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第31回国民体育大会バレーボール競技

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第31回 国民体育大会バレーボール競技
開始年 1946
主催 日本体育協会
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第31回国民体育大会バレーボール競技(だい31かい こくみんたいいくたいかい バレーボールきょうぎ)は、1976年10月に佐賀県で開催された第31回国民体育大会(若楠国体)のバレーボール競技大会である。今大会では成年区分で9人制種目のみが実施された。9人制の実施は1961年以来15年ぶりの復活である。

概要

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No. 実施種目 参加チーム数 メイン会場 日程
1 成年男子(9人制) 10 鳥栖市民体育館 1976年10月25日 - 10月28日
2 成年女子(9人制) 10
3 少年男子(6人制) 47 鳥栖市民体育館・鳥栖工業高校体育館
鳥栖商業高校体育館・鳥栖高校体育館
4 少年女子(6人制) 10 鳥栖市民体育館

成年男子

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出場チーム

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No. ブロック チーム名
1 北海道 旭川鉄道管理局
2 東北 八戸虎豹会
3 関東 岩崎通信機
4 北信越 金沢教員
5 東海 岐阜教員
6 近畿 住友金属和歌山
7 中国 防府市役所
8 四国 東レ愛媛
9 九州 専売九州
10 開催地 佐賀クラブ

1回戦

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#101
住友金属和歌山 2 - 0
(21-18)
(21-16)
旭川鉄道管理局 鳥栖市民体育館
#102
専売九州 2 - 0
(24-22)
(21-15)
八戸虎豹会 鳥栖市民体育館

準々決勝

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#103
岩崎通信機 2 - 0
(21-15)
(25-23)
住友金属和歌山 鳥栖市民体育館
#104
専売九州 2 - 0
(21-17)
(21-12)
防府市役所 鳥栖市民体育館
#105
岐阜教員 2 - 0
(21-12)
(21-13)
東レ愛媛 鳥栖市民体育館
#106
佐賀クラブ 2 - 0
(21-16)
(21-12)
金沢教員 鳥栖市民体育館

準決勝

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#107
岩崎通信機 2 - 1
(17-21)
(21-11)
(23-21)
佐賀クラブ 鳥栖市民体育館
#108
専売九州 2 - 1
(21-13)
(16-21)
(21-17)
岐阜教員 鳥栖市民体育館

決勝

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#109
岩崎通信機 2 - 1
(23-21)
(15-21)
(21-16)
専売九州 鳥栖市民体育館

最終結果

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順位. チーム名 ブロック
優勝 岩崎通信機 関東
準優勝 専売九州 九州
3 岐阜教員 東海
佐賀クラブ 開催地

岩崎通信機は初優勝。

成年女子

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出場チーム

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No. ブロック チーム名
1 北海道 北海道女子教員
2 東北 日東紡富久山
3 関東 大泉町朋友クラブ
4 北信越 チノン
5 東海 名球友
6 近畿 東レ九鱗会
7 中国 電電岡山
8 四国 百十四銀行
9 九州 トキハ
10 開催地 久光製薬

1回戦

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#201
名球友 2 - 1
(21-14)
(14-21)
(21-15)
東レ九鱗会 鳥栖市民体育館
#202
日東紡富久山 2 - 0
(21-12)
(21-15)
北海道女子教員 鳥栖市民体育館

準々決勝

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#203
久光製薬 2 - 0
(21-9)
(21-16)
名球友 鳥栖市民体育館
#204
電電岡山 2 - 1
(21-12)
(17-21)
(21-11)
チノン 鳥栖市民体育館
#205
トキハ 2 - 0
(21-16)
(21-19)
百十四銀行 鳥栖市民体育館
#206
日東紡富久山 2 - 1
(21-15)
(12-21)
(21-17)
大泉町朋友クラブ 鳥栖市民体育館

準決勝

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#207
久光製薬 2 - 0
(21-10)
(21-13)
電電岡山 鳥栖市民体育館
#208
日東紡富久山 2 - 0
(21-18)
(21-18)
トキハ 鳥栖市民体育館

決勝

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#209
久光製薬 2 - 0
(21-11)
(21-13)
日東紡富久山 鳥栖市民体育館

最終結果

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順位. チーム名 ブロック
優勝 久光製薬 開催地
準優勝 日東紡富久山 東北
3 電電岡山 中国
トキハ 九州

久光製薬は初優勝。1976年の9人制メジャー三冠(国体、全日本実業団[1]全日本総合(9人制)[2])を達成した。勢いにのった久光製薬は翌月の全日本総合(6人制)でも準優勝を果たしている[3]

少年男子

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出場チーム

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No. ブロック チーム名 都道府県名
1 北海道 東海大四高 北海道
2 東北 弘前工業高校 青森県
3 福岡高校 岩手県
4 古川工業高校 宮城県
5 能代工業高校 秋田県
6 日大山形高校 山形県
7 保原高校 福島県
8 関東 勝田工業高校 茨城県
9 足利工大附属高校 栃木県
10 高崎商業高校 群馬県
11 川越高校 埼玉県
12 習志野高校 千葉県
13 明治大学中野高校 東京都
14 法政二高 神奈川県
15 韮崎工業高校 山梨県
16 北信越 長岡工業高校 新潟県
17 高岡商業高校 富山県
18 金沢松陵工業高校 石川県
19 武生高校 福井県
20 岡谷工業高校 長野県
21 東海 岐南工業高校 岐阜県
22 東海大一高 静岡県
23 大同高校 愛知県
24 松阪工業高校 三重県
25 近畿 長浜商工高校 滋賀県
26 洛南高校 京都府
27 大阪商大附属高校 大阪府
28 市立尼崎高校 兵庫県
29 添上高校 奈良県
30 耐久高校 和歌山県
31 中国 鳥取工業高校 鳥取県
32 松江工業高校 島根県
33 岡山東商業高校 岡山県
34 崇徳高校 広島県
35 宇部商業高校 山口県
36 四国 小松島高校 徳島県
37 高松工芸高校 香川県
38 三島高校 愛媛県
39 高知商業高校 高知県
40 九州 伝習館高校 福岡県
41 長崎南山高校 長崎県
42 熊本工業高校 熊本県
43 中津北高校 大分県
44 都城工業高校 宮崎県
45 鹿児島商工高校 鹿児島県
46 前原高校 沖縄県
47 開催地 佐賀商業高校 佐賀県

1回戦

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#301
前原 2 - 0
(15-3)
(15-7)
鳥取工
#302
高崎商 2 - 0
(15-7)
(15-6)
市立尼崎
#303
習志野 2 - 0
(15-7)
(15-8)
高松工芸
#304
法政二 2 - 0
(15-8)
(15-3)
三島
#305
長崎南山 2 - 1
(15-11)
(16-18)
(15-8)
添上
#306
勝田工 2 - 1
(9-15)
(15-4)
(15-12)
小松島
#307
中津北 2 - 0
(15-4)
(15-3)
宇部商
#308
都城工 2 - 1
(10-15)
(15-4)
(16-14)
大同
#309
足利工大附 2 - 0
(15-9)
(15-7)
福岡
#310
明大中野 2 - 0
(15-9)
(15-9)
高知商
#311
岡山東商 2 - 0
(15-9)
(15-9)
熊本工
#312
保原 2 - 1
(6-15)
(15-13)
(15-13)
岐南工
#313
伝習館 2 - 1
(15-7)
(12-15)
(15-6)
川越
#314
鹿児島商工 2 - 0
(15-10)
(15-13)
松江工
#315
松阪工 2 - 0
(15-8)
(15-2)
韮崎工

2回戦

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#316
崇徳 2 - 0
(15-3)
(15-9)
前原
#317
能代工 2 - 1
(15-12)
(10-15)
(15-7)
武生
#318
岡谷工 2 - 0
(15-11)
(15-5)
高崎商
#319
習志野 2 - 0
(15-7)
(15-12)
長浜商工
#320
法政二 2 - 0
(15-11)
(15-7)
東海大一
#321
長崎南山 2 - 1
(16-14)
(12-15)
(15-10)
長岡工
#322
佐賀商 2 - 0
(15-3)
(15-2)
勝田工
#323
中津北 2 - 0
(15-9)
(15-12)
古川工
#324
弘前工 2 - 0
(15-7)
(15-1)
都城工
#325
足利工大附 2 - 0
(15-4)
(15-2)
高岡商
#326
明大中野 2 - 0
(15-6)
(15-0)
東海大四
#327
日大山形 2 - 0
(15-7)
(15-5)
岡山東商
#328
保原 2 - 0
(17-15)
(15-13)
金沢松陵工
#329
鹿児島商工 2 - 0
(15-11)
(15-3)
耐久
#330
大商大附 2 - 0
(15-6)
(15-9)
松阪工
#331
洛南 2 - 1
(12-15)
(15-10)
(17-15)
伝習館

3回戦

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#332
崇徳 2 - 0
(15-3)
(15-1)
能代工
#333
習志野 2 - 1
(15-9)
(8-15)
(15-6)
岡谷工
#334
法政二 2 - 0
(15-1)
(15-6)
長崎南山
#335
佐賀商 2 - 0
(15-8)
(15-12)
中津北
#336
弘前工 2 - 0
(15-6)
(15-4)
足利工大附
#337
明大中野 2 - 0
(15-7)
(15-11)
日大山形
#338
保原 2 - 1
(11-15)
(16-14)
(17-15)
洛南
#339
大商大附 2 - 0
(15-4)
(15-5)
鹿児島商工

準々決勝

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#340
崇徳 2 - 0
(15-5)
(15-12)
習志野
#341
法政二 2 - 1
(15-13)
(8-15)
(15-11)
佐賀商
#342
弘前工 2 - 0
(15-10)
(15-5)
明大中野
#343
大商大附 2 - 0
(15-8)
(15-5)
保原

準決勝

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#344
崇徳 2 - 0
(16-14)
(15-4)
法政二
#345
大商大附 2 - 1
(12-15)
(15-9)
(15-5)
弘前工

決勝

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#346
崇徳 2 - 0
(15-9)
(15-9)
大商大附

最終結果

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順位. チーム名 都道府県名
優勝 崇徳高校 広島県
準優勝 大阪商大附属高校 大阪府
3 弘前工業高校 青森県
法政二高 神奈川県

崇徳高校は二連覇を達成した。

少年女子

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出場チーム

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No. ブロック チーム名
1 北海道 妹背牛商業高校
2 東北 由利高校
3 関東 八王子実践高校
4 北信越 上田染谷丘高校
5 東海 浜松市立高校
6 近畿 成安女子高校
7 中国 就実高校
8 四国 富岡東高校
9 九州 中津南高校
10 開催地 牛津高校

1回戦

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#401
中津南 2 - 0
(15-6)
(15-2)
上田染谷丘 鳥栖市民体育館
#402
妹背牛商 2 - 0
(16-14)
(15-6)
浜松市立 鳥栖市民体育館

準々決勝

[編集]
#403
成安女子 2 - 0
(16-14)
(15-12)
中津南 鳥栖市民体育館
#404
牛津 2 - 0
(15-7)
(16-14)
富岡東 鳥栖市民体育館
#405
妹背牛商 2 - 1
(15-3)
(11-15)
(15-11)
八王子実践 鳥栖市民体育館
#406
就実 2 - 0
(15-5)
(15-12)
由利 鳥栖市民体育館

準決勝

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#407
成安女子 2 - 0
(18-16)
(16-14)
牛津 鳥栖市民体育館
#408
妹背牛商 2 - 0
(15-7)
(15-6)
就実 鳥栖市民体育館

決勝

[編集]
#409
成安女子 2 - 0
(15-10)
(15-13)
妹背牛商 鳥栖市民体育館

最終結果

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順位. チーム名 ブロック
優勝 成安女子高校 近畿
準優勝 妹背牛商業高校 北海道
3 就実高校 中国
牛津高校 開催地

若生美喜子若生明美らを擁し北海道勢初優勝を目指した妹背牛商業を破り、成安女子が初優勝。

脚注

[編集]
  • 本記事のマッチナンバーは編集の便宜上付番したものです。
  1. ^ 日本バレーボール協会. “全日本9人制バレーボール実業団女子選手権大会 優勝チーム一覧”. 2014年1月4日閲覧。
  2. ^ 日本バレーボール協会. “全日本9人制バレーボール総合女子選手権大会 優勝チーム一覧”. 2014年1月4日閲覧。
  3. ^ 月刊バレーボール 1977年1月号 141-143ページ

参考文献

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  • 月刊バレーボール 1976年12月号 142-143ページ 日本文化出版刊
  • 『国民体育大会五十年のあゆみ』 競技記録編212ページ 1998年3月20日 編集・発行:日本体育協会

関連項目

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外部リンク

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