牟田泰三
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牟田 泰三(むた たいぞう、1937年6月1日 - )は、日本の物理学者である。理学博士。研究分野は、理論物理学素粒子論。
経歴
[編集]福岡県久留米市出身。福岡県立明善高等学校、九州大学理学部物理学科卒業、東京大学大学院数物系研究科物理学専攻修了(理学博士)。京都大学理学部助手、同大学基礎物理学研究所助教授を経て、1982年から2001年まで広島大学理学部教授。2001年より2007年5月21日まで、広島大学学長。 2007年10月より2009年6月まで、福山大学学長。2011年から2015年まで、マツダ株式会社社外取締役。
広島大学学長在任中、同大相撲部をモデルとした映画「ちゃんこ」に学長役として特別出演した。また、本人が授業中に話した逸話として、自分の名前をもじって「たいそう無駄」という張り紙をオフィスのドアに張っていたという話がある。
受賞・栄典
[編集]著書
[編集]- "Foundations of Quantum Chromodynamics" (World Scientific Pub. Co.)
- 『電磁力学』(岩波書店、2001年)
- 『語り継ぎたい湯川秀樹のことば - 未来を過去のごとくに』(丸善、2008年)
- 『量子力学 - 現代的アプローチ -』(裳華房、2017年)
- 『心のめばえ アヤと過ごすジイジのほのぼの日記』(プレスネット、2019年)
脚注
[編集]- ^ “平成25年春の叙勲 瑞宝重光章受章者” (PDF). 内閣府. p. 3 (2013年4月). 2013年6月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月7日閲覧。