本店所在地 |
〒150-6017 東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3号 恵比寿ガーデンプレイスタワー 北緯35度38分32.6秒 東経139度42分50秒 / 北緯35.642389度 東経139.71389度 |
設立 | 1993年4月12日 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 8011001060215 |
事業内容 | |
代表者 | |
資本金 | 4億9800万円 |
純利益 |
3億3,800万円 (2024年3月期)[1] |
総資産 |
16億2,400万円 (2024年3月期)[1] |
主要株主 |
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外部リンク |
www |
特記事項:設立時の社名は株式会社ネオサテライトビジョン。 2000年、現社名に変更 |
株式会社キッズステーション(Kids Station Inc.)は、AKエンタテインメント[注 1]傘下で、こども・アニメ専門チャンネル「キッズステーション」(KIDS STATION)を運営している衛星基幹放送事業者。
スカパー!プレミアムサービス・スカパー!・スカパー!プレミアムサービス光・ひかりTVや、一部のケーブルテレビに加入することで視聴できる[注 2]。
概要
[編集]キッズステーション テレビアニメ・劇場版・OVA KIDS STATION | |
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〜夢・感動そして創造〜 | |
基本情報 | |
運営(番組供給)事業者 | 株式会社キッズステーション |
旧チャンネル名 |
レモンチャンネル(1991年4月1日 - 1993年3月31日) キッズステーション(1993年4月1日 - 2016年3月31日) |
放送(配信)開始 | 1991年4月1日 |
HD放送(配信)開始 | 2009年10月1日 |
ジャンル | アニメ |
放送内容 | 日本のテレビアニメ、アニメ映画、子供向け番組 |
視聴可能世帯数 | 8,241,843世帯(2010年6月末現在) |
衛星基幹放送(東経110度CS放送) | |
プラットフォーム | スカパー! |
放送事業者 | 株式会社キッズステーション |
チャンネル番号 | Ch.330(HD) |
物理チャンネル | CS2-ND12 |
放送開始 | 2002年6月1日 |
HD放送開始 | 2010年4月1日 |
スカパー!プレミアムサービス | |
放送事業者 | 株式会社スカパー・エンターテイメント |
チャンネル番号 | Ch.669(HD) |
放送開始 | 2009年10月1日 |
スカパー!プレミアムサービス(標準画質) | |
放送事業者 | 株式会社キッズステーション |
チャンネル番号 | Ch.276 |
放送開始 | 1996年10月1日 |
放送終了 | 2013年5月31日 |
ディレクTV(放送終了) | |
放送事業者 | ワンダーウェーブ株式会社 |
チャンネル番号 | Ch.276 |
放送開始 | 1997年12月1日 |
放送終了 | 2000年9月30日 |
その他(再送信・配信) | |
ひかりTV | 351(HD) |
eo光テレビ | 869(HD) |
J:COM | 601(HD) |
その他 | auひかり Ch.235 |
公式サイト |
1993年に配信を開始。2017年現在、衛星基幹放送事業者としてスカパー!(旧・スカパー!e2)で放送を行っているほか、スカパー!プレミアムサービスやケーブルテレビ局、ひかりTVなどにも番組を提供している。
スカパー!・スカパー!プレミアムサービスをはじめ、ケーブルテレビでもそのほとんどで別料金が不要なプラン/セットに含まれることから知名度は高く、2007年に視聴可能世帯数が800万世帯を突破した[2]。そのうち、634万世帯はケーブルテレビを介して視聴している(直接受信の世帯は133万世帯)[3]。なお、世帯数はアニマックスやスペースシャワーTVに次いで3番目に多い。
かつては通信販売や家庭用・パソコン用ゲームソフトの開発・販売も行っていた。
番組編成の特徴
[編集]1993年にCSアナログ放送で開局した当初は、『電人ザボーガー』や『マグマ大使』や『ジャンボーグA』などのピー・プロダクションが制作した特撮作品や、日本アニメーションなど老舗の制作会社が手がけたアニメ作品を多く放映し、イメージキャラクターもピープロ社長のうしおそうじ[注 3] がデザインした「キスゴン」を使用していた[4]。
現在は子供向けやファミリー向けの作品が編成の主体で、昭和期に制作されたものも数多い小学館集英社プロダクションやバンダイナムコアーツが製作に参加している作品[注 4] や、ぴえろの制作した作品も多く放映されている(『テガミバチシリーズ』など)。特にあだち充、高橋留美子の作品は開局当時から多く初出を果たしている(ただし『犬夜叉』のみ初出はアニマックス)。高橋留美子の作品は一時期放映されていない時期もあったが、2012年以降『うる星やつら』、『らんま1/2』がHDリマスター版で放映を再開している。
特に、平日午前から日中にかけての番組枠『ハピクラ♪タイム』では自社制作の幼児向け教育番組を集中的に編成しており、2004年5月30日までこの時間帯に先述のキスゴンが登場する番組がある。過去には20時ちょうどに、キスゴンが「おやすみなさい」と挨拶するイメージサインが流れていた。
一時期は、青年向け作品や美少女ゲームに関する情報番組、成人向けの美少女ゲームを原作とした一般アニメ作品など、地上波において同時期および過去に放映されている作品を深夜を中心に数多く放映していた[注 5] のもかつての番組編成の特徴の一つだった。また1970年代の比較的マイナーな作品を、『懐かしのアニメシアター』と題した番組枠を設けて放映していた時期もある。
しかし、2007年4月の改編で深夜アニメやUHFアニメを大幅に削減。それまでは平日の24時台に地上波と同時期の新作や旧作を日替わりで10本放映していたが、この枠を24時00分 - 24時30分までの5本に半減。その後も番組数の縮小は段階を追って進められ[注 6]、一時期は地上波と同時期に放映される作品はほぼ消滅していた。
ただし、番組枠の再編を行なった2011年頃からは、再び深夜向けの作品は増加に転じている。『エリア23』と題した放送枠を23時台から24時台にかけて設定し、読売テレビ(および関連会社のYTE)が制作に関与しているUHFアニメや、人気の旧作を日替わりで放送していたが、2014年4月の改編より23時台のみの放送に再び削減され、2017年12月を以て廃止となった。
このころより旧作の話題作を集中的に放送する傾向が強まり日曜20時00分 - 23時00分枠を『コロコロアニキ伝説(レジェンド)』と銘打った専用枠とし『ダッシュ四駆郎』『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』を皮切りに『ZOIDS』シリーズなど『コロコロコミック』に漫画が連載された作品のTVアニメシリーズを放送する(2017年の改編で同枠は毎週土曜7時00分 ー 8時00分へ短縮される)。また、土曜23時00分から『サンライズDX』と銘打ったサンライズのビデオ・OVA作品を放送する時間枠となる。
2016年より深夜枠の再改編を行い毎週金曜日に『金曜夜ふかしナイト』(2018年3月廃止)、土曜日に『土曜徹夜しナイト』(アニマックスの「サタデーナイトフィーバー」と競合)と銘打ったスペシャルタイムを投入。更に2017年から2018年まで平日22時台の1時間を『機動新世紀ガンダムX』『機動武闘伝Gガンダム』を皮切りにサンライズ制作のテレビシリーズを放送する枠『サンライズSP』としていたほか、日曜5時00分 - 6時00分に『甦る!!昭和のテレビヒーロー』と銘打った昭和時代の名作特撮ドラマ及びTVアニメを初回と最終回のみに限って放送する特別枠としていた。また、日曜の18 - 23時台枠にはAT-Xの『スペシャルサンデー』とのリレーをするかのように一挙放送や長編アニメが編成されている。
なお、専門チャンネルで特に多く放映されている通販番組は、当チャンネルでは少ない(主に月曜日の早朝に不定期に編成されている)が、近年では平日午後と深夜に30分ずつ編成されている[注 7][注 8]。また、当チャンネルでもACジャパンのCMは正会員であるため放送されているが、支援キャンペーン関連を中心に流している。
放送形態
[編集]一部のケーブルテレビでは、番組開始の2分前より環境映像が入り、CMを経て定時から番組が始まる。このため、本来ノンストップで放送する映画などの長時間放送の作品の場合は中断して挿入されることもある。過去に番組が開始する前にはカラーバーに「このあと(開始時刻)よりキッズステーションが始まります」を、1日の終了(停波)時には明日の開始時刻を、いずれも電子テロップで表示していた。
CMは番宣が中心で、番組の途中でも挿入されるが、番組の中盤(AパートからBパートの間)には原則として挿入されない[注 9][注 10]。一部の作品については、番宣CMのナレーションを作品に出演している声優が担当するものもある(『花咲くいろは』、一時期の『銀魂』など)。アイキャッチ・提供バック、エンドカードはカットされずそのまま完全な形で放送している[注 11]。
2004年5月31日からは、海賊版防止のためウォーターマークが表示されている(当初は、番組の開始時と開始から15分後に5秒間のみ。2008年4月1日4時からはCM中を除く常時[注 12])。
沿革
[編集]- 1991年4月 - 大倉商事株式会社において、当時、一財務部員だった添田弘幸のケーブルテレビ向け番組供給事業が新規事業として採用され、社内ベンチャーとしてスタートすることになり、「レモンチャンネル」の名称で1日2時間のテープ配信を始める[5]。
- 1993年4月 - 1日よりケーブルテレビへの番組配信をテープ配信から通信衛星のJC-SAT2号機を用いたCS通信配信へ切り替え、チャンネル名を「キッズステーション」と改称した。12日に大倉商事の100%子会社のネオサテライトビジョンが設立され、以後同社により運営される[6]。
- 1994年8月 - 配信に使っていた通信衛星をSUPERBIRD B号に切り替える[注 13]。しかし、1996年に再びJC-SAT2号機に切り替える。パーフェクTV!(現在のスカパー!プレミアムサービス(標準画質))開始まではCSアナログ放送のプラットホームには属さなかった。ただし、SUPERBIRD B号を使用していた時期はスカイポートTVの番組表に広告扱いとしてキッズステーションの番組表を掲載していた。ケーブルテレビへの配信を目的としていたため、CSアナログでの種別は「通信」であり「CSアナログ放送」用受信機器では視聴は不可能だった。ただし、ノンスクランブル通信のため「CSアナログ通信」対応受信機器で無料の視聴ができた。
- 1996年10月 - パーフェクTV!の開局と同時に同局での放映を開始して、月額視聴料315円(税込)で受信契約が可能となる。これに伴い、三井物産が資本参加して、出資比率は大倉商事60%、三井物産40%に。同時にCSアナログ通信による衛星配信は終了した。1996年末時点で配信しているケーブルテレビは139局で110万世帯、パーフェクTV!での受信契約世帯数は35万世帯だった[7]。
- 1997年12月1日 - この日に放送を開始したディレクTVでも放送を開始。チャンネル番号はパーフェクTV!と同じCh.276(そのため、当時のURLはチャンネル番号入りのhttp://www.kids276.co.jp/だった)。
- 1998年8月 - 親会社の大倉商事が自己破産を申請[8]。三井物産の子会社となる。
- 2000年
- 商号を株式会社ネオサテライトビジョンから株式会社キッズステーションに改める。
- 10月 - 東京放送(TBS、現・TBSホールディングス)、ジュピター・プログラミング(現在のJCOM メディア事業部門)、ホリプロに第三者割当増資を行う。
- 2002年7月 - スカイパーフェクTV!2(現在のスカパー!)Ch.167で放送開始(TBS系のC-TBS〈現・CS-TBS〉に放送事業を委託)。株式会社 マイピック よりゲームソフト開発・販売部門(メディアクエスト)を譲り受ける。
- 2003年 - 視聴可能世帯数が500万世帯を突破[6]。
- 2004年 - 創業者・添田が退職。同年5月にはチャンネルロゴを現在のものに変更し、ウォーターマークの表示も開始する。
- 2005年8月31日 - スカイパーフェクTV!110でのチャンネル番号をCh.167からCh.330に変更。
- 2007年12月末 - 視聴可能世帯数が800万世帯を突破した。2008年1月末の視聴可能世帯数は808万世帯(部分配信を含む)となる[2]。
- 2008年7月 - 視聴料金改定。月額600円(税込630円)に。
- 2009年
- 2010年
- 2012年
- 2013年
- 2015年
- 3月31日 - スカパー!オンデマンドでの「キッズステーション・オンデマンド」のサービスを終了し、「キッズステーション・プラス1」を新設。
- 2016年
- 4月1日 - 視聴料金を798円に値上げし、放送構成を大幅に改編。土曜・日曜未明に大人のための時間と題して、TVアニメやOVAなどの一挙放送が行われる。チャンネル名称も「キッズステーション テレビアニメ・劇場版・OVA」に変更した。
- 12月1日 - スカパー!プレミアムサービスの衛星一般放送事業者が、スカパー・ブロードキャスティングからスカパー・エンターテイメントに変更。
- 2017年
- 2018年
- 2019年
- 2021年
- 2024年
製作に関わった作品
[編集]ただし、製作に関わっていながらもキッズステーション内で放送されていない作品もある。
- catchatえいごでFRIENDS 2003年8月 - 2004年8月
- catchatえいごでFRIENDS DX 2004年10月 - 2005年頃 2006年 - 2007年頃・不定期
- あいちゃんのしつけハウツー 1999年頃 - 2010年頃
- あいちゃんとキスゴンのフラッシュえいご 2004年3月 - 2009年頃
- あいLOVEキスゴン 2000年頃 - 2009年頃
- アクビガール
- いきものかってみよう 2004年5月 - 2005年3月
- イナズマイレブンGOシリーズ(劇場版のみ。第2作・第3作・第4作にテレビ東京及び一部の系列局と共同で製作委員会に参加)
- ヴァイスクロイツ・グリーエン(後に毎日放送(MBS)でも地上波放送)
- ウルトラマンジード
- えいごでペララ 1997年頃 - 2010年頃
- 奥さまは魔法少女
- お茶犬シリーズ 2003年10月 - 2004年3月、2006年1月 - 4月
- おまえうまそうだな(劇場版)
- おやこでクッキング 2006年4月 - 2016年4月
- 映画かいけつゾロリシリーズ(2012年公開『だ・だ・だ・だいぼうけん!』より。メ〜テレ(NBN)と共同で製作委員会参加)
- 怪盗ジョーカーシリーズ(TOKYO MXと共同製作)
- 学園アリス(後にディズニー・チャンネルでも放送)
- かずいちばん 1997年頃 - 2010年頃
- カタカナかんたん 1997年頃 - 2010年頃
- ガラクタ通りのステイン 2003年1月 - 2003年3月(本放送)、2003年4月 - 2004年3月・2005年4月 - 12月(再放送)
- カルルとふしぎな塔
- カレーの国のコバ〜ル 2004年9月 - 12月(本放送)
- キスゴンとあーそぼ 2000年4月 - 2003年3月、2002年4月 - 2003年3月(隔週放送)
- キスゴンのえいごハウス 2004年11月末 - 2005年頃
- キティズパラダイスシリーズ 1999年1月 - 2012年8月
- キャッチ!ティニピン(日本語吹替版の制作)
- きょーふ!ゾンビ猫(『あにむす!』内で放送・AT-Xと共同製作[注 14])
- Kin-Qキッズ☆おたすK隊 2006年2月 - 2009年頃
- くじびきアンバランス
- げんきげんきノンタン 2002年頃 - 不明・不定期
- げんしけんシリーズ
- 「二代目」には参加せず、放送もされていない(アニマックスで放送)。
- けんたろうとミクのワイワイキッズ 1999年4月 - 2004年4月(本放送)、2004年6月 - 2005年4月(再放送)
- 恋する天使アンジェリークシリーズ
- SAMURAI GIRL リアルバウトハイスクール
- すきすきキスゴン 2002年4月 - 2003年3月(隔週放送)、2003年4月 - 2006年3月(本放送)
- 地獄少女シリーズ
- スナックワールド(製作委員会参加、テレビ東京製作)
- 絶園のテンペスト
- ダイヤのA(第1期、第2期)(製作委員会参加、テレビ東京とAT-Xの共同製作)
- 「actⅡ」は参加しておらず、放送もしていない。
- だめっこどうぶつ
- デジガールPOP!
- 地球へ…(アニマックスと共同で製作協力、MBS製作。後にTBSチャンネルでも放送)
- テレタビーズ 1999年10月 - 2013年1月
- とある飛空士への追憶
- とっとこハム太郎(地上波の第1話~第155話まで放送)2004年4月 - 2007年
- ナイトウィザード The ANIMATION
- なるたる
- ノック!ノック!ようこそベアーハウス 2003年頃 - 2007年3月
- のりもの探検隊 1995年頃 - 2004年3月
- のりものがいっぱい 2004年5月 - 2005年3月
- のりものスタジオ 2000年4月 - 2003年4月
- のりスタ! 2003年4月 - 9月
- ハイパーボッツ 2004年4月 - 2006年頃
- パタリロ西遊記!
- HANOKA〜葉ノ香〜
- はぴはぴクローバー
- 速水けんたろうのfan!fan!fan! 2000年12月 - 2002年3月
- パンダーゼット THE ROBONIMATION
- バンブルエンジョイイングリッシュ 2003年4月 - 2007年4月
- PIANO(後にAT-Xでも放送)
- ピアブーランド 2002年7月 - 2005年3月(本放送)、2005年5月 - 2006年1月(再放送)
- ピアブーこれくしょん 2003年10月 - 2004年3月(パイロット版)、2004年4月 - 2005年3月(本放送)、2005年4月 - 2006年3月・2008年頃 - 2009年11月(再放送)
- 美少女戦士セーラームーン
- ひらがなあーん 1997年頃 - 2010年頃
- ぷぎゅる
- 僕らはみんな河合荘(TBS製作。製作協力。関西地区はUHFアニメ扱い。後にTBSチャンネル2でも放送)
- 炎の蜃気楼
- ポピーザぱフォーマー 2000年1月 - 2001年3月(本放送)、2001年4月 - 不明・不定期(再放送)
- xxxHOLiCシリーズ(TBS製作。製作協力)
- 本とあそぼう! 2000年1月 - 不明
- 魔法遣いに大切なこと 〜夏のソラ〜(製作委員会参加、テレビ朝日製作。第1作は参加せず、放送されていない。後にAT-Xでも放送)
- モンすたージオ 2004年5月 - 2008年10月
- 勇午 〜交渉人〜
- 妖怪ウォッチシリーズ(劇場版のみ。テレビ東京及び一部の系列局と共同で製作委員会に参加)
- よばれてとびでて!アクビちゃん
- 読売テレビ(ytv)(および読売テレビエンタープライズ(YTE))が製作に関わるUHFアニメ
- ギャグマンガ日和シリーズ(ytvは第4シリーズ『ギャグマンガ日和+』のみ関与)
- CHAOS;HEAD(YTEと共同で製作委員会参加。ytvでは非ネット。後にAT-Xでも放送)
- ドラゴンクライシス!(ytv・YTEと共同で製作委員会参加。後に日本テレビでも放送)
- 花咲くいろは(ytvと共同で製作委員会参加、劇場版『HOME SWEET HOME』も含む。後にAT-Xでも放送)
- 有頂天家族 (第1期)(ytvと共同で製作委員会参加。近畿圏ではKBS京都(KBS)で放送。第2期はBS11と共に未放送。後にAT-Xでも放送)
- よみきかせ日本昔ばなし 2005年頃 - 不明
- NODDY(日本語吹替版の制作)
- パトロール03(日本語吹替版の制作)
- れいぞうこのくにのココモン(日本語吹替版の制作)
- WAKU-WAKUペンギー ~DOKI-DOKIアドベンチャー~ 2003年4月 - 2007年3月
事件
[編集]放映権をめぐる事件
[編集]1997年10月1日東北新社がキッズステーションとピープロを相手取り、『電人ザボーガー』『快傑ライオン丸』『風雲ライオン丸』のピープロ制作の3作品をキッズステーションで放送したことを不当だとして損害賠償などを求めた民事訴訟事件[23]。
2002年10月24日の東京地裁の判決、2003年8月7日の東京高裁の控訴審判決のいずれも東北新社の訴えを退けて、キッズステーションとピープロの勝訴に終わっている[23]。
東北新社は1976年に結ばれた上記3作品の放送権とフィルム所有権の譲渡契約を根拠としていたが、この契約がケーブルテレビでの放映権まで含まれているとは認められなかった[23]。契約時には想定していない新しく登場したメディアに関して起こった著作権トラブルとして、著作権の解説書でも取り上げられている事件である[24][25]。
『ヘタリア』放送中止事件
[編集]2009年1月24日から放送される予定だった『ヘタリア』について、同作品が「韓国を侮辱している」「戦争の美化である」などとして、韓国のネチズンを中心に放映中止の主張や署名活動などが行われ、韓国の国会で取り上げられる騒ぎとなった。
キッズステーションは韓国の抗議活動とは無関係としながらも、1月16日に「諸般の事情」という名目で放送の中止が発表された[26]。これまでも放送番組について批判や要望が寄せられたことはあったが、直前での放送中止の例はこれ以外にはない。
なお、当初から行われる予定だった『アニメイトTV』でのネット配信は、予定通りに行われている。ちなみに、関連商品を独占販売しているアニメイトでは、放送中止が決定してからも引き続きキッズステーションの放送についての案内を含んだ宣伝VTRを流していた。
キッズステーションでは放送が中止されたが、その後BS11でテレビ放送されている。
ゲームソフト
[編集]メディアクエストと共同で、「KIDS STATION GAMES(K・S・G)」のブランドで展開していた。
- リチャード バーンズ ラリー(PS2)
- 戦闘員山田はじめ(GBA)
- 学園アリスシリーズ(GBA・PS2・DS)
- 絶体絶命でんぢゃらすじーさんシリーズ(GBA・DS)
- デュエル・マスターズ 〜邪封超龍転生(バース・オブ・スーパードラゴン)〜(PS2)
- 式神の城II(GC・Xbox)
イメージキャラクター
[編集]- 三井ゆり - 1994年頃に番組案内役の「おねえさん」として番組の合間(ステーションブレイク)に番組案内していた。
- 速水けんたろう - 1999年10月から2004年3月までイメージキャラクターを担当。オリジナルのバラエティ番組、速水けんたろうのfunfunfunも放送されていた。
- キスゴン - 1998年から2006年頃までイメージキャラクターを担当。2008年10月時点で姿が消した。後任声優は広津佑希子。
- プテロ - 1998年から2006年頃までイメージキャラクターを担当。キスゴンの友達。声優は宇和川恵美。
- 藍ちゃん - 1997年から2006年頃までイメージキャラクターを担当。声優は渡辺菜生子。
- ラッピー - 2005年4月からイメージキャラクター担当。声優は戸塚利絵。
募金の告知
[編集]アニマックスと同様で世界や日本国内で災害(地震や豪雨など)により日本赤十字社が義援金募金を開始すると番組開始直前などに募金のお知らせを放送している。 これまでの放送事例 2023年 ・トルコシリア地震 2024年 令和6年石川県能登半島地震
関連項目
[編集]- アニメ専門チャンネル一覧
- 三井物産
- 大倉商事
- AT-X
- ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント (日本)
- 亀有信用金庫 - ラッピングバスなどに、当チャンネルとの共同版権を持つイメージキャラクターが使用されている。
- ニコロデオン、カートゥーン ネットワーク、ディズニーXD - キッズステーションのライバル。
- ワールド・ハイビジョン・チャンネル(TwellV) - 三井物産系列のBSデジタル放送局。2009年1月より2012年まで番組の供給を受けており、『キッズステーション・タイム』と題した放送枠でハイビジョン放送を行なっていた[27]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ ノジマ傘下であるAXN傘下の子会社
- ^ レオパレス21が運営しているサービス『レオネット』は当チャンネル対象外。
- ^ うしおが死去した際にも、2000年に放映された『うしおそうじ物語』を緊急追悼特番として2004年4月11日に再放送した。
- ^ 前者は『NARUTO -ナルト-』や『BLEACH』、後者は『バスカッシュ!』など。
- ^ 2005年4月以降は、正午付近や19時頃から放映する例も少なくなかった。
- ^ これは、「良質なエンターテインメントを通して、家族のふれあいを活性化します」という編成コンセプトによるファミリー向け路線への転換を主な理由としている(出典)。
- ^ EPG番組表では「情報」と表記されている。
- ^ 大倉商事子会社時代はステーションブレイクで「大倉商事テレビショッピング」を流していた。
- ^ 1999年までは全ての番組で挿入されていた。2008年10月からは『CHAOS;HEAD』や『バスカッシュ!』などで、地上波での放映時に沿った形式でCMが組み込まれるようになった。
- ^ ごく稀にAT-Xで採用されている番組の途中には挿入されないパターンも存在する。
- ^ 2008年3月までは提供バックはカットされていた。
- ^ 通販番組の場合は常時非表示となっている。
- ^ 通信22チャンネル。8時から19時までの配信で前後の時間は「バンダイキャラネットTV」を配信していた。ケーブルテレビではキャラネットTVと同様の時間で配信していた囲碁・将棋チャンネルと組み合わせていた。
- ^ AT-Xでは未放送。
出典
[編集]- ^ a b 株式会社キッズステーション 第32期決算公告
- ^ a b プレスリリース(PDF) キッズステーション公式サイト内
- ^ 「各局データ」 衛星テレビ広告協議会 公式サイト内。キッズステーションに関しては2010年6月末更新のデータ。
- ^ 但馬オサム「うしおそうじ&ピープロダクション年表」『別冊映画秘宝 特撮秘宝』vol.3、洋泉社、2016年3月13日、pp.102-109、ISBN 978-4-8003-0865-8。
- ^ 会社概要 社長プロフィール 株式会社ベストフィールド 公式サイト内 2013年3月21日閲覧
- ^ a b 年表 昭和61年∼平成15年 - 日本ケーブルテレビ連盟 日本ケーブルテレビ連盟公式サイト内
- ^ 西正、野村敦子『多チャンネル放送の衝撃 デジタルで変わる、ベンチャーが変える』中央経済社、1997年、pp.151-152
- ^ 倒産集計 帝国データバンク公式サイト内
- ^ 「アニマックス」1位に CSチャンネル 約830万世帯が加入 読売新聞 2010年3月4日
- ^ “お知らせ2009年10月01日|ひかりTV”. ひかりTV. 2023年9月7日閲覧。
- ^ アニメ放送1、2位が統合へ 海外展開で生き残り、日本経済新聞、2017年2月23日
- ^ ソニー・ピクチャーズ及び三井物産、アニメ事業を行う合弁会社を設立、アニマックス、2017年2月23日
- ^ ソニー・ピクチャーズ及び三井物産、アニメ事業を行う合弁会社を設立、三井物産株式会社、2017年2月23日
- ^ “キッズステーション・オンデマンド Amazonが 運営する Prime Video チャンネルで 2018年7月3日(火)サービス開始”. PR TIMES (2018年7月2日). 2023年9月7日閲覧。
- ^ “第1051回電波監理審議会”. 総務省. 2018年5月11日閲覧。
- ^ “子どもと大人の“アソビ”心を満たす情報サイト『アソビフル』2019年11月28日(木)本日開設!!”. PR TIMES (2019年11月28日). 2023年9月7日閲覧。
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- ^ 久保利英明、内田晴康、横山経通『著作権ビジネス最前線』中央経済社、2005年新版第2版、pp.228-229
- ^ 内藤篤、升本善郎著『映画・ゲームビジネスの著作権』社団法人著作権情報センター、2007年、p.197
- ^ 「ヘタリア Axis Powers」の放送について|キッズステーションどっとこむ
「アニメ『ヘタリア』放送中止 『諸般の事情』で」 ITmedia NEWS 2009年1月16日
日本マネるキャラ「韓国侮辱」? アニメ「ヘタリア」中止の真相 J-CAST 2009年1月20日 - ^ 「BSデジタル「トウェルビ」にキッズステーション枠が登場」 アニメ!アニメ! 2008年12月9日
外部リンク
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