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高麗史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
高麗史

編集者 鄭麟趾ら(一覧
李氏朝鮮
言語 漢文
分野 紀伝体歴史書, 朝鮮史
出版社 李氏朝鮮
出版日 景泰2年8月25日1451年9月19日
巻数 137巻 (書籍一覧)

高麗史』(こうらいし、고려사)は、朝鮮高麗王朝(918年 - 1392年)のことを記した紀伝体の官史。編纂は李氏朝鮮鄭麟趾らによって行なわれ、文宗元年(1451年)に完成した。成立の際、高麗国王歴代の実録をはじめ多くの公私文書[1]・書籍が参照されたが、すべて焚書または消失[2]し、大部分は現存しないので、この『高麗史』と独立に編纂された春秋館編纂の編年体形式の『高麗史節要』(1452年)が高麗時代の史書となる。

概要

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1392年李成桂の命で、鄭道伝を中心に編年体の『高麗国史』が1395年に完成した。ただし、高麗は国内的に皇帝を称していたため、朱子学的に中国明朝への配慮で、用語を格下のものに改める必要があったこと、李成桂が権力を握り簒奪するまでの経緯の記述などが問題となった。1398年第一次王子の乱で鄭道伝も倒れる。1414年太宗河崙・卞季良らに改修を命じ、世宗の代になって1421年に卞季良・柳観らが完成させた。1424年に柳観らが再び改修を行い、更に辛禑・辛昌を偽の王族とする名分論が高まり、1443年に権踶・申槩らが改修したが、不出来として公開されなかった。最終的に金宗瑞・鄭麟趾らによって、編年体を紀伝体に改めて『高麗史』が成立した。従来の編年体の原稿は、『高麗史説要』の編纂に活用されている。

日本では江戸時代に1部のみ輸入され、前田綱紀徳川光圀が競り合った結果加賀藩が入手したが、コレクションとして死蔵されている。日本において朝鮮半島史・日朝関係史の典拠となったのは、光圀が刊行させた『東国通鑑』であり、これは明治初期まで続いた。『高麗史』を参照した研究書は、1891年の山田安栄による『伏敵編』が最初とされる。

構成

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高麗史は

  • 世家 巻第1 - 巻第46 初代太祖から恭讓大王までの王の記録
  • 志 巻第1 - 巻第39(天候気候、天文等)
    志のうち、巻24 樂一には雅樂 巻25 樂二には俗樂 三國俗樂 用俗樂節度が記載されており、高麗史樂志ともよばれる。
  • 表 巻第1、2の2巻(高麗の宗主国の暦年と高麗暦年の表)
  • 列伝 五十巻の50巻 后、子、重臣、逆臣等
    恭譲王から禅譲で王位を譲られた朝鮮王朝の始祖李成桂とその特殊な経緯もあって、第32, 33代高麗王の王禑王昌王は偽の王族として 王権保持者ではなく、辛禑 辛昌と卑称で記述している。

合計 137巻となっている。

内容

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巻1 - 46:世家

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巻1 太祖1 918年930年
巻2 太祖2・恵宗定宗光宗景宗]] 931年981年
巻3 成宗穆宗 981年1009年
巻4 顕宗1 1009年1022年
巻5 顕宗2・徳宗 1023年1034年
巻6 靖宗 1034年1046年
巻7 文宗1 1046年1056年
巻8 文宗2 1057年1071年
巻9 文宗3・順宗 1072年1083年
巻10 宣宗献宗 1083年1095年
巻11 粛宗1 1095年1101年
巻12 粛宗2・睿宗1 1102年1107年
巻13 睿宗2 1109年1114年
巻14 睿宗3 1115年1122年
巻15 仁宗1 1122年1128年
巻16 仁宗2 1129年1138年
巻17 仁宗3・毅宗1 1139年1152年
巻18 毅宗2 1153年1168年
巻19 毅宗3・明宗1 1169年1178年
巻20 明宗2 1179年1197年
巻21 神宗熙宗康宗 1197年1213年
巻22 高宗1 1213年1230年
巻23 高宗2 1231年1250年
巻24 高宗3 1251年1259年
巻25 元宗1 1259年1263年
巻26 元宗2 1264年1270年
巻27 元宗3 1271年1274年
巻28 忠烈王1 1274年1278年
巻29 忠烈王2 1279年1284年
巻30 忠烈王3 1285年1293年
巻31 忠烈王4 1294年1298年
1298年1300年
巻32 忠烈王5 1301年1308年
巻33 忠宣王1 1298年
1308年1310年
巻34 忠宣王2・忠粛王1 1311年1319年
巻35 忠粛王2 1320年1330年
1332年1339年
巻36 忠恵王 1330年1332年
1339年1344年
巻37 忠穆王・忠定王 1344年1351年
巻38 恭愍王1 1351年1355年
巻39 恭愍王2 1356年1361年
巻40 恭愍王3 1362年1364年
巻41 恭愍王4 1365年1369年
巻42 恭愍王5 1370年1370年
巻43 恭愍王6 1371年1372年
巻44 恭愍王7 1373年1374年
巻45 恭譲王1 1389年1390年
巻46 恭譲王2 1391年1392年

巻47 - 85:志

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巻47 天文1 日薄食・暈・珥及日変
巻48 天文2 月五星凌犯及星変
巻49 天文3 月五星凌犯及星変
巻50 暦1 宣明暦
巻51 暦2 授時暦
巻52 暦3 授時暦
巻53 五行1
巻54 五行2
巻55 五行3
巻56 地理1
巻57 地理2
巻58 地理3
巻59 礼1
巻60 礼2
巻61 礼3
巻62 礼4
巻63 礼5
巻64 礼6
巻65 礼7
巻66 礼8
巻67 礼9
巻68 礼10
巻69 礼11
巻70 楽1 雅楽
巻71 楽2 唐楽・俗楽・三国俗楽
巻72 輿服1 冠服・輿輅・印章・儀衛・鹵簿
巻73 選挙1 科目1
巻74 選挙2 科目2・学校
巻75 選挙3 銓注
巻76 百官1
巻77 百官2
巻78 食貨1 田制
巻79 食貨2 戸口・農桑・貨幣・塩法・科歛・借貸・漕運
巻80 食貨3 祿俸・常平義倉・賑恤
巻81 兵1
巻82 兵2
巻83 兵3
巻84 刑法1
巻85 刑法2

巻86 - 87:表

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巻86 918年1170年
巻87 1171年1392年

巻88 - 137:列伝

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巻88 - 91

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巻88 后妃1 神恵王后柳氏・荘和王后呉氏・神明王太后劉氏・神静王太后皇甫氏・神成王太后金氏・貞徳王后柳氏・献穆大夫人平氏・貞穆夫人王氏・東陽院夫人庾氏・粛穆夫人・天安府院夫人林氏・興福院夫人洪氏・後大良院夫人李氏・大溟州院夫人王氏・慶州院夫人王氏・小広州院夫人王氏・東山院夫人朴氏・礼和夫人王氏・大西院夫人金氏・小西院夫人金氏・西殿院夫人・信州院夫人康氏・月華院夫人・小広州院夫人・聖茂夫人朴氏・義城府院夫人洪氏・月鏡院夫人朴氏・夢良院夫人朴氏・海良院夫人・義和王后林氏・後広州院夫人王氏・清州院夫人金氏・宮人哀伊主・文恭王后朴氏・文成王后朴氏・清州南院夫人金氏・大穆王后皇甫氏・慶和宮夫人林氏・献粛王后金氏・献懿王后劉氏・献哀王太后皇甫氏・献貞王后皇甫氏・大明宮夫人柳氏・文徳王后劉氏・文和王后金氏・延昌宮夫人崔氏・宜正王后劉氏・宮人金氏・元貞王后金氏・元和王后崔氏・元城太后金氏・元恵太后金氏・元容太后柳氏・元穆王后徐氏・元平王后金氏・元順淑后金氏・元質貴妃王氏・貴妃庾氏・宮人韓氏・宮人李氏・宮人朴氏・敬成王后金氏・敬穆賢妃王氏・考思王后金氏・李氏・劉氏・容信王后韓氏・容懿王后韓氏・容穆王后李氏・容節徳妃金氏・延昌宮主盧氏・仁平王后金氏・仁睿順徳太后李氏・仁敬賢妃李氏・仁節賢妃李氏・仁穆徳妃金氏・貞懿王后王氏・宜禧王后金氏・長慶宮主李氏・貞信賢妃李氏・思粛太后李氏・元信宮主李氏・明懿太后柳氏・敬和王后李氏・文敬太后李氏・文貞王后王氏・淑妃崔氏・廃妃李氏・廃妃李氏・恭睿太后任氏・宣平王后金氏・荘敬王后金氏・荘宣王后崔氏・光靖太后金氏・宣靖太后金氏・成平王后任氏・思平王后李氏・元徳太后柳氏・安恵太后柳氏・順敬太后金氏・慶昌宮主柳氏
巻89 后妃2 斉国大長公主・貞信府主王氏・淑昌院妃金氏・薊国大長公主・懿后・静妃王氏・順和院妃洪氏・妃趙氏・順妃許氏・濮国長公主・曹国長公主・慶華公主・明徳太后洪氏・寿妃権氏・徳寧公主・禧妃尹氏・和妃洪氏・銀川翁主林氏・魯国大長公主・恵妃李氏・益妃韓氏・定妃安氏・慎妃廉氏・順妃盧氏
巻90 宗室1 太子泰・文元大王貞・戴宗旭・安宗郁・王位君・仁愛君・元荘太子・助伊公・寿命太子・孝穆太子義・孝隠太子(林禎)・元寧太子・孝成太子琳珠・孝祇太子・太子稷・広州院君・孝悌太子・孝明太子・法登君・資利君・義城府院大君・興化宮幹・太子済・慶春院君・孝和太子・平壌公基(楽浪侯瑛・承化伯禎・承化侯温・永寧公綧・寧仁侯稹・淮安公侹・斉安公淑・順正大君璹・順寧公聃・咸寧伯璞)・太子忠義・悲殤君昉・洛浪侯璥・開城侯暟・大覚国師煦・常安公琇・道生僧統竀・金官侯㶨・卞韓侯愔・楽浪侯忱・聡恵首座琼・朝鮮公燾・扶余侯㸂・辰韓侯愉・漢山侯昀・上党侯泌・円明国師澄儼・帯方公俌・大原公侾・斉安公偦・通義侯僑・大寧侯暻・元敬国師冲㬢・孝霊太子祈・小君善思
巻91 宗室2 襄陽公恕(司坐瑋・定原府院君鈞・鶴城府院君珦・永興君環・瑞興君琠)・昌原公祉・始寧侯禕・慶原公祚・大禅師鏡智・冲明国師覚膺・安慶公淐・始陽侯珆・順安公琮・江陽公滋(丹陽府院大君珛・瀋王暠・瀋王篤朶不花・延徳府院大君塤)・小君湑・世子鑑・徳興君塔帖木兒・龍山元子・釈器・世子奭
公主 太祖九女・恵宗三女・定宗一女・光宗三女・成宗二女・顕宗八女・徳宗二女・靖宗一女・文宗七女・宣宗三女・粛宗四女・睿宗二女・仁宗四女・毅宗三女・明宗二女・神宗二女・熙宗五女・康宗一女・高宗一女・元宗二女・忠烈王二女・忠恵王一女・恭譲王三女

巻92 - 120

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巻92 洪儒裴玄慶申崇謙卜智謙庾黔弼崔凝崔彦撝王儒王字之朴述熙崔知夢王式廉朴守卿王順式李悤言堅金尹瑄興達善弼泰評龔直朴英規
巻93 徐弼崔承老崔斉顏双冀崔亮韓彦恭柳邦憲金審言崔沆蔡忠順
巻94 徐熙徐訥徐恭劉瑨姜邯贊崔士威皇甫兪義張延祐楊規智蔡文智禄延河拱辰金殷伝周佇姜民瞻郭元王可道金猛柳韶尹徵古韋寿余田拱之李周憲李周佐安紹光趙之遴
巻95 崔沖崔惟善崔思斉崔淪崔允儀李子淵李資諒李資仁李奕蕤李資玄李資徳李預李公寿李之氐李䫨李光縉朴寅亮朴景仁朴景伯朴景山黄周亮柳伸王寵之魏継廷邵台輔王国髦高義和文正鄭文金元鼎孫冠崔思諒金先錫任懿任元厚任克忠任克正任溥任濡任翊任沆金漢忠
巻96 崔思諏金仁存尹瓘尹彦頣尹鱗瞻尹世儒尹商季呉延寵
巻97 金富佾金富儀高令臣金黄元李軌郭尚郭輿劉載胡宗旦慎安之金景庸金仁揆崔弘嗣韓安仁李永韓沖林槩庾禄崇金晙柳仁著康拯許慶文冠鄭沆鄭敘金克倹金若温
巻98 金富軾金敦中金君綏鄭襲明高兆基金正純鄭克永朴挺㽔崔思全金珦崔滋盛金縝林完崔奇遇金守雌崔濡李璹李瑋許載
巻99 梁元俊崔惟清崔讜崔璘崔詵崔宗峻崔昷崔文本崔坪崔雍李公升申淑韓文俊文克謙柳公権柳沢趙永仁王世慶李純佑林民庇崔陟卿咸有一廉信若李知命庾応圭庾資諒玄徳秀崔均崔甫淳崔允愷金巨公韓惟漢
巻100 杜景升於学儒盧永淳趙位寵房瑞鸞朴斉倹奇卓誠洪仲方慶大升陳俊崔世輔朴純弼李英搢白任至李俊昌崔忠烈鄭世裕鄭叔瞻鄭晏鄭国倹李維城鄭邦佑丁彦真
巻101 閔令謨閔湜宋詝金光中金蔕安劉勃崔汝諧崔遇清王珪車若松奇洪寿鄭克温柳光植権敬中金台瑞金若先金敉文漢卿権世侯白敦明盧仁綏金義元
巻102 琴儀李奎報李益培兪升旦金仁鏡金承茂李公老李仁老呉世才趙通林椿趙文抜李淳牧李需金敞宋国瞻崔滋河千旦蔡松年蔡楨孫抃権守平李純孝張純亮宋彦琦金守剛金之岱李蔵用
巻103 趙沖趙忭金就礪金文衍金賆李勣蔡靖朴犀宋文胄金慶孫金琿崔椿命金希磾李子晟金允侯金応徳
巻104 金方慶金九容金斉顏金忻金恂金永旽金永煦金士衡朴球韓希愈羅裕羅益禧元沖甲金周鼎金深金宗衍金石堅
巻105 柳璥柳陞柳墩柳曼殊許珙許悰許冠許錦許富許猷洪子藩洪承緖洪永通鄭可臣安珦安于器安牧薛公倹兪千遇趙仁規趙瑞趙璉趙徳裕趙璘趙延寿趙瑋
巻106 白文節白頤正朴恒郭預朱悦李湊李行倹張鎰金坵李承休李衍宗金暄金開物鄭瑎鄭䫨鄭誧鄭公権趙簡沈錫秋適李仁挺蔡禑金有成郭麟尹諧尹沢李穎嚴守安安戩崔守璜朴褕洪奎洪戎
巻107 韓康韓渥韓脩韓方信元傅元忠元顥元善之元松寿金連金富允鄭仁卿権㫜権溥権準権廉権鏞権適権和権近閔漬閔祥正
巻108 閔宗儒閔頔閔思平閔抃閔霽金之淑金仁沇鄭僐李混崔誠之崔文度蔡洪哲金怡李仁琪洪彬曹益清裴廷芝孫守卿
巻109 朴全之呉詗李瑱尹莘傑朴孝修許有全朴忠佐尹宣佐李兆年李承慶李穀禹倬安岫安宗源安輔崔瀣張沆李晟趙廉王伯李伯謙申君平
巻110 崔有渰金台鉉金光載金倫金敬直金希祖金承矩王煦王重貴韓宗愈李斉賢李達尊李宝林李凌幹
巻111 廉悌臣李嵒李岡洪彦博洪師禹柳淵柳濯慶復興金続命李子松趙暾趙仁沃崔宰宋天逢洪仲宣金濤林樸文益漸
巻112 李公遂柳淑柳実李仁復白文宝田禄生李存吾李達衷偰遜偰長寿韓復李茂方鄭習仁河允源朴尚衷朴宜中趙云仡
巻113 安祐金得培李芳実鄭世雲安遇慶崔瑩鄭地尹可観金長寿
巻114 尹桓李成瑞李寿山李恬李承老李云牧黄裳池龍寿羅世金先致全以道具栄倹呉仁沢金普辺光秀李善鄭之祥任君輔羅興儒睦仁吉金庾楊伯淵池湧奇河乙沚禹仁烈文達漢金湊崔雲海
巻115 李穡禹玄宝李崇仁
巻116 沈徳符李琳王康朴葳李豆蘭南誾
巻117 鄭夢周金震陽姜淮伯李詹成石璘
巻118 趙浚
巻119 鄭道伝
巻120 尹紹宗尹会宗呉思忠金子粹

巻121 - 132

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巻121 良吏 庾碩王諧金之錫崔碩鄭雲敬
忠義 洪灌高甫俊鄭顗文大曹孝立鄭文鑑
孝友 文忠釈珠崔婁伯尉貂徐稜金遷黄守鄭愈曹希参鄭臣祐女孫宥権居義盧俊恭辛斯蕆女尹亀生潘腆君万
烈女 胡寿妻兪氏玄文奕妻洪義妻安天倹妻江華三女鄭満妻崔氏李東郊妻裴氏康好文妻文氏金彦卿妻金氏景徳宜妻安氏李得仁妻李氏権金妻
巻122 方技 金謂磾李寧李商老伍允孚薛景成
宦者 鄭誠白善淵崔世延李淑任伯顏禿古思方臣祐李大順禹山節高龍普金玄安都赤申小鳳李得芬金師幸
酷吏 宋吉儒沈于慶
巻123 嬖倖1 庾行簡栄儀金存中鄭世臣白勝賢康允紹廉承益李汾禧李槢権宜蔡謨李徳孫林貞杞閔萱朱印遠李英柱李之氐高宗秀金儒印侯印承旦張舜龍車信盧英曹允通
巻124 嬖倖2 尹秀尹吉甫宋和李貞金文庇李㻂張公李平元卿朴義朴景亮全英甫康允忠裴佺閔渙尹碩孫琦鄭方吉林仲沇姜融申青朴青王三錫梁載曹莘卿崔老星尹賢安珪崔安道李宜風金之鏡李仁吉盧英瑞朴良衍宋明理金興慶潘福海申元弼
巻125 姦臣1 文公仁朴昇中崔弘宰崔褒偁朴喧宋玢王惟紹宋邦英呉潜石胄金元祥柳清臣権漢功蔡河中辛裔田淑蒙李春富金元命金鋐池奫
巻126 姦臣2 李仁任林堅味廉興邦曹敏修辺安烈王安徳
巻127 反逆1 桓宣吉伊昕巌王規金致陽康兆李資義李資謙拓俊京妙清
巻128 反逆2 鄭仲夫李光挺宋有仁李義方李義旼鄭方義曹元正石隣
巻129 反逆3 崔忠献崔怡崔沆崔竩
巻130 反逆4 韓恂韓多智洪福源李峴趙叔昌趙暉金俊林衍林惟茂趙彝金裕李樞韓洪甫于琔崔坦裴仲孫
巻131 反逆5 曹頔趙日新金鏞奇轍盧頙権謙崔濡洪倫金文鉉金義
巻132 反逆6 辛旽

巻133 - 137

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巻133 辛禑1 1374年1378年
巻134 辛禑2 1379年1382年
巻135 辛禑3 1383年1385年
巻136 辛禑4 1386年1387年
巻137 辛禑5・辛昌 1388年1389年

脚注

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  1. ^ 朝鮮王朝実録に相当する高麗王朝実録があったとされる。この実録の存在は、世宗実録からも存在が確認されるが、高麗史成立後の存在は不明となっている。具体的には、高麗の実録は世宗 22年までは忠州開川寺史庫に収蔵されてから 高麗史纂修のために京中に輸送されて、纂修が終わった後の行方ははっきりしない。 出典は[1]である。 また史庫に関する詳細は、 [2]を参照されたい。 なお、焚書された元天錫の「野史」6巻によれば、高麗史は高麗王朝実録の書き換えであり、「高麗実録」を「高麗史」に書き換えた事情が書かれ、高麗末の禑王は辛旽の子ではなく、恭愍王の子と書かれていたという。現存は転記の耘谷集等詩歌の部分と記録のみである。
  2. ^ 李氏朝鮮 太祖の時代に 「書雲觀」等の記録を焚書した。さらに一般民の史書の所持と輸入は厳しく禁止していた。具体的には明朝會典 皇明通紀 明紀輯略等多岐にわたる。 例えば、平安道の儒生 桂徳海が中国からの史書を所持していた事件(1771年)で断罪されている。

関連項目

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参考文献

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  • 『高麗史編纂始末』(申奭鎬、韓國史學會)
  • 『麗朝忠烈錄』 編者未詳 2冊 筆寫本(ソウル大学奎章閣 Ref.奎12713)
  • 『高麗史』(国書刊行会、1908年)
  • 『高麗史日本伝(上・下)』(岩波文庫、2005年。武田幸男編訳。 日本関連記事の抜粋。)

外部リンク

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