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2023年1月27日 (金) 05:29時点における版
広島東洋カープ #120 | |
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基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 千葉県山武市 |
生年月日 | 2001年1月8日(23歳) |
身長 体重 |
184 cm 77 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | NPB / 2020年 ドラフト5位 |
年俸 | 450万円(2023年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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行木 俊(なみき しゅん、2001年1月8日 - )は、千葉県山武市出身のプロ野球選手(投手・育成選手)。右投右打。広島東洋カープ所属。
経歴
プロ入り前
山武市立大平小学校1年生の時に兄の影響から松尾町少年野球クラブで野球を始めた。小学校高学年の時は主に捕手。山武市立松尾中学校時代は九十九シニアに所属し、二塁や遊撃など内野を守った[2][3][4]。
横芝敬愛高等学校時代は、遊びで投げていたところ、チーム内で一番球が速かったことから周囲に勧められ、2年時に投手と三塁を兼任。3年時に本格的に投手に取り組むようになる[4]。しかし、その3年時に故障に苦しみ[5]、夏の県大会は4番エースで出場するも1回戦で敗れ、甲子園大会には出場できなかった[6][7]。
卒業後は高校の先輩でNPBに進んだ伊藤翔や鎌田光津希と同じルートを目指し、独立リーグ・四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスに入団した[6]。
しかし、2019年の入団初年度は右肩の故障が癒えず、公式戦登板なしに終わる[6]。2020年の2年目途中から投球できるようになるまで無給の練習生契約であり、多い時には4つもアルバイトを掛け持ちして生活していた[8][9]。2年目となる2020年はリーグ戦中盤以降に投球内容が改善し、先発した9月26日の対香川オリーブガイナーズ戦で7回を無失点に抑え、アイランドリーグでの初勝利を挙げる[10]。高校時代最速138km/hだった球速も150km/h台を出すまで向上し[10]、最終的に10試合に登板した[4]。
独立リーグでのプレーは2年と決めていた中で、広島東洋カープと千葉ロッテマリーンズの2球団から調査書が届き、2020年10月26日、NPBドラフト会議で広島より5巡目で指名を受けた[6]。同年のドラフト会議で指名された独立リーグ所属選手の中では最も早い指名順位であった。徳島からは行木のほか、戸田懐生も読売ジャイアンツより育成7巡目指名を受けている[6]。11月21日に、契約金2000万円・年俸550万円(金額はいずれも推定)で仮契約した[5]。
広島時代
広島1年目の2021年は強化指定選手として体力強化に特化。春季キャンプを怪我なく終えた[11]。体づくりに専念する予定も、4月中にウエスタン・リーグ公式戦の実戦登板を経験した[12]。しかし、入団前と同じ右肩を故障し[13]、その影響で公式戦登板はその1試合にとどまり、10月14日、1年目にして球団より翌年の契約を結ばない旨を通達された。同時に育成選手契約の提示も受けた[14]。12月9日に育成選手として再契約したことが発表され、背番号は120に変更された[15]。
2022年はウエスタン・リーグ公式戦18試合に登板。25回2/3を投げ、0勝3敗1セーブ、防御率3.51の成績を残した[16]。シーズン終了後はみやざきフェニックス・リーグに参加した[17]。
選手としての特徴
手足が長いことを特徴と自認しており[18]、腕が長くて振りがよいと評されている[19]。自信のある球種は直球とスライダー[4]。
目標とする選手は同じ広島の森下暢仁[5][18]。新入団選手披露会の際には、同じドラフトで巨人に指名された戸田懐生と試合で対戦したいと述べている[18]。
詳細情報
独立リーグでの投手成績
出典はリーグウェブサイトからリンクされる「一球速報.com」の個人投手成績[20]。
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2020 | 徳島 | 10 | 8 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | 0 | 0 | .600 | 167 | 42.1 | 31 | 0 | 7 | - | 3 | 22 | 0 | 0 | 13 | 6 | 1.28 | 0.90 |
通算:1年 | 10 | 8 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | 0 | 0 | .600 | 167 | 42.1 | 31 | 0 | 7 | - | 3 | 22 | 0 | 0 | 13 | 6 | 1.28 | 0.90 |
背番号
- 14(2019年 - 2020年)
- 68(2021年)
- 120(2022年 - )
脚注
- ^ “広島 - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2022年11月11日閲覧。
- ^ “「地元に恩返ししたい」 山武出身・広島入団、行木投手が活躍誓う”. 千葉日報. (2020年12月28日) 2021年2月14日閲覧。
- ^ “1. 12月15日 本校の卒業生 広島東洋カープに入団決定!”. 山武市立大平中学校. 2021年2月26日閲覧。
- ^ a b c d 行木俊 (6 September 2021). "投手歴は4年。わずか10試合の登板でプロ入りを勝ち取った行木俊の1年目の誓い【SELECT INTERVIEW】". 広島アスリートマガジン (Interview). Interviewed by 広島アスリートマガジン編集部. サンフィールド. p. 2. 2021年10月11日閲覧。
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が空白で指定されています。 (説明) - ^ a b c “早くも「打倒巨人」の心意気!広島東洋カープ5位・行木 俊(横芝敬愛-徳島インディゴソックス・投手)が仮契約”. 高校野球ドットコム. (2020年11月24日) 2021年2月14日閲覧。
- ^ a b c d e “プロ野球ドラフト会議 指名のインディゴ2選手が抱負”. 徳島新聞. (2020年10月27日) 2021年2月14日閲覧。
- ^ “稲毛vs横芝敬愛 2018年夏の大会 第100回選手権記念 東千葉大会 1回戦”. 高校野球ドットコム. 2021年2月26日閲覧。
- ^ 藤田絢子 (2020年12月16日). “電気代は月600円 無給の練習生からカープの選手に”. 朝日新聞 2021年3月5日閲覧。
- ^ “【野球】独立L時代は4カ所バイト掛け持ちも…NPBで活躍するため広島・行木は走る”. デイリースポーツ. (2021年4月2日) 2021年4月3日閲覧。
- ^ a b “徳島インディゴソックス第5の男・行木 俊 首位攻防戦で7回ゼロ封!”. 高校野球ドットコム. (2020年9月28日) 2021年2月14日閲覧。
- ^ 行木俊 (6 September 2021). "投手歴は4年。わずか10試合の登板でプロ入りを勝ち取った行木俊の1年目の誓い【SELECT INTERVIEW】". 広島アスリートマガジン (Interview). Interviewed by 広島アスリートマガジン編集部. サンフィールド. p. 1. 2021年10月11日閲覧。
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が空白で指定されています。 (説明) - ^ 高信二 (13 September 2021). "「林を上げるのは待ってほしい」水本前二軍監督からのアプローチ。高二軍監督が語る小園・林・玉村の育成エピソード". 広島アスリートマガジン (Interview). サンフィールド. 2021年10月11日閲覧。
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が空白で指定されています。 (説明) - ^ 行木俊 (9 July 2022). "広島・行木俊 乗り越えて、また一歩「やるべきことは多い。でも、今が楽しい」". 週刊ベースボールONLINE (Interview). Interviewed by 菅原梨恵. ベースボール・マガジン社. 2022年9月22日閲覧。
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は無視されます。 (説明) - ^ “広島行木俊、育成選手で再出発 右腕は「しっかり治して」支配下目指す”. 日刊スポーツ. (2021年10月14日) 2021年10月15日閲覧。
- ^ “広島が戸田隆矢、行木俊の両投手と育成契約 背番号は戸田「125」、行木「120」”. Full-Count (2021年12月9日). 2022年1月3日閲覧。
- ^ “2022年度 広島東洋カープ 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2022年10月21日閲覧。
- ^ “「みやざきフェニックス・リーグ2022」参加メンバーについて”. 広島東洋カープ公式サイト (2022年10月6日). 2022年10月21日閲覧。
- ^ a b c “広島ドラ5・行木、特徴は「手足の長さを生かしたピッチング」”. デイリースポーツ. (2020年12月15日) 2021年2月14日閲覧。
- ^ “独立リーグで球速が大幅アップ。カープ5位指名・行木俊の注目ポイントは?”. 広島アスリートマガジン. (2020年12月17日) 2021年2月14日閲覧。
- ^ “四国ILplus2020公式戦徳島IS投手成績”. 一球速報.com. 2021年2月14日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 行木俊 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
- 行木俊 (@shun_namiki68) - Instagram