武井亮
武井亮 | |
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2018年1月 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 山梨県 |
生年月日 | 1980年12月25日(43歳) |
所属団体 | JRA |
初免許年 | 2014年 |
G1級勝利 | 菊花賞(2024年) |
経歴 | |
所属 |
二ノ宮敬宇(2008年1月 - 3月、厩務員) 高木登(2008年4月 - 2010年12月、調教助手) 和田正道(2011年1月 - 2013年12月、調教助手) 美浦T.C.(2014年開業 - ) |
武井 亮(たけい りょう、1980年12月25日 - )は、日本中央競馬会(JRA)・美浦トレーニングセンターに所属する調教師。山梨県出身[1]。
来歴
[編集]駿台甲府高等学校から北海道大学獣医学部に進学。大学時代は馬術部に所属した[2]。
2007年にJRA競馬学校厩務員課程に入学。翌2008年に美浦・二ノ宮敬宇厩舎の厩務員となる。以降、同年4月から高木登厩舎、2011年1月から和田正道厩舎の調教助手を経て[1]、2013年12月に調教師試験に合格した[3]。
2014年に定年を迎えた野村彰彦調教師の管理馬を引き継ぐ形で新規開業。同年3月16日の中山7レースでアーマークラッドが1着となり、開業4戦目でJRA初勝利を挙げた。同年3月に開業した調教師7名の中では最速の初白星となった[4]。
開業2年目の2015年には早くも年間20勝を達成する。2016年には自らが米国のセリで選んだリエノテソーロでエーデルワイス賞(JpnIII)を制し、重賞及び交流重賞初制覇[5]。年末には同馬で全日本2歳優駿も制しJpnIを初制覇[6]。
2019年3月10日、中山7Rでアストロローグが1着となり、現役143人目となるJRA通算100勝を1213戦目で達成した[7]。
2023年9月10日、阪神9Rをアレグロモデラートが1着となり、現役105人目となるJRA通算200勝を2429戦目で達成した[8]。
2024年菊花賞をアーバンシックが制し、JRA・G1初制覇[9]。
調教師成績
[編集]概要
[編集]日付 | 競馬場・開催 | 競走名 | 馬名 | 頭数 | 人気 | 着順 | |
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初出走 | 2014年3月1日 | 2回中山1日3R | 3歳新馬 | コスモジャスパー | 15頭 | 3 | 12着 |
初勝利 | 2014年3月16日 | 2回中山6日7R | 4歳上500万下 | アーマークラッド | 16頭 | 3 | 1着 |
重賞初出走 | 2015年1月18日 | 1回中山7日11R | 京成杯 | バルビエール | 17頭 | 8 | 16着 |
重賞初勝利 | 2016年10月13日 | 13回門別6日11R | エーデルワイス賞 | リエノテソーロ | 16頭 | 1 | 1着 |
GI初出走 | 2015年4月18日 | 3回中山7日11R | 中山グランドジャンプ | テンジンキヨモリ | 15頭 | 8 | 中止 |
Jpn1初勝利 | 2016年12月14日 | 11回川崎3日11R | 全日本2歳優駿 | リエノテソーロ | 14頭 | 1 | 1着 |
GI初勝利 | 2024年10月20日 | 5回京都6日11R | 菊花賞 | アーバンシック | 18頭 | 2 | 1着 |
年度別成績
[編集]武井亮の年度別成績(netkeiba.com)を参照
主な管理馬
[編集]※括弧内は当該馬の優勝重賞競走、太字はGI級競走。
- リエノテソーロ(2016年エーデルワイス賞、全日本2歳優駿、2018年スパーキングレディーカップ)
- シュトラウス(2023年東京スポーツ杯2歳ステークス[10])
- アーバンシック(2024年セントライト記念、菊花賞)
表彰
[編集]優秀厩舎賞(関東)2位(2023年)
人物
[編集]坊主頭がトレードマークだが、「本来は堂本光一ばりのサラサラヘアなんですが、周囲にインパクトを残すためにわざとやっている“戦略的ボウズ”なんですよ」と自称している[11]。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b “調教師名鑑 JRA”. www.jra.go.jp. 2024年10月22日閲覧。
- ^ “最年少33歳・武井師 人馬のやる気起こす厩舎を - スポニチ Sponichi Annex ギャンブル”. スポニチ Sponichi Annex. 2024年10月22日閲覧。
- ^ “平成26年度の新規調教師免許試験合格者は6人|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI”. ラジオNIKKEI. 2024年10月22日閲覧。
- ^ “武井亮調教師がJRA初勝利!”. サンケイスポーツ. (2014年3月16日). オリジナルの2014年3月24日時点におけるアーカイブ。 2018年7月22日閲覧。
- ^ “エーデルワイス賞(Jpn3)はリエノテソーロが5馬身差の圧勝 | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所”. uma-furusato.com. 2024年10月22日閲覧。
- ^ “【全日本2歳優駿】牝馬リエノテソーロが無傷4連勝で2歳ダートの頂点に! | 競馬ニュース | 競馬ラボ”. www.keibalab.jp. 2024年10月22日閲覧。
- ^ “武井亮調教師、JRA通算100勝達成|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI”. ラジオNIKKEI. 2024年10月22日閲覧。
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2023年9月10日). “武井亮調教師がJRA通算200勝を達成”. サンスポZBAT!. 2024年10月22日閲覧。
- ^ “【菊花賞】ルメール連覇&2週連続G1制覇だ!アーバンシック“春の雪辱”完勝でラスト1冠 - スポニチ Sponichi Annex ギャンブル”. スポニチ Sponichi Annex. 2024年10月20日閲覧。
- ^ “シュトラウス|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2024年10月22日閲覧。
- ^ 【2016年本紙記者のイチオシ:美浦】藤井=武井亮調教師「戦略的ボウズ頭で重賞V狙う」. 東京スポーツ(2016年1月2日付). 2018年7月22日閲覧
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 武井亮 (@HeNUZ8drQ236610) - X(旧Twitter)