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第26回ベルリン国際映画祭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

第26回ベルリン国際映画祭は1976年6月25日から7月6日まで開催された。

概要

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例年になく国際色豊かなラインナップとなったコンペティション部門であったが、その中からロバート・アルトマン西部劇『ビッグ・アメリカン』が金熊賞に選ばれた。


また、フォーラム部門での上映となった大島渚の『愛のコリーダ』が、その過激な性描写のために上映直後に警察によってフィルムが没収されるという騒動が起きた。

受賞

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上映作品

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コンペティション部門

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長編映画のみ記載。アルファベット順。邦題がついていない場合は原題の下に英題。
題名
原題
監督 製作国
Azonosítás
(Man Without a Name)
László Lugossy  ハンガリー
Baghé sangui
(The Garden of Stones)
Parviz Kimiavi イランの旗 イラン
Belyy parokhodbr>(The White Ship) Bolotbek Shamshiyev ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
ビッグ・アメリカン
Buffalo Bill and the Indians, or Sitting Bull's History Lesson
ロバート・アルトマン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
Canoa フィリペ・カラルス メキシコの旗 メキシコ
Caro Michele
(Dear Michael)
マリオ・モニチェリ イタリアの旗 イタリア
Cuvar plaze u zimskom periodu
(Beach Guard in Winter)
ゴラン・パスカルイェヴィツ(sr ユーゴスラビア社会主義連邦共和国の旗 ユーゴスラビア
Die Plötzliche Einsamkeit des Konrad Steiner
(The Sudden Loneliness of Konrad Steiner)
Kurt Gloor スイスの旗 スイス
Divina creatura
(The Divine Nymph)
ジュゼッペ・パトローニ・グリッフ イタリアの旗 イタリア
Dokter Pulder zaait papavers
(Doctor Pulder Sows Poppies)
Bert Haanstra オランダの旗 オランダ
Expropiación
(Expropriation)
マリオ・ロブレス ベネズエラの旗 ベネズエラペルーの旗 ペルー
F... comme Fairbanks
(F as in Fairbanks)
モーリス・ドゥゴーソン フランスの旗 フランス
Fogo morto
(The Last Plantation)
マルコス・ファリアス ブラジルの旗 ブラジル
本陣殺人事件 高林陽一 日本の旗 日本
トリュフォーの思春期
L'argent de poche
フランソワ・トリュフォー フランスの旗 フランス
Las Largas vacaciones del 36
(Long Vacations of 36)
ハイメ・カミノ スペインの旗 スペイン
Mozart - Aufzeichnungen einer Jugend
(Mozart: Recordings of a Youth)
クラウス・キルシュネル 西ドイツの旗 西ドイツ
夜と昼
Noce i dnie
イェジー・アントザク ポーランドの旗 ポーランド
Следователят и гората
(Judge and the Forest)
Rangel Vulchanov ブルガリアの旗 ブルガリア
地球に落ちて来た男
The Man Who Fell to Earth
ニコラス・ローグ イギリスの旗 イギリス
Verlorenes Leben
(A Lost Life)
オットーカー・ルンツェ 西ドイツの旗 西ドイツ
Zaklete rewiry
(Hotel Pacific)
ヤヌシュ・マイェフスキ ポーランドの旗 ポーランドチェコスロバキアの旗 チェコスロバキア

審査員

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  • イェジー・カヴァレロヴィチ (ポーランド/監督)
  • ギュオルギ・ダネリア (ソ連/監督)
  • Márta Mészáros (ハンガリー/監督)
  • Wolf Hart (西ドイツ/監督・撮影監督)
  • フェルナンド・マコテラ (メキシコ/脚本家)
  • マージョリー・ビルボー (イギリス/批評家)
  • ミシェル・シマン (フランス/批評家)
  • 寺山修司 (日本/劇作家・小説家・映画監督)
  • バーナード・R・カンター (アメリカ/Cinema University of Southern California Los Angeles)
  • ハンネス・シュミット (西ドイツ/)
  • Guido Cinotti (イタリア/)

外部リンク

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