2014 FIFAワールドカップ・アジア2次予選
2014 FIFAワールドカップ・アジア2次予選 | |
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大会概要 | |
日程 | 2011年7月23日 – 2011年7月28日 |
チーム数 | 30 |
大会統計 | |
試合数 | 30試合 |
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このページは、2014 FIFAワールドカップ・アジア予選の2次予選の結果をまとめたものである。
方式
[編集]シード順が6位から27位のチーム(22チーム)と、1次予選の勝者8チーム、合計30チームを2チームずつ15組に分け、ホーム・アンド・アウェー方式で対戦を行う。各勝者が3次予選に進出する[1][2]。
シード順
[編集]組み合わせ抽選会は、2011年3月30日にマレーシア・クアラルンプールのAFC本部で行われた[3]。
30チームを2つのポットに分け、ポット1にはランキング6位から20位のチームを、ポット2にはランキング21位から27位のチームと1次予選の勝者に振り分けた。シード順は、前回大会(2010 FIFAワールドカップおよびそのアジア予選)の成績によって決められた[4][5]。
ポット1 | ポット2 |
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† 1次予選の勝者はシード順が決められた時は未定であった。
試合結果
[編集]チーム #1 | 合計 | チーム #2 | 第1戦 | 第2戦 |
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タイ | 3 - 2 | パレスチナ | 1 - 0 | 2 - 2 |
レバノン | 4 - 2 | バングラデシュ | 4 - 0 | 0 - 2 |
中華人民共和国 | 13 - 3 | ラオス | 7 - 2 | 6 - 1 |
トルクメニスタン | 4 - 5 | インドネシア | 1 - 1 | 3 - 4 |
クウェート | 5 - 1 | フィリピン | 3 - 0 | 2 - 1 |
オマーン | 5 - 0[注 2] | ミャンマー | 3 - 0[注 1] | 2 - 0[注 2] |
サウジアラビア | 8 - 0 | 香港 | 3 - 0 | 5 - 0 |
イラン | 5 - 0 | モルディブ | 4 - 0 | 1 - 0 |
シリア | 0 - 6[注 3] | タジキスタン | 0 - 3 | 0 - 3 |
カタール | 4 - 2 | ベトナム | 3 - 0 | 1 - 2 |
イラク | 2 - 0 | イエメン | 2 - 0 | 0 - 0 |
シンガポール | 6 - 4 | マレーシア | 5 - 3 | 1 - 1 |
ウズベキスタン | 7 - 0 | キルギス | 4 - 0 | 3 - 0 |
アラブ首長国連邦 | 5 - 2 | インド | 3 - 0 | 2 - 2 |
ヨルダン | 10 - 1 | ネパール | 9 - 0 | 1 - 1 |
- 注釈
- ^ a b c オマーン(ホーム)-ミャンマーの試合は、当初のスコアは2-0でオマーンの勝利であったものの、後日没収試合(オマーンの3-0での勝利扱い)とされた。このため、合計得点も4-0から5-0に修正されている。
- ^ a b ミャンマー対オマーンの第2試合(ミャンマーで開催)前半40分、観客が審判に石を投げるなどの行為を始めたため、試合は0 - 2の状況で打ち切られた[6]。国際サッカー連盟(FIFA)はこの試合について、再試合は行わず、第1試合の得点(オマーン 2 - 0 ミャンマー[注 1])と合わせ、合計得点4 - 0[注 1]でオマーンが3次予選に進出するものとした[7][8]
- ^ シリアは第1戦を2 - 1、第2戦を4 - 0で勝利し3次予選に出場することとなっていた。しかし試合後日FIFAは、シリアが出場資格のない選手を出場させていたとして、シリアを失格とすること、またシリアに敗れたタジキスタンが代わって出場し、本来シリアが入る予定だった3次予選グループCに入ることを決定した[9](この時点ですでに、3次予選の組み合わせ抽選は実施済みであった)。
合計得点3-2でタイが勝利
合計得点4-2でレバノンが勝利
合計得点13-3で中国が勝利
インドネシア | 4 - 3 | トルクメニスタン |
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ゴンサレス 10分, 18分 ナシュア 42分 リドワン 76分 |
レポート | ナシュア 70分 (o.g.) シャミラドフ 83分 チョニュカイェフ 86分 (pen.) |
合計得点5-4でインドネシアが勝利
合計得点5-1でクウェートが勝利
合計得点5-0でオマーンが勝利(注)
合計得点8-0でサウジアラビアが勝利
合計得点5-0でイランが勝利
合計得点6-0でタジキスタンが勝利(注)
合計得点4-2でカタールが勝利
合計得点2-0でイラクが勝利
合計得点6-4でシンガポールが勝利
合計得点7-0でウズベキスタンが勝利
合計得点5-2でアラブ首長国連邦が勝利
ヨルダン | 9 - 0 | ネパール |
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アブドゥルファッターハ 10分, 74分, 82分, 90+3分 アーメル・ディーブ 23分, 57分 A. ハーイル 32分, 68分 アブダッラー・ディーブ 45+1分 |
レポート |
合計得点10-1でヨルダンが勝利
トピックス
[編集]ミャンマー対オマーン戦の途中打ち切り
[編集]ミャンマー対オマーンの第2試合(ミャンマーで開催)前半40分、観客が審判に石を投げるなどの行為を始めたため、試合は0 - 2の状況で打ち切られた[6]。国際サッカー連盟(FIFA)はこの試合について、再試合は行わず、第1試合の得点(オマーン 2 - 0 ミャンマー[注 1])と合わせ、合計得点4 - 0[注 1]でオマーンが3次予選に進出するものとした[7][8]。
その後FIFAはミャンマーに対し、次回(2018年)大会のアジア予選出場権を剥奪する処分を科した[11]。その後ミャンマーサッカー連盟の申し立てを受けて処分が再検討され、ホームゲームの国外開催を条件に2018年大会の予選参加が認められることとなった[12]。
シリアの失格処分
[編集]シリア対タジキスタンの試合は、シリアが第1戦(シリアのホームゲーム)を2 - 1、第2戦(タジキスタンのホームゲーム)を4 - 0で勝利し、3次予選に出場することとなっていた。しかし試合後日の2011年8月19日に国際サッカー連盟(FIFA)は、シリアが出場資格のない選手(すでにスウェーデン代表として出場歴のあるジョージ・ムラード[13])を出場させていたとして、シリアを失格とすること、またシリアに敗れたタジキスタンが代わって出場し、本来シリアが入る予定だった3次予選グループCに入ることを決定した[9][14](この時点ですでに、3次予選の組み合わせ抽選は実施済みであった)。なお当該試合の記録は抹消され、2試合ともにシリアの0-3での敗戦扱いとされた(没収試合)。
脚注
[編集]- ^ a b c オマーン(ホーム)-ミャンマーの試合は、当初のスコアは2-0でオマーンの勝利であったものの、後日没収試合(オマーンの3-0での勝利扱い)とされた。このため、合計得点も4-0から5-0に修正されている。
- ^ シリアのホームゲームは政治的混乱によりヨルダンで開催[10]。
- ^ イエメンのホームゲームは政治的混乱によりアラブ首長国連邦で開催[10]。
出典
[編集]- ^ 2014 FIFA World Cup Brazil – Preliminary Competition Format and Draw Procedures – Asian Zone
- ^ “43 in the fray for 2014 FWC qualifiers”. The-AFC.com (Asian Football Confederation). (23 March 2011) 23 March 2011閲覧。
- ^ “The battle for Brazil berth begins”. The-AFC.com (Asian Football Confederation). (30 March 2011) 31 March 2011閲覧。
- ^ “Asian Zone to play preliminary round for Brazil 2014”. 国際サッカー連盟 (2011年3月19日). 2011年3月25日閲覧。
- ^ “FWCQ 2014 rankings announced”. アジアサッカー連盟 (2011年3月8日). 2011年3月21日閲覧。
- ^ a b “Ugly scenes as Myanmar match abandoned”. Yahoo. Reuters. (28 July 2011) 28 July 2011閲覧。
- ^ a b “Myanmar-Oman match abandoned”. アジアサッカー連盟 (2011年7月28日). 2011年7月29日閲覧。
- ^ a b “Statement regarding abandoned 2014 FIFA World Cup Qualifier Myanmar against Oman”. 国際サッカー連盟 (2011年7月29日). 2012年1月28日閲覧。
- ^ a b “Syria disqualified from 2014 FIFA World Cup”. 国際サッカー連盟 (2011年8月19日). 2012年1月31日閲覧。
- ^ a b Yemen to host Iraq in World Cup qualifier in UAE
- ^ “Myanmar disciplinary sanctions confirmed”. 国際サッカー連盟 (2011年9月30日). 2012年1月28日閲覧。
- ^ “Myanmar appeal partially upheld”. FIFA (2011年11月7日). 2012年1月28日閲覧。
- ^ “Syria disqualified by FIFA over ineligible player”. The Peninsula (2011年8月20日). 2012年1月31日閲覧。
- ^ “W杯予選で日本と同組のシリア失格…代わりはタジキスタン”. Sponichi Annex (2011年8月20日). 2012年1月31日閲覧。