駐日スペイン大使館
駐日スペイン大使館 Embajada de España en Japón | |
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冬季のスペイン大使館外観 | |
所在地 | 日本 |
住所 | 東京都港区六本木1-3-29 |
座標 | 座標: 北緯35度39分54.5秒 東経139度44分29.4秒 / 北緯35.665139度 東経139.741500度 |
大使 | フィデル・センダゴルタ・ゴメス・デル・カンピージョ |
ウェブサイト | www |
駐日スペイン大使館(スペイン語: Embajada de España en Japón、英語: Embassy of Spain in Japan)は、スペインが日本の首都東京に設置している大使館である。在東京スペイン大使館(スペイン語: Embajada de España en Tokio、英語: Embassy of Spain in Tokyo)とも呼ばれる。
歴史
[編集]1584年に天正遣欧少年使節がスペイン国王フェリペ2世に、1615年に慶長遣欧使節がフェリペ3世に謁見している[1]。スペイン側からも、1592年にスペイン領フィリピン総督からの使者としてフアン・コボが豊臣秀吉に謁見するなど、日本への外交使節派遣の例がある[2]。しかし、1624年に江戸幕府がスペイン船の来航を禁止したことにより、その後200年以上にわたってスペインの外交使節団が日本を訪問ないし滞在することはなかった。
1850年代になると、幕府は国力を増強した欧米諸国の圧力に屈して鎖国体制を押し通すことができなくなり、これを契機として対外政策をめぐる血みどろの政争が日本国中で惹起され、遂には幕府の崩壊と王政復古に至った。明治に改元されたばかりの1868年11月12日、神奈川において日本側全権東久世通禧およびスペイン側全権ホセ・エリベルト・ガルシア・デ・ケベードの合意のもと、日西修好通商航海条約が調印された[3]。
明治初年の日西国交樹立に伴い、東京府麹町区永田町2丁目21番地に駐日スペイン公使館が設置された[4]。現在では駐日スペイン大使館となっており、東京都港区六本木1丁目3番地に設置されている[5]。
所在地
[編集]日本語 | 〒106-0032 東京都港区六本木1-3-29[5] |
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スペイン語 | 1-3-29 Roppongi, Minato-ku, Tokio 106-0032[6] |
英語 | 1-3-29 Roppongi Minato-ku, Tokyo 106-0032[7] |
大使
[編集]2022年4月14日より、フィデル・センダゴルタ・ゴメス・デル・カンピージョが特命全権大使を務めている[8]。
出典
[編集]- ^ 柳沼孝一郎「東西交流の起源 : 大航海時代のイベロアメリカとアジア 16・17世紀における日本とイベロアメリカ」『神田外語大学紀要』第26号、神田外語大学、2014年3月、89-115頁、ISSN 0917-5989、NAID 120005455154。
- ^ 清水有子「『近世日本とルソン : 「鎖国」形成史再考』補論」(PDF)『京都ラテンアメリカ研究所紀要』第14号、京都外国語大学京都ラテンアメリカ研究所、2014年12月、1-9頁、ISSN 1882-658X、NAID 40020461262。
- ^ 150年前のできごと | 在スペイン日本国大使館
- ^ 『外務省調査月報 2013/No.1』所収「明治時代の東京にあった外国公館(3)」
- ^ a b 連絡・住所 | 駐日スペイン大使館
- ^ Horarios, localización y contacto | Embajada de España en Tokio
- ^ Contact us | Embassy of Spain in Tokyo
- ^ 駐日スペイン大使の信任状捧呈 | 外務省