閑羅瀬町
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閑羅瀬町 | |
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閑羅瀬町内から望む奥矢作湖 (2014年(平成26年)11月) | |
閑羅瀬町の位置 | |
北緯35度14分17.1秒 東経137度24分52.6秒 / 北緯35.238083度 東経137.414611度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 豊田市 |
地区 | 旭地区 |
町名制定 | 2005年(平成17年)4月1日 |
面積 | |
• 合計 | 2.64 km2 |
人口 | |
• 合計 | 26人 |
• 密度 | 9.8人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
444-2841[2] |
市外局番 | 0565(豊田MA)[3] |
ナンバープレート | 豊田 |
地理
[編集]- 豊田市の北東部にあり、矢作川左岸及び奥矢作湖に沿っている。
- 旭地区(旧東加茂郡旭町の町域にほぼ相当する)に属する。
- 北から東にかけて岐阜県恵那市串原、南東で牛地町・小滝野町、南の一点で余平町、南西で万町町、西で時瀬町と接する。
- 町域北部では、矢作川が矢作ダムを過ぎたところで大きく蛇行し、人家はこの蛇行により湾曲した部分の河岸付近に点在している。
- なお、矢作川を挟んで北西位置にあたる岐阜県側(恵那市串原)にも、同名の「閑羅瀬」という集落がある。元は県境(国境)を跨いで同じ集落であったと考えられる[4]。
- 産業は農林業が中心であるが[5]、1971年(昭和46年)には矢作ダムの造成工事に伴い、住民の約半数が離農した[5]。
歴史
[編集]沿革
[編集]- 江戸期には閑羅瀬村として三河国加茂郡に所属していた[5]。
- 1635年(寛永12年)当時- 幕府の直轄地であった[4]。
- 1698年(元禄11年)- 旗本京極高金の知行地となる[4]。
- 1709年(宝永6年)- 京極家が後嗣を残すことなく断絶したため、再び幕府の直轄地となる[4]。
- 1869年(明治2年)- 重原藩領となる[4]。
- 1878年(明治11年)- 郡区町村編制法施行により、加茂郡が東加茂郡と西加茂郡に分割される。それに伴い、所属が加茂郡から東加茂郡に変更される[5]。
- 1889年(明治22年)10月1日- 町村制施行により、閑羅瀬村、小滝野村、牛地村、田津原村が合併して東加茂郡生駒村が誕生し[7]、閑羅瀬村は生駒村大字閑羅瀬に変更される[5]。
- 1906年(明治39年)5月1日- 生駒村、介木村、野見村、築羽村が合併して旭村が誕生し[8]、生駒村大字閑羅瀬は旭村大字閑羅瀬に変更される[5]。
- 1967年(昭和42年)4月1日- 旭村が町制を施行し旭町になる。これに伴い、住所表示が旭町大字閑羅瀬に変更される[5]。
- 2005年(平成17年)4月1日- 旭町の豊田市への編入に伴い、住所表示が豊田市閑羅瀬町に変更される。
世帯数と人口
[編集]2019年(令和元年)7月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
閑羅瀬町 | 10世帯 | 26人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移
2005年(平成17年) | 35人 | [9] | |
2010年(平成22年) | 39人 | [10] | |
2015年(平成27年) | 25人 | [11] |
学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[12]。
番・番地等 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
全域 | 豊田市立小渡小学校 | 豊田市立旭中学校 |
寺社
[編集]- 七神社
- 旧閑羅瀬村村社。由緒や創建年代などははっきりしていない。
文化財
[編集]散布地
[編集]- いずれの遺跡も縄文時代のものである。
その他
[編集]日本郵便
[編集]脚注
[編集]- 出典
- ^ a b c “豊田市の人口 2019年7月1日現在人口 詳細データ - 町別面積・人口・世帯数”. 豊田市 (2019年7月11日). 2019年7月15日閲覧。
- ^ a b “閑羅瀬町の郵便番号”. 日本郵便. 2019年7月15日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ a b c d e 有限会社平凡社地方資料センター 1981, p. 930.
- ^ a b c d e f g 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 633.
- ^ 有限会社平凡社地方資料センター 1981, p. 1174.
- ^ 『豊田加茂の地名』:20ページ
- ^ 『豊田加茂7市町村の合併の記録』:21ページ
- ^ “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年3月23日閲覧。
- ^ “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年3月23日閲覧。
- ^ “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年3月23日閲覧。
- ^ “2019年度豊田市立小中学校区一覧表” (PDF). 豊田市 (2019年6月26日). 2019年7月15日閲覧。
- ^ a b 埋蔵文化財一覧 散布地(豊田市ウェブサイト、2012年1月9日閲覧)
- ^ “郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年6月10日閲覧。
参考文献
[編集]- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。
- 有限会社平凡社地方資料センター 編『日本歴史地名体系第23巻 愛知県の地名』平凡社、1981年。ISBN 4-582-49023-9。
- 『豊田加茂7市町村の合併の記録』、豊田市、2005年。
- 深津重貞 「豊田加茂の地名」、1991年。
外部リンク
[編集]- ウィキメディア・コモンズには、閑羅瀬町に関するカテゴリがあります。