コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

薬師沢川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
薬師沢川
巴流大橋に向かって流れる薬師沢川
水系 二級河川 巴川
種別 準用河川
延長 1.01 km
平均流量 - m3/s
流域面積 - km2
水源 庵原山地
水源の標高 310 m
河口・合流先 巴川
流域 静岡県静岡市
地図
テンプレートを表示

薬師沢川(やくしさわがわ)は、静岡県静岡市清水区大内(最下流の300 mを除く)を流れる巴川水系の準用河川

共に庵原山地を源とする、塩田川と大内観音沢に挟まれた土地を流域とする。

尚、静岡市が準用河川として管理する下流1.01 kmの名称は「薬師沢川」とされているが、その上流部は「薬師沢」と呼ばれるのが一般的であり、本項でも適宜使い分けている。

地理

[編集]

清水区大内にある曹洞宗保蟹寺(ほうかいじ)脇を流れる、富東山沢(とみとうやまさわ)を源流とする。

東名高速道路の北側においては、大内観音沢の東側約100 mを並行して流下する。

東名高速道路の南側に出ると、静岡県が巴川の治水対策の一環として整備[1]した、大内遊水地(大内下池)[2]に沿って流れる。但し大内下池への注排水は巴川本流との越流堤・排水樋管を通して行われるので、薬師沢川とは直接繋がっていない。

同遊水地から東へ200 m離れたところで静清バイパスをくぐり、さらに南東へ150 m流下した地点で巴川に合流する。合流点には、塩田川・薬師沢川・巴川の3河川を跨ぐ巴流(ぱる)大橋[3]が架かり、14度傾けられた逆Y型の主塔の足が薬師沢川を跨いでいる。

脚注

[編集]
  1. ^ 今後の治水対策について”. 静岡県・静岡市. 2020年9月20日閲覧。
  2. ^ 遊水地計画”. 静岡県静岡土木事務所河川改良課. 2020年9月27日閲覧。
  3. ^ 巴流大橋”. 開発虎ノ門コンサルタント. 2020年9月27日閲覧。

外部リンク

[編集]