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頼實正弘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

頼實 正弘(頼実 正弘、よりざね まさひろ、1919年6月21日[1] - 2024年4月7日)は、日本化学工学者である。広島大学名誉教授。

広島大学学長広島県立大学学長比治山大学学長、日本伝熱学会副会長などを歴任した。勲二等旭日重光章受章。

経歴

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広島県生まれ。1937年広島県立広島第一中学校(のちの広島県立広島国泰寺高等学校)卒業[2]。1941年広島高等工業学校(のちの広島大学工学部機械工学科卒業[3]

1943年東京工業大学(のちの東京科学大学化学工学科卒業[2][4]。東京工業大学の研究助手などを経て[5]、1951年文部教官任官、広島大学講師[6]。1955年広島大学助教授[7]

1961年には東京工業大学から工学博士の学位を取得[8]。広島大学教授、広島大学評議員、広島大学工学部長を経て[2]、1980年日本学術会議会員[9]。1981年広島大学学長[2]

広島県立大学学長や、比治山大学学長[10]、第11期日本伝熱学会副会長なども務めた[11]化学工学会名誉会員[12]石油学会名誉会員[13]広島工業会名誉会員[14]。1993年勲二等旭日重光章受章[15]

2024年4月7日に死去。104歳没[16]

著書

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脚注

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  1. ^ 『中国年鑑 昭和60年版 別冊』(中国新聞社、1984年)p.337
  2. ^ a b c d 「昭和12年卒の人物」鯉城同窓会
  3. ^ 官報 1941年04月18日
  4. ^ 熱力学 (化学工学シリーズ ; 第3)頼実正弘 著 科学技術社, 1957
  5. ^ 分離技術 24(2)(118) (分離技術会, 1994-07)
  6. ^ 官報 1951年10月09日
  7. ^ 官報昭和30年本紙第8690号 341頁
  8. ^ 「気液平衡に関する研究 頼実, 正弘 ヨリザネ, マサヒロ」CiNii
  9. ^ 官報昭和55年本紙第16074号 6頁
  10. ^ 化学工学講習会関西化学機械製作株式会社
  11. ^ 歴代会長・副会長日本伝熱学会
  12. ^ 「名誉会員」化学工学会
  13. ^ 「名誉会員一覧」石油学会
  14. ^ 「名誉会員」広島工業会
  15. ^ 官報平成5年号外第189号 6頁
  16. ^ 頼実正弘氏死去 広島大名誉教授”. 山陽新聞デジタル (2024年4月11日). 2024年4月12日閲覧。