馬 (姓)
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馬 | |||||||||||||||||||||||
中国語 | |||||||||||||||||||||||
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中国語 | マー | ||||||||||||||||||||||
繁体字 | 馬 | ||||||||||||||||||||||
簡体字 | 马 | ||||||||||||||||||||||
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朝鮮語 | |||||||||||||||||||||||
ハングル | 마 | ||||||||||||||||||||||
漢字 | 馬 | ||||||||||||||||||||||
英語 | Ma,Mah,Mar,Mha |
馬(ば、ま)は、漢姓の一つ。
中国
[編集]2020年の中華人民共和国の第7回全国人口調査(国勢調査)に基づく姓氏統計によると中国で13番目に多い姓であり、1940.93万人がいる[1][2]。一方、台湾の2018年の統計では第63位で、43,886人がいる[3]。
起源
[編集]- 嬴姓馬氏(趙氏)
- 馬服君趙奢の末裔に馬姓を名乗る人が多い。
郡望
[編集]扶風馬氏:趙の武将の馬服君趙奢を祖とし、右扶風茂陵県を本貫とする
著名な人物
[編集]- 馬何羅 - 前漢中期の人。
- 馬武 - 後漢初期の武将。
- 馬援 - 後漢初期の後漢の武将。趙の名将趙奢の子孫。
- 馬皇后 - 後漢の二代皇帝明帝の皇后。馬援の娘。賢夫人で有名。
- 馬融 - 後漢の学者、文人。
- 馬騰 - 後漢末の武将。馬援の子孫。
- 馬超 - 後漢末期から三国時代の蜀漢の将軍。馬騰の長男。弟に馬休・馬鉄
- 馬良 - 後漢末期から三国時代の蜀漢の政治家。
- 馬謖 - 後漢末期から三国時代の蜀漢の武将。馬良の弟。
- 馬岱 - 後漢末期から三国時代の蜀漢の将軍。馬超の従弟。
- 馬忠 - 後漢末期から三国時代の蜀漢の武将。元の名は狐篤。孫呉に同名の人物がいる。
- 馬周 - 唐の政治家。
- 馬殷 - 十国楚の創建者。
- 馬鈺 - 金の道士。全真教の王重陽の高弟。
- 馬遠 - 南宋の画家。
- 馬端臨 - 南宋・元の学者。『文献通考』を著した。
- 馬致遠 - 元の戯曲作家。
- 馬祖常 - 元の詩人。
- 馬歓 - 明のイスラム教徒。『瀛涯勝覧』を著した。
- 馬建忠 - 清末の外交官。
- 馬福祥 - 清末・中華民国の軍人。馬家軍有力頭領。
- 馬占山 - 中華民国・満州国の軍人。
- 馬寅初 - 中華民国・中華人民共和国の経済学者。
- 馬英九 - 中華民国の政治家、中華民国総統。
- 馬凱 - 中華人民共和国の政治家。
- 馬俊仁 - 中華人民共和国の陸上競技指導者。
- 馬琳 (1980 - ) - 中華人民共和国の卓球選手。
- 馬龍 (1988 - ) - 中華人民共和国の卓球選手。
- 馬健 (1969 - ) - 中華人民共和国のバスケットボール選手。
- ジャック・マー(馬雲, 1964 - ) - 中華人民共和国の資産家。アリババグループの創業者。
- 馬化騰 (1971 - ) - 中華人民共和国の資産家。テンセントの創業者。
- ヨーヨー・マ (馬友友, 1955 - ) - 中国系アメリカ人のチェリスト。
朝鮮
[編集]馬(マ)は、朝鮮人の姓の一つである。
韓国の都市伝説ではもともとウマを扱う白丁に由来する姓だと言われる[5]。
著名な人物
[編集]- 馬黎 - 百済創設功臣の一人で、創設後の左輔。
- 馬丁安 - 百済の五経博士。
- 馬武 - 百済から大使として渡海。
- 馬希援 - 高麗の門下侍中。
- 馬天牧 - 高麗の上将軍、李氏朝鮮の府院君。
- 馬勝 - 李氏朝鮮の文臣。
- 馬河秀 - 李氏朝鮮の武臣。
- 馬羲慶 - 朝鮮の性理学者。
- 馬応房 - 李氏朝鮮の文臣。
- 馬尚遠 - 李氏朝鮮の文臣。
- 馬玄謙 - 李氏朝鮮の文臣。
- 馬格 - 李氏朝鮮の文臣。
- 馬孟河 - 李氏朝鮮の文臣。
- 馬之徽 - 李氏朝鮮の文臣。
- 馬思仁 - 李氏朝鮮の文臣。
- 馬翰良 - 李氏朝鮮の文臣。
- 馬海松 - 韓国の児童文学作家。
- 馬鍾基 - 韓国の詩人。
- 馬光洙 - 韓国の小説家。
- 馬澾千 - 韓国の国会議員。
- 馬寧三 - 韓国の外交官。
- 馬海泳 - 韓国のプロ野球選手。
- 馬正吉 - 韓国のプロ野球選手。
- 馬一英 - 韓国のプロ野球選手。
- 馬楽吉 - 韓国のバレーボール選手。
氏族
[編集]商から馬浣が箕子と共に入朝したことにより馬氏は始まり[6]、百済を建国した勢力の馬黎が始祖となる[6]。長興馬氏と木川馬氏は同本である[6]。
氏族(地域) | 創始者 | 人数(2015年)[7] |
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伽倻馬氏 | 8 | |
江原馬氏 | 9 | |
康津馬氏 | 15 | |
開城馬氏 | 348 | |
居昌馬氏 | 5 | |
慶州馬氏 | 11 | |
高霊馬氏 | 19 | |
谷城馬氏 | 589 | |
冠山馬氏 | 1,193 | |
光陽馬氏 | 8 | |
広州馬氏 | 12 | |
金陵馬氏 | 10 | |
丹陽馬氏 | 115 | |
馬山馬氏 | 7 | |
馬鞍馬氏 | 22 | |
馬川馬氏 | 25 | |
馬興馬氏 | 59 | |
木川馬氏 | 馬黎 | 2,586 |
木村馬氏 | 12 | |
密陽馬氏 | 12 | |
本川馬氏 | 5 | |
善山馬氏 | 18 | |
城南馬氏 | 5 | |
松都馬氏 | 177 | |
水原馬氏 | 6 | |
水川馬氏 | 8 | |
順興馬氏 | 22 | |
安東馬氏 | 206 | |
安山馬氏 | 9 | |
驪興馬氏 | 36 | |
永川馬氏 | 15 | |
永興馬氏 | 7 | |
玉川馬氏 | 28 | |
完山馬氏 | 27 | |
雲峰馬氏 | 5 | |
蔚山馬氏 | 5 | |
陰城馬氏 | 10 | |
義城馬氏 | 534 | |
義州馬氏 | 9 | |
尼城馬氏 | 10 | |
自興馬氏 | 31 | |
長順馬氏 | 5 | |
長原馬氏 | 37 | |
長沢馬氏 | 55 | |
長項馬氏 | 13 | |
長興馬氏 | 馬黎 | 31,886 |
全州馬氏 | 45 | |
済州馬氏 | 47 | |
稷山馬氏 | 21 | |
進興馬氏 | 11 | |
昌寧馬氏 | 12 | |
昌原馬氏 | 34 | |
清州馬氏 | 12 | |
草渓馬氏 | 6 | |
坡州馬氏 | 5 | |
平壌馬氏 | 6 | |
河東馬氏 | 7 | |
河川馬氏 | 5 | |
鶴松馬氏 | 6 | |
漢陽馬氏 | 50 | |
咸興馬氏 | 5 | |
海州馬氏 | 9 | |
洪川馬氏 | 10 | |
華川馬氏 | 20 |
人口と割合
[編集]年度 | 人口 | 世帯数 | 順位 | 割合 |
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1960年 | 19,695人 | |||
1985年 | 30,864人 | 7,404世帯 | 274姓中74位 | |
2000年 | ||||
2015年 | 38,949人[7] |
出典
[編集]脚注
[編集]- ^ “中国信息报 2022年11月11日 2版 - “百家姓”规模及其占全国总人数比重” (中国語). 中国信息报 (2022年11月11日). 2023年2月11日閲覧。
- ^ ““百家姓”人口占全国人口比重达84.55%” (中国語). 中国信息报 (2022年11月11日). 2023年2月11日閲覧。
- ^ “全國姓名統計分析”. 中華民国内政部. p. 280 (2018年10月). 2023年1月18日閲覧。
- ^ “第十二章 回族的姓氏习俗” (中国語). www.nx.xinhuanet.com. 新华网宁夏频道. 2019年10月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月15日閲覧。
- ^ “천방지축마골피 … 한국인 성씨에 얽힌 이야기” (朝鮮語). 글로벌이코노믹 (2019年4月20日). 2024年1月21日閲覧。
- ^ a b c 金相勲・稲田奈津子・三上喜孝「韓国人の起源に関する中高生の意識と『国史』教科書との関係」『山形大学歴史・地理・人類学論集』第13号、山形大学歴史・地理・人類学研究会、2012年3月、45頁、ISSN 1345-5435、NAID 110009459520。
- ^ a b “KOSIS”. kosis.kr. 2022年11月19日閲覧。