安芸矢口駅
安芸矢口駅[* 1] | |
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駅舎(2008年7月) | |
あきやぐち Aki-Yaguchi | |
◄JR-P05 玖村 (2.5 km) (2.8 km) 戸坂 JR-P03► | |
所在地 | 広島市安佐北区口田一丁目13-26 |
駅番号 | JR-P04 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■芸備線 |
キロ程 |
149.3 km(備中神代起点) 三次から59.0 km |
電報略号 | ヤチ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,486人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1915年(大正4年)4月28日[1] |
備考 |
業務委託駅 みどりの窓口 有 広島市内駅 |
安芸矢口駅(あきやぐちえき)は、広島県広島市安佐北区口田一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)芸備線の駅である。駅番号はJR-P04。
歴史
[編集]- 1915年(大正4年)4月28日:芸備鉄道の矢口駅として開業[1]。
- 1937年(昭和12年)7月1日:芸備鉄道買収により、国有鉄道芸備線の駅になる[1]。同時に安芸矢口駅に改称[1]。
- 1961年(昭和36年)6月6日:貨物の取り扱いを廃止[1]。
- 1973年(昭和48年)5月1日:国鉄(→JR)の特定都区市内制度における「広島市内」の駅となる[2][注釈 1]。
- 1978年(昭和53年)4月5日:駅舎改築[3]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)に継承[1]。
- 1992年(平成4年)11月1日:みどりの窓口営業開始[4]。
- 1996年(平成8年)6月1日:業務委託駅から直営駅に戻る[5]。
- 2003年(平成15年)10月1日:急行「みよし」の1往復が当駅に停車。
- 2005年(平成17年)4月1日:再び業務委託駅となる。みどりの窓口の営業時間を短縮し、営業時間中に閉鎖時間帯が設定される。
- 2007年(平成19年)
- 2009年(平成21年)3月:ホームの広島方2両分のかさ上げ工事完了。
- 2018年(平成30年)7月6日 - 22日:豪雨災害により営業休止。
- 2020年(令和2年)10月:駅バリアフリー化改良工事が開始。
- 2024年(令和6年)3月17日:駅バリアフリー工事が終了し、新設備の使用が開始[6]。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を持ち、列車の交換が可能な地上駅である。JR西日本中国交通サービスによる業務委託駅でありみどりの窓口が設置されている。線路東側にある駅舎はコンクリートの平屋であり、改札内にICOCAのチャージ機が置いてある。駅舎からホームへは跨線橋で連絡している。
ICOCA(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)が利用可能。JRの特定都区市内制度における「広島市内」の駅である。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 芸備線 | 上り | 志和口・三次方面 |
2 | 下り | 広島行き |
利用状況
[編集]以下の情報は、広島市統計書及び広島市勢要覧に基づいたデータである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
年度毎 総数 |
定期券 総数 |
普通券 総数 |
---|---|---|---|---|
1968年(昭和43年) | 344.1 | 251,203 | 209,204 | 41,999 |
1969年(昭和44年) | 338.2 | 246,898 | 201,864 | 45,034 |
1970年(昭和45年) | 342.9 | 250,314 | 192,212 | 58,102 |
1971年(昭和46年) | 375.0 | 274,481 | 211,070 | 63,411 |
1972年(昭和47年) | 377.1 | 275,289 | 210,604 | 64,685 |
1973年(昭和48年) | 478.9 | 349,621 | 237,868 | 111,753 |
1974年(昭和49年) | 650.7 | 474,996 | 305,914 | 169,082 |
1975年(昭和50年) | 718.6 | 526,044 | 323,100 | 202,944 |
1976年(昭和51年) | 837.7 | 611,501 | 354,960 | 256,541 |
1977年(昭和52年) | 849.1 | 619,832 | 358,538 | 261,294 |
1978年(昭和53年) | 1,073.8 | 783,889 | 476,298 | 307,591 |
以上の1日平均乗車人員は、乗車数と降車数が同じであると仮定し、年度毎総数を365(閏年が関係する1971・1975年は366)で割った後で、さらに2で割った値を、小数点第二位で四捨五入。小数点一位の値にした物である。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1979年(昭和54年) | 1,078 |
1980年(昭和55年) | 1,068 |
1981年(昭和56年) | 1,038 |
1982年(昭和57年) | 1,003 |
1983年(昭和58年) | 1,054 |
1984年(昭和59年) | 1,192 |
1985年(昭和60年) | 1,227 |
1986年(昭和61年) | 1,309 |
1987年(昭和62年) | 1,513 |
1988年(昭和63年) | 1,640 |
1989年(平成 元年) | 1,533 |
1990年(平成 2年) | 1,743 |
1991年(平成 3年) | 1,820 |
1992年(平成 4年) | 1,894 |
1993年(平成 5年) | 1,953 |
1994年(平成 6年) | 1,880 |
1995年(平成 7年) | 1,840 |
1996年(平成 8年) | 1,834 |
1997年(平成 9年) | 1,831 |
1998年(平成10年) | 1,903 |
1999年(平成11年) | 1,990 |
2000年(平成12年) | 1,989 |
2001年(平成13年) | 1,924 |
2002年(平成14年) | 1,957 |
2003年(平成15年) | 1,944 |
2004年(平成16年) | 1,972 |
2005年(平成17年) | 1,913 |
2006年(平成18年) | 1,900 |
2007年(平成19年) | 1,917 |
2008年(平成20年) | 1,975 |
2009年(平成21年) | 1,983 |
2010年(平成22年) | 1,925 |
2011年(平成23年) | 1,907 |
2012年(平成24年) | 1,931 |
2013年(平成25年) | 1,999 |
2014年(平成26年) | 2,005 |
2015年(平成27年) | 2,044 |
2016年(平成28年) | 2,053 |
2017年(平成29年) | 2,055 |
2018年(平成30年) | 1,917 |
2019年(令和 元年) | 1,902 |
2020年(令和 2年) | 1,548 |
2021年(令和 3年) | 1,486 |
2022年(令和 4年) | 1,549[7] |
- 乗車数グラフ
駅名の由来
[編集]駅名は、その所在地の旧地名「口田村(のち高陽町)大字矢口」に由来する。なお大字の「矢口」はその後の町名変更により消滅し、現在の町名は「口田」となっている。
駅周辺
[編集]駅北東部から南東部にかけてはすが丘・翠光台・矢口が丘・梅園・ふじランドといった団地群があり、広島市のベッドタウンの役割を担っている。そのため朝夕の通勤、通学者の乗降量は、かなり多い。西は太田川の土手があり、北側100メートルには安佐大橋と山陽自動車道高架橋が並行している。なお、駅東側の200メートルには広島県道37号広島三次線が通っている。
- 翠光台団地
- はすが丘団地
- 矢口が丘団地
- 梅園団地
- ふじランド(団地)
- 広島市立口田東小学校
- 広島市立落合小学校
- 広島市立口田小学校
- 広島市立口田中学校
- 口田郵便局
- 広島銀行高陽南支店
- もみじ銀行高陽支店
- 広島信用金庫高陽支店
- フレスタ矢口店
- 広島県道459号矢口安古市線
- 安佐大橋
- 広島県道37号広島三次線
- 山陽自動車道 - 太田川の対岸に広島ICがある。
- 国道54号
バス路線
[編集]駅から北へ約100メートルの広島県道459号矢口安古市線沿いに広島交通[8] の矢口駅前バス停がある。
また、駅から南東へ約250メートルの広島県道37号広島三次線沿いに矢口バス停があり、広島交通・JRバス中国[9] が発着している。
方面 | 系統・行先 |
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上古市・古市橋駅前 | 71H(川内線):広島駅 |
中緑井 | 緑井・高陽・北部医療センター線:中緑井(緑井駅) |
高陽 | 緑井・高陽・北部医療センター線:北部医療センター |
方面 | 系統・行先 |
---|---|
北行き 岩の上方向 | |
高陽 | 32-1:高陽台 30-2:高陽B団地 30-3・32-3:高陽C団地 30-4:高陽A団地 30-5・30-15・32-5:高陽車庫 30-6・32-6:深川台 30-7・32-7:桐陽台 30-8・32-8:大林車庫 30-9・32-9:上深川(研創) |
南行き 不動院方向 | |
新白島・広島BC | 30K・33K・35K:広島バスセンター 30G・35G:広島駅 |
にぎつ・広島駅 | 32H:広島駅 32H:広島バスセンター |
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、269頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 『国鉄監修 交通公社の時刻表』1973年5月号、巻頭「今月のお知らせ」、p.438「運賃の計算」。
- ^ 広島鉄道管理局 昭和50年代史 編さん委員会 編『広島鉄道管理局 昭和50年代史』日本国有鉄道広島鉄道管理局、1986年3月31日、380頁。
- ^ 『JR時刻表』1992年11月号・12月号
- ^ 『JR西日本広島支社10年史 : 次なる10年に向かって : 1987-1997』(西日本旅客鉄道広島支社)p.180
- ^ “広島のJR安芸矢口駅、バリアフリー化 ホーム拡幅 陸橋にエレベーター | 中国新聞デジタル”. 広島のJR安芸矢口駅、バリアフリー化 ホーム拡幅 陸橋にエレベーター | 中国新聞デジタル (2024年3月18日). 2024年7月27日閲覧。
- ^ 広島市統計書(令和5年版)
- ^ 広島交通 広島市内路線バスのご案内
- ^ 中国ジェイアールバス 路線バス
参考書籍
[編集]- 各 広島市統計書
- 各 広島市勢要覧
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 安芸矢口駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道