コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

誰かのために -What can I do for someone?-

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
誰かのために 〜What can I do for someone?〜
AKB48 チームAの楽曲
収録アルバムチームA 3rd Stage「誰かのために」
リリース2007年3月7日
ジャンルJ-POP
時間4分14秒
レーベルデフスターレコーズ
作詞者秋元康
作曲者井上ヨシマサ
プロデュース秋元康
その他収録アルバム
  • NMB48 チームN
  • JKT48 チームJ
  • JKT48 チームT
「誰かのために
-What can I do for someone?-
<配信限定チャリティソング>」
AKB48シングル
リリース
規格 デジタル・ダウンロード
録音 2011年
日本の旗 日本
ジャンル J-POP
時間
レーベル You, Be Cool!
作詞・作曲 秋元康(作詞)
井上ヨシマサ(作曲)
プロデュース 秋元康
チャート最高順位
AKB48 シングル 年表
桜の木になろう
(2011年)
【配信限定】
誰かのために
-What can I do for someone?-

(2011年)
Everyday、カチューシャ
(2011年)
テンプレートを表示

誰かのために -What can I do for someone?-[注 1](だれかのために ホワット・キャン・アイ・ドゥ・フォー・サムワン)は、AKB48の楽曲である。作詞は秋元康、作曲は井上ヨシマサが担当した。2006年から2007年まで行われた『チームA 3rd Stage「誰かのために」』で披露された楽曲であり、チームAの歌唱によるものが2007年発売の同公演アルバムに収録されている。

誰かのために -What can I do for someone?- <配信限定チャリティソング>」(だれかのために ホワット・キャン・アイ・ドゥ・フォー・サムワン はいしんげんていチャリティソング)として2011年4月1日より楽曲が、同4月6日よりビデオクリップが月末までの期間限定・配信限定でリリースされた[1]

背景とリリース

[編集]

着うた着うたフル着うたフルプラスによる限定配信であり、レコチョクにより先行配信され[2]、後にiTunes StoremoraなどのPC配信サイトでも配信された。

前作『桜の木になろう』が20thシングル[3]、2011年5月25日発売の次作『Everyday、カチューシャ』が21stシングルという扱い[4]のため、同様に配信限定だった楽曲「Baby! Baby! Baby!」とは異なり、同作はAKB48のシングルリリースのシリアルナンバーには含まれていない。

2011年3月26日、AKB48メンバー12名が第3回沖縄国際映画祭に飛び入り参加しライブを行った際の2曲目として同曲を披露[5]、2週間前に発生した東日本大震災を受け、AKB48として開始した「誰かのために」プロジェクトの一環として、ファンからの強い要望を受けて、メンバーが「大切にしている曲のひとつ」である同曲を配信することを発表した[6]

当楽曲は2006年8月20日 - 2007年1月25日にかけ行われた『チームA 3rd Stage「誰かのために」』の表題曲であり同公演曲のスタジオ収録CDにも収録されていたが[6]、プロジェクトの一環として「今の日本を一日も早く元気づけたい!」「待っていて下さるファンの方々からの熱いエールにお応えしたい」という志の下、2011年3月に所属しているAKB48メンバー[注 2]により再収録して“配信限定チャリティソング”として配信、ダウンロードによる収益は全て震災の義援金として寄付される[1]。なお、歌唱メンバーは公式に発表されていない。2011年10月23日にニッポン放送で放送された『ニッポン放送スペシャル AKB・SKE・NMB・SDNが選ぶこの一曲!! マイリクエストアワーベスト10』(後編)では第17位にランクイン。出演メンバーは「みんながこの曲を知って“被災者のために、自分に何が出来るんだろう”と考えるきっかけになってくれたけど、こんな事で有名になって、嬉しいやら悲しいやら」とコメントした。

配信開始日となる4月1日に放送されたテレビ朝日系『MUSIC STATION』に出演した際、テレビ音楽番組で同曲を初披露した[注 3]

ビデオクリップには、専用に収録された歌唱シーンはなく、「誰かのために」プロジェクトに対するメンバーによる寄せ書きやメンバーが沖縄国際映画祭横浜アリーナの義援金募集イベントなどにサプライズ出演した際の映像、東日本大震災の影響により休館したAKB48劇場の再開後初公演となった2011年3月29日の『チームA 6th Stage「目撃者」』公演の様子、およびレコーディング、スタジオで「私たちにできることをしなくちゃ」と涙ぐむ高橋みなみの姿などのシーンで構成されている。

公開の場で披露される場合は、現在の状況に相応しいとされる2番の歌詞だけが歌われ、1番は省略される[独自研究?]

配信曲

[編集]

レコチョクiTunes Storeで配信(2011年4月8日 - 30日)

  1. 誰かのために -What can I do for someone?-<配信限定チャリティソング> [4:15]
    作詞:秋元康、作曲・編曲:井上ヨシマサ

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ あるいは「誰かのために 〜What can I do for someone?〜」。
  2. ^ 2007年公演曲のCDに参加した当時のチームAメンバー20名のうち、2011年4月1日現在もAKB48に在籍する者は、板野友美小嶋陽菜篠田麻里子高橋みなみ平嶋夏海前田敦子峯岸みなみの7名のみ。その後、平嶋は2012年2月5日付で脱退。
  3. ^ 『ミュージックステーション』13回目の出演。前田敦子、小嶋陽菜、指原莉乃、篠田麻里子、高橋みなみ、高城亜樹、板野友美、大島優子、峯岸みなみ、宮澤佐江、横山由依、河西智美、柏木由紀、北原里英、渡辺麻友、松井珠理奈の16人により披露。

出典

[編集]

関連項目

[編集]