遠江一宮駅
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遠江一宮駅 | |
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駅舎 | |
とおとうみいちのみや TŌTŌMIICHINOMIYA | |
◄円田 (1.7 km) (3.5 km) 敷地► | |
所在地 | 静岡県周智郡森町一宮2431-2 |
所属事業者 | 天竜浜名湖鉄道 |
所属路線 | ■天竜浜名湖線* |
キロ程 | 16.4 km(掛川起点) |
電報略号 | イミ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
69人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1940年(昭和15年)6月1日 |
備考 |
無人駅 *1987年まで国鉄二俣線。 |
遠江一宮駅(とおとうみいちのみやえき)は、静岡県周智郡森町一宮にある、天竜浜名湖鉄道天竜浜名湖線の駅である。
現在唯一「遠江」を冠する駅である[注釈 1]。国鉄からの転換時、駅名から旧国名「遠江」は外されたり(遠江桜木駅→桜木駅)、あるいは別表現に変えられたりしているが(遠江森駅→遠州森駅、遠江二俣駅→天竜二俣駅)、当駅はそのまま据置かれた。同一線に「遠江」と「遠州」の駅が並存している。
歴史
[編集]- 1940年(昭和15年)6月1日:鉄道省二俣線遠江森駅 - 金指駅間延伸時に開設[1]。一般駅[1]。
- 1961年(昭和36年)5月16日:遠州鉄道気動車が、西鹿島駅から当駅経由で遠江森駅まで乗入。
- 1962年(昭和37年)8月21日:貨物取扱廃止(旅客駅化)[1]。
- 1966年(昭和41年)10月1日:遠州鉄道気動車乗入廃止。
- 1970年(昭和45年)6月1日:荷物扱い廃止[2]。同時に無人駅化[3]。
- 1987年(昭和62年)3月15日:二俣線が第三セクター鉄道へ転換、天竜浜名湖鉄道の駅となる[1]。
- 2011年(平成23年)1月26日:駅舎(本屋)が国の登録有形文化財として登録[4]。
- 2022年(令和4年)6月8日:『AKB48✕天浜線』コラボ企画として、AKB48メンバーの谷口めぐが命名した「独り言だよ駅」を副駅名とする(~9月30日(予定))[5]。
駅画像
[編集]無人駅。駅舎(本屋)は国の登録有形文化財として登録されている[4]。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 行先 |
---|---|---|
上り(駅舎側) | ■天竜浜名湖線 | 遠州森・掛川方面 |
下り | 天竜二俣・西鹿島・金指・新所原方面 |
利用状況
[編集]近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均乗車人員 |
2008 | 53 |
2009 | 63 |
2010 | 58 |
2011 | 67 |
2012 | 74 |
2013 | 57 |
2014 | 47 |
2015 | 66 |
2016 | 54 |
2017 | 63 |
2018 | 69 |
駅周辺
[編集]駅南側は丘、北側に住宅と田んぼがある。
- 一ノ宮郵便局
- 小国神社
- 極楽寺
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、95頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「日本国有鉄道公示第232号」『官報』1970年5月30日。
- ^ 「通報 ●二俣線遠江一宮ほか7駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1970年5月30日、7面。
- ^ a b 文化財を登録有形文化財に登録する件 (平成23年文部科学省告示第2号) 『官報』 平成23年(2011年)1月26日付 号外・第16号 pp. 46-51
- ^ “【AKB48×天浜線】コラボ企画本格始動!!”. 天竜浜名湖鉄道 (2022年6月3日). 2022年6月9日閲覧。
- ^ “笊蕎麦 百々や”. 笊蕎麦 百々や. 2022年11月12日閲覧。 “古き良き姿を今に残す森町一宮の古びた駅。天竜浜名湖鉄道「遠江一宮駅」。(国登録有形文化財指定)懐かしい光景と「百々やの蕎麦」(※同サイトの"百々や営業案内"より)。”
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 遠江一宮駅 - 天竜浜名湖鉄道