青堀駅
青堀駅 | |
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駅舎(2024年6月) | |
あおほり Aohori | |
◄君津 (3.7 km) (4.6 km) 大貫► | |
所在地 | 千葉県富津市大堀1884 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■内房線 |
キロ程 |
42.0 km(蘇我起点) 千葉から45.8 km |
電報略号 | ホリ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,302人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1915年(大正4年)1月15日[1] |
備考 | 業務委託駅 |
青堀駅(あおほりえき)は、千葉県富津市大堀にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)内房線の駅である。
歴史
[編集]- 1915年(大正4年)1月15日:鉄道院木更津線の駅として開設[1]。
- 1919年(大正8年)5月24日:路線名改称により、北条線の駅となる[1]。
- 1929年(昭和4年)4月15日:北条線が房総線に編入され、同線の駅となる[1]。
- 1933年(昭和8年)4月1日:房総線蘇我 - 安房鴨川間が房総西線として分離され、同線の駅となる[1]。
- 1969年(昭和44年)10月1日:貨物取扱廃止[2]。
- 1972年(昭和47年)7月15日:路線名改称により、内房線の駅となる[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[1]。
- 2006年(平成18年)4月1日:この日限りでみどりの窓口の営業終了、「もしもし券売機Kaeruくん」が設置される[3]。
- 2009年(平成21年)3月14日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[4]。東京近郊区間に組み込まれる[4]。
- 2012年(平成24年)3月23日:「もしもし券売機Kaeruくん」の営業を終了。当駅での営業終了をもって「Kaeruくん」は完全に廃止された。
-
塗装前の駅舎(2007年2月)
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する地上駅である。ホームは嵩上げされていない。駅舎とホームは跨線橋で連絡している。木造駅舎を有する。
木更津統括センター(君津駅)管理のJR東日本ステーションサービスが駅業務を受託する業務委託駅である。自動券売機2台(どちらもSuica対応)、簡易Suica改札機が設置されている。トイレは男女別の水洗式。
国鉄時代は貨物取扱もあり、駅舎の脇(君津寄り)に貨物用ホームが存在していた。また、ホームを挟んだ反対側にも機回し線と思われる線路が存在していた。現在は共に撤去されており貨物ホームのあった場所付近に線路を渡るための跨線橋が設置され、機回線跡も自転車駐輪場として整備された。
また、戦前は大日本帝国陸軍陸軍技術本部の富津試験場(旧・東京湾要塞富津元洲堡塁跡、現・千葉県立富津公園)への軍用引込線が分岐していた。太平洋戦争開戦前に満州の虎頭要塞へ転用されるまで、九〇式二十四糎列車加農が富津試験場に配備され、移動や試射等で当引込線を使用していた。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■内房線 | 上り | 木更津・千葉・東京方面 |
2 | 下り | 館山・安房鴨川方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 信号設備上、1・2番線いずれも両方面からの到着及び出発が可能である。
- 上記設備を用いて臨時列車が当駅にて折り返しを行うことがある。
- ホームは11両編成までに対応する。
-
改札口(2022年2月)
-
駅ホーム(2022年2月)
利用状況
[編集]2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は1,302人である[JR 1]。
JR東日本および千葉県統計年鑑によると、1990年度(平成2年度)以降の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)2,357 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)2,449 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)2,543 | [* 3] |
1993年(平成 | 5年)2,555 | [* 4] |
1994年(平成 | 6年)2,435 | [* 5] |
1995年(平成 | 7年)2,298 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)2,184 | [* 7] |
1997年(平成 | 9年)2,065 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 2,038 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 1,978 | [* 10] |
2000年(平成12年) | [JR 2]1,909 | [* 11] |
2001年(平成13年) | [JR 3]1,838 | [* 12] |
2002年(平成14年) | [JR 4]1,730 | [* 13] |
2003年(平成15年) | [JR 5]1,651 | [* 14] |
2004年(平成16年) | [JR 6]1,623 | [* 15] |
2005年(平成17年) | [JR 7]1,572 | [* 16] |
2006年(平成18年) | [JR 8]1,589 | [* 17] |
2007年(平成19年) | [JR 9]1,615 | [* 18] |
2008年(平成20年) | [JR 10]1,636 | [* 19] |
2009年(平成21年) | [JR 11]1,619 | [* 20] |
2010年(平成22年) | [JR 12]1,606 | [* 21] |
2011年(平成23年) | [JR 13]1,525 | [* 22] |
2012年(平成24年) | [JR 14]1,519 | [* 23] |
2013年(平成25年) | [JR 15]1,525 | [* 24] |
2014年(平成26年) | [JR 16]1,480 | [* 25] |
2015年(平成27年) | [JR 17]1,536 | [* 26] |
2016年(平成28年) | [JR 18]1,574 | [* 27] |
2017年(平成29年) | [JR 19]1,530 | [* 28] |
2018年(平成30年) | [JR 20]1,520 | [* 29] |
2019年(令和元年) | [JR 21]1,473 | [* 30] |
2020年(令和 | 2年)[JR 22]1,113 | |
2021年(令和 | 3年)[JR 23]1,182 | |
2022年(令和 | 4年)[JR 24]1,236 | |
2023年(令和 | 5年)[JR 1]1,302 |
駅周辺
[編集]駅前にロータリーが整備されており、タクシーの待合室がある。駅前には国道16号が通り、東側約550メートル先の大堀中央交差点で千葉県道157号大貫青堀線と交わる。湾岸沿いに大型商業施設や工場が点在する。駅出入口反対側は内裏塚古墳群が広がる。駅近隣の小糸川を境に君津市となる。
-
イオンモール富津
-
富津火力発電所
-
内裏塚古墳群
バス路線
[編集]「青堀駅」停留所にて、日東交通、京成バス(高速バス)の路線が発着する。
- 木更津駅西口行
- 富津公園行
- 君津駅北口行
- 君津駅南口行
- イオンモール富津行
- 大貫駅行
- 高速バス:バスターミナル東京八重洲・東雲車庫行
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]- ^ a b c d e f g 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 31号 内房線・外房線・久留里線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年2月21日、14-15頁。
- ^ 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、618頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “みどりの窓口リストラ”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 23 夕刊. (2006年7月11日)
- ^ a b 『Suicaをご利用いただけるエリアが広がります。』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2008年12月22日。オリジナルの2019年5月3日時点におけるアーカイブ 。2018年7月8日閲覧。
利用状況
[編集]- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ a b 各駅の乗車人員(2023年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2019年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2020年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2021年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2022年度) - JR東日本
- 千葉県統計年鑑
- ^ 千葉県統計年鑑(平成3年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成4年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成5年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成6年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成7年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成8年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成9年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成10年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成11年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成12年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成13年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成14年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成15年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成16年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成17年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成18年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成19年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成20年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成21年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成22年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成23年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成24年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成25年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成26年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成27年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成28年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成29年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成30年)
- ^ 千葉県統計年鑑(令和元年)
- ^ 千葉県統計年鑑(令和2年)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(青堀駅):JR東日本