田子雅
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選手情報 | |||||||||||||||
フルネーム | たご みやび | ||||||||||||||
ラテン文字 | Miyabi Tago | ||||||||||||||
国籍 | 日本 | ||||||||||||||
競技 | 陸上競技(ハードル・短距離走) | ||||||||||||||
種目 | 400mH, 400m | ||||||||||||||
大学 | 中央大学 | ||||||||||||||
生年月日 | 1988年7月15日(36歳) | ||||||||||||||
出身地 | 埼玉県さいたま市 | ||||||||||||||
身長 | 169cm | ||||||||||||||
体重 | 51kg | ||||||||||||||
引退 | 2016年9月 | ||||||||||||||
成績 | |||||||||||||||
地域大会決勝 |
アジア大会 400mH:7位(2010年) | ||||||||||||||
国内大会決勝 |
日本選手権 400mH:2位(2010年, 2011年) 4x400mR:2位(2010年) | ||||||||||||||
自己ベスト |
60m:7秒95(2007年) | ||||||||||||||
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編集 |
田子 雅(たご みやび、1988年7月15日 - )は、埼玉県さいたま市出身の元陸上競技選手。専門はハードル。400mハードルの自己ベストは日本歴代4位の55秒99。2010年広州アジア大会の日本代表。
経歴
[編集]高校時代まで
[編集]幼稚園から中学3年生まではクラシック・バレエを習っていた。陸上競技は友人に誘われたのがきっかけで中学から開始。中学時代は全日本中学校選手権の出場を逃し(追い風参考記録でなら参加標準記録を超えていた)、県総体200mの6位が最高成績となった[1]。
埼玉県立久喜高等学校に進学してからはロングスプリントに転向すると、高校2年時の秋から本格的に400mハードルを取り組み始めた。3年時にはインターハイ400mハードルで優勝を成し遂げた[1]。
大学時代
[編集]中央大学進学後も記録を伸ばし続け、1年時の2007年には関東インカレと日本インカレで入賞、2年時の2008年には関東インカレ400mハードルで優勝、3年時の2009年には400mハードルで関東インカレ2連覇と日本インカレ初優勝を成し遂げ、香港・東アジア大会では金メダルを獲得した。
4年時の2010年には中央大学陸上部の女子主将となり、シーズン前の冬季練習では苦手だったウエイトトレーニングやハードリングなどに取り組んだ。すると、5月の国際グランプリ大阪400mハードルにおいて、大会前の自己ベスト(2008年の57秒35)を大幅に更新する日本歴代4位・日本学生歴代2位の55秒99をマーク。最内の1レーンながら、日本史上4人目となる55秒台で日本人トップの3位に入り、日本選手としては久保倉里美に4年ぶりに勝利した[2][3]。6月の日本選手権400mハードルでは久保倉里美に次ぐ2位に入り、11月の広州アジア大会日本代表に選出されると、迎えた大会では7位入賞を果たした。
大学4年間で、400mハードルでは関東インカレ3連覇、日本インカレ2連覇を達成し、大学4年時には日本学生個人選手権も合わせて学生の主要大会を全て制した。また、4×400mリレーでも大学4年時に関東インカレと日本インカレの優勝に貢献。
社会人時代
[編集]中央大学卒業後は、教員資格を取るために科目等履修生として中央大学に再度入学。授業のない日はJ.VIC(主に小中学生を対象にした陸上スクールのクラブチーム)で先生たちのサポートをしながら競技を続けた[1]。
2014年からニシ・スポーツ所属。
2016年9月末で現役を引退した[4]。
自己ベスト
[編集]記録欄の( )内の数字は風速(m/s)で、+は追い風を意味する。
種目 | 記録 | 年月日 | 場所 | 備考 |
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屋外 | ||||
400m | 54秒54 | 2010年9月10日 | 東京都 | |
100mハードル | 14秒46 (+0.9) | 2010年6月18日 | 平塚市 | |
400mハードル | 55秒99 | 2010年5月8日 | 大阪市 | 日本歴代4位 |
主要大会成績
[編集]備考欄の記録は当時のもの
国際大会
[編集]年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 | 備考 |
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2009 | 東アジア大会 (en) | 香港 | 400mH | 優勝 | 59秒23 | |
2010 | アジア大会 | 広州 | 400mH | 7位 | 57秒35 | |
2011 | アジア選手権 | 神戸 | 400mH | 4位 | 57秒35 | |
2016 | 日中韓3カ国交流 | 金泉 | 400mH | 決勝 | DNF |
日本選手権
[編集]年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 | 備考 |
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2007 (大1) | 第91回 | 大阪市 | 400m | 予選 | 56秒28 | |
400mH | 4位 | 58秒97 | ||||
2008 (大2) | 第92回 | 川崎市 | 400mH | 7位 | 59秒51 | |
2009 (大3) | 第93回 | 広島市 | 400mH | 3位 | 58秒03 | |
2010 (大4) | 第94回 | 丸亀市 | 400mH | 2位 | 56秒31 | |
横浜市 | 4x400mR | 2位 | 3分39秒11 (4走) | |||
2011 | 第95回 | 熊谷市 | 400mH | 2位 | 56秒90 | |
2012 | 第96回 | 大阪市 | 400mH | 8位 | 1分26秒02 | |
2014 | 第98回 | 福島市 | 400mH | 5位 | 59秒63 | |
2016 | 第100回 | 名古屋市 | 400mH | 予選 | 1分00秒09 |
その他
[編集]年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 | 備考 |
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2006 (高3) | 日本ジュニア選手権 | 出雲市 | 400m | 予選 | 57秒39 | |
400mH | 2位 | 1分00秒30 | ||||
インターハイ | 大阪市 | 400mH | 優勝 | 59秒41 | 自己ベスト | |
国民体育大会 | 神戸市 | 400mH | 優勝 | 59秒52 | ||
2007 (高3) | 日本ジュニア室内大阪 | 大阪市 | 60m | 予選 | 7秒95 | 自己ベスト |
2007 (大1) | 関東インカレ (1部) | 東京都 | 400m | 2位 | 55秒77 | |
400mH | 3位 | 59秒31 | ||||
日本インカレ | 東京都 | 400m | 5位 | 55秒72 | 自己ベスト | |
400mH | 6位 | 59秒64 | ||||
4x400mR | 5位 | 3分47秒49 (4走) | ||||
全日本学生チャンピオンシップ | 平塚市 | 400mH | 8位 | 1分01秒53 | ||
国民体育大会 | 秋田市 | 400m | 予選 | 56秒00 | ||
日本ジュニア選手権 | 大分市 | 400m | 7位 | 56秒51 | ||
2008 (大2) | 静岡国際 | 袋井市 | 400mH | 6位 | 59秒38 | |
関東インカレ (1部) | 東京都 | 400m | 4位 | 55秒59 | ||
400mH | 優勝 | 58秒17 | ||||
4x400mR | 2位 | 3分41秒62 (4走) | ||||
日本学生個人選手権 | 平塚市 | 400mH | 3位 | 59秒24 | ||
トワイライト・ゲームス | 東京都 | 400mH | 4位 | 59秒67 | ||
日本インカレ | 東京都 | 400m | 5位 | 55秒61 | ||
400mH | 2位 | 57秒35 | 自己ベスト | |||
4x400mR | 3位 | 3分42秒69 (4走) | ||||
国民体育大会 | 大分市 | 400mH | 4位 | 57秒77 | ||
実業団・学生対抗 | 小田原市 | 400mH | 優勝 | 58秒10 | ||
2009 (大3) | 静岡国際 | 袋井市 | 400mH | 6位 | 58秒86 | |
関東インカレ (1部) | 東京都 | 400m | 2位 | 55秒47 | ||
400mH | 優勝 | 57秒79 | ||||
4x400mR | 4位 | 3分42秒53 (4走) | ||||
日本学生個人選手権 | 平塚市 | 400mH | 2位 | 58秒38 | ||
トワイライト・ゲームス | 東京都 | 400m | 6位 | 55秒79 | ||
400mH | 優勝 | 58秒21 | 大会記録 | |||
日本インカレ | 東京都 | 400m | 4位 | 55秒60 | ||
400mH | 優勝 | 57秒94 | ||||
4x400mR | 2位 | 3分41秒75 (4走) | ||||
スーパー陸上 | 川崎市 | 400mH | 3位 | 58秒25 | ||
国民体育大会 | 新潟市 | 400mH | 2位 | 57秒73 | ||
実業団・学生対抗 | 平塚市 | 400mH | 優勝 | 58秒46 | ||
メドレーR | 2位 | 2分09秒01 (3走) | ||||
2010 (大4) | 静岡国際 | 袋井市 | 400mH | 4位 | 57秒55 | |
国際グランプリ大阪 | 大阪市 | 400mH | 3位 | 55秒99 | 自己ベスト 自身初の55秒台 (前ベスト57秒35) | |
関東インカレ (1部) | 東京都 | 400m | 2位 | 54秒55 | ||
400mH | 優勝 | 56秒94 | 大会記録 | |||
4x100mR | 予選 | 46秒25 (4走) | 決勝進出[注 1] | |||
4x400mR | 優勝 | 3分39秒59 (4走) | 大会記録 | |||
日本学生個人選手権 | 平塚市 | 100mH | 予選 | 14秒46 (+0.9) | ||
400mH | 優勝 | 58秒30 | ||||
トワイライト・ゲームス | 東京都 | 400mH | 優勝 | 57秒91 | 大会記録 | |
日本インカレ | 東京都 | 400m | 3位 | 54秒54 | 自己ベスト | |
400mH | 優勝 | 57秒74 | ||||
4x400mR | 優勝 | 3分40秒23 (4走) | ||||
実業団・学生対抗 | 小田原市 | 400mH | 3位 | 57秒86 | ||
メドレーR | 2位 | 2分13秒38 (3走) | ||||
2011 | 静岡国際 | 袋井市 | 400mH | 4位 | 57秒64 | |
ゴールデングランプリ川崎 | 川崎市 | 400mH | 5位 | 57秒35 | ||
サマー・ゲームス | 東京都 | 400mH | 優勝 | 57秒49 | ||
国民体育大会 | 山口市 | 100m | 準決勝 | 12秒46 (+0.2) | ||
4x100mR | 予選 | DQ (4走) | ||||
2012 | 静岡国際 | 袋井市 | 400mH | 3位 | 56秒57 | |
ゴールデングランプリ川崎 | 川崎市 | 400mH | 決勝 | NM | 計器故障のためレース不成立 | |
東日本実業団選手権 | 熊谷市 | 400mH | 優勝 | 56秒92 | 大会記録 | |
トワイライト・ゲームス | 東京都 | 400mH | 3位 | 57秒62 | ||
全日本実業団選手権 | 福岡市 | 400m | 6位 | 56秒91 | ||
400mH | 3位 | 59秒06 | ||||
国民体育大会 | 岐阜市 | 400m | 予選 | 55秒97 | ||
400mH | 3位 | 58秒02 | ||||
2014 | 静岡国際 | 袋井市 | 400mH | 5位 | 57秒64 | |
木南記念 | 大阪市 | 400mH | 5位 | 59秒05 | ||
東日本実業団選手権 | 福島市 | 400mH | 3位 | 59秒37 | ||
実業団・学生対抗 | 小田原市 | 400mH | 3位 | 58秒83 | ||
全日本実業団選手権 | 山口市 | 400m | 予選 | 57秒71 | ||
400mH | 4位 | 59秒40 | ||||
2015 | 静岡国際 | 袋井市 | 400mH | 4位 | 58秒92 | |
ゴールデングランプリ川崎 | 川崎市 | 400mH | 3位 | 58秒66 | ||
東日本実業団選手権 | 熊谷市 | 400m | 6位 | 57秒67 | ||
400mH | 2位 | 58秒59 | ||||
実業団・学生対抗 | 平塚市 | 400mH | 5位 | 59秒85 | ||
全日本実業団選手権 | 岐阜市 | 400m | 7位 | 57秒11 | ||
400mH | 5位 | 59秒69 | ||||
2016 | 静岡国際 | 袋井市 | 400mH | 4位 | 59秒44 | |
木南記念 | 大阪市 | 400mH | 4位 | 59秒56 | ||
全日本実業団選手権 | 大阪市 | 400mH | 予選 | 1分03秒07 |
脚注
[編集]- ^ 予選のみ出場。決勝の中央大学は46秒06で4位
外部リンク
[編集]- 田子雅 - 日本陸上競技連盟の選手名鑑
- 田子雅 - ワールドアスレティックスのプロフィール