第215回国会
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第215回国会(だい215かいこっかい)とは、2024年(令和6年)11月11日に召集された特別国会である[1]。会期は11月14日までの4日間。
概要
[編集]2024年(令和6年)10月27日に執行された第50回衆議院議員総選挙を受けて、新しい議院の構成を定め、内閣総理大臣指名選挙を行うために召集された。
内閣総理大臣指名選挙
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衆議院[編集]
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参議院[編集]
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決選投票となるのは戦後5回目。社会党の村山富市が海部俊樹との決選投票で首相に選出された1994年以来で30年ぶり[2]。衆院で過半数を割る得票数で首相に就任するのは1979年の大平正芳以来で45年ぶり[3]。
衆議院では立憲民主党の野田佳彦は同党の148名、社民党1名、野党系無所属2名の計151名から票を得た。決選投票では日本共産党の8名、有志の会の福島伸享も野田に票を投じたが、日本維新の会や国民民主党は無効票を投じた[4]。
参議院では野党系無所属の寺田静が国民民主党の伊藤孝恵に、会派「NHK党」では浜田聡が茂木敏充前自民党幹事長に、斉藤健一郎が自民の末松信介に1票を投じた[5]。
各党・会派の議席数
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衆議院[編集]計465、2024年(令和6年)11月11日時点[6]
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参議院[編集]計245、2024年(令和6年)11月10日時点[7]
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今国会の動き
[編集]召集前
[編集]- 10月27日 - 第50回衆議院議員総選挙。
- 11月5日 - 「令和六年十一月十一日に、国会の特別会を東京に召集する詔書」が公布[8]。
会期中
[編集]- 11月11日 - 召集。
- 11月13日 - 立憲民主党は、いわゆる「年収130万円の壁」の対策として、社会保険料の支払いによる減収分を給付で補う「就労支援給付制度」を創設する法案を衆議院に提出[14]。翌14日の本会議で閉会中審査の議決が行われ、継続審査となった。
- 11月14日 - 会期末。
- 開会式。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 特別国会、11日召集へ 神奈川新聞 2024年11月5日発信・閲覧
- ^ 首相指名選挙、1回目投票で決まらず 30年ぶりの決選投票へ 毎日新聞 2024/11/11 15:03
- ^ 石破首相、45年ぶりに衆院過半数得ずに首相就任 決選投票でも届かず 大平正芳氏以来 産経新聞 2024/11/11 17:34
- ^ “6党派84票、決選で無効に 過半数ない首相、45年ぶり”. 共同通信. (2024年11月11日) 2024年12月15日閲覧。
- ^ “国民・伊藤孝恵氏、参院の首相指名選挙で5回連続得票 自民の茂木敏充氏や末松信介氏にも”. 産経新聞. (2024年11月11日) 2024年12月15日閲覧。
- ^ 会派名及び会派別所属議員数衆議院
- ^ 会派別所属議員数一覧 参議院
- ^ 『官報』(国立印刷局)特別号外(号外特第51号)2024年11月5日
- ^ 「【速報】石破内閣が総辞職 11日夜には第2次石破内閣発足へ」『TBS NEWS DIG』2024年11月11日。2024年11月11日閲覧。
- ^ "【速報】参議院 議長に関口昌一氏(自民)を選出 体調不良で辞任の尾辻前議長の後任". テレ朝NEWS. テレビ朝日. 2024年11月11日. 2024年11月11日閲覧。
- ^ "衆院議長に額賀福志郎氏、副議長に玄葉光一郎氏を選出". 讀賣新聞オンライン. 読売新聞社. 2024年11月11日. 2024年11月11日閲覧。
- ^ "首相に石破茂氏 衆参本会議の指名選挙で選出". NHK NEWS WEB. 日本放送協会. 2024年11月11日. 2024年11月11日閲覧。
- ^ "第2次石破内閣 閣僚名簿". 首相官邸. 内閣官房内閣広報室. 2024年11月11日. 2024年11月12日閲覧。
- ^ 「130万円の壁」対策法案を提出 立民時事通信 2024年11月13日