神谷町駅
神谷町駅 | |
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3番出入口(2010年5月) | |
かみやちょう Kamiyacho | |
◄H 04 六本木 (1.5 km) (0.5 km) 虎ノ門ヒルズ H 06► | |
所在地 | 東京都港区虎ノ門五丁目12-11 |
駅番号 | H05[1] |
所属事業者 | 東京地下鉄(東京メトロ) |
所属路線 | ●[1]日比谷線 |
キロ程 | 14.6 km(北千住起点) |
電報略号 | カミ |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[メトロ 1]88,969人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1964年(昭和39年)3月25日 |
神谷町駅(かみやちょうえき)は、東京都港区虎ノ門五丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)日比谷線の駅である。駅番号はH 05。
歴史
[編集]- 1964年(昭和39年)3月25日:開業[2]。
- 1968年(昭和43年)1月27日:東武2000系による車両火災事故が発生。
- 1995年(平成7年)3月20日:地下鉄サリン事件が発生[3]。
- 2004年(平成16年)4月1日:帝都高速度交通営団(営団地下鉄)民営化に伴い、当駅は東京地下鉄(東京メトロ)に継承される[4]。
- 2007年(平成19年)3月18日:ICカード「PASMO」の利用が可能となる[5]。
- 2020年(令和2年)2月7日:発車メロディを導入[6]。
駅名の由来
[編集]駅名は開業当時の町名(東京都港区芝神谷町)に由来する[7]。1977年(昭和52年)9月1日の住居表示実施に伴い、消滅して虎ノ門の一部となった[7]。
駅構造
[編集]地下2階に相対式ホーム2面2線を有する地下駅。地下1階にコンコース・改札口がある。
1980年代後半から1990年代前半にかけて周辺にオフィスビルが多く立地するようになり利用客が増えたことで、ホームの幅員を大きく拡げる改良工事が行われた。
改札口とホームの間にエスカレーター(上りのみ稼動)を設置しているほか、虎ノ門方面改札口にはエレベーターも併設されている。また、トイレは両方のホームの六本木寄り先端にあるが、2番線ホーム側のトイレはリニューアルされ、多機能トイレも併設された。なお、改札外コンコースから出口に通じるエレベーターは終日稼働しておらず、平日は7:30 - 21:00、土曜日は7:30 - 18:00のみしか稼働しない。また、日曜・祝日はエレベーターを使うことができない。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 行先[8] |
---|---|---|
1 | 日比谷線 | 中目黒方面 |
2 | 北千住・南栗橋方面 |
(出典:東京メトロ:構内図)
発車メロディ
[編集]2020年2月7日よりスイッチ制作の発車メロディ(発車サイン音)を使用している[6]。
曲は1番線が「昇って降りて」(福嶋尚哉作曲)、2番線が「Lovely Morning」(大和優子作曲)である[6]。
利用状況
[編集]2023年度の1日平均乗降人員は88,969人であり[メトロ 1]、東京メトロ全130駅中40位。他線と接続しない日比谷線の単独駅では乗降人員が最も多い。
近年の1日平均乗降・乗車人員は下表の通りである。
年度 | 1日平均 乗降人員[12] |
1日平均 乗車人員[13] |
出典 |
---|---|---|---|
1990年(平成 | 2年)48,041 | [* 1] | |
1991年(平成 | 3年)48,560 | [* 2] | |
1992年(平成 | 4年)48,915 | [* 3] | |
1993年(平成 | 5年)47,460 | [* 4] | |
1994年(平成 | 6年)47,274 | [* 5] | |
1995年(平成 | 7年)47,847 | [* 6] | |
1996年(平成 | 8年)49,573 | [* 7] | |
1997年(平成 | 9年)49,767 | [* 8] | |
1998年(平成10年) | 49,134 | [* 9] | |
1999年(平成11年) | 47,541 | [* 10] | |
2000年(平成12年) | 46,236 | [* 11] | |
2001年(平成13年) | 43,433 | [* 12] | |
2002年(平成14年) | [14]88,186 | 44,132 | [* 13] |
2003年(平成15年) | [14]86,491 | 42,888 | [* 14] |
2004年(平成16年) | 78,812 | 39,682 | [* 15] |
2005年(平成17年) | 82,669 | 41,419 | [* 16] |
2006年(平成18年) | 86,997 | 43,649 | [* 17] |
2007年(平成19年) | 90,935 | 45,658 | [* 18] |
2008年(平成20年) | 89,257 | 44,677 | [* 19] |
2009年(平成21年) | 86,189 | 43,088 | [* 20] |
2010年(平成22年) | 79,014 | 39,553 | [* 21] |
2011年(平成23年) | 76,486 | 38,224 | [* 22] |
2012年(平成24年) | 85,960 | 42,942 | [* 23] |
2013年(平成25年) | 92,782 | 46,334 | [* 24] |
2014年(平成26年) | 96,611 | 48,153 | [* 25] |
2015年(平成27年) | 98,464 | 49,098 | [* 26] |
2016年(平成28年) | 97,623 | 48,707 | [* 27] |
2017年(平成29年) | 99,610 | 49,751 | [* 28] |
2018年(平成30年) | 102,539 | 51,197 | [* 29] |
2019年(令和元年) | 106,952 | 53,407 | [* 30] |
2020年(令和 | 2年)[メトロ 2]61,568 | ||
2021年(令和 | 3年)[メトロ 3]59,759 | ||
2022年(令和 | 4年)[メトロ 4]72,423 | ||
2023年(令和 | 5年)[メトロ 1]88,969 |
駅周辺
[編集]周辺は愛宕山などに囲まれたオフィス街で、虎ノ門や芝公園にも近い。
- 1番出入口
- 2番出入口
- 麻布台ヒルズ
- 外務省飯倉別館
- 東京都港都税事務所
- 駐日ロシア大使館
- 駐日サウジアラビア王国大使館
- 駐日フィジー大使館
- 駐日アフガニスタン大使館
- 六本木ファーストビル
- アール・エフ・ラジオ日本 東京支社
- 霊友会
- 3番出入口
- 東京慈恵会医科大学
- 芝中学校・高等学校
- 正則高等学校
- 港区立御成門小学校
- 港区立御成門中学校
- 愛宕山
- 萬年山青松寺 - 駒澤大学の前身の獅子窟学寮が置かれた曹洞宗寺院。
- 芝郵便局・ゆうちょ銀行芝店
- 愛宕グリーンヒルズ
- ピュア虎ノ門
- オランダヒルズ森タワー
- 都営地下鉄三田線御成門駅
- 4a出入口
- 虎ノ門45MTビル
- 神谷町交差点
- 4b出入口
- 駐日スウェーデン大使館
- 駐日スペイン大使館
- 駐日サウジアラビア大使館
- 駐日ナイジェリア大使館
- 駐日アメリカ合衆国大使館
- 虎ノ門4丁目MTビル - 神谷町郵便局(1階)、郵政管理・支援機構(5階)
- ホテルオークラ東京
- 大倉集古館
- ホテルオークラ内郵便局
- 東京ワールドゲート
- 神谷町トラストタワー
- 城山ガーデン
- 日経電波会館
- テレビ東京神谷町スタジオ(旧本社)
- アークヒルズ
- 住友不動産六本木グランドタワー
- テレビ東京ホールディングス
- テレビ東京
- BSテレ東
- 東京メトロ南北線六本木一丁目駅
- 都営三田線御成門駅
- 日比谷線と南北線、都営三田線がともに乗り入れる駅は全く無いので、改めて運賃が必要となる。
バス路線
[編集]- 神谷町駅前
その他
[編集]- 4番出入口より先にも地下通路が続いているが、その地下通路の入口には「地下鉄 神谷町駅(かつては「S」も)」と、営団時代の駅名表記がそのまま残されている。
- 2023年度までに、麻布台ヒルズに連絡する地下通路が整備された。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b 東京地下鉄 公式サイトから抽出(2019年5月26日閲覧)
- ^ “東京メトロニュースレター第78号 >「日比谷線の歩み」編” (PDF). 東京地下鉄. p. 2 (2020年6月2日). 2020年7月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月9日閲覧。
- ^ この日に放送されたテレビ各局の報道特別番組で事件直後の映像として当駅が度々登場し、化学テロによる被害が最も大きかった駅として全国に報道された。これは前年に経営破綻した東京協和信用組合・安全信用組合(二信組事件を参照のこと)の営業を譲り受けてこの日に営業を開始した東京共同銀行(現・整理回収機構)の本店(旧・安全信用組合本店)が当駅近くにあり、そこにマスコミの取材陣が多く集まっていたためでもある。2000年代以降も地下鉄サリン事件および一連のオウム真理教(現在のAleph)関連の事件映像として度々登場する。
- ^ 『「営団地下鉄」から「東京メトロ」へ』(プレスリリース)営団地下鉄、2004年1月27日。オリジナルの2006年7月8日時点におけるアーカイブ 。2020年3月25日閲覧。
- ^ 『PASMOは3月18日(日)サービスを開始します ー鉄道23事業者、バス31事業者が導入し、順次拡大してまいりますー』(PDF)(プレスリリース)PASMO協議会/パスモ、2006年12月21日。オリジナルの2020年5月1日時点におけるアーカイブ 。2020年5月5日閲覧。
- ^ a b c “東京メトロ日比谷線発車サイン音を制作”. スイッチオフィシャルサイト. スイッチ (2020年2月7日). 2020年2月7日閲覧。
- ^ a b 浅井建爾『駅名・地名 不一致の事典』東京堂出版、2016年8月30日、110頁。ISBN 978-4490108804。
- ^ “神谷町駅 時刻表”. 東京メトロ. 2024年4月22日閲覧。
- ^ 『2020年6月6日(土)日比谷線のダイヤを改正します 「THライナー」の運行開始及び平日の霞ケ関駅行列車を中目黒駅行に変更します』(PDF)(プレスリリース)東京地下鉄、2020年5月11日。オリジナルの2020年5月28日時点におけるアーカイブ 。2020年5月29日閲覧。
- ^ 『2020年6月6日(土)東武鉄道・東京メトロダイヤ改正 東武線・日比谷線相互直通列車に初の座席指定制列車「THライナー」が誕生!』(PDF)(プレスリリース)東武鉄道/東京地下鉄、2019年12月19日。オリジナルの2019年12月19日時点におけるアーカイブ 。2020年5月29日閲覧。
- ^ 行政資料集 - 港区
- ^ レポート - 関東交通広告協議会
- ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
- ^ a b 瀬ノ上清二(東京地下鉄鉄道本部運輸営業部運転課)「輸送と運転 近年の動向」『鉄道ピクトリアル』第55巻第3号(通巻759号)、電気車研究会、2005年3月10日、31頁、ISSN 0040-4047。
- 東京地下鉄の1日平均利用客数
- ^ a b c “各駅の乗降人員ランキング”. 東京地下鉄. 2024年6月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗降人員ランキング(2020年度)”. 東京地下鉄. 2023年6月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗降人員ランキング(2021年度)”. 東京地下鉄. 2023年6月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗降人員ランキング(2022年度)”. 東京地下鉄. 2024年6月24日閲覧。
- 東京都統計年鑑
- ^ 東京都統計年鑑(平成2年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成3年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成24年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成25年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成26年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成27年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成28年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成29年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成30年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成31年・令和元年)