コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

下深川駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
下深川駅
駅舎(2011年7月)
しもふかわ
Shimo-Fukawa
JR-P07 中深川 (1.4 km)
(1.9 km) 玖村 JR-P05
地図
所在地 広島市安佐北区深川一丁目10-46
北緯34度29分19.01秒 東経132度31分29.69秒 / 北緯34.4886139度 東経132.5249139度 / 34.4886139; 132.5249139座標: 北緯34度29分19.01秒 東経132度31分29.69秒 / 北緯34.4886139度 東経132.5249139度 / 34.4886139; 132.5249139
駅番号 JR-P06
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 芸備線
キロ程 144.9 km(備中神代起点)
三次から54.6 km
電報略号 フカ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
1,074人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日 1915年大正4年)4月28日[1]
備考
テンプレートを表示

下深川駅(しもふかわえき)は、広島県広島市安佐北区深川一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)芸備線である。駅番号はJR-P06

広島方面への折り返し列車も多数設定されており、朝ラッシュ時には当駅で一部車両を切り離す列車も存在する。

歴史

[編集]

可部駅との連絡計画

[編集]

1955年2月3日付毎日新聞に、可部線横川駅 - 可部駅間を廃止し、芸備線経由で当駅から可部駅を連絡する案が掲載された[10][11]

駅構造

[編集]
ホーム(2018年3月)

掘割の底に島式ホーム1面2線を持つ行違い可能な地上駅である。側線があり、SLみよし号運転時に当駅折り返しの列車が入線したことがある。駅員は周辺駅を含めて巡回するため当駅には常駐せず、改札口付近に設置されているインターホンにて対応する運用となっている[9]

ICOCA(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)が利用可能。JRの特定都区市内制度における「広島市内」の駅である。

のりば

[編集]
のりば 路線 方向 行先
1・2 P 芸備線 上り 志和口三次方面
下り 広島行き
付記事項
  • 1番・2番のりばとも両方向の入線・発車に対応している。
  • 基本的に三次方面は1番のりば(上り本線)、広島行きは2番のりば(下り本線)を使用する。当駅折り返しの列車は基本的に1番のりばに停車するが、2番のりばでの折り返しも設定されている。1番のりばに折り返し列車が停車中の場合は、三次方面行きの列車は2番のりばを使用する。 また広島発23時台の最終は当駅止まりで、そのまま夜間滞泊し、翌朝5時台の始発広島行きとなる。

利用状況

[編集]

以下の情報は、広島市統計書及び広島市勢要覧に基づいたデータである。

年度 1日平均
乗車人員
年度毎
総数
定期券
総数
普通券
総数
1968年(昭和43年) 373.2 272,461 231,152 41,309
1969年(昭和44年) 380.0 277,393 231,242 46,151
1970年(昭和45年) 367.0 267,934 215,726 52,208
1971年(昭和46年) 341.1 249,721 202,318 47,403
1972年(昭和47年) 322.0 235,090 188,162 46,928
1973年(昭和48年) 353.4 257,949 196,536 61,413
1974年(昭和49年) 385.8 281,640 210,708 70,932
1975年(昭和50年) 381.5 279,228 194,156 85,072
1976年(昭和51年) 404.7 295,451 204,628 90,823
1977年(昭和52年) 421.6 307,749 209,822 97,927
1978年(昭和53年) 521.2 380,447 257,184 123,263

以上の1日平均乗車人員は、乗車数と降車数が同じであると仮定し、年度毎総数を365(閏年が関係する1971・1975年は366)で割った後で、さらに2で割った値を、小数点第二位で四捨五入。小数点一位の値にした物である。

年度 1日平均
乗車人員
1979年(昭和54年) 695
1980年(昭和55年) 628
1981年(昭和56年) 591
1982年(昭和57年) 595
1983年(昭和58年) 692
1984年(昭和59年) 853
1985年(昭和60年) 987
1986年(昭和61年) 1,069
1987年(昭和62年) 1,133
1988年(昭和63年) 1,322
1989年(平成 元年) 1,224
1990年(平成02年) 1,376
1991年(平成03年) 1,444
1992年(平成04年) 1,542
1993年(平成05年) 1,644
1994年(平成06年) 1,691
1995年(平成07年) 1,671
1996年(平成08年) 1,697
1997年(平成09年) 1,701
1998年(平成10年) 1,664
1999年(平成11年) 1,770
2000年(平成12年) 1,803
2001年(平成13年) 1,841
2002年(平成14年) 1,838
2003年(平成15年) 1,881
2004年(平成16年) 1,956
2005年(平成17年) 1,987
2006年(平成18年) 2,015
2007年(平成19年) 1,986
2008年(平成20年) 1,920
2009年(平成21年) 1,828
2010年(平成22年) 1,768
2011年(平成23年) 1,736
2012年(平成24年) 1,699
2013年(平成25年) 1,729
2014年(平成26年) 1,662
2015年(平成27年) 1,639
2016年(平成28年) 1,551
2017年(平成29年) 1,508
2018年(平成30年) 1,490
2019年(令和 元年) 1,479
2020年(令和02年) 1,137
2021年(令和03年) 1,074
2022年(令和04年) 1,110[12]
乗車数グラフ

駅周辺

[編集]
駅前(2013年7月)
駅周辺の景色(2013年7月)

バス路線

[編集]
地図
下深川駅とバスのりば

南口側の「下深川駅前」停留所は広島交通[13]中国JRバス、北口側の「下深川」停留所は広島交通の路線バスが発着する。

下深川駅 バス停(駅南口 地区センター方面)
  • 30,33 深川線 高陽A団地系統(広島交通) 高陽車庫方面
  • 30,33 雲芸南線中国JRバス) 高陽車庫方面
  • 可部・高陽団地線(広島交通) 高陽車庫・中深川・可部上市方面 平日のみ3本運行
下深川駅 バス停(駅南口 近隣センター方面)
  • 30,33 深川線 高陽A団地系統(広島交通) 諸木・矢口方面
  • 雲芸南線(中国JRバス) 諸木・矢口方面
下深川 バス停(駅北口 可部方面)
  • 30,32 可部・深川線(広島交通) 可部駅前・桐陽台・大林車庫方面
  • 可部・高陽団地線(広島交通) 可部上市・北部医療センター・桐陽台方面 平日のみ3本運行
下深川 バス停(駅北口 中深川方面)
  • 30 可部・深川線(広島交通) 中深川・矢口・基町方面
  • 32 可部・深川線(広島交通) 中深川・矢口・にぎつ方面
  • 可部・高陽団地線(広島交通) 中深川・高陽車庫方面 平日4本・土曜1本運行

隣の駅

[編集]
西日本旅客鉄道(JR西日本)
P 芸備線
快速「みよしライナー」(当駅以南は各駅停車)
志和口駅 - 下深川駅 (JR-P06) - 玖村駅 (JR-P05)
普通
中深川駅 (JR-P07) - 下深川駅 (JR-P06) - 玖村駅 (JR-P05)

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 当駅は、1973年3月20日から広島市内に所在している(旧安佐郡高陽町が同日付で広島市に編入合併)。

出典

[編集]
  1. ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、269頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 『国鉄監修 交通公社の時刻表』1973年5月号、巻頭「今月のお知らせ」、p.438「運賃の計算」。
  3. ^ “橋上駅舎化が完成 芸備線下深川駅で落成式”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1983年3月5日) 
  4. ^ 『JR西日本広島支社10年史 : 次なる10年に向かって : 1987-1997』(西日本旅客鉄道広島支社)p.180
  5. ^ 『JR時刻表』1996年11月号・12月号、索引地図
  6. ^ 「西日本豪雨(平成30年7月豪雨)」に伴う運転計画・復旧状況について:JR西日本
  7. ^ 下深川駅 | 駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年9月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月22日閲覧。
  8. ^ 『JR時刻表』2023年10月号、索引地図
  9. ^ a b 下深川駅 | 駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2024年1月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月21日閲覧。
  10. ^ 『可部線 波乱の軌跡』 - 28ページ
  11. ^ 『乗客わずかに54パーセント 国鉄の可部-横川廃止案』 - 毎日新聞 1955年2月3日 毎日広島版 8ページ
  12. ^ 広島市統計書(令和5年版)
  13. ^ 広島市内路線バスのご案内 広島交通

参考書籍

[編集]
  • 各 広島市統計書
  • 各 広島市勢要覧
  • 『可部線 波乱の軌跡』

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]