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賞金王決定戦競走

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
賞金王シリーズ戦から転送)
グランプリ
(賞金王決定戦)
第24回賞金王決定戦優勝者・松井繁
格付け SG
決定戦 予選得点上位6名
トライアル 5日間、10レース
出場資格 獲得賞金ランキング上位18名
主催者 各市・組合
開催地 日本の旗 持ち回り
開催時期 12月下旬
第1回執行日 1986年12月21日
次回開催予定
開催期間 第40回 2025年令和7年)
12月16日 - 21日[1]
開催地 ボートレース住之江(ナイター開催)[1]
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グランプリシリーズ
(賞金王シリーズ戦)
格付け SG
優勝戦 6名
各準優勝戦上位2名
準優勝戦 得点上位18名
予選 4日間
出場資格 獲得賞金上位の選手
賞金王決定戦トライアル1st敗退者
主催者 各市・組合
開催地 日本の旗 持ち回り
開催時期 12月下旬
第1回執行日 1986年12月19日(当時は一般戦)
次回開催予定
開催期間 第38回 2025年令和7年)
12月16日 - 21日[1]
開催地 ボートレース住之江(ナイター開催)[1]
テンプレートを表示

賞金王決定戦競走(しょうきんおうけっていせんきょうそう)は、ボートレースSG競走の1つ。2014年からの通称名称は「ボートレースグランプリ(THE GRAND PRIX)[2]。略称はグランプリGP。本項目では、並行して開催されるSG競走「グランプリシリーズ戦(グランプリシリーズせん)(2013年までは「(賞金王)シリーズ」)」についても併せて記述する。

概要

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1986年に創設[3]。「グランプリ(賞金王決定戦 以下、グランプリとする)」と「グランプリシリーズ((賞金)シリーズ戦 以下、シリーズ戦とする)」が2部構成で並行して開催[3]される。特にグランプリの優勝戦に進出することは、すべてのボートレーサーが目標とするレース[4]とされ、最高峰の競走として位置づけられている[3]

伝統と歴史のある5大SG競走「GRANDE5」の最終戦に当たる事や、高額の賞金である事も相俟って、本競走で優勝したボートレーサーが賞金王となる事が多い事から、「ボートレースの日本シリーズ」とも言われる。

大半はボートレース住之江で開催されることが多いが、平均して6-7年に1回は住之江を離れて他のボートレース場で開催される。過去、住之江以外での開催は、平和島が4回(第6回・15回・29回・35回)、戸田(第11回)、福岡(第22回)、大村(第37回)でそれぞれ1回ずつの開催である。

第6回(1991年)以後第33回(2018年)までは、原則として12月23日(平成時代の天皇誕生日)を優勝戦とする日程が組まれていた[注 1]

2019年に元号が令和に改まり、天皇誕生日が2月に移動したため優勝戦は第3または第4日曜日に組まれており、2019年度の第34回大会は初めてナイターレースとして開催[注 2][5]。これ以後、住之江ではグランプリをナイター競走として開催するようになった。住之江以外では、2022年ボートレース大村長崎県大村市)で行われた37回大会が初めてのナイターグランプリである。

賞金

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グランプリ優勝戦の優勝賞金は1億1000万円(第38回/2023年より)。これは1レースの賞金額としてはKEIRINグランプリの優勝賞金1億3000万円(本賞金)[注 3]に次ぐ世界2番目の最高賞金額となっている[注 4]

なお、優勝賞金が1億円の大台に乗せたのは本大会の方が先であり、ギネス世界記録にも認定されている[9]。また、優勝者には他に黄金ヘルメット、主催者市長賞、日本財団会長賞、全国モーターボート競走施行者協議会会長賞、日本モーターボート競走会会長賞、一般財団法人BOATRACE振興会会長賞が授与される。

特典

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トライアルを勝ち上がり最終日12レースのグランプリ優勝戦[4]に進出した6名の選手は、翌年のチャレンジカップとグランプリを除く全SG競走(ボートレースクラシックボートレースオールスターグランドチャンピオンオーシャンカップボートレースメモリアルボートレースダービー)への優先出場権が与えられる[注 5](フライングによる出場辞退期間と重複する場合などは除く)。なお優勝戦出走者にはBOAT RACE振興会よりメダルが授与されるが、優勝者には純プラチナメダル、2位は金、3位は銀メダルが贈呈される[4]

各競走の概説

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以下は2014年現在[10]の内容。

出場資格

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出典:[11]

成績対象期間(1月1日からチャレンジカップ最終日まで)内における獲得賞金ランク上位60名を全登録選手(以下の選出除外事由に該当する選手を除く)から選抜し、上位18位(2013年までは12位)までの選手をグランプリ、19位(2013年までは13位) - 60位の42人(2013年まで48人)をシリーズ戦へ選出[12]

選出除外

(2023年改訂[13]

  • フライング休みが当該競走の前検日を含む開催期間と重複する場合(下記特例を除く)。
  • 前々回(2年前)のグランプリから開催年のチャレンジカップのSG優勝戦で選手責任事由によるスタート事故を起こした選手。
  • 前回(前年)のグランプリ(シリーズ戦)から開催年のチャレンジカップのSG準優勝戦で選手責任事由によるスタート事故を起こした選手。
  • 前回(前年)のグランプリのトライアル・順位決定戦で選手責任事由によるスタート事故を起こした選手。
  • 負傷・病気等により出場を辞退した選手。
  • 褒賞懲戒規定による出場停止処分を受けた選手[注 6]
特例
  • フライング休みが当該競走の前検日を含む開催期間と重複する場合でも、選考期間内における獲得賞金ランクが18位以内の場合は出場できる。
過去の特例
  • 賞金獲得ランキング上位18名(グランプリ出場権取得選手)[4]は、「SG競走の優勝戦におけるスタート事故者への罰則」「SG競走の準優勝戦におけるスタート事故者への罰則」から除かれていた[14][注 7]

グランプリ(賞金王決定戦)

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6日間開催で行われる。前半5日間は2段階方式によるトライアル競走を行い、最終日は順位決定戦とグランプリ優勝戦[4]が行われる。現行の6日間通し、2段階トライアル、18選手参加のスタイルは、対外呼称が「グランプリ」に統一された2014年・平和島大会からである[15]

節の流れ
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初日 2日目 3日目 4日目 5日目 最終日
トライアル1st[16] トライアル1st[17] トライアル2nd[18] トライアル2nd[19] トライアル2nd[20] 順位決定戦[21]
グランプリ優勝戦[4][21]
  1. 初日・2日目:賞金ランキング7位 - 18位の12名で「トライアル1st」を行う。各選手2レースずつ行い、得点上位6名が「トライアル2nd」へ進出。下位6名は敗退となり、「グランプリシリーズ」に予選3日目から合流。
  2. 3日目 - 5日目:「トライアル1st」を勝ち上がった6名にシードされていた賞金ランキング1位 - 6位の選手を加えた12名で「トライアル2nd」を行う(トライアル1stの得点は持ち越さない)。各選手とも3レースずつ行う。
  3. 最終日:「トライアル2nd」の得点上位6名で「グランプリ優勝戦[4]」を行い、下位6名は「順位決定戦」を行う。

使用するモーター(エンジン)は開催場における勝率上位機、および専門紙・スポーツ紙の記者が推薦したものが用意される。

過去の賞金王決定戦(グランプリ)の競技方式
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2013年までの当時の「賞金王決定戦」に出場できる選手は、チャレンジカップ終了時の賞金ランキング上位12名までであり、「決定戦」は「シリーズ戦」がGⅠ以下だった時代は後半3日間で、4・5日目に各選手が2レースのトライアルを走り、そのポイント上位6人が「賞金王決定戦」、下位6名が「順位決定戦」に回るというやり方だったが、「シリーズ戦」のSG昇格後は、「決定戦」の会期を4日制に変更。トライアルは各選手3レース走りに増えた[15]

グランプリシリーズ(賞金王シリーズ戦)

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グランプリと同様に6日間開催で行われる。前半4日間は予選、5日目は準優勝戦、最終日はシリーズ優勝戦が行われる。

予選3日目からは、グランプリのトライアル1stで敗退した6名も加わる。トライアル1st敗退者は得点をシリーズ戦に持ち越すが、得点の不利を補うため、3日目に敗退者6名で通常より少し競走得点を高く設定した「シリーズ復活戦」を行う。

節の流れ
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初日 2日目 3日目 4日目 5日目 最終日
予選[16]
シリーズ特別戦[16]
予選[17] 予選[18]
シリーズ復活戦[18]
賞金王決定戦の
トライアル1st敗退者6名が加わる
予選[19]
得点率上位の
18名が準優勝戦へ
準優勝戦[20]
各レース上位2着(6名)が優勝戦へ
3着以下(12名)は特別選抜戦へ
特別選抜戦[21]
シリーズ戦優勝戦[21]

歴史

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  • 1986年(昭和61年) - SG「賞金王決定戦」・一般戦「賞金王シリーズ戦」(当時の正式名称は「賞金王シリーズ○○大賞」)を創設。賞金王決定戦は彦坂郁雄が優勝。
  • 1988年(昭和63年) - 「賞金王シリーズ戦」をGIIへ格上げ。
  • 1991年(平成3年) - 「賞金王シリーズ戦」をGIへ格上げ。
  • 1997年(平成9年) - 「賞金王シリーズ戦」をSGへ格上げし「○○大賞」の呼称を廃止。
  • 1998年(平成10年) - 「競艇王チャレンジカップ」の新設により、出場資格の基準が変更された。
  • 2010年(平成22年) - 「賞金王シリーズ優勝戦」と「順位決定戦」の施行順を入れ替え。
  • 2014年(平成26年) - 通称を「グランプリ」とし、これに併せて「賞金王決定戦」は「グランプリ優勝戦」、「賞金王シリーズ(優勝戦)」からは「グランプリシリーズ(優勝戦)」にそれぞれ呼称を変更。グランプリの出場枠を18人に拡大し、2段階トライアル方式を採用(方式上述)[4]
  • 2020年(令和2年) - 新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大防止の為、開催地・ボートレース平和島が立地する東京都及び、隣接する神奈川県埼玉県千葉県の在住者を対象とした事前抽選による入場制限を実施[22]
  • 2021年(令和3年)
    • 前年同様、新型コロナウイルス感染拡大防止の為、開催地・ボートレース住之江が立地する大阪府及び、隣接する兵庫県京都府滋賀県奈良県和歌山県の在住者を対象とした事前抽選による入場制限を実施[24]
    • グランプリ優勝戦において峰竜太が1周1マークで瓜生正義のツケマイを浴びターンマークに激突し(妨害失格)、後続の3艇(丸野一樹平本真之毒島誠)を巻き込む形となり、完走したのは優勝した瓜生と白井英治の2艇だけとなり、三連単・三連複がグランプリファイナル初の不成立となってしまい、本来の売上42億7752万6800円のうち96%をこえる41億1426万3700円が返還となり、2002年に行われたSG第12回グランドチャンピオン決定戦での24億3513万3800円[25]を大幅に上回るボートレースにおける1レースでの返還額の最高記録となった[26]。またこの1つ前に当たる「グランプリシリーズ」優勝戦でも西山貴浩が1周1マークでターンマークに激突し篠崎元志を巻き込んでの妨害失格。どちらもスタート事故によるものではなかった(全艇スタートは正常だった)為、峰や西山に対するスタート事故での斡旋停止やSG・PGI・GI競走の出場停止こそなかったが、妨害失格による15点の事故点が記録された。また一年の見納めであるグランプリとグランプリシリーズの優勝戦でどちらも妨害失格艇が出たのはボートレース界史上初である。
  • 2022年(令和4年)
    • この年からボートレースバトルチャンピオントーナメントへの優先出場選手決定戦として開催される。
    • この開催は4日目までは通常通りの先着入場方式だが、5・6日目についてはコロナ対策のため10-11月に事前の申し込み(ウェブ、またはボートレース場備え付けの応募用紙)[27]により、応募多数時は抽選で3500人(応募地制限なし)を対象に当選葉書(1枚で2名まで入場可能。代表者自体は20歳以上のみだが、未就学乳幼児を含む20歳未満も同伴者扱いで入場可能)を発送するやり方を行った。

歴代優勝者

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優勝賞金は、出典に明記されているもののみ記載する。

賞金王決定戦→グランプリ

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出典はボートレースオフィシャルウェブサイトにあるグランプリの各回ページより。()内の数字は優勝回数(2回以上)。

回数 開催年 優勝戦日 開催場 優勝者
選手名 登録番号 年齢 住所
所属支部
枠番 コース 決まり手
1 1986年(昭和61年) 12月23日 住之江 彦坂郁雄 1515 45 千葉 3 2 差し
2 1987年(昭和62年) 12月22日 住之江 安岐真人 1864 42 香川 4 1 逃げ
3 1988年(昭和63年) 12月20日 住之江 野中和夫 2291 44 大阪 5 4 まくり
4 1989年(平成元年) 12月19日 住之江 福永達夫 2205 41 山口 1 4 差し
5 1990年(平成2年) 12月18日 住之江 高山秀則 2672 42 宮崎 1 1 逃げ
6 1991年(平成3年) 12月23日 平和島 松田雅文 2502 41 福岡 2 2 差し
7 1992年(平成4年) 12月23日 住之江 野中和夫(2) 2291 48 大阪 3 1 2M差し
8 1993年(平成5年) 12月23日 住之江 野中和夫(3) 2291 49 大阪 5 3 まくり
9 1994年(平成6年) 12月23日 住之江 中道善博 2096 45 徳島 4 3 2M差し
10 1995年(平成7年) 12月24日 住之江 植木通彦 3285 27 福岡 5 2 3周1M差し
11 1996年(平成8年) 12月23日 戸田 植木通彦(2) 3285 28 福岡 4 4 つけまい
12 1997年(平成9年) 12月23日 住之江 服部幸男 3422 26 静岡 5 6 まくり差し
13 1998年(平成10年) 12月23日 住之江 太田和美 3557 25 大阪 3 5 まくり
14 1999年(平成11年) 12月23日 住之江 松井繁 3415 30 大阪 2 2 まくり
15 2000年(平成12年) 12月24日 平和島 市川哲也 3499 32 広島 3 3 まくり
16 2001年(平成13年) 12月24日 住之江 田中信一郎 3556 29 大阪 1 1 逃げ
17 2002年(平成14年) 12月23日 住之江 植木通彦(3) 3285 34 福岡 3 4 まくり
18 2003年(平成15年) 12月23日 住之江 田中信一郎(2) 3556 31 大阪 1 1 逃げ
19 2004年(平成16年) 12月23日 住之江 田中信一郎(3) 3556 32 大阪 6 6 抜き
20 2005年(平成17年) 12月23日 住之江 辻栄蔵 3719 30 広島 1 1 逃げ
21 2006年(平成18年) 12月24日 住之江 松井繁(2) 3415 37 大阪 1 1 逃げ
22 2007年(平成19年) 12月24日 福岡 吉川元浩 3854 35 兵庫 1 1 逃げ
23 2008年(平成20年) 12月23日 住之江 井口佳典 4024 31 三重 1 1 逃げ
24 2009年(平成21年) 12月23日 住之江 松井繁(3) 3415 40 大阪 3 3 差し
25 2010年(平成22年) 12月23日 住之江 中島孝平 4013 31 福井 2 2 まくり
26 2011年(平成23年) 12月25日 住之江 池田浩二 3941 33 愛知 1 1 逃げ
27 2012年(平成24年) 12月24日 住之江 山崎智也 3622 38 群馬 4 4 まくり差し
28 2013年(平成25年) 12月23日 住之江 池田浩二(2) 3941 35 愛知 1 1 逃げ
29 2014年(平成26年) 12月23日 平和島 茅原悠紀 4418 27 岡山 6 6 差し
30 2015年(平成27年) 12月23日 住之江 山崎智也(2) 3622 41 群馬 1 1 逃げ
31 2016年(平成28年) 12月25日 住之江 瓜生正義 3783 40 福岡 1 1 逃げ
32 2017年(平成29年) 12月24日 住之江 桐生順平 4444 31 埼玉 1 1 逃げ
33 2018年(平成30年) 12月24日 住之江 峰竜太 4320 33 佐賀 1 1 逃げ
34 2019年(令和元年) 12月22日 住之江 石野貴之 4168 37 大阪 1 1 逃げ
35 2020年(令和2年) 12月20日 平和島 峰竜太(2) 4320 35 佐賀 1 1 逃げ
36 2021年(令和3年) 12月19日 住之江 瓜生正義(2) 3783 45 福岡 4 3 まくり
37 2022年(令和4年) 12月18日 大村 白井英治[28] 3897 46 山口 1 1 逃げ
38 2023年(令和5年) 12月24日 住之江 石野貴之(2) 4168 41 大阪 1 1 逃げ
39 2024年(令和6年) 12月22日 住之江 毒島誠 4238 40 群馬 1 1 逃げ

賞金王決定戦の優勝選手に関する記録

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完全優勝(トライアルから優勝戦まですべて1着)

賞金王シリーズ戦→グランプリシリーズ

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出典はボートレースオフィシャルウェブサイトにあるグランプリシリーズの各回ページより。

第11回まで

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回数 開催年 優勝戦日 開催場 優勝者
1 1986年(昭和61年) 12月23日 住之江 竹内知樹
2 1987年(昭和62年) 12月22日 住之江 瀬尾達也
3 1988年(昭和63年) 12月20日 住之江 瀬尾達也
4 1989年(平成元年) 12月19日 住之江 新開文夫
5 1990年(平成2年) 12月18日 住之江 長岡茂一
6 1991年(平成3年) 12月23日 平和島 岡本義則
7 1992年(平成4年) 12月23日 住之江 長岡茂一
8 1993年(平成5年) 12月23日 住之江 中道善博
9 1994年(平成6年) 12月23日 住之江 西島義則
10 1995年(平成7年) 12月24日 住之江 高山秀則
11 1996年(平成8年) 12月23日 戸田 市川哲也

第12回以降

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回数 開催年 優勝戦日 開催場 優勝者
選手名 登録番号 年齢 住所
所属支部
枠番 コース 決まり手
12 1997年(平成9年) 12月23日 住之江 小畑実成 3233 30 岡山 4 5 抜き
13 1998年(平成10年) 12月23日 住之江 中道善博 2096 49 徳島 1 4 まくり差し
14 1999年(平成11年) 12月23日 住之江 長岡茂一 3227 34 東京 4 4 まくり
15 2000年(平成12年) 12月24日 平和島 吉田隆義 3231 34 愛知 1 1 逃げ
16 2001年(平成13年) 12月24日 住之江 濱野谷憲吾 3590 28 東京 3 3 抜き
17 2002年(平成14年) 12月23日 住之江 太田和美 3557 29 大阪 5 3 抜き
18 2003年(平成15年) 12月23日 住之江 市川哲也 3499 35 広島 4 4 抜き
19 2004年(平成16年) 12月23日 住之江 太田和美 3557 31 奈良 1 1 逃げ
20 2005年(平成17年) 12月23日 住之江 池田浩二 3941 27 愛知 3 4 まくり
21 2006年(平成18年) 12月24日 住之江 赤岩善生 3946 30 愛知 1 1 抜き
22 2007年(平成19年) 12月24日 福岡 山崎智也 3622 33 群馬 5 6 まくり差し
23 2008年(平成20年) 12月23日 住之江 田中信一郎 3556 36 大阪 1 1 逃げ
24 2009年(平成21年) 12月23日 住之江 井口佳典 4024 32 三重 1 1 逃げ
25 2010年(平成22年) 12月23日 住之江 山崎智也 3622 36 群馬 4 4 まくり
26 2011年(平成23年) 12月25日 住之江 勝野竜司 3697 39 兵庫 1 1 逃げ
27 2012年(平成24年) 12月24日 住之江 篠崎元志 4350 26 福岡 1 1 逃げ
28 2013年(平成25年) 12月23日 住之江 前本泰和 3573 41 広島 1 1 逃げ
29 2014年(平成26年) 12月23日 平和島 平本真之 4337 30 愛知 4 5 まくり
30 2015年(平成27年) 12月23日 住之江 長田頼宗 4266 30 東京 1 1 逃げ
31 2016年(平成28年) 12月25日 住之江 今垣光太郎 3388 47 福井 1 1 逃げ
32 2017年(平成29年) 12月24日 住之江 新田雄史 4344 32 三重 1 1 逃げ
33 2018年(平成30年) 12月24日 住之江 平尾崇典 3822 46 岡山 1 1 逃げ
34 2019年(令和元年) 12月22日 住之江 馬場貴也 4262 35 滋賀 3 3 まくり差し
35 2020年(令和2年) 12月20日 平和島 深川真二 3623 46 佐賀 2 2 差し
36 2021年(令和3年) 12月19日 住之江 新田雄史 4344 36 三重 3 3 まくり差し
37 2022年(令和4年) 12月18日 大村 宮地元輝 4445 36 佐賀 3 3 まくり差し
38 2023年(令和5年) 12月24日 住之江 深谷知博 4524 35 静岡 2 2 まくり
39 2024年(令和6年) 12月22日 住之江 前田将太 4504 36 福岡 1 1 逃げ

今後の開催予定

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  • 第40回大会 2025年(令和7年)12月16日 - 21日 ボートレース住之江(ナイター開催、箕面市主催)[1]

脚注

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注釈

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  1. ^ ただし23日が金・土曜日と重なる場合はその週の日曜日、23日が日曜日と重なる場合は振替休日の月曜に当たる24日に優勝戦が組まれた。
  2. ^ ボートレース住之江では2006年から主に夏季・秋季を中心としたナイター競走(住之江シティー・ナイター)を行っているが、2015年までは冬季は日中開催が中心であり、グランプリは長らく日中開催だったものの、大阪のこの時期の日没が概ね16時40分前後であるため、広義の薄暮競走とほぼ同じものだった。2016年から原則として年末最後、および年始最初の日中開催(2022年クィーンズクライマックスは17時40分を最終とする薄暮開催)を除き、通年でナイターを行っており、2019年に初のナイターグランプリが実現の運びと相成った。
  3. ^ 2023年。なお、KEIRINグランプリでは、本賞金とは別に毎年副賞として500万円が贈呈されており、一般的にニュースで報じられる金額は副賞込みの賞金である。
  4. ^ 日本中央競馬会のGⅠ競走・有馬記念(中山グランプリ)は2022年度のみ1着馬本賞金が4億円、2023年度以後は5億円[6]。2023年度からはジャパンカップ[7]も同様に5億円が1着馬に贈呈されるが、競馬法により総額賞金はそのうちの8割が馬主、管理した調教師に1割、騎手・厩務員にはそれぞれ5分の割合で配分されるため、騎手が手にできる賞金は本賞金の5%に当たる2000万円→2500万円である[8]
  5. ^ ただし、グランプリ優勝戦で選手責任によるフライングや出遅れが発生した場合は1年間のSG選出除外となり、優先出場権も消滅する。
  6. ^ 正式には「選手、審判員及び検査員褒賞懲戒規程に基づき出場停止処分を受けたため」である。
  7. ^ 実例として、2013年は篠崎元志が丸亀競艇場で行われたSG第59回モーターボート記念競走の優勝戦で、2019年は峰竜太が大村競艇場で行われた同じくSG第65回ボートレースメモリアルの準優勝戦でいずれもフライングで返還欠場になったものの、賞金王決定戦には選出されている。

出典

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  1. ^ a b c d e 令和7年度SG競走及びプレミアムG1競走等の開催地決定”. BOATRACE OFFICIAL. 2024年7月11日閲覧。
  2. ^ SG競走等に使用する通称名称の使用及びSGコミュニケーションロゴのリニューアルについて”. BOAT RACE official web (2013年10月22日). 2013年10月27日閲覧。
  3. ^ a b c 第28回賞金王決定戦ルールブック(What is「賞金王決定戦」) - ボートレース住之江、2014年12月23日閲覧
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  8. ^ 競馬の賞金配分の仕組みと賞金ランキング(デイリーブックメーカー)
  9. ^ 世界最高額!レース優勝賞金「1億円」が消えた!?謎を解き、犯人の潜伏場所を突き止めろ! - ラッシュジャパン、2014年12月24日閲覧
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  22. ^ SGグランプリ 入場者事前応募抽選の実施について - BOAT RACE平和島 2020年10月25日
  23. ^ イベント情報 | 第35回グランプリ - BOAT RACE平和島 2020年11月24日
  24. ^ 「SG第36回グランプリ」事前抽選による入場制限の実施について - BOAT RACE住之江 2021年10月30日
  25. ^ 2002年6月30日に宮島競艇場で行われたSG第12回グランドチャンピオン決定戦競走優勝戦で西島義則熊谷直樹という人気の2艇が揃ってフライング返還欠場となった為。
  26. ^ 【ボートレース】グランプリ優勝戦は大波乱 4艇失格で史上ワーストの約41億円を返還…住之江 SGグランプリ - スポーツ報知・2021年12月19日
  27. ^ 事前抽選入場!!
  28. ^ 8月28日に行われたSG第68回ボートレースメモリアル(総務大臣杯争奪 モーターボート記念競走)の優勝戦でフライング返還欠場となっていた為、本来なら1年間の出走停止になるが、本競走は『SG競走の優勝戦におけるスタート事故者への罰則』から除かれている為、初日に当たる12月13日時点で賞金ランキング7位に入っていた事もあり特例で出場が認められた。
  29. ^ 第23回賞金王決定戦トピックス(オール1着での完全制覇は) - BOAT RACE OFFICIAL WEB SITE、2014年12月23日閲覧

各回優勝者の出典

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関連項目

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外部リンク

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