2022年大韓民国大統領選挙
表示
| |||||||||||||||||||||||||||||||||
|
第20代大統領選挙 | |
---|---|
各種表記 | |
ハングル: | 제20대 대통령 선거 |
漢字: | 第20代大統領選擧 |
朝: 대한민국 제20대 대통령 선거、大韓民國 第20代 大統領 選擧)は、第20代大韓民国大統領を選出するため、2022年3月9日に執行された韓国における国政選挙である。
(2022ねんだいかんみんこくだいとうりょうせんきょ、概説
[編集]文在寅大統領の任期が満了することに伴い実施された選挙である。任期は1期5年で、当選者の任期は同年5月10日から5年間。選挙法の改正により投票年齢が18歳以上に引き下げられて初めての大統領選となる。
新型コロナウイルスのオミクロン株の感染状況が選挙結果に影響するとの観測も出ている[1]。
また、大統領選の当日に、5つの欠員選挙区(ソウルの鐘路選挙区、瑞草甲選挙区、大邱の中区・南区選挙区、京畿道の安城選挙区、忠清北道の清州上党選挙区)で国会議員の補欠選挙も併せて行われた[2]。
選挙日程
[編集]- 2月13日~2月14日:候補者登録申請(9時~18時)
- 2月23日~2月28日:在外投票所投票(8時~17時)
- 3月1日~3月4日:船上投票
- 3月4日~3月5日:事前投票所投票(6時~18時)
- 3月9日:本投票(6時~18時、新型コロナ陽性者・隔離対象者は18時〜19時30分)、開票
出典:第20代大統領選挙主要事務日程(中央選挙管理委員会)[3]
立候補予定者
[編集]与野党
[編集]共に民主党(前政権与党)
[編集]- 確定候補
- 党内選挙に出馬した候補
- 秋美愛[4]
- 李光宰 - 予備選前辞退[7]
- 丁世均 - 決選前辞退[4][8]
- 李洛淵[4]
- 朴用鎮[4]
- 梁承晁 - 予備選敗退[4]
- 崔文洵 - 予備選敗退[4]
- 金斗官 - 決選前辞退[4][9]
国民の力(最大野党)
[編集]- 確定候補
- 党内選挙に出馬した候補
- 朴振 - 1次予備選敗退[10]
- 朴賛珠 - 1次予備選前辞退[12]
- 安相洙 - 2次予備選敗退[10][13]
- 元喜龍[10]
- 劉承旼[10]
- 張基杓 - 1次予備選敗退[10]
- 張誠珉 - 1次予備選敗退[10]
- 崔在亨 - 2次予備選敗退[10][13]
- 河泰慶 - 2次予備選敗退[10][13]
- 洪準杓[10]
- 黄教安 - 2次予備選敗退[10][13]
正義党
[編集]- 確定候補
- 党内選挙に出馬した候補
国民の党
[編集]基本所得党
[編集]国会外政党
[編集]党名 | 候補者 |
---|---|
進歩党 | 金在妍[19] |
ウリ共和党 | 趙源震[20] |
国家革命党 | 許京寧[21] |
新自由民主連合 | 金景梓[22] |
統一韓国党 | 李京熹[23] |
新韓半島党 | 朴槿姈[24] |
労働党・社会変革労働者党 | 李百允[25] |
革命21 | 黄壮秀[26] |
セヌリ党 | 玉恩鎬[27] |
新しい波 | 金東兗[28] |
韓流連合党 | 金旻澯[29] |
正式立候補者
[編集]立候補登録は2月13日と14日の二日間にかけて行われ、登録が締め切られた14日18時の時点で14名が登録した。なお候補者に割り振られる記号(番号)は、院内政党に関しては国会の議席数が多い順に、院外政党は政党名のカナタ(가나다)順に決められた。
以下、韓国中央選挙管理委員会が公表した情報[30]に基づく大統領候補者の一覧である。
記号 | 候補者名 | 性別 | 年齢 | 所属政党 | 職業 | 経歴 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 李在明 이재명 |
男 | 57 | 共に民主党 | 政党人 | ||
2 | 尹錫悦 윤석열 |
男 | 61 | 国民の力 | 政治家 |
|
|
3 | 沈相奵 심상정 |
女 | 63 | 正義党 | 国会議員 |
|
|
(4) | 安哲秀 안철수 |
男 | 60 | 国民の党 | 政党人 |
|
3月3日、尹錫悦を支持するため撤退[31]。 |
5 | 呉準鎬 오준호 |
男 | 46 | 基本所得党 | 作家 |
|
|
6 | 許京寧 허경영 |
男 | 74 | 国家革命党 | 講演業 |
|
|
7 | 李百允 이백윤 |
男 | 44 | 労働党 | 労働者 |
|
|
8 | 玉恩鎬 옥은호 |
男 | 50 | セヌリ党 | 株式会社アビックス代表 |
|
|
(9) | 金東兗 김동연 |
男 | 65 | 新しい波 | 政党人 | 3月2日、李在明を支持するため撤退[32]。 | |
10 | 金景梓 김경재 |
男 | 79 | 新自由民主連合 | 政党人 |
|
|
11 | 趙源震 조원진 |
男 | 63 | ウリ共和党 | 政党人 |
|
|
12 | 金在妍 김재연 |
女 | 41 | 進歩党 | 政党人 |
|
|
13 | 李京熹 이경희 |
男 | 48 | 統一韓国党 | 統一韓国党代表 | ||
14 | 金旻澯 김민찬 |
男 | 64 | 韓流連合党 | 韓流連合党代表 |
|
開票結果
[編集]今回の選挙では尹錫悦が約25万票(約0.7%)差という僅差により李在明を破り第20代大統領に当選した。
出典:開票進行状況(韓国中央選挙管理委員会ホームページ)[33]
候補者名 | 尹錫悦 | 李在明 | 沈相奵 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
所属政党 | 国民の力 | 共に民主党 | 正義党 | |||
地域 | 得票数 | 得票率 | 得票数 | 得票率 | 得票数 | 得票率 |
全国 | 16,394,815 | 48.56% | 16,147,738 | 47.83% | 803,358 | 2.37% |
ソウル特別市 | 3,255,747 | 50.56% | 2,944,981 | 45.73% | 180,324 | 2.80% |
仁川広域市 | 878,560 | 47.05% | 913,320 | 48.91% | 51,852 | 2.77% |
京畿道 | 3,965,341 | 45.62% | 4,428,151 | 50.94% | 205,709 | 2.36% |
大田広域市 | 464,060 | 49.55% | 434,950 | 46.44% | 25,445 | 2.71% |
世宗特別自治市 | 101,491 | 44.14% | 119,349 | 51.91% | 6,780 | 2.94% |
忠清北道 | 511,921 | 50.67% | 455,853 | 45.12% | 26,557 | 2.62% |
忠清南道 | 670,283 | 51.08% | 589,991 | 44.96% | 31,789 | 2.42% |
光州広域市 | 124,511 | 12.72% | 830,058 | 84.82% | 14,865 | 1.51% |
全羅北道 | 176,809 | 14.42% | 1,016,863 | 82.98% | 19,451 | 1.58% |
全羅南道 | 145,549 | 11.44% | 1,094,872 | 86.10% | 16,279 | 1.28% |
江原道 | 544,980 | 54.18% | 419,644 | 41.72% | 25,031 | 2.48% |
釜山広域市 | 1,270,072 | 58.25% | 831,896 | 38.15% | 47,541 | 2.18% |
大邱広域市 | 1,199,888 | 75.14% | 345,045 | 21.60% | 31,131 | 1.94% |
蔚山広域市 | 396,321 | 54.41% | 297,134 | 40.79% | 21,292 | 2.92% |
慶尚北道 | 1,278,922 | 72.76% | 418,371 | 23.80% | 33,123 | 1.88% |
慶尚南道 | 1,237,346 | 58.24% | 794,130 | 37.38% | 52,591 | 2.47% |
済州特別自治道 | 173,014 | 42.69% | 213,130 | 52.59% | 13,598 | 3.35% |
脚注
[編集]- ^ “韓国の政界を覆うコロナ拡散…与野党の選挙遊説チームも格別な注意”. wow!korea. 2022年1月29日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 조선일보 (2022年3月8日). “종로, 최재형 vs 김영종… 오늘 5곳서 재보선도 실시” (朝鮮語). 조선일보. 2022年3月9日閲覧。
- ^ “제20대 대통령선거 주요사무일정 Quick View”. www.nec.go.kr. 2022年2月15日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 이유미 (2021年7月11日). “與 대선 경선 6인 대결로…최문순·양승조 탈락” (朝鮮語). 연합뉴스. 2021年9月19日閲覧。
- ^ “実行力で経済成長 与党最有力候補が出馬表明―韓国大統領選”. 時事通信. 2021年7月2日閲覧。
- ^ “韓国の最大与党「共に民主党」李在明・京畿道知事を大統領候補に”. 毎日新聞. 2021年10月10日閲覧。
- ^ “정세균·이광재 주말간 ‘단일화 여론조사’, 5일 발표…‘반명연대’ 구심점 되나” (朝鮮語). 경향신문 (2021年7月4日). 2021年9月19日閲覧。
- ^ “대통령 빼고 다 해본 정세균, 백의종군으로 원팀 회복 나설까” (朝鮮語) (2021年9月13日). 2021年9月13日閲覧。
- ^ 김재경 (2021年9月26日). “김두관 "경선 후보 사퇴..이재명에게 압도적 지지 보내달라"” (朝鮮語). MBC NEWS. 2021年10月3日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k “국민의힘 1차 경선 안상수 원희룡 유승민 윤석열 최재형 하태경 홍준표 황교안 통과” (朝鮮語). YTN (2021年9月15日). 2021年9月19日閲覧。
- ^ “韓国大統領選、保守系野党候補に尹錫悦前検事総長 構図固まる”. 朝日新聞 (2021年11月5日). 2021年11月5日閲覧。
- ^ ekkang@imaeil.com, 강은경 기자 (2021年9月12日). “박찬주 국힘 경선 후보 '홍준표 지지' 후보직 사퇴” (朝鮮語). 매일신문. 2021年9月19日閲覧。
- ^ a b c d “국민의힘 - 제20대 대통령후보자 선거 본경선 진출자 공고” (朝鮮語). www.peoplepowerparty.kr (2021年10月8日). 2021年10月8日閲覧。
- ^ a b c d “예상 깬 '깜짝' 결선 만든 이정미 "내년 대선은 정의당의 새로운 10년 입구"” (朝鮮語). 한국일보 (2021年10月7日). 2021年10月8日閲覧。
- ^ “심상정 정의당 대선후보 확정…득표율 51.12%” (朝鮮語). www.hani.co.kr (2021年10月12日). 2021年10月12日閲覧。
- ^ a b 기자, 남수현 (2021年9月22日). “"민주당과 더는 묶일 일 없다"…정의당 대선 경선 4파전” (朝鮮語). 중앙일보. 2021年10月8日閲覧。
- ^ “韓国大統領選に中道の安哲秀氏出馬宣言、4党対決へ”. 産経新聞 (2021年11月1日). 2021年11月2日閲覧。
- ^ “기본소득당 제20대 대통령선거 후보선출 선거 결과공고” (朝鮮語). www.basicincomeparty.kr. 2021年12月23日閲覧。
- ^ “진보당 제20대 대통령 선거 후보 선출선거 개표결과 및 당선자 공고” (朝鮮語). jinboparty.com (2021年9月3日). 2021年9月19日閲覧。
- ^ “조원진, 대선 출마 선언…"좌파독재정권 종식"” (朝鮮語). www.kgnews.co.kr. 2021年10月29日閲覧。
- ^ 조선일보 (2021年8月10日). “허경영, 18일 행주산성에서 행주치마 입고 대선출마 선언” (朝鮮語). 조선일보. 2021年10月8日閲覧。
- ^ NEWSIS (2021年10月15日). “국민혁명당, 대통령 후보 지명대회 열고 김경재 대선 후보 선출” (朝鮮語). newsis. 2021年12月23日閲覧。
- ^ “통일한국당, 대선후보에 이경희 대표 선출…‘젊은·경제·통일 대통령’ 표방” (朝鮮語). 뉴스프리존 (2021年11月10日). 2021年11月19日閲覧。
- ^ 조선일보 (2021年12月21日). “박근령 대선 출마 “남북통일 이루고 세계평화 성취할 해법 창출”” (朝鮮語). 조선일보. 2021年12月23日閲覧。
- ^ “이백윤 후보의 ‘기후정의버스가 간다’ 지역유세” (朝鮮語). 노동과세계 (2022年2月19日). 2022年2月22日閲覧。
- ^ “`뉴스브리핑` 황장수, 혁명21 대선후보로 출마” (朝鮮語). 매일신문 (2021年12月23日). 2021年12月28日閲覧。
- ^ “헌정사상 최초... 선거부정 막는 대통령 후보 출마” (朝鮮語). 국제뉴스 (2022年2月7日). 2022年2月22日閲覧。
- ^ 기자, 송승환 (2021年9月9日). “김동연, 제3지대 후보로 대선 출마 “기득권공화국을 기회 공화국으로”” (朝鮮語). 중앙일보. 2022年2月22日閲覧。
- ^ “김민찬 한류연합당 당대표, 대선 출마 선언 “새로운 시대, 새로운 나라를 위한 과감한 정치 교체”” (朝鮮語). m.localsegye.co.kr (2021年12月28日). 2022年2月22日閲覧。
- ^ “선거통계시스템”. info.nec.go.kr. 2022年2月14日閲覧。
- ^ 이유미 (2022年3月3日). “윤석열·안철수, 후보 단일화 선언…"반드시 정권교체"” (朝鮮語). 연합뉴스. 2022年3月2日閲覧。
- ^ 김동연, 대선 후보직 사퇴…“이재명 당선 위해 운동화 끈 묶겠다” (2022年3月2日)
- ^ “선거통계시스템”. info.nec.go.kr. 2022年3月10日閲覧。
外部リンク
[編集]- 韓国のテレビニュース
- 제 20대 대통령선거 개표방송 : 윤석열 20대 대통령 당선 - 2022년 3월 9일(수) ~ / KBS - YouTube
- KBSニュース9 (2022年3月9日)
- 선택 2022 제20대 대통령 선거 개표방송 1부 (2022年3月9日16:00)
- 선택 2022 제20대 대통령 선거 개표방송 2부 (2022年3月9日18:20)
- MBCニュースデスク (2022年3月9日)
- 선택 2022 제20대 대통령 선거 개표방송 3부 (2022年3月9日20:20)
- 선택 2022 제20대 대통령 선거 개표방송 4부 (2022年3月9日21:20)
- 선택 2022 제20대 대통령 선거 개표방송 5부 - 1 (2022年3月9日22:20)
- 선택 2022 제20대 대통령 선거 개표방송 5부 - 2 (2022年3月9日22:20)
- 선택 2022 제20대 대통령 선거 개표방송 6부 (2022年3月10日3:10)
- 다시보는 2022 국민의 선택 - 제 20대 대통령 선거 방송 / SBS - YouTube
- SBS8ニュース (2022年3月9日)
- KBSニュース広場1部 (2022年3月10日)
- KBSニュース広場2部 (2022年3月10日)
- 제20대 대통령 윤석열 당선① - KBS NEWS(韓国放送公社) (2022年3月10日8:20)
- 제20대 대통령 윤석열 당선② - KBS NEWS(韓国放送公社) (2022年3月10日8:20)
- KBSニュース12 (2022年3月10日)
- 20대 대통령에 윤석열 당선 - KBS NEWS(韓国放送公社) (2022年3月10日14:00)
- KBSニュース5 (2022年3月10日)
- 20대 대통령에 윤석열 당선 - KBS NEWS(韓国放送公社) (2022年3月10日17:00)
- MBCニューストゥデイ (2022年3月10日)
- 제20대 대통령 당선 (2022年3月10日8:50)
- SBS8ニュース (2022年3月10日)