真露杯SBS世界囲碁最強戦
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真露杯SBS世界囲碁最強戦(じんろはいSBSせかいいごさいきょうせん)は、囲碁の国際棋戦で、韓国、日本、中国の三国の、各国5名のチームによる勝ち抜き戦で団体優勝を争う。1993年に開始。1997年にアジア通貨危機の影響による眞露グループの不渡り騒動により終了。優勝回数は韓国5回。1999年に農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦として再開された。
前身は、SBSの開局記念として1991年に開始されたSBS杯世界囲碁最強戦。
ルール
[編集]持ち時間は1人1時間、使い切ると1分の秒読み。コミは5目半。
過去の戦績
[編集]回次 | 年度 | 優勝 | 2位 | 3位 | 勝抜き順 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1992 | 韓国(6-4) | 日本(5-5) | 中国(3-5) | 宮沢吾朗(邵煒剛) 劉昌赫(宮沢、兪斌) 依田紀基(劉) 曹大元(依田、張秀英、淡路修三) 李昌鎬(曹) 林海峰(李、劉小光) 徐奉洙(林、馬暁春) 武宮正樹(徐) 曺薫鉉(武宮) |
2 | 1994 | 韓国(7-4) | 日本(7-5) | 中国(0-5) | 山城宏(曹大元) 徐奉洙(山城、兪斌、石田芳夫、劉小光) 依田紀基(徐、馬暁春、鄭壽鉉、聶衛平、劉昌赫) 曺薫鉉(依田、小松英樹) 武宮正樹(曺) 李昌鎬(武宮) |
3 | 1995 | 韓国(6-4) | 日本(4-5) | 中国(4-5) | 劉菁(劉昌赫) 宮沢吾朗(劉、徐奉洙、鄭弘、梁宰豪) 曹大元(宮沢) 李昌鎬(曹、小松英樹、馬暁春、武宮正樹) 聶衛平(李、加藤正夫) 曺薫鉉(聶、林海峰) |
4 | 1996 | 韓国(7-4) | 中国(6-5) | 日本(1-5) | 崔珪丙(羅洗河) 森田道博(崔) 陳臨新(森田、梁宰豪、宮沢吾朗) 劉昌赫(陳、山城宏) 曹大元(劉、依田紀基) 李昌鎬(曹、武宮正樹、聶衛平) 馬暁春(李) 曺薫鉉(馬) |
5 | 1997 | 韓国(9-1) | 中国(2-5) | 日本(0-5) | 兪斌(金栄桓、淡路修三) 徐奉洙(兪、彦坂直人、常昊、山田規三生、陳臨新、王立誠、曹大元、依田紀基、馬暁春) (残り:劉昌赫、曺薫鉉、李昌鎬) |
連勝記録
[編集]- 9連勝 徐奉洙(第5回)
- 5連勝 依田紀基(第2回)
注目局
[編集]1997年2月23日 第5回11局 徐奉洙(先番) - 馬暁春
右上から上辺の黒模様への白からの消しに黒は強く応じ、黒41手目から黒49まで押し切り黒のペースとなった。225手まで黒中押勝ちで徐は中国の主将の馬を破り、驚異の9連勝で韓国優勝をもたらした。
SBS杯世界囲碁最強戦
[編集]回次 | 年度 | 優勝 | 2位 | 3位 | 勝抜き順 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1991 | 韓国(7-4) | 中国(4-5) | 日本(3-5) | 劉昌赫(小松英樹、曹大元、依田紀基) 兪斌(劉、武宮正樹) 徐能旭(兪) 加藤正夫(徐) 劉小光(加藤) 李昌鎬(劉) 林海峰(李、馬暁春) 徐奉洙(林、聶衛平) (残り:曺薫鉉) |
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 囲碁データベース「真露杯・SBS世界最強戦」 - ウェイバックマシン(2004年5月29日アーカイブ分)