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「おていちゃん」の版間の差分

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「[[連続テレビ小説]]」(朝ドラ)で実在する女性の生涯、半生をモデルにするのは、前々作『[[いちばん星 (テレビドラマ)|いちばん星]]』以来である。放送当時、モデルが存命な作品としては[[1966年]](昭和41年)度の『[[おはなはん]]』以来2作目であった(朝ドラの放送期間が半年体制なってからは初)。また、同様に朝ドラの放送期間が半年体制になって以降、[[東京都]]出身のヒロインを描いた最初の作品である<ref>[https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0009010229_00000 連続テレビ小説 おていちゃん] - NHK放送史</ref><ref>「NHK放送史『朝ドラ100』」の[https://www.nhk.or.jp/archives/bangumi/special/asadora/map/index.html 「ご当地マップ『東京』」]を参照。</ref><ref group=注>『[[水色の時]]』から『いち星』までは「'''地方出身のヒロインが上京する物語'''のため、カウントされている。</ref>。
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== 映像の現存状況 ==
== 映像の現存状況 ==
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== 備考 ==
2022年度後期の『[[舞いあがれ!]]』で、ヒロイン・梅津舞(演:[[福原遥]])の祖母・才津祥子(演:[[高畑淳子]])が舞の夫・貴司(演:[[赤楚衛二]])に薦められ読み耽った本は、本作のヒロインのモデル、沢村の著書『私の台所』だった<ref>{{Cite news|url=https://www-iza-ne-jp.cdn.ampproject.org/v/s/www.iza.ne.jp/article/20230317-VNXDKUCGDFB3ZIPUQDCOOJU3FM/?amp_gsa=1&amp_js_v=a |title=NHK「舞いあがれ!」貴司(赤楚衛二)が祥子(高畑淳子)に薦めた沢村貞子さんの「私の台所」に反響続々|newspaper=iZa (イザ!)|publisher=産経デジタル|date=2023-3-17|accessdate=2023-07-16}}</ref>。


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2023年12月2日 (土) 18:00時点における版

連続テレビ小説 > おていちゃん
おていちゃん
ジャンル ドラマ
原作 沢村貞子
脚本 寺内小春
出演者 友里千賀子
荻島真一
長門裕之
日色ともゑ
萩尾みどり
坂東八十助
中村智太郎
古手川祐子
ナレーター 相川浩
時代設定 大正初期 - 終戦直後
製作
制作 NHK
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1978年4月3日 - 9月30日
放送時間15分
回数全156[1]
番組年表
前作風見鶏
次作わたしは海
テンプレートを表示

おていちゃん』は、1978年昭和53年)4月3日から9月30日まで放送されたNHKの「連続テレビ小説」第21作目。

特徴

1人の女性が、悩み、傷つきながらも、自分の幸せを手に入れるまでを描く。女優・沢村貞子の半生記[2][3]

連続テレビ小説」で実在する女性の生涯、半生をモデルにするのは、前々作『いちばん星』以来である[1]

映像の現存状況

本番組は第1話、第2話、第4話、第5話、第12話、第20話、第21話、第26話、第30話、第45話の冒頭5分と最終話がNHKに残されている[4]。2021年に一般視聴者によって第78話、第79話、第81話、第82話、第84話、第96話がNHKに提供された[4]

NHKではマスターテープが失われた過去の放送番組の収集(制作関係者や一般視聴者らへのビデオテープ提供の呼びかけなど)を進めている[5]

放送ライブラリーでは第1回が公開[6]

キャスト

大沢てい子(おてい)
演 - 友里千賀子(幼少期:菊地優子
父・大沢伝太郎(保之助)
演 - 長門裕之
長門は沢村貞子の甥(兄の子)に当たり、本作では自らの祖父に相当する役を演じる形になった。
母・大沢カツ
演 - 日色ともゑ
日色は『旅路』でヒロインを務めており、連続テレビ小説においてヒロイン、ヒロインの母親の両方を演じた最初の女優となった。
姉・大沢千代
演 - 萩尾みどり(幼少期:笠原弘子、少女期:蝦名由紀子
兄・大沢幸太郎
演 - 坂東八十助(幼少期:淺場亮、少年期:畠山安生
弟・大沢直次
演 - 中村智太郎(幼少期:杉本航、少年期:藤川大輔
叔母(保之助の妹)・志津
演 - 水野久美
片桐慎介
演 - 荻島真一
戸川一郎
演 - 小倉一郎
演出家。
大山源太
演 - 尾藤イサオ
篠原桃子
演 - 沢井桃子
ていの友人。
きぬ
演 - 古手川祐子
ふく
演 - 天地総子
北川
演 - 関敬六
安木
演 - 前田昌明
野村千吉
演 - 風間杜夫
そば屋の息子。
野村五郎
演 - 志垣太郎
野村タカ
演 - 佐々木すみ江
そば屋主人
演 - 加藤武
おゆき
演 - 浅利香津代
みち子
演 - 梅田まゆみ
山上英子
演 - 片山真由美
沢村又一郎
演 - 尾上菊蔵
長次
演 - 曾我廼家一二三
しめ香
演 - 三浦布美子
ぎん
演 - 宮内順子
大家
演 - 三笑亭夢楽
さわ
演 - 五月晴子
はる
演 - 武田伊砂美
使いの男
演 - 石黒正男
吉野
演 - 千石規子
日本女学院の先生。
三上
演 - 柴田美保子
近所の人びと
演 - 坂本由英井上三千男河西喜義
歌舞伎役者
演 - 尾上梅之助山崎權一
その他
演 - 寺田農小松方正草村礼子奈良岡朋子横山道代二宮弘子沢村貞子立枝歩

スタッフ

視聴率

1978年の平均視聴率は43.0%、最高視聴率は50.0%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)[7]

脚注

  1. ^ a b 第21作「おていちゃん」”. 朝ドラ100. NHK. 2023年12月2日閲覧。
  2. ^ 「奥さまのコーヒーブレイク」『婦人生活』第32巻第4号、婦人生活社、1978年4月1日、228頁、NDLJP:2324577/109 
  3. ^ 「テレビ新作紹介 : 「おていちゃん」」『映画情報』第43巻第5号、国際情報社、1978年5月1日、44 - 45頁、NDLJP:10339927/44 
  4. ^ a b NHK. “1978年 朝ドラ『おていちゃん』6話分発掘!”. NHK番組発掘プロジェクト通信. 2022年1月29日閲覧。
  5. ^ NHKアーカイブス 番組発掘プロジェクト
  6. ^ a b c d e f g h i j k 放送ライブラリー program番号:177838
  7. ^ NHK 連続テレビ小説と視聴者 −“朝ドラ”はどう見られているか −” (PDF). メディア研究部. NHK放送文化研究所 (2020年1月30日). 2023年12月2日閲覧。(「付表1 NHK 連続テレビ小説【作品一覧表】」の152頁の21)

外部リンク

NHK 連続テレビ小説
前番組 番組名 次番組
風見鶏
(1977年度下半期)
おていちゃん
(1978年度上半期)
わたしは海
(1978年度下半期)