デミ・ムーア
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デミ・ムーア (2010年5月4日) | |||||||||||||
本名 | Demetria Gene Guynes | ||||||||||||
生年月日 | 1962年11月11日(61歳) | ||||||||||||
出生地 | アメリカ合衆国 ニューメキシコ州ロズウェル | ||||||||||||
活動期間 | 1981年 - | ||||||||||||
配偶者 |
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著名な家族 | ルーマー・ウィリス(娘) | ||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||
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デミ・ムーア(英語: Demi Moore[1]、1962年11月11日 - )は、アメリカ合衆国の俳優。
来歴
[編集]ニューメキシコ州ロズウェルで生まれるが、トラブルの多い幼少時代を過ごした。両親はデミが生まれる前、結婚2か月で別れてしまう[2][3]。生後3カ月で母親が再婚するが、養父が職を次々に変えたために何度も引っ越しをした[4]。養父は1980年、デミの母親と離婚した2年後に自殺している[3]。実母は飲酒運転や放火などで逮捕歴のある人物であった[5]。
女優になるため16歳で学校をやめ、モデルとして活躍。1982年、ソープ・オペラに出演するチャンスを掴み注目されるが、同時に麻薬を使用するようになってしまう。『セント・エルモス・ファイアー』を撮影中、ハイの状態のままセットに現れた彼女を、監督のジョエル・シュマッカーはクビにしたこともあった。その後治療を受けて回復。この頃、ナターシャ・キンスキーと出会い、彼女から肯定的な生き方を学ぶ[6]。
1990年の『ゴースト/ニューヨークの幻』のヒットで有名になる。
2003年の『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』では、役作りのために2600万円以上を美容・整形に使っている。豊胸手術は特に有名。
私生活
[編集]プライベートでは1980年、18歳のときに歌手と最初の結婚をする[7]が4年後に離婚[8]。『セント・エルモス・ファイアー』で共演したエミリオ・エステベスと婚約したが3年後に破棄[9]。1987年、8歳年上のブルース・ウィリスと再婚[10]し、13年間の結婚生活を経て2000年に離婚[11]。ブルース・ウィリスとの間には3人の娘をもうけ、女優のルーマー・ウィリスがいる。2005年には16歳年下の俳優アシュトン・カッチャーと結婚した[12]。この挙式にはブルース・ウィリスも出席している[13]。2011年11月7日、アシュトン・カッチャーと破局したと報道された[14]が、[15][16][17]正式に離婚を申請したのは2012年12月だった[18]。
モデル時代に撮ったヌード写真が流出したり、妊娠中にヌードを披露[19]したりといったことでも話題になった。
プロデューサーとしても活動しており、『オースティン・パワーズ』シリーズのプロデューサーの一人でもある。
バービー人形のコレクターである。
出演作品
[編集]公開年 | 日本語版の題名 原題 |
役名 | 備考 | 吹き替え |
---|---|---|---|---|
1981 | 恋人たちの選択 Choices |
コリー | ||
悪魔の寄生虫パラサイト Parasite |
パトリシア | |||
1982 | 病院狂時代 Young Doctors in Love |
インターン | クレジットなし | |
1984 | アバンチュール・イン・リオ Blame It on Rio |
ニッキー | ||
恋人ゲーム No Small Affair |
ローラ・ヴィクター | |||
1985 | セント・エルモス・ファイアー St. Elmo's Fire |
ジュールズ | 鈴木麻里子(テレビ東京版) ファイルーズあい(ザ・シネマ版) | |
1986 | きのうの夜は… About Last Night... |
デビー | (吹き替え版なし) | |
ワン・クレイジー・サマー One Crazy Summer |
カサンドラ | |||
1987 | ウィズダム/夢のかけら Wisdom |
カレン・シモンズ | (吹き替え版なし) | |
1988 | 第七の予言 The Seventh Sign |
アビー・クイン | 佐古真弓(Netflix版) | |
1989 | 俺たちは天使じゃない We're No Angels |
モリー | 高島雅羅 | |
1990 | ゴースト/ニューヨークの幻 Ghost |
モリー・ジャンセン | 高島雅羅(ソフト版) 金野恵子(フジテレビ版) 松井菜桜子(テレビ朝日版) | |
1991 | 絶叫屋敷へいらっしゃい Nothing But Trouble |
ダイアン | 土井美加 | |
愛を殺さないで Mortal Thoughts |
シンシア | 高島雅羅 | ||
夢の降る街 The Butcher's Wife |
マリーナ | |||
1992 | ア・フュー・グッドメン A Few Good Men |
ジョアン・ギャロウェイ少佐 | ||
1993 | 幸福の条件 Indecent Proposal |
ディアナ・マーフィー | 勝生真沙子(ソフト版) 田中敦子(日本テレビ版) | |
1994 | ディスクロージャー Disclosure |
メレディス・ジョンソン | 幸田直子(ソフト版) 塩田朋子(テレビ朝日版) | |
1995 | スカーレット・レター The Scarlet Letter |
ヘスター | 高島雅羅 | |
Dearフレンズ Now and Then |
サマンサ・アルバートソン | |||
1996 | 陪審員 The Juror |
アニー | 塩田朋子(ソフト版) 渡辺美佐(日本テレビ版) | |
ノートルダムの鐘 The Hunchback of Notre Dame |
エスメラルダ | アニメ映画、声の出演 | 保坂知寿 | |
素顔のままで Striptease |
エリン・グラント | 高島雅羅(ソフト版) | ||
スリーウイメン/この壁が話せたら If These Walls Could Talk |
クレア | テレビ映画、兼製作総指揮 | 高島雅羅 | |
1997 | G.I.ジェーン G.I.Jane |
ジョーダン・オニール | 深見梨加(ソフト版) 一城みゆ希(フジテレビ版) | |
地球は女で回ってる Deconstructing Harry |
ヘレン | (吹き替え版なし) | ||
2000 | 薔薇の眠り Passion of Mind |
マーサ・マリー / マーティ・タリッジ | 日野由利加 | |
2002 | ノートルダムの鐘II The Hunchback of Notre Dame II |
エスメラルダ | アニメ映画、声の出演 | 高乃麗 |
2003 | チャーリーズ・エンジェル フルスロットル Charlie's Angels: Full Throttle |
マディソン・リー | 藤生聖子(劇場公開版) 高島雅羅(テレビ朝日版) | |
2006 | ゴースト・ライト Half Light |
レイチェル | ||
ボビー Bobby |
ヴァージニア・ファロン | 勝生真沙子 | ||
2007 | アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生 Annie Leibovitz: Life Through a Lens |
ドキュメンタリー | (吹き替え版なし) | |
ダイヤモンド・ラッシュ Flawless |
ローラ | |||
Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼 Mr. Brooks |
トレーシー・アトウッド | 深見梨加 | ||
2009 | 幸せがおカネで買えるワケ The Joneses |
ケイト | 高島雅羅 | |
最強のきずな Happy Tears |
ローラ | |||
2010 | BUNRAKU Bunraku |
アレクサンドラ | 水野ゆふ | |
2011 | アナザー・ハッピー・デイ ふぞろいな家族たち Another Happy Day |
パティ | (吹き替え版なし) | |
マージン・コール Margin Call |
サラ・ロバートソン | 白土麻子 | ||
2013 | 少女が大人に変わる夏 Very Good Girls |
ケイト | ||
2015 | ワイルドガン Forsaken |
メアリー・アリス・ワトソン | ||
2016 | 素敵な遺産相続 Wild Oats |
クリスタ | ||
ブラインド 朗読する女 Blind |
スザンヌ・ダッチマン | |||
2017 | ラフ・ナイト 史上最悪!?の独身さよならパーティー Rough Night |
リア | きそひろこ | |
2017-2018 | Empire 成功の代償 Empire |
クラウディア | テレビシリーズ、シーズン3から4 | (吹き替え版なし) |
2019 | コーポレート・アニマルズ 社畜たちの研修旅行 CORPORATE ANIMALS |
ルーシー | 深見梨加 | |
2020 | ソングバード Songbird |
パイパー・グリフィン | ||
BRAVE NEW WORLD/ブレイブ・ニュー・ワールド Brave New World |
リンダ | Peacock ドラマシリーズ | 高島雅羅 | |
2022 | マッシブ・タレント The Unbearable Weight of Massive Talent |
オリヴィア役の女優 | TBA |
受賞歴
[編集]賞 | 年度 | 部門 | 作品名 | 結果 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
ゴールデングローブ賞 | 1990年 | 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門) | 『ゴースト/ニューヨークの幻』 | ノミネート | |
ゴールデンラズベリー賞 | 1991年 | 主演女優賞 | 『夢の降る街』、『絶叫屋敷へいらっしゃい』 | ノミネート | |
1993年 | 『幸福の条件』 | ノミネート | |||
1995年 | 『スカーレット・レター』 | ノミネート | |||
1996年 | 『陪審員』、『素顔のままで』 | 受賞 | |||
スクリーンカップル賞 | 『素顔のままで』 | 受賞 | バート・レイノルズと共同 | ||
1997年 | 主演女優賞 | 『G.I.ジェーン』 | 受賞 | ||
2000年 | 『薔薇の眠り』 | ノミネート | |||
2003年 | 助演女優賞 | 『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』 | 受賞 | ||
MTVムービー・アワード | 1993年 | 女優賞 | 『ア・フュー・グッドメン』 | ノミネート | |
1994年 | 『幸福の条件』 | ノミネート | |||
キス賞 | 受賞 | ウディ・ハレルソンと共同 | |||
魅惑的な女優賞 | ノミネート | ||||
1995年 | MTVムービー・アワード | 『ディスクロージャー』 | ノミネート | ||
魅惑的な女優賞 | ノミネート | ||||
1996年 | 魅惑的な女優賞 | 『スカーレット・レター』 | ノミネート | ||
1998年 | 格闘シーン賞 | 『G.I.ジェーン』 | ノミネート | ヴィゴ・モーテンセンと共同 | |
2004年 | 『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』 | ノミネート |
参考文献
[編集]- ^ [dəˈmiː ˈmɔɹ]
- ^ “Demi Moore's Long-Lost Siblings: We Can Save Her”. Star via OK! (February 11, 2012). 2012年11月5日閲覧。
- ^ a b Collins, Nancy (August 1991). “Demi's Big Moment”. Vanity Fair: 144.
- ^ “Demi Moore”. The Biography Channel UK. 2010年3月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年2月4日閲覧。
- ^ Murphy, Meagan (January 25, 2012). “Demi Moore's hospitalization puts spotlight on alleged past demons”. Fox News. September 28, 2012閲覧。
- ^ Demi Moore opens up about dark childhood, reviving her mother after overdose in upcoming memoir Hindustan Times, Delhi | By HT Correspondent | Sep 13, 2019 05:52 PM IST
- ^ “Demi Moore Biography”. People. February 6, 2012閲覧。
- ^ “DEMI MOORE (Songwriter) BIO”. Demophonic Music. 2012年11月5日閲覧。
- ^ “Ring in the New, Wring Out the Old”. People. Associated Press. (January 5, 1987)
- ^ “Demi Moore at People.com”. 2012年6月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年11月5日閲覧。
- ^ 毒家族に生まれてVol.7 弱さのために娘をレイプさせたデミ・ムーアの母と薬漬けの父 - Peachy - ライブドアニュース
- ^ “Ashton & Demi Get Married”. People. (September 25, 2005)
- ^ Oldenburg, Ann (September 27, 2006). “Changing of the 'Guardian'”. USA Today September 30, 2006閲覧。
- ^ “Demi Moore, Ashton Kutcher to Divorce”. People. (November 17, 2011)
- ^ Watkins, Jade (September 27, 2012). “So why haven't Ashton Kutcher and Demi Moore filed for divorce? Exes spark rumours they were never legally married”. Daily Mail
- ^ “デミ・ムーアとアシュトン・カッチャー、慰謝料で揉めて離婚できない?”. exciteニュース. (2012年10月24日) 2012年11月5日閲覧。
- ^ “デミ・ムーアとアシュトン・カッチャー 財産分与で離婚が泥沼化”. シネマトゥデイ. (2012年10月22日) 2012年11月5日閲覧。
- ^ “アシュトン・カッチャー、デミ・ムーアとの離婚を申請…破局発表から1年でようやく”. シネマトゥデイ. (2012年12月22日) 2013年2月6日閲覧。
- ^ Anderson, Susan Heller. "Chronicle". The New York Times. July 11, 1991. Retrieved March 28, 2008.
関連文献
[編集]- Delight.com's birthday spotlight on Demi Demi's style and fashion influences at Delight.com
- Roles that Demi Moore turned down
- Demi Goddess (profile from Daily Variety by Michael Dare
外部リンク
[編集]- デミ・ムーア - allcinema
- デミ・ムーア - KINENOTE
- Demi Moore - IMDb
- Demi Moore (@justdemi) - X(旧Twitter)