第37回シカゴ映画批評家協会賞

第37回シカゴ映画批評家協会賞
開催日	2024年12月11日
会場	イリノイ州シカゴ
国	アメリカ合衆国
主催	シカゴ映画批評家協会
最多受賞者	『Nickel Boys』 (4)
最多ノミネート	『ブルータリスト（英語版）』 (9)
公式サイト	公式ウェブサイト
	← 第36回; シカゴ映画批評家協会賞; 第38回 →;

第37回シカゴ映画批評家協会賞（だい37かいシカゴえいがひひょうかきょうかいしょう、37th Chicago Film Critics Association Awards）は、2024年の映画を対象とした映画賞。2024年12月10日にノミネート作品が発表され^[1]、同月11日に受賞作品が発表された^[2]。最多ノミネートは『ブルータリスト（英語版）』の9部門であり、『The Substance』の7部門が続いた。また、最多受賞は『Nickel Boys』の4部門であり、『ブルータリスト』『チャレンジャーズ』『リアル・ペイン〜心の旅〜（英語版）』の2部門が続いた^[3]。

受賞結果

作品賞（英語版）	監督賞（英語版）
『ブルータリスト（英語版）』『ANORA アノーラ』『マッドマックス:フュリオサ』『I Saw the TV Glow』『Nickel Boys』『The Substance』	ラメル・ロス（英語版） - 『Nickel Boys』ショーン・ベイカー - 『ANORA アノーラ』ブラディ・コーベット - 『ブルータリスト（英語版）』コラリー・ファルジャ（英語版） - 『The Substance』ジェーン・シェーンブルン（英語版） - 『I Saw the TV Glow』
主演男優賞（英語版）	主演女優賞（英語版）
エイドリアン・ブロディ - 『ブルータリスト（英語版）』：ラースロー・トートティモシー・シャラメ - 『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』：ボブ・ディランコールマン・ドミンゴ - 『Sing Sing』：ジョン・ウィットフィールドレイフ・ファインズ - 『教皇選挙（英語版）』：トーマス・ローレンス枢機卿キース・カプファラー - 『Ghostlight』：ダン	マリアンヌ・ジャン＝バプティスト - 『Hard Truths』：パンシーシンシア・エリヴォ - 『ウィキッドふたりの魔女』：エルファバ・スロップ（英語版）マイキー・マディソン - 『ANORA アノーラ』：アノーラデミ・ムーア - 『The Substance』：エリザベスレア・セドゥ - 『The Beast』：ガブリエラ
助演男優賞（英語版）	助演女優賞（英語版）
キーラン・カルキン - 『リアル・ペイン〜心の旅〜（英語版）』：ベンジ・カプランユーリー・ボリソフ（英語版） - 『ANORA アノーラ』：イゴールクラレンス・マクリン（英語版） - 『Sing Sing』：本人役アダム・ピアソン（英語版） - 『A Different Man』：オズワルド	ナターシャ・リオン - 『喪う（英語版）』：レイチェルダニエル・デッドワイラー（英語版） - 『ピアノ・レッスン（英語版）』：ベルニースアリアナ・グランデ - 『ウィキッドふたりの魔女』：ガリンダ・アップランド（英語版）マーガレット・クアリー - 『The Substance』：スーゾーイ・サルダナ - 『Emilia Pérez』：リタ・モーラ・カストロ
脚本賞（英語版）	脚色賞（英語版）
ジェシー・アイゼンバーグ - 『リアル・ペイン〜心の旅〜（英語版）』ショーン・ベイカー - 『ANORA アノーラ』ブラディ・コーベット、モナ・ファストヴォールド（英語版） - 『ブルータリスト（英語版）』ジャスティン・クリツケス（英語版） - 『チャレンジャーズ』コラリー・ファルジャ（英語版） - 『The Substance』	ラメル・ロス（英語版）、ジョスリン・ジョーンズ（英語版） - 『Nickel Boys』ベルトラン・ボネロ、ベンジャミン・シャルビット、ギョーム・ブレオー - 『The Beast』ピーター・ストローハン（英語版） - 『教皇選挙（英語版）』ロバート・エガース - 『Nosferatu』グレッグ・クウェダー、クリント・ベントレー、クラレンス・マクリン（英語版）、ジョン・ホイットフィールド - 『Sing Sing』
アニメ映画賞（英語版）	外国語映画賞
『Flow』『インサイド・ヘッド2』『Memoir of a Snail』『ウォレスとグルミット仕返しなんてコワくない!（英語版）』『野生の島のロズ』	『All We Imagine as Light』『Emilia Pérez』『悪は存在しない』『Red Rooms』『聖なるイチジクの種（英語版）』
ドキュメンタリー映画賞（英語版）	作曲賞（英語版）
『ノー・アザー・ランド』『ダホメ（英語版）』『Daughters』『Soundtrack to a Coup d'Etat』『Sugarcane』	トレント・レズナー、アッティカス・ロス - 『チャレンジャーズ』ダニエル・ブルームバーグ（英語版） - 『ブルータリスト（英語版）』ハンス・ジマー - 『デューン砂の惑星 PART2』ロビン・キャロラン - 『Nosferatu』ジョン・パウエル、スティーヴン・シュワルツ（英語版） - 『ウィキッドふたりの魔女』
美術賞	衣装デザイン賞（英語版）
『Nosferatu』『ブルータリスト（英語版）』『デューン砂の惑星 PART2』『The Substance』『ウィキッドふたりの魔女』	ジェニー・ビーヴァン - 『マッドマックス:フュリオサ』ジャクリーン・ウェスト（英語版） - 『デューン砂の惑星 PART2』マッシモ・カンティーニ・パリーニ（英語版） - 『Maria』リンダ・ミューア（英語版） - 『Nosferatu』ポール・タゼウェル（英語版） - 『ウィキッドふたりの魔女』
編集賞（英語版）	撮影賞（英語版）
マルコ・コスタ - 『チャレンジャーズ』ショーン・ベイカー - 『ANORA アノーラ』ダーヴィド・ヤンチョ - 『ブルータリスト（英語版）』マーガレット・シクセル、エリオット・ナップマン - 『マッドマックス:フュリオサ』ニコラス・モンスール - 『Nickel Boys』	ジョモ・フレイ（英語版） - 『Nickel Boys』ロル・クロウリー（英語版） - 『ブルータリスト（英語版）』サヨムプー・ムックディプローム - 『チャレンジャーズ』グリーグ・フレイザー - 『デューン砂の惑星 PART2』ジェアリン・ブラシュケ（英語版） - 『Nosferatu』
視覚効果賞	ミロス・シュテーリック・ブレイクスルー・フィルムメーカー賞
『The Substance』『デューン砂の惑星 PART2』『マッドマックス:フュリオサ』『Hundreds of Beavers』『ウィキッドふたりの魔女』	ラメル・ロス（英語版） - 『Nickel Boys』マイク・チェスリック - 『Hundreds of Beavers』ヴェラ・ドリュー（英語版） - 『The People's Joker』パーヤル・カパーディヤー（英語版） - 『All We Imagine as Light』グレッグ・クウェダー - 『Sing Sing』
有望俳優賞
クラレンス・マクリン（英語版） - 『Sing Sing』：本人役リリー・コリアス - 『Good One』：サムカーラ・ソフィア・ガスコン（英語版） - 『Emilia Pérez』：エミリア・ペレスブリジット・リンディ＝ペイン（英語版） - 『I Saw the TV Glow』：マディ・ウィルソンアダム・ピアソン（英語版） - 『A Different Man』：オズワルド

内訳

複数ノミネート作品:

数	作品
9	『ブルータリスト（英語版）』
7	『The Substance』
6	『ANORA アノーラ』
	『Nickel Boys』
	『ウィキッドふたりの魔女』
5	『デューン砂の惑星 PART2』
	『Nosferatu』
	『Sing Sing』
4	『チャレンジャーズ』
4	『マッドマックス:フュリオサ』
3	『Emilia Pérez』
3	『I Saw the TV Glow』
2	『All We Imagine as Light』
	『The Beast』
	『教皇選挙（英語版）』
	『A Different Man』
	『Hundreds of Beavers』
	『リアル・ペイン〜心の旅〜（英語版）』
	『野生の島のロズ』

複数受賞作品:

数	作品
4	『Nickel Boys』
2	『ブルータリスト（英語版）』
	『チャレンジャーズ』
	『リアル・ペイン〜心の旅〜（英語版）』

出典

^ “The 2024 Chicago Film Critics Association (CFCA) Nominations”. Next Best Picture (2024年12月10日). 2024年12月12日閲覧。
^ “NICKEL BOYS Earns Four Awards at 2024 Chicago Film Critics Association Honors; THE BRUTALIST named year's best film”. Chicago Film Critics Association (2024年12月11日). 2024年12月12日閲覧。
^ “The 2024 Chicago Film Critics Association (CFCA) Winners”. Next Best Picture (2024年12月11日). 2024年12月12日閲覧。

外部リンク

公式ウェブサイト（英語）

[1] “The 2024 Chicago Film Critics Association (CFCA) Nominations”. Next Best Picture (2024年12月10日). 2024年12月12日閲覧。

[2] “NICKEL BOYS Earns Four Awards at 2024 Chicago Film Critics Association Honors; THE BRUTALIST named year's best film”. Chicago Film Critics Association (2024年12月11日). 2024年12月12日閲覧。

[3] “The 2024 Chicago Film Critics Association (CFCA) Winners”. Next Best Picture (2024年12月11日). 2024年12月12日閲覧。

[1]

[2]

[3]