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龍神温泉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
龍神温泉
日高川沿いに並ぶ旅館
温泉情報
所在地 和歌山県田辺市龍神村龍神
座標 北緯33度57分22.1秒 東経135度33分43.6秒 / 北緯33.956139度 東経135.562111度 / 33.956139; 135.562111座標: 北緯33度57分22.1秒 東経135度33分43.6秒 / 北緯33.956139度 東経135.562111度 / 33.956139; 135.562111
交通 バス - 龍神バス:バス停「龍神温泉」・「季楽里龍神」
車 - 高野龍神スカイライン
泉質 炭酸水素塩泉(ナトリウム
泉温(摂氏 48 °C
湧出量 約103 L/分
pH 7.8
液性の分類 弱アルカリ性
浸透圧の分類 低張性
宿泊施設数 15(ホテル1・旅館9・民宿5)
外部リンク

龍神観光NAVI/社団法人 龍神観光協会

龍神温泉紹介 財団法人龍神村開発公社
特記事項 日本三美人の湯
日本百名湯
名湯百選
テンプレートを表示
渓流を眺める露天風呂
上御殿
龍神温泉元湯

龍神温泉(りゅうじんおんせん)は、和歌山県田辺市龍神村(旧紀伊国日高郡)にある温泉。美肌効果の高い泉質で日本三美人の湯のひとつに数えられる。

泉質

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効能

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温泉街

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  • 日高川に沿って旅館が並び、各旅館の露天風呂から渓流を眺める事ができる。
  • 外湯として龍神温泉元湯がある。一部宿泊施設でも日帰り入浴が可能。

歴史

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役小角が煙が出ているところを錫杖(しゃくじょう)で突いたことで発見されたという伝説がある[1]。その100年後に弘法大師難陀竜王のお告げによって浴場を開いたという[1]

江戸時代には紀州徳川家初代藩主の徳川頼宣が御殿を設けて浴室を整備[1]。1999年10月には上御殿の建物が国の登録有形文化財に登録された[2]

中里介山による時代小説大菩薩峠』やその映画化作品において、主人公・机龍之助が目を癒した所として採り上げられ、全国的に有名になった[1]

1996年平成8年)5月2日環境庁告示第26号により、国民保養温泉地に指定された。

周辺

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アクセス

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  • バス(冬は運行されない)
    • JR紀勢本線(きのくに線)紀伊田辺駅から龍神バス「季楽里龍神」方面行きに乗車、約1時間20分「龍神温泉」下車
    • 南海鋼索線(高野山ケーブル)高野山駅から南海りんかんバスに乗車、『護摩壇山』にて龍神バス「本宮大社前」行きに乗り継ぎ約90分。護摩壇山からは約35分~40分

日本三美人の湯

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  • 島根県 湯の川温泉 泉質:ナトリウム・カルシウム、硫酸塩・塩化物質
  • 群馬県 川中温泉 泉質:カルシウム・硫酸塩温泉
  • 和歌山県 龍神温泉 泉質:無色透明でナトリウム炭酸水素塩泉(重曹泉)で日本一

龍神温泉・湯の川温泉・川中温泉は、1989年に「日本三美人湯」として姉妹協定を結んだ[3]。1989年以後持ち回りで「美人の湯サミット」を開催していたが、2004年のサミットが最後になった[3]。2016年には共同でのプロモーションの試みが行われた[3]

脚注

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  1. ^ a b c d 田辺市総合観光パンフレット『熊野路田辺』17頁 - 田辺市熊野ツーリズムビューロー
  2. ^ 上御殿本館”. 文化庁. 2020年9月5日閲覧。
  3. ^ a b c 日本三美人湯が連携再開 龍神観光協会、東京銀座で協働PR”. 紀伊民報 (2016年2月1日). 2016年5月17日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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