紅梅ステークス
表示
(紅梅賞から転送)
紅梅ステークス | |
---|---|
2012年紅梅ステークス | |
主催者 | 日本中央競馬会 |
競馬場 | 京都競馬場 |
距離 | 芝外1400m |
格付け | L |
賞金 |
1着賞金2000万円 |
出走条件 | サラブレッド系3歳牝馬(国際)(特指) |
負担重量 | 別定(55kg、収得賞金額1,200万円毎に1kg増) |
紅梅ステークス(こうばいステークス)は、日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場の芝1400mで施行する競馬の競走である。競走名は植物の「コウバイ(紅梅)」が由来となっている。
概要
[編集]当競走は明け3歳牝馬限定のオープンクラスの競走として施行されている。
1995年までは「KBS京都紅梅賞」として施行されていた(京都放送は1996年にファンタジーステークス協賛に移行する)。
出走資格は、サラ系3歳のJRA所属の牝馬の競走馬(外国産馬含む)、JRAに認定された地方所属の競走馬及び外国調教馬。
負担重量は別定重量で55キログラムを基本とし、更に収得賞金額が1,200万円毎に1キログラムの負担が課せられるよう定められている。
歴史
[編集]- 1968年 - 京都競馬場の芝1500mの4歳牝馬限定のオープン特別「紅梅賞」として施行。
- 1970年 - 施行距離を芝外回り1400mに変更。
- 1971年 - 施行距離を芝外回り1600mに変更。
- 1980年 - 京都競馬場の改修工事による振替開催により阪神競馬場の芝1600mで施行。
- 1985年 - 施行距離を芝1200mに変更。
- 1991年 - 1位入線したリンデンリリーが進路妨害により13着に降着(関西での降着制度適用第1号)。
- 1994年 - 京都競馬場の改修工事による振替開催により阪神競馬場の芝1200mで施行。
- 1998年 - 競走名を「紅梅ステークス」と変更し、芝外回り1400mに距離延長。
- 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件が「4歳牝馬」から「3歳牝馬」に変更される。
- 2019年 - 国際競走及びリステッド競走に指定される[1]。
- 2021年
歴代優勝馬
[編集]紅梅賞
[編集]施行日 | 優勝馬 | 性齢 | タイム | 優勝騎手 | 管理調教師 |
---|---|---|---|---|---|
1968年1月7日 | グリスビー | 牝3 | 1:35.0 | 栗田勝 | 武田文吾 |
1969年1月4日 | ヒデコトブキ | 牝3 | 1:32.6 | 久保敏文 | 伊藤修司 |
1970年1月4日 | タニノタマナー | 牝3 | 1:24.9 | 安田伊佐夫 | 戸山為夫 |
1971年1月4日 | ミスアリシドン | 牝3 | 1:40.7 | 宮本悳 | 玉谷敬治 |
1972年1月4日 | シンモエダケ | 牝3 | 1:38.2 | 藤岡範士 | 田之上勲 |
1973年1月4日 | キシュウローレル | 牝3 | 1:39.0 | 梅内忍 | 梅内慶蔵 |
1974年1月5日 | イットー | 牝3 | 1:36.8 | 高尾武士 | 田中好雄 |
1975年1月6日 | タニノサイアス | 牝3 | 1:38.1 | 久保敏文 | 中村好夫 |
1976年1月10日 | クインリマンド | 牝3 | 1:38.1 | 久保一秋 | 吉永猛 |
1977年1月8日 | ファインニッセイ | 牝3 | 1:36.9 | 安田伊佐夫 | 福島角一 |
1978年1月7日 | ラブリトウショウ | 牝3 | 1:37.1 | 小谷内秀夫 | 戸山為夫 |
1979年1月6日 | ハギノカオリ | 牝3 | 1:37.2 | 伊藤清章 | 伊藤修司 |
1980年1月5日 | バンブトンビオラ | 牝3 | 1:38.0 | 伊藤清章 | 伊藤修司 |
1981年1月6日 | マーブルトウショウ | 牝3 | 1:37.6 | 小谷内秀夫 | 戸山為夫 |
1982年1月6日 | ヤマノシラギク | 牝3 | 1:37.5 | 河内洋 | 大久保正陽 |
1983年1月6日 | サンエイホープ | 牝3 | 1:37.4 | 斉藤博美 | 斉藤義美 |
1984年1月7日 | マルカサーペン | 牝3 | 1:37.5 | 川端義雄 | 内藤繁春 |
1985年1月5日 | イブキバレリーナ | 牝3 | 1:11.3 | 田原成貴 | 領家政蔵 |
1986年1月6日 | モガミアレン | 牝3 | 1:12.2 | 河内洋 | 浅見国一 |
1987年1月6日 | マックスビューティ | 牝3 | 1:11.4 | 南井克巳 | 伊藤雄二 |
1988年1月6日 | エイユークイン | 牝3 | 1:11.5 | 増井裕 | 吉永忍 |
1989年1月14日 | タニノターゲット | 牝3 | 1:10.4 | 小島貞博 | 戸山為夫 |
1990年1月6日 | コニーストン | 牝3 | 1:10.7 | 松永幹夫 | 伊藤雄二 |
1991年1月6日 | フレンチパッサー | 牝3 | 1:10.7 | 角田晃一 | 大久保正陽 |
1992年1月6日 | コガネテスコ | 牝3 | 1:10.6 | 岡潤一郎 | 鶴留明雄 |
1993年1月6日 | ドミナスクリスタル | 牝3 | 1:10.1 | 武豊 | 野元昭 |
1994年1月6日 | テンザンユタカ | 牝3 | 1:11.4 | 松永昌博 | 松永善晴 |
1995年1月7日 | エイユーギャル | 牝3 | 1:09.5 | 四位洋文 | 古川平 |
1996年1月6日 | リトルオードリー | 牝3 | 1:09.7 | 藤田伸二 | 小林稔 |
1997年1月7日 | ワンダーステラ | 牝3 | 1:10.3 | 石橋守 | 湯浅三郎 |
紅梅ステークス
[編集]施行日 | 優勝馬 | 性齢 | タイム | 優勝騎手 | 管理調教師 |
---|---|---|---|---|---|
1998年1月24日 | オータムリーフ | 牝3 | 1:23.7 | 石橋守 | 境直行 |
1999年1月23日 | エイシンルーデンス | 牝3 | 1:21.9 | 野元昭嘉 | 野元昭 |
2000年1月15日 | サイコーキララ | 牝3 | 1:22.1 | 石山繁 | 浜田光正 |
2001年1月13日 | グランドレイナ | 牝3 | 1:22.5 | 福永祐一 | 瀬戸口勉 |
2002年1月6日 | カネトシディザイア | 牝3 | 1:22.5 | 河内洋 | 田中章博 |
2003年1月19日 | スティルインラブ | 牝3 | 1:22.1 | 幸英明 | 松元省一 |
2004年1月18日 | スイープトウショウ | 牝3 | 1:21.9 | 角田晃一 | 渡辺栄 |
2005年1月16日 | エリモファイナル | 牝3 | 1:24.3 | 福永祐一 | 大久保正陽 |
2006年1月15日 | タッチザピーク | 牝3 | 1:23.7 | 柴原央明 | 田中章博 |
2007年1月14日 | ローブデコルテ | 牝3 | 1:22.5 | 安藤勝己 | 松元茂樹 |
2008年1月20日 | エーソングフォー | 牝3 | 1:23.7 | 四位洋文 | 森秀行 |
2009年1月18日 | コウエイハート | 牝3 | 1:23.3 | 川田将雅 | 山内研二 |
2010年1月17日 | ワイルドラズベリー | 牝3 | 1:22.5 | 浜中俊 | 中尾秀正 |
2011年1月16日 | モアグレイス | 牝3 | 1:22.7 | 酒井学 | 西園正都 |
2012年1月15日 | サウンドオブハート | 牝3 | 1:22.7 | 武豊 | 松山康久 |
2013年1月14日 | レッドオーヴァル | 牝3 | 1:23.5 | C.ルメール | 安田隆行 |
2014年1月19日 | アドマイヤビジン | 牝3 | 1:23.9 | 四位洋文 | 梅田智之 |
2015年1月18日[4] | コンテッサトゥーレ | 牝3 | 1:21.9 | C.デムーロ | 安田隆行 |
2016年1月17日[5] | シンハライト | 牝3 | 1:21.5 | 池添謙一 | 石坂正 |
2017年1月17日[6] | アロンザモナ | 牝3 | 1:22.4 | 幸英明 | 西浦勝一 |
2018年1月14日[7] | モルトアレグロ | 牝3 | 1:22.7 | M.デムーロ | 武井亮 |
2019年1月14日[8] | メイショウケイメイ | 牝3 | 1:22.8 | 古川吉洋 | 南井克巳 |
2020年1月18日[9] | ヒルノマリブ | 牝3 | 1:24.8 | 松山弘平 | 北出成人 |
2021年1月16日[10] | ソングライン | 牝3 | 1:20.6 | C.ルメール | 林徹 |
2022年1月15日[11] | フォラブリューテ | 牝3 | 1:21.8 | C.ルメール | 宮田敬介 |
2023年1月15日[12] | ダルエスサラーム | 牝3 | 1:21.8 | D.イーガン | 高野友和 |
2024年1月13日[13] | ワイドラトゥール | 牝3 | 1:23.4 | 北村友一 | 藤原英昭 |
脚注
[編集]- ^ “平成31年度(2019年)リステッド競走一覧”. 日本中央競馬会 (2018年11月20日). 2018年11月21日閲覧。
- ^ 令和5年度 リステッド競走一覧(PDF)日本中央競馬会、2022年11月18日閲覧
- ^ “1月16日(土曜)からの競馬場・ウインズ等の営業(無観客競馬・発売取りやめ)”. 日本中央競馬会 (2021年1月14日). 2021年1月14日閲覧。
- ^ 2015年レース結果スポーツナビ 2015年1月19日閲覧
- ^ 2016年レース結果スポーツナビ 2016年3月4日閲覧
- ^ 2017年レース結果スポーツナビ 2017年1月17日閲覧
- ^ 2018年レース結果スポーツナビ 2018年1月14日閲覧
- ^ “2019年紅梅ステークス”. スポーツナビ (2019年1月14日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ “2020年紅梅ステークス”. スポーツナビ (2020年1月18日). 2020年1月18日閲覧。
- ^ “紅梅ステークス(L) 結果・払戻 | 2021年1月16日 中京10R レース情報(JRA)”. netkeiba.com. 2021年1月16日閲覧。
- ^ “2022年紅梅ステークス”. スポーツナビ (2022年1月15日). 2022年1月15日閲覧。
- ^ “2023年紅梅ステークス”. スポーツナビ (2023年1月15日). 2023年1月15日閲覧。
- ^ “2024年紅梅ステークス”. スポーツナビ (2024年1月13日). 2024年1月13日閲覧。