酸化ツリウム(III)
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酸化ツリウム(III) | |
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別称 Thulium oxide, thulium sesquioxide | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 12036-44-1 |
PubChem | 159411 |
UNII | DZJ5EE05EB |
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特性 | |
化学式 | Tm2O3 |
モル質量 | 385.866 g/mol |
外観 | 緑白色の立方晶 |
密度 | 8.6 g/cm3 |
融点 |
2341 °C, 2614 K, 4246 °F |
沸点 |
3945 °C, 4218 K, 7133 °F |
水への溶解度 | 酸に少し溶解する |
磁化率 | +51,444·10−6 cm3/mol |
構造 | |
結晶構造 | 立方, cI80 |
空間群 | Ia-3, No. 206 |
関連する物質 | |
その他の陰イオン | 塩化ツリウム(III) |
その他の陽イオン | 酸化エルビウム(III) 酸化イッテルビウム(III) |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
酸化ツリウム(III)は、式Tm2O3で表される淡い緑色の固体化合物である。1879年にペール・テオドール・クレーベによりエルビアの不純物試料から初めて分離され、「ツリア」と名付けられた。ツリウム金属を空気中で燃焼する、または、硝酸ツリウムなどのオキソ酸塩を分解することにより実験室で調製することができる[1]。
出典
[編集]- ^ Catherine E. Housecroft; Alan G. Sharpe (2008). “Chapter 25: The f-block metals: lanthanoids and actinoids”. Inorganic Chemistry, 3rd Edition. Pearson. p. 864. ISBN 978-0-13-175553-6