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4月8日、[[庵野秀明]]が企画・脚本、[[樋口真嗣]]が監督を務める映画『[[シン・ウルトラマン]]』の主題歌として、新曲「[[M八七]]」(エム ハチジュウナナ)を提供することが発表された。「M八七」は5月18日にニューシングルの表題曲としてリリースされた<ref>{{Cite web|和書|title=庵野作品ファンの米津玄師「シン・ウルトラマン」主題歌を担当「青天の霹靂の一言に尽きます」|url=https://natalie.mu/music/news/473092|website=音楽ナタリー|date=2022-04-08|accessdate=2022-04-08|language=ja}}</ref>。
4月8日、[[庵野秀明]]が企画・脚本、[[樋口真嗣]]が監督を務める映画『[[シン・ウルトラマン]]』の主題歌として、新曲「[[M八七]]」(エム ハチジュウナナ)を提供することが発表された。「M八七」は5月18日にニューシングルの表題曲としてリリースされた<ref>{{Cite web|和書|title=庵野作品ファンの米津玄師「シン・ウルトラマン」主題歌を担当「青天の霹靂の一言に尽きます」|url=https://natalie.mu/music/news/473092|website=音楽ナタリー|date=2022-04-08|accessdate=2022-04-08|language=ja}}</ref>。


7月21日、ハチ名義曲「[[砂の惑星 (ハチの曲)|砂の惑星]]」が[[ニコニコ動画]]にて[[VOCALOID神話入り]](1000万再生)を果たした。これは、史上11曲目<ref group="注釈" name="炉心融解">Lemon、打上花火、アイネクライネ、LOSER、ピースサイン、灰色と青、感電、パプリカ、まちがいさがし、馬と鹿の10作品。</ref>のVOCALOID神話入りであり、これにより[[DECO*27]]に次ぐ2人目のVOCALOID神話入り2曲持ちとなった。ちなみにVOCALOID神話入り達成日は動画公開5周年日であった。
7月21日、ハチ名義曲「[[砂の惑星 (ハチの曲)|砂の惑星]]」が[[ニコニコ動画]]にて[[VOCALOID神話入り]](1000万再生)を果たした。これは、史上11曲目<ref group="注釈" name="炉心融解">「炉心融解」を除く。</ref>のVOCALOID神話入りであり、これにより[[DECO*27]]に次ぐ2人目のVOCALOID神話入り2曲持ちとなった。ちなみにVOCALOID神話入り達成日は動画公開5周年日であった。


8月1日、4thアルバム『BOOTLEG』収録曲「LOSER」のミュージックビデオの再生数が3億回を突破した。これにより、DAOKOとのコラボ曲「[[打上花火 (曲) |打上花火]]」を含めれば米津の楽曲で3億回再生を記録するのは4作目となった<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/115030/2 |title=米津玄師「LOSER」MVの再生回数が3億回を突破 |access-date=2023-03-04 |publisher=[[Billboard JAPAN]]}}</ref>。
8月1日、4thアルバム『BOOTLEG』収録曲「LOSER」のミュージックビデオの再生数が3億回を突破した。これにより、DAOKOとのコラボ曲「[[打上花火 (曲) |打上花火]]」を含めれば米津の楽曲で3億回再生を記録するのは4作目となった<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/115030/2 |title=米津玄師「LOSER」MVの再生回数が3億回を突破 |access-date=2023-03-04 |publisher=[[Billboard JAPAN]]}}</ref>。

2024年3月31日 (日) 00:55時点における版

米津よねづ 玄師けんし
出生名 米津 玄師
別名 ハチ(ボカロP名義)
蛙屋(かわずや)[注釈 1]
生誕 (1991-03-10) 1991年3月10日(33歳)
出身地 日本の旗 日本徳島県徳島市
学歴 徳島県立徳島商業高等学校卒業
ジャンル
職業
担当楽器
活動期間 2009年 -
レーベル
事務所 REISSUE RECORDS(2013年 - )
公式サイト 米津玄師 official site「REISSUE RECORDS」
著名使用楽器
米津玄師
YouTube
チャンネル
活動期間 2010年 -
ジャンル 音楽
登録者数 705万人 
総再生回数 5億3766万9414回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2024年3月31日時点。
テンプレートを表示

米津 玄師(よねづ けんし[注釈 2]、Kenshi Yonezu、1991年平成3年〉3月10日 - )は、日本シンガーソングライター音楽プロデューサーイラストレーター映像作家[6][7][8]徳島県出身[6]。本名同じ[6]。所属レーベルはSony Music Labels身長188cm[5]血液型はO型[8]ボカロPとしての名義はハチ[9]

概要

2009年前後よりボカロP・ハチとしてインターネットを中心に活動したあと、2012年に本人名義のアルバム『diorama』でソロデビュー。翌年ユニバーサルシグマからメジャーデビューした。2016年よりソニー・ミュージックレコーズへ移籍。

2017年発表のアルバム『BOOTLEG』は同年、翌年を通してチャートインを続け商業的な成功を収めた。音楽的評価も高くCDショップ大賞第60回日本レコード大賞にて、いずれも最高賞を獲得した。

2018年発表の「Lemon」は、史上初となるダウンロード300万セールス超えを記録し[10][11]、2年連続でBillboard Japan Hot 100年間チャート首位を記録。ミュージックビデオの再生回数は8億回を超え邦楽最多となっており[12]、自身最大のヒット曲及び2010年代の邦楽を代表する曲となった。

2020年には『STRAY SHEEP』を発表。同年の国内年間アルバムランキングでは軒並み1位となり28冠を獲得[13]、世界ランキングでも日本人最高位となる7位を記録した[14]。また、オリコン合算アルバムランキングではソロアーティスト史上初のダブルミリオン[注釈 3]を記録した[15]。同作その他の成果を受け、第71回芸術選奨新人賞(大衆芸能部門)を受賞した[16]

2022年に発表された「KICK BACK」は日本人の楽曲初となるSpotify Global 50ランクインを果たし[17]、2023年にはアメリカレコード協会(RIAA)から日本語詞楽曲として史上初のゴールド認定を受けた[18]。また米津は同協会がその年活躍したアーティストを総括する「RIAA Class of 2023」に日本人として初めて選出された[19]

経歴

生い立ち

1991年3月10日に徳島県にて誕生し、長らく県内で暮らす。当時は漫画家を志していた。小学5年生のとき、当時インターネットで流行していたFLASHアニメーション[注釈 4]を視聴し、使用されていたBUMP OF CHICKENの楽曲に感銘を受ける[20]。中学3年生のころからMTRを使い、オリジナル曲の制作を開始する。並行してアマチュアバンド「late rabbit edda」のフロントマンとして活動、2008年には、10代限定ロックフェス第1回「閃光ライオット」のデモテープによる1次審査を通過したものの、スタジオでの2次審査は落選した[21]

2008年 - 2011年:クリエイター”ハチ”として

ニコニコ動画平沢進の存在を知り、創作に強い影響を受ける[22]。パソコンの新調を機にDTMを始め、「ハチ」という名義で約30曲程度の本人歌唱のオリジナル曲をニコニコ動画などにて発表したが、しばらくしてすべて削除している。これは、楽曲に自身が影響されたものが色濃く反映されすぎていることが理由として挙げられている[23]。また、「ハチ」としての活動の前に「ミナソコ」という名義で活動を行っていた[24]。この時にはゲーム実況なども行っている。徳島県立徳島商業高等学校を卒業後[25]、大阪芸術大学附属大阪美術専門学校に通いながら「Ernst Eckmann」というバンドでも活動を行う[26]。このときはベースボーカルを担当していた。

2009年より、バンド活動と平行して、VOCALOIDを使用したボカロ曲の制作を始める。5月にはニコニコ動画にて、初音ミクを用いた処女作「お姫様は電子音で眠る」を発表。「沙上の夢喰い少女」を発表した2010年5月3日よりサークル「南方研究所」にメンバーとして参加し、同年自主制作アルバム『花束と水葬』『OFFICIAL ORANGE』を発表(両作とも2013年に全国流通盤が発売された)。2011年までに「結ンデ開イテ羅刹ト骸」「マトリョシカ」「パンダヒーロー」を初めとする、ミリオン再生を記録したヒット曲を発表した[27]。また、この時期自身のブログ「電子帖八番街」(当時の名称)で「WebMoney Award 2009」の「enjoy. Award 2009 ダイヤモンド賞」を受賞[28]

2012年:『diorama』

2012年より本名での活動を開始する。2月より作詞・作曲・ボーカルまでを自ら務めた「ゴーゴー幽霊船」「vivi」「恋と病熱」のミュージックビデオを3か月連続で、YouTubeニコニコ動画にて発表したのち、5月16日にBALLOOMよりアルバム『diorama』を発売[29]。アルバムはオリコン週間アルバムランキングで、インディーズながら初登場6位を記録するスマッシュヒットを記録した。収録曲すべてにおいてVOCALOIDを使用しなかったのは、VOCALOIDを用いた楽曲のクリエイターとして成功した米津の「VOCALOIDを隠れ蓑にしたくないから」という考えによるものである[27]。しかし共同演奏者の不在などを理由にライブは開催されず[30]、また、『diorama』が前述の記録を残したことに対して「できる限りの力をアルバムに詰め込んでやった結果が自分の望んでいたものではなかった」という挫折感を味わったことで制作意欲が削がれ、自宅にこもってゲーム実況を見るだけの時間が1年ほど続いたという[31]

2013年 - 2014年:メジャーデビュー 〜 『YANKEE』

2013年

5月29日ユニバーサルシグマからシングル「サンタマリア」をリリースし、メジャーソロデビュー[32]を果たした。米津はメジャーで活動する必然性を感じていなかったが、それまで1人で作品を作っていたことに対し「自分が作る音楽にちゃんと理解があって、同じ熱量で同じ方向を見てくれる人とモノを作るっていうのが一番正しい姿」という考えからで、たまたまそれに該当する人が、メジャーにいたからだと語っている[32]。6月より、雑誌『ROCKIN'ON JAPAN』にて「かいじゅうずかん」と題した連載を開始(2013年8月号から2015年12月号まで)。米津が創造した架空のかいじゅうのイラストレーションを描き、その特徴と習性を紹介するという内容だった。10月23日、両A面のシングル「MAD HEAD LOVE/ポッピンアパシー」をリリース。この時点ではライブコンサート活動は一切行わなかったが「いずれやりたいなと思っていました」と語っている[26]。2014年6月に初ライブを行った(ただし、2014年5月にシークレットでライブを行っている)。セカンドシングルリリースからわずか5日後の10月28日、2011年に投稿された「パンダヒーロー」以来2年9か月ぶりに、ニコニコ動画、YouTubeへVOCALOIDを用いた楽曲「ドーナツホール」を投稿した。楽曲は従来重用してきた打ち込みではなく生のバンドサウンドで録音した[33]

2014年

3月には新曲「リビングデッド・ユース」「アイネクライネ」のミュージックビデオを公開。「アイネクライネ」は東京メトロ2014年度広告キャンペーン"Color your days."のタイアップ楽曲となり[34]長らく米津の代表曲と称され、デジタルシングルチャートでは単独でランクインを続けている。またミュージックビデオは公開からおよそ4年が経過した2018年3月28日にYouTube上での再生回数が1億回を突破した。4月23日、『diorama』以来およそ2年ぶりにしてメジャーデビュー後初となるオリジナルアルバムYANKEE』を発表。本作はオリコン週間アルバムランキングにて初登場2位を記録した。同年12月に発表されたiTunesの年間ランキング「iTunes Store BEST OF 2014 今年のベスト」において「ベストアルバム」として選出された[35]。アルバムリリースを記念するワンマンライブ「米津玄師 Premium Live “帰りの会”」が企画され、6月に一夜限りで開催された。12月には東京・大阪・福岡の3都市で「米津玄師 LIVE “帰りの会・続編”」を開催[36]

2015年:『Bremen』

1月14日に3枚目のシングル「Flowerwall」をリリース[37]。表題曲はニコン「D5500」のCMソングに起用された[38]。本シングルはオリコン週間シングルランキングにて初登場3位にランクインし、シングルチャートにおいて初めてトップ10入りを果たした。4月1日から28日にかけて、全7会場10公演のワンマンツアー「米津玄師 2015 TOUR / 花ゆり落ちる」を開催[39]。8月には「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015」を始めとする複数の夏フェスイベントへ出演した。9月2日には4枚目のシングル「アンビリーバーズ」をリリース[40]。表題曲はMIZUNO「WAVE ENIGMA 5」のCMソングへ起用された[41]。翌月、3枚目となるアルバム『Bremen』を発表[42]。前作よりも大衆性、普遍性を意識して制作された本作はセールス、批評の両面で評価を受け、オリコンBillboard JAPANiTunesなど主要なヒットチャートのアルバム部門で初登場1位を獲得し、同年の日本レコード大賞では優秀アルバム賞に選出された。翌年の1月9日から2月12日にかけて同作を引っ提げたワンマンツアー「米津玄師 2016 TOUR / 音楽隊」を開催した[42]。また収録曲「メトロノーム」のミュージックビデオは翌年3月19日に「徳島国際短編映画祭」にて上映された[43]。11月2日に大阪なんばHatchロッキング・オンが主催するライブイベント「JAPAN CIRCUIT vol.54 WEST〜山崎死闘編〜」へ出演し、1番手を務めた(ほか出演者はandropクリープハイプ[44]11月4日にはRADWIMPSのメジャーデビュー10周年記念に開催された対バンツアー「10th ANNIVERSARY LIVE TOUR RADWIMPSの胎盤」のZepp Tokyo公演に出演[45]。自身のTwitterでRADWIMPSについて「高校生のときから聴いてるんだけど、そんなバンドと今になって同じステージに立てるっていうのはとても感慨深いし嬉しいです」と語っている[46]。この年は前年の4倍にもなるライブ活動をこなした。

2016年 - 2017年:『BOOTLEG』

2016年

ユニバーサルスタジオジャパンの15周年を記念する「やり過ぎコラボ」へクリエイターとして参加。4月22日より自身によるスヌーピーのイラストを用いたコラボグッズが期間限定で販売された[47]

9月におよそ1年ぶりとなるシングル「LOSER/ナンバーナイン」を発表。本作から米津はソニー・ミュージックレコーズへ移籍した[48]。ミュージックビデオを市街地にて先行発表するゲリラ的なプロモーションへ話題が集まった。週間オリコンシングルランキングで初登場2位を記録し、自身のシングル作品最高位を更新した。収録曲「ナンバーナイン」はルーヴル美術館特別展「ルーヴル No.9 〜漫画、9番目の芸術〜」のイメージソングとして書き下ろされた。「LOSER」は発売から2年が経過した2018年にホンダ・ジェイドのCMソングに起用された。その際にはデジタルシングルチャートのトップ10に再浮上し、2年越しのリバイバルヒットを記録した[49]。「LOSER」は2018年の7月6日にYouTube上での再生回数が1億回を突破した。この際に米津自身は「1億回ありがとうございます。これからもよろしく。」とツイートした[50]

中田ヤスタカによる楽曲「NANIMONO (feat. 米津玄師)」に作詞・ゲストボーカルで参加。同曲を主題歌にした映画『何者』が10月15日に劇場公開された[51]

11月23日から12月8日にかけて、ワンマンツアー「米津玄師 2016 TOUR / はうる」を開催[52]

12月10日、単行本『かいじゅうずかん』を発売[53]。単行本には「ROCKIN’ON JAPAN」に掲載されていた分に加え、新たに描き下ろしたかいじゅうやイラストと新曲「love」のCDが封入された。

2017年

2月15日に6枚目のシングル「orion」をリリース[54]。表題曲はNHKテレビアニメ3月のライオン』の第2クールエンディングテーマに起用された。

6月21日に7枚目のシングル「ピースサイン」をリリースした[55]。表題曲は読売テレビ系アニメ『僕のヒーローアカデミア』第2期第1クールのオープニングテーマとして書き下ろされた。同曲のミュージックビデオは6月17日に発表されたあと、翌年9月1日にYouTube上での再生回数が1億回を突破した。

8月18日に劇場公開されたアニメ『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』の主題歌であるDAOKOの楽曲「打上花火」の作詞・作曲・プロデュース・ゲストボーカルを担当[56]。楽曲は2017、18年を通してロングヒットを記録しBillboard Japan Hot 100の2017年年間ランキングでは3位、2018年ランキングでは4位へランクインを果たした。また、2018年1月18日には同曲のYouTube上での再生回数が1億回を突破した[57]

7月21日、2013年に投稿された「ドーナツホール」以来3年9か月ぶりの投稿となるボカロ曲「砂の惑星」をニコニコ動画YouTubeにて公開[58]。本曲は初音ミクの複合イベント『初音ミク「マジカルミライ 2017」』のテーマソングとして書き下された。初音ミク生誕10周年を迎え賑わうニコニコ動画では、投稿から6日5時間19分で100万再生を達成。同サイトにおけるVOCALOID楽曲の最速100万再生(ミリオン再生)達成記録を更新した[59]

11月1日、『Bremen』からおよそ2年1か月ぶりのアルバム『BOOTLEG』を発表[60]。過去のアルバムを大きく凌ぐ初動売上げを記録、オリコン、Billboard JAPAN、iTunesをはじめとする20を超えるチャートで初登場1位を獲得した。また、2017年のCDショップ大賞、翌年の日本レコード大賞でいずれも最高賞を獲得した。アルバムリリース日の11月1日から12月24日にかけて、ワンマンツアー「米津玄師 2017 TOUR / Fogbound」を大阪フェスティバルホールでの公演を皮切りに開催[61]

2018年 - 2020年:『STRAY SHEEP』

2018年

「米津玄師 2017 TOUR / Fogbound」の追加公演として2018年1月9日、10日にワンマンライブ「米津玄師 2018 LIVE / Fogbound」を日本武道館にて開催[62]。10日の公演ではダンサーの辻本知彦菅原小春、『BOOTLEG』収録曲の「灰色と青」でコラボレーションを果たした菅田将暉がゲストとして出演した[63]

2018年3月14日に8thシングル「Lemon」をリリース[64]。表題曲はTBS系列ドラマ『アンナチュラル』の主題歌として提供された。TVドラマへ楽曲を提供したのはキャリア初のことだった[65]。「Lemon」は発売年内にフィジカル、配信にて累計200万セールス超を記録、Billboard JAPAN Hot 100の年間チャートでは単独1位を獲得[66]、2018年度最大のヒット曲となった。なお、本作は配信での累計ダウンロード数が300万を超えており、Billboard Japan Hot 100の 2019年間チャートでも1位を獲得している。2年連続で年間チャート1位を獲得したという記録は、Billboard Japanおよび Billboardにおいて初の快挙であり、この記録を達成した楽曲は現時点[67]でこの曲のみとなる。山田智和が監督を務めたミュージックビデオは6月12日にYouTube上での再生回数が1億回、12月までに2億4千万回、翌年2月9日には国内のMVでは初の3億回再生を突破した[68]。米津の手がけた曲が1億回再生を記録したのは今回で3度目であった。これにより日本人の作詞・作曲者による1億回再生達成回数が秋元康(作詞)を抜いて単独でトップとなった。同曲はSoftbank「白戸家ミステリートレイン『事件のはじまり+リョウマの事情聴取』篇」のCMソングにも起用された[69]

2020年応援ソングプロジェクトに参加。小学生5人によるユニット「Foorin」の楽曲「パプリカ」をプロデュースした。

7月15日、22日および8月5日の3回に渡り、スタジオジブリ鈴木敏夫プロデューサーがメイン・パーソナリティを務めるラジオ番組『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ』(TOKYO FM)にゲスト出演。鈴木敏夫と共に宮崎駿監督について語り合った[70]

10月27日、28日に「米津玄師 2018 LIVE / Flamingo」を幕張メッセにて開催[71]。公演ではシングル「Lemon」および月末に発売を控える「Flamingo / TEENAGE RIOT」の収録曲が初披露された。

10月31日、9枚目のシングル「Flamingo/TEENAGE RIOT」をリリース[72]。本作はフィジカル発売初週におよそ22万枚を売り上げ、オリコン週間シングルランキングにて、初登場1位を記録した。「Flamingo」はソニーワイヤレスイヤホン「WF-SP900」CM、「TEENAGE RIOT」はGATSBYのCMシリーズ「GATSBY COP」のテーマソングに起用された。前者には楽曲だけでなく自身も出演、曲のミュージックビデオを手がけた山田智和が監督する映像内でダンスを披露した。

12月31日第69回NHK紅白歌合戦に初出場[73]。故郷である徳島県内の大塚国際美術館からの中継で「Lemon」を披露した[74]。テレビ番組に生出演し歌を披露するのはこれが初めてだった[74]

2019年

1月19日から3月11日にかけて、自身初となるアリーナツアー「米津玄師 2019 TOUR / 脊椎がオパールになる頃」をアスティとくしまでの公演を皮切りに開催[75]

楽曲制作としては、菅田将暉の楽曲「まちがいさがし」のプロデュースを務め、「灰色と青」以来2度目のコラボレーションを果たした[76]。自身の楽曲では、6月7日公開の劇場アニメ『海獣の子供』へ主題歌「海の幽霊」を書き下ろした[77]9月11日、10thシングル「馬と鹿」をリリース。表題曲「馬と鹿」は、7月7日より放送が開始されたTBS系 日曜劇場ノーサイド・ゲーム』の主題歌として書き下ろした楽曲[78]。また、当シングルよりレーベルをソニー・ミュージックレコーズからSony Music Labelsに移籍した。翌年の4月に同曲のミュージック・ビデオの再生回数が1億回再生を突破した。12月30日、作詞・作曲・編曲を手掛けた前年リリースのFoorin「パプリカ」が、第61回日本レコード大賞を受賞した[79]

2020年

2020年2月1日より、自身2度目となるアリーナツアー「米津玄師 2020 TOUR / HYPE」を開催していたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止により、同年2月27日以降の国内12公演、海外2公演の延期および中止が発表された[80]

2月3日、Foorinに提供した楽曲「パプリカ」の米津によるセルフカバーバージョンを配信シングルとしてリリース[81]

3月16日、米津がかつて主題歌「Lemon」を提供した2018年放送のドラマ『アンナチュラル』の最終話オンエアからちょうど2年という事から、同スタッフチームによって製作された、同年4月より放送されるTBS系ドラマ『MIU404』の主題歌として、新曲「感電」を提供した事が発表された[82]

6月5日、同年8月5日に5thアルバム『STRAY SHEEP』をリリースする事を発表[83]

6月14日、「パプリカ」のセルフカバーバージョンのミュージックビデオの再生回数が1億回を突破した[84]

7月6日、5thアルバム『STRAY SHEEP』より「感電」が先行配信された[85][86]。同日、動画投稿サイトYouTubeにおいてチャンネル登録者数が500万人を突破し、日本のアーティスト史上初の快挙となった[87][88]

7月12日、4thアルバム『BOOTLEG』収録曲である「春雷」のミュージック・ビデオの再生回数が1億回を突破[89]

8月1日、5thアルバム『STRAY SHEEP』のリリースに先がけてTOKYO FM / JFN全国37局ネットのラジオ番組「Monthly Artist File-THE VOICE-」に出演。1ヶ月限定でパーソナリティーを担当した。

8月5日、5thアルバム『STRAY SHEEP』をリリース。また、この日より各定額制音楽配信サービスにて、ハチ名義の楽曲を含む全楽曲が配信された[90][91]

8月7日、フォートナイトのパーティーロイヤルで、8月7日(金)午後8時,8月8日(土)午前2時などに,バーチャルライブを行った[92]

8月13日、5thアルバム『STRAY SHEEP』が累積売上が102.2万枚となり、自身初のミリオンを達成した[93]

8月24日、4thアルバム『BOOTLEG』収録曲である「ピースサイン」のミュージックビデオの再生回数が2億回を突破し、これにより自身が関連するミュージックビデオの再生回数で2億再生を突破した楽曲は6作目となった[94]

9月23日、5thアルバム『STRAY SHEEP』が日本レコード協会”史上初”となる、配信開始月ゴールド認定を受けたことが発表された。

また、同作は日本レコード協会より2020年8月度ゴールドディスク認定にてCD正味出荷枚数100万枚以上で認定される「ミリオン認定」を合わせて受けている[95]

10月7日、5thアルバム『STRAY SHEEP』が10月16日に韓国と台湾でも現地盤が発売されることが決定した[96]

11月14日、5thアルバム『STRAY SHEEP』収録曲「感電」のミュージックビデオの再生回数が1億回を突破。投稿日から127日目での達成となり[97]、1億回再生を記録した楽曲は14作目となった[98]

12月2日、5thアルバム『STRAY SHEEP』収録曲「感電」が自身初となるストリーミング累計再生回数1億回を達成した[99]

12月25日、2021年の「news zero」のテーマソングを書き下ろすことが決定した[100]

2021年 - 現在

2021年

1月4日、「news zero」に書き下ろしたテーマ曲が起用されることに伴い曲名が「ゆめうつつ」であることが発表された[101]

1月23日、4thアルバム『BOOTLEG』収録曲「灰色と青」のミュージックビデオの再生回数が2億回を突破し、公開から1201日での達成となった[102]

2月24日、5thアルバム『STRAY SHEEP』収録曲「Lemon」が自身2作目となるストリーミング累計再生回数1億回を達成した[103]

3月25日、同年4月より放送されるTBS系金曜ドラマ『リコカツ』の主題歌として、新曲「Pale Blue」を提供した事が発表された。この曲に関して米津本人は「久しぶりにラブソングを作りました」と語っている[104]

6月16日、11thシングル「Pale Blue」をリリース。

7月21日、5thアルバム『STRAY SHEEP』の収録曲である「カナリヤ」が、8月16日(月)に放送されるNHKの新番組『ふたりのディスタンス』主題歌に起用されることが決定した[105]

8月14日、YouTubeのチャンネル登録者数が600万人を突破した[106]

8月20日、米津玄師が、インテリアグッズを展開する「REISSUE FURNITURE(リイシュー ファニチャー)」を立ち上げ、その第一弾アイテムとして、楽曲をイメージした「Room Perfume(ルーム パルファム)」を発売する[107]

9月18日、米津玄師「Lemon」MVのYouTube再生回数が7億回を突破した[108]

9月28日、5thアルバム『STRAY SHEEP』の収録曲である「海の幽霊」のミュージックビデオの再生回数が1億回を突破した[109]

10月18日、2thアルバム『YANKEE』収録曲「アイネクライネ」のミュージックビデオの再生回数が3億回を突破した。これにより、米津の3億回再生を記録した楽曲は2作目となった[110]

12月8日、5thアルバム『STRAY SHEEP』収録曲「馬と鹿」が自身3作目となるストリーミング累計再生回数1億回を達成した[111]

2022年

1月22日、PlayStation新CMに出演し、新曲「POP SONG」を提供することが発表された。CMは1月23日にPS4およびPS5で先行公開され、1月24日よりPlayStation Japan公式YouTube・テレビにて公開された[112]

2月7日、楽曲「POP SONG」を配信シングルとしてリリース[113]

3月16日、「Pale Blue」が自身4作目となるストリーミング累計再生回数1億回を達成した[114]

3月30日から4月1日にかけて、ハチ名義で公開したマトリョシカ(3月30日収録)、ドーナツホール(3月31日収録)、砂の惑星(4月1日収録)の三曲が『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』に収録された。

4月8日、庵野秀明が企画・脚本、樋口真嗣が監督を務める映画『シン・ウルトラマン』の主題歌として、新曲「M八七」(エム ハチジュウナナ)を提供することが発表された。「M八七」は5月18日にニューシングルの表題曲としてリリースされた[115]

7月21日、ハチ名義曲「砂の惑星」がニコニコ動画にてVOCALOID神話入り(1000万再生)を果たした。これは、史上11曲目[注釈 5]のVOCALOID神話入りであり、これによりDECO*27に次ぐ2人目のVOCALOID神話入り2曲持ちとなった。ちなみにVOCALOID神話入り達成日は動画公開5周年日であった。

8月1日、4thアルバム『BOOTLEG』収録曲「LOSER」のミュージックビデオの再生数が3億回を突破した。これにより、DAOKOとのコラボ曲「打上花火」を含めれば米津の楽曲で3億回再生を記録するのは4作目となった[116]

9月19日、同年10月から放送のアニメ『チェンソーマン』のオープニングテーマとして、常田大希が共同編曲を務める新曲『KICK BACK』を提供することが発表された[117]

9月23日から、2年半ぶりとなるツアー『米津玄師 2022 TOUR / 変身』を開催[118]辻本知彦率いるグループによるダンスパフォーマンスがあったほか、最終日となったさいたまスーパーアリーナでの公演には常田大希がサプライズ登場し、米津と共に「爱丽丝」「KICK BACK」の2曲を披露した[119]

10月12日、TVアニメ『チェンソーマン』の放送開始と同時に、「KICK BACK」の先行配信が開始[120]。本楽曲は、アニメとともに大きな話題を呼び、Youtube上に公開されている『チェンソーマン』のノンクレジットオープニング映像は公開から1週間で1970万回再生を記録[121]。さらに、10月13日に公開されたSpotifyのデイリーランキングである「トップ50 - グローバル」では47位となり、日本のアーティストとして初のランクインを果たしたり、10月25日付のビルボードGlobal 200」では週間13位を記録したりと、海外からも注目を集めた[122][123]

11月21日、「KICK BACK」のグローバルストリーミング累計再生回数が1億回を突破した[124]。同月30日には自身5作目となる国内ストリーミング累計再生回数1億回を達成した[125]

11月23日、「KICK BACK」のCDシングルが三形態(通常版、映像版、チェーンソー版)で全国発売[126]。同月29日に公開されたこの初週売り上げは、ソロアーティストの作品として自身の作品「馬と鹿」に次ぐ令和2度目の30万枚超えを達成した[127]

2023年

1月25日、5thアルバム『STRAY SHEEP』収録曲「感電」が自身初となるストリーミング累計再生回数3億回を達成した[128]。同月30日、ミュージックビデオの再生回数が2億回を突破した。これにより、米津の2億回再生を記録した楽曲は7作目となった[129]

2月22日、2ndアルバム『YANKEE』収録曲「アイネクライネ」が自身6作目となるストリーミング累計再生回数1億回を達成した[130]

3月15日、14年ぶりにブランド刷新を実施したジョージアのCMソングに新曲「LADY」が起用される事が発表された[131]。同月21日にはジョージアの新CMの放映開始に伴い「LADY」を配信リリースした[132]

3月29日、5thアルバム『STRAY SHEEP』収録曲「Lemon」のミュージックビデオの再生数が8億回を突破し、日本人アーティストの曲史上最高の再生回数を更新した[133]

4月14日、新曲「月を見ていた」が新しく発売されるアクションRPG「FINAL FANTASY XVI」のテーマソングとして制作されたことが発表された[134]

4月18日、ハチ名義曲「ドーナツホール」がニコニコ動画にて1000万再生を突破し、史上15曲目[注釈 5]、自身3作目となるVOCALOID神話入りを果たした。これによりwowakaに次ぐ史上2人目の神話入り3曲持ちとなった。

4月22日、神戸ワールド記念ホール公演を皮切りに、自身最大規模となるライブツアー「米津玄師 2023 TOUR / 空想」がスタートした。

4月26日、「KICK BACK」のミュージックビデオが1億回再生を突破した。公開から6か月と1日での達成となり、これが自身通算16作目の1億回再生突破となった。

6月26日、「月を見ていた」を配信リリース[135]

7月14日、スタジオジブリの新作映画「君たちはどう生きるか」の主題歌として、新曲「地球儀」を書き下ろしたことが映画公開と同時に発表された[136]。同月17日にはその「地球儀」が先行配信され、また26日には同楽曲のCDが発売された。

8月7日、日本展開50周年を迎えたファッションブランドのLOEWE(ロエベ)の2023年秋冬メンズコレクションキャンペーンでの米津玄師とのコラボ実施が発表された[137]

10月25日、前年秋リリースの「KICK BACK」がアメリカレコード協会(RIAA)からゴールド認定を受けたことが発表された。同認定を受けるのは日本人による楽曲としては39年ぶり、日本語詞の楽曲としては史上初の快挙となった[18]

12月11日、アメリカレコード協会がその年米国で活躍したアーティストを総括する「RIAA Class of 2023」に日本人として史上初めて選出された[19]

12月14日、米津のYouTubeチャンネルの登録者数が日本のミュージシャンで初めて700万人を突破した[138]

2024年

1月18日、同年4月より放送が始まるNHK連続テレビ小説虎に翼」の主題歌として新曲「さよーならまたいつか!」を書き下ろしたことが発表された[139]

3月26日、「馬と鹿」のミュージック・ビデオYouTube再生回数が、2億回再生を突破。これにより、YouTube上で2億回再生を突破した作品が10タイトルとなり[注釈 6]、日本人アーティスト最高位の記録を自己更新した[140]

音楽性

米津は2009年より「ハチ」としてソロ活動を開始、おとぎ話のような物語性の色濃い楽曲がニコニコ動画上で若いユーザーを中心に人気を博した。メジャーデビュー以前は作詞・作曲・編曲だけでなく、ミュージックビデオやジャケットワークに至るビジュアルデザインまで自らこなしていた[141]。当時はDTMによる打ち込みが主体であり、ハチ名義で活動していた中期から、本人名義のアルバム『diorama』リリースのころには、下手をすれば不協和音になりかねないメロディラインやガチャガチャとしたリズム構成をしつつも、キャッチーさを損なわない音作りが特徴的であった[142]。楽曲に表れる独特のメロディーは、自分が快感を覚える部分が他人にとって独特である、つまり「自分の快感ポイントのお陰である」と語っている。その反面王道と呼ばれるポップな曲のコード進行も気持ちいいと感じるので、自分の作品の中でも取り入れたいとも語っている[143]。「作曲においては他人と同じことをしていてもしょうがない」というのは第一にあるという。当時ハチ名義で曲を生み出していたときは、実際にドラムで叩こうとすると腕が2本では叩けないフレーズが入っている。これは意図的なものではなく、本当のドラムがどのようであるかということを知らずにいた米津の知識の欠如によるものである。「そこからガチャガチャしたいろんな音を重ねた曲ができてもそれが従来のレコーディングでは行われないっていう認識もなかった」と公言している[143]。メジャーデビュー後はサポートミュージシャンを迎え入れてバンドサウンドでの楽曲制作にシフトし、兼ねてより念頭に置かれていた「大衆性に富んだJ-POP」の制作が活発となった[144]。「普遍的なものを作ることを軸に、日本人だからこそ、J-POPとして音楽を作りたい」と語っており、歌謡曲など先人が積み上げたものをひもといて、歴史に根ざしているものを取り入れて音楽に反映することを考えながら作業をしており、10代から50代の幅広い世代から支持されていることから「このやり方は間違っていなかったんだ」と語っている[145]

楽曲には文学アニメ映画などの映像作品、漫画、テレビゲームなど、幼少時から学生時代に触れてきたものへのオマージュが度々取り入れられており、アルバム『BOOTLEG』のリリース前後から顕著である。

人物

影響を受けた人物・作品

音楽との出会いとして、米津が小学生の頃流行してたFLASHアニメにて楽曲が使われていたBUMP OF CHICKENASIAN KUNG-FU GENERATIONスピッツなどの邦ロックバンドの存在を挙げており、特にBUMP OF CHICKENは最も影響を受けたアーティストだと公言している[20][146]。また、高校生の時から聞いていたRADWIMPSについては「偉大な父親のような存在」と語っている[147]

18歳頃には平沢進の楽曲と出会い、それらについて「どれも聴いたことのない音楽性ですごく影響を受けた」と語っており、特に「MOTHER」は「人生を変えた一曲」であると答えている[148]。同時期には他にもトーキング・ヘッズカニエ・ウェストヴァンパイア・ウィークエンドなど多様な音楽を聴いていた[149][150][151]

その他に愛聴しているミュージシャンおよび音楽グループとして、THE NOVEMBERS椎名林檎People In The Boxポルノグラフィティザ・ウィークエンドThe Cureなどを挙げている[152][153][154]

多くの漫画作品から影響を受けており、『NARUTO -ナルト-』をはじめとした少年ジャンプ作品からは特に影響を受けている。宮崎駿の漫画風の谷のナウシカ』を18歳頃から読み返しており、自身の死生観に影響を与えていると述べている[146]

スタジオジブリ作品および宮﨑駿監督からは「恥ずかしいくらい影響を受けた」としており、同監督については「偉大な師匠、もっと言えば父親のような存在として私淑していた」とも語っている。前述の『風の谷のナウシカ』や『もののけ姫』のほか、『千と千尋の神隠し』などの作品にも思い入れが深いとしている。また、自身の楽曲「灰色と青」が北野武監督作品『キッズ・リターン』からインスパイアされているなど、映画作品からも影響を受けている[155][156]

宮沢賢治三島由紀夫といった作家の文学作品からの影響も公言しており[157]、自身の楽曲「恋と病熱」ではタイトルを宮沢の詩から引用しているほか、「地球儀」の一節には同じく宮沢の詩「小岩井農場」のオマージュも見られる[158]

同じくボカロPであり、友人であったwowakaからも刺激を受けたと公言しており、「ワールズエンド・ダンスホール」を聴いた際には食事が喉を通らなくなったとブログで語っている[159][160][151]

心の底から尊敬していて影響を受けている人物に関しては本当は逆に会うのが怖いので会いたくないとかつて語っていたが、藤原基央や宮﨑駿とは会ったことがある[20][150][151]

エピソード

  • diorama』以降に用いている名義「米津玄師(よねづけんし)」は本名で、珍しい名前であることから「よねづげんし」と読み間違えられることが多い。このことを本人もたびたびネタにしている[5]。「Lemon」が「ソフトバンク CM 白戸家ミステリートレイン」に起用された際には、名前の珍しい漢字になぞらえた「米津玄鰤篇」「新米教師篇」が制作された[161]
  • TOKYO FMのラジオ番組『SCHOOL OF LOCK!』を放送当初から聴いており、ラジオの公式サイト内の掲示板にも書き込みをしていたと述べている[26]
  • 2017年12月にオリコンが発表した「2017ブレイクアーティストランキング」では、TVアニメや曲劇場アニメへの楽提供、他タレントとのコラボレーションの効果もあり単独1位を獲得している。このランキングは10代 - 50代別へのランキングを指標としているが、世代別のランキングではすべての部門で1位を獲得している[162]
  • 君たちはどう生きるか』の主題歌として書き下ろした「地球儀」のデモを尊敬する宮﨑駿監督に直接聴いてもらう際、緊張のあまり死刑台にのぼるような気分だった。曲を聴いて涙を流す宮﨑を見た米津は、「この光景を一生抱えながら生きていくのだろう」と思ったと語っている[155]

ディスコグラフィ

スタジオ・アルバム

タイアップ

起用年 楽曲 タイアップ
2014年 アイネクライネ 東京メトロ 広告キャンペーン「Color your days.」CMソング[34]
2015年 Flowerwall ニコン「D5500」CMソング[38]
アンビリーバーズ ミズノ「WAVE ENIGMA 5」CMソング[41]
2016年 シンデレラグレイ NTT西日本 電報スペシャルムービー BGM[163]
ナンバーナイン 森アーツセンターギャラリー ルーヴル美術館特別展「ルーヴル No.9 〜漫画、9番目の芸術〜」公式イメージソング[164]
orion NHK総合TVアニメ『3月のライオン』第1シリーズ第2クール エンディングテーマ[165]
2017年 ピースサイン 読売テレビ日本テレビ系TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』第2期第1クールオープニングテーマ[166]
砂の惑星 初音ミク「マジカルミライ 2017」テーマソング[167]
2018年 Lemon TBS金曜ドラマアンナチュラル』主題歌[168]
ソフトバンク CM 白戸家ミステリートレイン[169]
LOSER HondaJADE」CMソング[170]
TEENAGE RIOT マンダム「GATSBY」CMシリーズ「GATSBY COP」テーマソング[171]
Flamingo SONY 完全ワイヤレスイヤホン「WF-SP900」CMソング[172]
2019年 海の幽霊 アニメーション映画『海獣の子供』主題歌[173]
馬と鹿 TBS系 日曜劇場ノーサイド・ゲーム』主題歌[174]
2020年 感電 TBS系 金曜ドラマMIU404』主題歌[82]
Apple Music CMソング[175]
迷える羊 大塚製薬「カロリーメイト」CMソング[176]
2021年 ゆめうつつ 日本テレビ系『news zero』テーマソング[101]
Pale Blue TBS系金曜ドラマ『リコカツ』主題歌[177]
カナリヤ NHK『ふたりのディスタンス』主題歌[178]
2022年 POP SONG PlayStation「遊びのない世界なんて|Play Has No Limits」CMソング[179]
M八七 映画『シン・ウルトラマン』主題歌[180]
KICK BACK テレビアニメ『チェンソーマン』オープニングテーマ[181]
2023年 LADY コカ・コーラジョージア』CMソング[131]
月を見ていた アクションRPG『FINAL FANTASY XVI』テーマソング[182]
地球儀 スタジオジブリ映画『君たちはどう生きるか』主題歌[183]
2024年 さよーならまたいつか! NHK連続テレビ小説虎に翼』主題歌[184]

イラストレーターとして

米津は音楽活動と並行してイラストレーターとしても活動している。自身のジャケットワークデザイン、アニメーションによるミュージックビデオ、CDの購入特典、ライブグッズなどに自らのイラストレーションを用いて制作している。本人のSNSでは時折自作イラストや、タイアップに関連したファンアートなどが公開されている。

来歴

米津は美術教員の免許を取得していた母親の影響で、幼児期から絵を描くのを好んでいたという[185]。それもあって音楽活動開始以前は漫画家を志していた[186]。初めて購入した漫画の単行本は『NARUTO -ナルト-』だった[187]。『BOOTLEG』収録曲の「飛燕」は宮崎駿漫画風の谷のナウシカ』をモチーフとしており、「Moonlight」の歌詞には冨樫義博による漫画『ハンターハンター』の名称が登場する。2018年11月には、コミックナタリーの『BEASTARS』の特集記事において、作者である板垣巴留と対談している[188]

イラスト作品

  • 自身のCDジャケットワーク

ミュージックビデオ

単行本

発売日 タイトル ISBN レーベル 備考
2016年12月10日 かいじゅうずかん 978-4-86052-125-7 ロッキング・オン 『ROCKIN’ON JAPAN』で2013年8月号〜2015年12月号まで連載された「かいじゅうずかん」のイラストレーションに描き下ろし13枚を加えた画集。同内容から着想を得た楽曲「love」を収録した特典CDが付属する。

イラストレーション

受賞とノミネート

ノミネート対象 結果
2009年 ブログ・電子帖八番街 WebMoney Award 2009 enjoy. Award ダイヤモンド賞 受賞
2013年 diorama 第5回CDショップ大賞[189] 入賞
2014年 アイネクライネ ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2014 ミュージックShort部門シネマチックアワード ノミネート
サンタマリア ミュージック・ジャケット大賞2014 ノミネート
YANKEE iTunes BEST OF 2014 ベストアルバム 受賞
2015年 第7回CDショップ大賞[190] 入賞
Bremen 第57回日本レコード大賞 優秀アルバム賞[191] 受賞
2016年 第8回CDショップ大賞[192] 入賞
米津玄師 SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2016 BEST MALE ARTIST ノミネート
2017年 SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2017 BEST MALE ARTIST ノミネート
打上花火(DAOKO×米津玄師) Billboard JAPAN Hot Animation of the Year 2017 受賞
2018年 Billboard JAPAN Hot Animation of the Year 2018 受賞
Billboard JAPAN Streaming Songs of the Year 2018 受賞
第32回日本ゴールドディスク大賞 ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード 邦楽部門[193] 受賞
第32回日本ゴールドディスク大賞 ベスト5ソング・バイ・ダウンロード 受賞
SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2018 SONG OF THE YEAR 受賞
ピースサイン 第32回 日本ゴールドディスク大賞 ベスト5ソング・バイ・ダウンロード 受賞
第2回Crunchyrollアニメアワード 最優秀オープニング賞 受賞
灰色と青(+菅田将暉) SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2018 BEST COLLABORATION 受賞
米津玄師 SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2018 BEST MALE ARTIST 受賞
第60回日本レコード大賞 特別賞[194] 受賞
Billboard JAPAN Top Artists of the Year 2018 受賞
LINE NEWSAWARDS 2018 アーティスト部門 ノミネート
BOOTLEG 第10回CDショップ大賞[195] 受賞
第60回日本レコード大賞 最優秀アルバム賞[194] 受賞
Lemon 第96回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 ドラマソング賞[196] 受賞
東京ドラマアウォード2018 主題歌賞[197] 受賞
MTV VMAJ 2018 最優秀ビデオ賞(Best Video of the Year)[198] 受賞
MTV VMAJ 2018 最優秀邦楽男性アーティストビデオ賞(Best Male Video -Japan-)[199] 受賞
Billboard JAPAN Hot 100 of the Year 2018 受賞
Billboard JAPAN Download Songs of the Year 2018 受賞
2019年 Billboard JAPAN Hot 100 of the Year 2019 受賞
Billboard JAPAN Download Songs of the Year 2019 受賞
第33回日本ゴールドディスク大賞 ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード 邦楽部門[200] 受賞
第33回日本ゴールドディスク大賞 ベスト5ソング・バイ・ダウンロード 受賞
SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2019 SONG OF THE YEAR 受賞
馬と鹿 第102回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 ドラマソング賞[201] 受賞
米津玄師 SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2019 BEST MALE ARTIST 受賞
Billboard JAPAN TOP Composers of the Year 2019 受賞
第61回日本レコード大賞 特別賞 受賞
2020年 SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2020 BEST MALE ARTIST[202] 受賞
第34回 日本ゴールドディスク大賞 特別賞 受賞
馬と鹿 第34回 日本ゴールドディスク大賞 ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード 受賞
第34回 日本ゴールドディスク大賞 ベスト5ソング・バイ・ダウンロード 受賞
感電 MTV VMAJ 2020 Best Male Video -Japan-(最優秀邦楽男性アーティストビデオ賞)[202] 受賞
第105回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 ドラマソング賞[202][203] 受賞
「感電」MV公開企画 ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS メディアクリエイティブ部門 グランプリ・総務大臣賞[202] 受賞
ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS ブランデッド・コミュニケーション部門A(デジタル・エクスペリエンス) ゴールド[202] 受賞
ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS ブランデッド・コミュニケーション部門B(プロモーション/アクティベーション) ブロンズ[202] 受賞
STRAY SHEEP Billboard JAPAN Hot Album of the Year 2020 受賞
Billboard JAPAN Download Albums of the Year 2020 受賞
Billboard JAPAN Top Albums of the Year 2020 受賞
米津玄師 第62回日本レコード大賞 特別賞[202][204] 受賞
2021年 第71回芸術選奨新人賞 大衆芸能部門[205] 受賞
STRAY SHEEP 第13回CDショップ大賞・赤[206] 受賞
SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2021 ALBUM OF THE YEAR 受賞
第35回 日本ゴールドディスク大賞 アルバム・オブ・ザ・イヤー(邦楽) 受賞
感電 SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2021 VIDEO OF THE YEAR 受賞
第35回 日本ゴールドディスク大賞 ベスト5ソング・バイ・ダウンロード 受賞
米津玄師 SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2021 BEST SOLO ARTIST ノミネート
2022年 Pale Blue 第36回 日本ゴールドディスク大賞 ベスト5ソング・バイ・ダウンロード 受賞
Play Has No Limits feat. Kenshi Yonezu カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル2022 Entertainment for Music 部門 ブロンズ[207] 受賞
2022 Clio Entertainment Games: Audio/Visual Grand(最高賞)[208] 受賞
KICK BACK 令和4年アニソン大賞[209] 受賞
令和4年アニソン大賞 作品賞 ノミネート
令和4年アニソン大賞 作曲賞 ノミネート
令和4年アニソン大賞 編曲賞 ノミネート
2023年 米津玄師 TOKIO HOT 100 AWARD BEST BUZZ OF 2022 [210] ノミネート
RIAA Class of 2023[19] 選出
2024年 KICK BACK 第8回Crunchyrollアニメアワード 最優秀アニソン賞[211] ノミネート
第8回Crunchyrollアニメアワード 最優秀オープニング賞[211] ノミネート

出演

特別番組

NHK紅白歌合戦出場歴

年度 放送回 曲目 出演順 対戦相手 備考
2018年 第69回 Lemon[212] 20/22 (対戦相手なし) 大塚国際美術館から中継

ラジオ番組

CM

ライブ

米津は2013年にメジャーデビューし、翌年にアルバム『YANKEE』をリリースして以来ライブ活動を続けている。基本的にサポートメンバーを迎え入れたバンドスタイルでの演奏に徹しており、初ライブ以来メンバーはほとんど固定されている。「2023 TOUR / 空想」からはキーボーディストが加わり、現在では米津含め計5名のバンドスタイルとなっている。ギタリストの中島宏士は小学生時代からの幼馴染で、ライブでのMCでは度々おどけた掛け合いを見せている[226]

サポートメンバー

ワンマンライブ

公演年 日程 公演名 会場 備考
2014年 6月27日 米津玄師 Premium Live “帰りの会”
12月2日
-
12月11日
米津玄師 LIVE “帰りの会・続編”
2015年 4月1日
-
4月28日
米津玄師 2015 TOUR / 花ゆり落ちる
2016年 1月9日
-
2月12日
米津玄師 2016 TOUR / 音楽隊 1月26日の宮城公演はサポートメンバーがインフルエンザ

を発症したため2月5日に延期となった。

11月23日
-
12月8日
米津玄師 2016 TOUR / はうる
2017年 7月14日
-
7月15日
米津玄師 2017 LIVE / RESCUE
11月1日
-
12月24日
米津玄師 2017 TOUR / Fogbound
2018年 1月9日
-
1月10日
米津玄師 2018 LIVE / Fogbound 1月10日公演には、ダンサーの辻本知彦菅原小春、俳優の菅田将暉がゲスト出演。
10月27日
-
10月28日
米津玄師 2018 LIVE / Flamingo 和中和央が主催するユニットTEAM WAO、ドラムパフォーマンス集団鼓和-core-がパフォーマーとして出演。
2019年 1月19日
-
3月30日
米津玄師 2019 TOUR / 脊椎がオパールになる頃 前回のライブ公演に引き続いて鼓和-core-と、辻本知彦の主催するチームダンスユニットがパフォーマーとして出演。
2020年 2月1日
-
4月29日
米津玄師 2020 TOUR / HYPE 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、広島公演を最後に宮城公演以降は延期または中止となった。

その後、振替公演も中止となった。

2022年 9月23日
-
10月27日
米津玄師 2022 TOUR / 変身 米津にとっておよそ2年半ぶりとなるリアルライブ。
10月27日公演では、スペシャルゲストとしてKing Gnu常田大希が出演したほか、サプライズで「米津玄師 2023 TOUR / 空想」の開催が発表された。
2023年 4月22日
-
7月2日
米津玄師 2023 TOUR / 空想 米津のツアーとしては最大規模で最長となるアリーナツアー。最終地点となった横浜アリーナでの公演にはゲストとしてMELRAW HORNS及びダンサーの菅原小春も出演した。

フェス・イベント

開催年 フェス・イベント名 出演日 会場 備考
2015年 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015[227] 8月2日 国営ひたち海浜公園茨城県 フェス。
RISING SUN ROCK FESTIVAL 2015 in EZO[228] 8月14日 石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ (北海道
MONSTER baSH 2015[229] 8月22日 国営讃岐まんのう公園香川県
SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2015 -20th ANNIVERSARY-[230] 8月28日 山中湖交流プラザきらら (山梨県
JAPAN CIRCUIT vol.54 WEST 〜山崎死闘編〜[44] 11月2日 なんばHatch (大阪府 ロッキング・オンが主催するロック・イベント。他の出演者はandropクリープハイプ
10th ANNIVERSARY LIVE TOUR RADWIMPSの胎盤[45] 11月4日 Zepp Tokyo (東京都 RADWIMPSのメジャーデビュー10周年を記念して開催された対バンツアーの初日公演。
2016年 uP!!!NEXT〜米津玄師 一夜〜[231] 2月26日 新木場STUDIO COAST (東京都) エンタメサイト「uP!!!」が企画する無料招待制ライブイベント。
新木場サンセット2016[232] 7月20日 スピッツが主催するライブイベント。
ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2016[233] 8月14日 国営ひたち海浜公園 (茨城県) フェス。
SUMMER SONIC 2016[234] 8月20日 舞洲サマーソニック大阪特設会場 (大阪府
8月21日 QVCマリンフィールド&幕張メッセ (千葉県
SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2016[235] 8月28日 山中湖交流プラザきらら (山梨県)
2018年 The Weeknd ASIA TOUR LIVE IN JAPAN[236] 12月18日 幕張メッセ国際展示場9~11ホール ザ・ウィークエンドの初来日公演にスペシャルゲストとして出演。
2020年 米津玄師 2020 Event/STRAY SHEEP in FORTNITE[237] 8月7日 FORTNITE Party Royale 人気オンラインゲーム『フォートナイト(FORTNITE)』で全世界同時公開された。

脚注

注釈

  1. ^ ニコニコ動画で使用していた別名義。
  2. ^ よねづ げんしではない[4][5]
  3. ^ 「オリコン合算アルバムランキング」はアルバムのダウンロード数とストリーミング再生回数をポイントに換算し、CDの売上枚数に加えた指標。『STRAY SHEEP』はCD158.6万PT、ダウンロード20.3万PT、ストリーミング22.9万PTを記録し累積ポイントが200万を超えたため「ダブルミリオン」となった。
  4. ^ 曲に動画を合わせたもの。
  5. ^ a b 「炉心融解」を除く。
  6. ^ Lemon、打上花火、アイネクライネ、LOSER、ピースサイン、灰色と青、感電、パプリカ、まちがいさがし、馬と鹿の10作品。
  7. ^ 『米津玄師 2017 TOUR / Fogbound』の一部公演に須藤の代わりに参加。
  8. ^ 「米津玄師 2023 TOUR / 空想」で5月13日・14日の宮城公演にのみ宮川に代わり参加。
  9. ^ 「米津玄師 2023 TOUR / 空想」で5月27日・28日の福井公演にのみ宮川に代わり参加。

出典

  1. ^ “'Lemon' Singer Kenshi Yonezu Dominated J-Pop in 2019: Here's Why”. Billboard. (2019年12月12日). https://www.billboard.com/music/music-news/japan-lemon-singer-kenshi-yonezu-2019-recap-analysis-8546104/ 2021年10月22日閲覧。 
  2. ^ Kenshi Yonezu|Album Discography - オールミュージック. 2020年6月6日閲覧。
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動画

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  4. ^ ハチ (2009-08-04), 【オリジナル曲PV】Qualia【初音ミク】, https://www.nicovideo.jp/watch/sm7839756 2020年12月5日閲覧。 
  5. ^ ハチ (2009-10-12), 【オリジナル曲PV】Mrs.Pumpkinの滑稽な夢【初音ミク】, https://www.nicovideo.jp/watch/sm8489562 2020年12月5日閲覧。 
  6. ^ ハチ (2009-12-19), 【オリジナル曲PV】恋人のランジェ【初音ミク】, https://www.nicovideo.jp/watch/sm9129998 2020年12月5日閲覧。 
  7. ^ ハチ (2010-04-05), 【オリジナル曲】演劇テレプシコーラ【初音ミク】, https://www.nicovideo.jp/watch/sm10289400 2020年12月5日閲覧。 
  8. ^ 米津玄師 (2013-10-1), ハチ MV「リンネ」HACHI / Rinne, https://www.youtube.com/watch?v=EahYs-8tTjQ 2020年12月5日閲覧。 
  9. ^ 米津玄師 (2013-10-1), ハチ MV「マトリョシカ」HACHI / MATORYOSHKA, https://www.youtube.com/watch?v=HOz-9FzIDf0 2020年12月5日閲覧。 
  10. ^ 米津玄師 (2013-10-1), ハチ MV「Christmas Morgue」HACHI, https://www.youtube.com/watch?v=Ftx7tjZTpsw 2020年12月5日閲覧。 
  11. ^ 米津玄師 (2013-10-1), ハチ MV「パンダヒーロー」HACHI / Panda Hero, https://www.youtube.com/watch?v=0RU_05zpETo 2020年12月5日閲覧。 
  12. ^ 米津玄師 (2013-10-1), ハチ MV「ドーナツホール」HACHI / DONUT HOLE, https://www.youtube.com/watch?v=qnX2CdOBcDI 2020年12月5日閲覧。 

外部リンク