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デミ・ムーア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Demiデミ Mooreムーア
Demi(デミ) Moore(ムーア)
デミ・ムーア (2010年5月4日)
本名 Demetria Gene Guynes
生年月日 (1962-11-11) 1962年11月11日(61歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ニューメキシコ州ロズウェル
活動期間 1981年 -
配偶者
著名な家族 ルーマー・ウィリス(娘)
主な作品
受賞
MTVムービー・アワード
キス賞
1994年『幸福の条件
ゴールデンラズベリー賞
その他の賞
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デミ・ムーア(英語: Demi Moore[1]、1962年11月11日 - )は、アメリカ合衆国俳優

来歴

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ニューメキシコ州ロズウェルで生まれるが、トラブルの多い幼少時代を過ごした。両親はデミが生まれる前、結婚2か月で別れてしまう[2][3]。生後3カ月で母親が再婚するが、養父が職を次々に変えたために何度も引っ越しをした[4]。養父は1980年、デミの母親と離婚した2年後に自殺している[3]。実母は飲酒運転や放火などで逮捕歴のある人物であった[5]

女優になるため16歳で学校をやめ、モデルとして活躍。1982年、ソープ・オペラに出演するチャンスを掴み注目されるが、同時に麻薬を使用するようになってしまう。『セント・エルモス・ファイアー』を撮影中、ハイの状態のままセットに現れた彼女を、監督のジョエル・シュマッカーはクビにしたこともあった。その後治療を受けて回復。この頃、ナターシャ・キンスキーと出会い、彼女から肯定的な生き方を学ぶ[6]

1990年の『ゴースト/ニューヨークの幻』のヒットで有名になる。

2003年の『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』では、役作りのために2600万円以上を美容・整形に使っている。豊胸手術は特に有名。

私生活

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プライベートでは1980年、18歳のときに歌手と最初の結婚をする[7]が4年後に離婚[8]。『セント・エルモス・ファイアー』で共演したエミリオ・エステベスと婚約したが3年後に破棄[9]。1987年、8歳年上のブルース・ウィリスと再婚[10]し、13年間の結婚生活を経て2000年に離婚[11]。ブルース・ウィリスとの間には3人の娘をもうけ、女優のルーマー・ウィリスがいる。2005年には16歳年下の俳優アシュトン・カッチャーと結婚した[12]。この挙式にはブルース・ウィリスも出席している[13]。2011年11月7日、アシュトン・カッチャーと破局したと報道された[14]が、[15][16][17]正式に離婚を申請したのは2012年12月だった[18]

モデル時代に撮ったヌード写真が流出したり、妊娠中にヌードを披露[19]したりといったことでも話題になった。

プロデューサーとしても活動しており、『オースティン・パワーズ』シリーズのプロデューサーの一人でもある。

バービー人形のコレクターである。

出演作品

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公開年 日本語版の題名
原題
役名 備考 吹き替え
1981 恋人たちの選択
Choices
コリー
悪魔の寄生虫パラサイト
Parasite
パトリシア
1982 病院狂時代
Young Doctors in Love
インターン クレジットなし
1984 アバンチュール・イン・リオ
Blame It on Rio
ニッキー
恋人ゲーム
No Small Affair
ローラ・ヴィクター
1985 セント・エルモス・ファイアー
St. Elmo's Fire
ジュールズ 鈴木麻里子(テレビ東京版)
ファイルーズあい(ザ・シネマ版)
1986 きのうの夜は…
About Last Night...
デビー (吹き替え版なし)
ワン・クレイジー・サマー
One Crazy Summer
カサンドラ
1987 ウィズダム/夢のかけら
Wisdom
カレン・シモンズ (吹き替え版なし)
1988 第七の予言
The Seventh Sign
アビー・クイン 佐古真弓(Netflix版)
1989 俺たちは天使じゃない
We're No Angels
モリー 高島雅羅
1990 ゴースト/ニューヨークの幻
Ghost
モリー・ジャンセン 高島雅羅(ソフト版)
金野恵子(フジテレビ版)
松井菜桜子(テレビ朝日版)
1991 絶叫屋敷へいらっしゃい
Nothing But Trouble
ダイアン 土井美加
愛を殺さないで
Mortal Thoughts
シンシア 高島雅羅
夢の降る街
The Butcher's Wife
マリーナ
1992 ア・フュー・グッドメン
A Few Good Men
ジョアン・ギャロウェイ少佐
1993 幸福の条件
Indecent Proposal
ディアナ・マーフィー 勝生真沙子(ソフト版)
田中敦子(日本テレビ版)
1994 ディスクロージャー
Disclosure
メレディス・ジョンソン 幸田直子(ソフト版)
塩田朋子(テレビ朝日版)
1995 スカーレット・レター
The Scarlet Letter
ヘスター 高島雅羅
Dearフレンズ
Now and Then
サマンサ・アルバートソン
1996 陪審員
The Juror
アニー 塩田朋子(ソフト版)
渡辺美佐(日本テレビ版)
ノートルダムの鐘
The Hunchback of Notre Dame
エスメラルダ アニメ映画、声の出演 保坂知寿
素顔のままで
Striptease
エリン・グラント 高島雅羅(ソフト版)
スリーウイメン/この壁が話せたら
If These Walls Could Talk
クレア テレビ映画、兼製作総指揮 高島雅羅
1997 G.I.ジェーン
G.I.Jane
ジョーダン・オニール 深見梨加(ソフト版)
一城みゆ希(フジテレビ版)
地球は女で回ってる
Deconstructing Harry
ヘレン (吹き替え版なし)
2000 薔薇の眠り
Passion of Mind
マーサ・マリー / マーティ・タリッジ 日野由利加
2002 ノートルダムの鐘II
The Hunchback of Notre Dame II
エスメラルダ アニメ映画、声の出演 高乃麗
2003 チャーリーズ・エンジェル フルスロットル
Charlie's Angels: Full Throttle
マディソン・リー 藤生聖子(劇場公開版)
高島雅羅(テレビ朝日版)
2006 ゴースト・ライト
Half Light
レイチェル
ボビー
Bobby
ヴァージニア・ファロン 勝生真沙子
2007 アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生
Annie Leibovitz: Life Through a Lens
ドキュメンタリー (吹き替え版なし)
ダイヤモンド・ラッシュ
Flawless
ローラ
Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼
Mr. Brooks
トレーシー・アトウッド 深見梨加
2009 幸せがおカネで買えるワケ
The Joneses
ケイト 高島雅羅
最強のきずな
Happy Tears
ローラ
2010 BUNRAKU
Bunraku
アレクサンドラ 水野ゆふ
2011 アナザー・ハッピー・デイ ふぞろいな家族たち
Another Happy Day
パティ (吹き替え版なし)
マージン・コール
Margin Call
サラ・ロバートソン 白土麻子
2013 少女が大人に変わる夏
Very Good Girls
ケイト
2015 ワイルドガン
Forsaken
メアリー・アリス・ワトソン
2016 素敵な遺産相続
Wild Oats
クリスタ
ブラインド 朗読する女
Blind
スザンヌ・ダッチマン
2017 ラフ・ナイト 史上最悪!?の独身さよならパーティー
Rough Night
リア きそひろこ
2017-2018 Empire 成功の代償
Empire
クラウディア テレビシリーズ、シーズン3から4 (吹き替え版なし)
2019 コーポレート・アニマルズ 社畜たちの研修旅行
CORPORATE ANIMALS
ルーシー 深見梨加
2020 ソングバード
Songbird
パイパー・グリフィン
BRAVE NEW WORLD/ブレイブ・ニュー・ワールド
Brave New World
リンダ Peacock ドラマシリーズ 高島雅羅
2022 マッシブ・タレント
The Unbearable Weight of Massive Talent
オリヴィア役の女優 TBA

受賞歴

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年度 部門 作品名 結果 備考
ゴールデングローブ賞 1990年 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門) ゴースト/ニューヨークの幻 ノミネート
ゴールデンラズベリー賞 1991年 主演女優賞 夢の降る街』、『絶叫屋敷へいらっしゃい ノミネート
1993年 幸福の条件 ノミネート
1995年 スカーレット・レター ノミネート
1996年 陪審員』、『素顔のままで 受賞
スクリーンカップル賞 『素顔のままで』 受賞 バート・レイノルズと共同
1997年 主演女優賞 G.I.ジェーン 受賞
2000年 薔薇の眠り ノミネート
2003年 助演女優賞 チャーリーズ・エンジェル フルスロットル 受賞
MTVムービー・アワード 1993年 女優賞 ア・フュー・グッドメン ノミネート
1994年 『幸福の条件』 ノミネート
キス賞 受賞 ウディ・ハレルソンと共同
魅惑的な女優賞 ノミネート
1995年 MTVムービー・アワード ディスクロージャー ノミネート
魅惑的な女優賞 ノミネート
1996年 魅惑的な女優賞 『スカーレット・レター』 ノミネート
1998年 格闘シーン賞 『G.I.ジェーン』 ノミネート ヴィゴ・モーテンセンと共同
2004年 『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』 ノミネート

参考文献

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  1. ^ [dəˈmiː ˈmɔɹ]
  2. ^ Demi Moore's Long-Lost Siblings: We Can Save Her”. Star via OK! (February 11, 2012). 2012年11月5日閲覧。
  3. ^ a b Collins, Nancy (August 1991). “Demi's Big Moment”. Vanity Fair: 144. 
  4. ^ Demi Moore”. The Biography Channel UK. 2010年3月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年2月4日閲覧。
  5. ^ Murphy, Meagan (January 25, 2012). “Demi Moore's hospitalization puts spotlight on alleged past demons”. Fox News. September 28, 2012閲覧。
  6. ^ Demi Moore opens up about dark childhood, reviving her mother after overdose in upcoming memoir Hindustan Times, Delhi | By HT Correspondent | Sep 13, 2019 05:52 PM IST
  7. ^ Demi Moore Biography”. People. February 6, 2012閲覧。
  8. ^ DEMI MOORE (Songwriter) BIO”. Demophonic Music. 2012年11月5日閲覧。
  9. ^ “Ring in the New, Wring Out the Old”. People. Associated Press. (January 5, 1987). http://www.people.com/people/archive/article/0,,20095361,00.html 
  10. ^ Demi Moore at People.com”. 2012年6月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年11月5日閲覧。
  11. ^ 毒家族に生まれてVol.7  弱さのために娘をレイプさせたデミ・ムーアの母と薬漬けの父 - Peachy - ライブドアニュース
  12. ^ “Ashton & Demi Get Married”. People. (September 25, 2005). http://www.people.com/people/article/0,,1090617,00.html 
  13. ^ Oldenburg, Ann (September 27, 2006). “Changing of the 'Guardian
    '”
    . USA Today. http://www.usatoday.com/life/people/2006-09-26-kutcher-costner-chat_x.htm September 30, 2006閲覧。
     
  14. ^ “Demi Moore, Ashton Kutcher to Divorce”. People. (November 17, 2011). http://www.people.com/people/article/0,,20536470,00.html 
  15. ^ Watkins, Jade (September 27, 2012). “So why haven't Ashton Kutcher and Demi Moore filed for divorce? Exes spark rumours they were never legally married”. Daily Mail. http://www.dailymail.co.uk/tvshowbiz/article-2209672/So-havent-Ashton-Kutcher-Demi-Moore-filed-divorce-Exes-spark-rumours-legally-married.html?openGraphAuthor=%2Fhome%2Fsearch.html%3Fs%3D%26authornamef%3DJade%2BWatkins 
  16. ^ “デミ・ムーアとアシュトン・カッチャー、慰謝料で揉めて離婚できない?”. exciteニュース. (2012年10月24日). http://www.excite.co.jp/News/woman_clm/20121024/Leafhide_koikatsu_news_aSjPgJfLX6.html 2012年11月5日閲覧。 
  17. ^ “デミ・ムーアとアシュトン・カッチャー 財産分与で離婚が泥沼化”. シネマトゥデイ. (2012年10月22日). https://www.cinematoday.jp/news/N0047066 2012年11月5日閲覧。 
  18. ^ “アシュトン・カッチャー、デミ・ムーアとの離婚を申請…破局発表から1年でようやく”. シネマトゥデイ. (2012年12月22日). https://www.cinematoday.jp/news/N0048898 2013年2月6日閲覧。 
  19. ^ Anderson, Susan Heller. "Chronicle". The New York Times. July 11, 1991. Retrieved March 28, 2008.

関連文献

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外部リンク

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