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羅世

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
羅世
各種表記
ハングル 나세
漢字 羅 世
発音: ナ・セ
日本語読み: ら せい
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羅 世(ら せい、1319年 - 1397年)は、高麗末期に倭寇の討伐で功を挙げた武将である[1]。官職は「海道元帥」[1]元代に高麗へ帰化した漢人である[2]1380年に鎮浦口に上陸した倭寇500隻を、高麗の派遣した沈徳符朝鮮語版崔茂宣らとともに撃退し、勝利した[1]。これは、倭寇と高麗との歴史上最大規模の戦闘といわれる。

脚注

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  1. ^ a b c 近藤浩一東アジア海域と倭寇 : 9世紀末の新羅海賊との比較史的考察を通して京都産業大学〈京都産業大学論集 人文科学系列 (47)〉、2014年3月、129頁https://hdl.handle.net/10965/1090 
  2. ^ 潘吉星中外科學之交流香港中文大学出版社中国語版、1993年1月、159頁。ISBN 978-962-201-548-7https://books.google.co.jp/books?id=iCysUZmwK2UC&pg=PA159&lpg=PA159#v=onepage&q&f=false