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2023年1月27日 (金) 05:27時点における版
広島東洋カープ #42 | |
---|---|
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | ネバダ州リノ |
生年月日 | 1994年3月22日(30歳) |
身長 体重 |
6' 3" =約190.5 cm 205 lb =約93 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2012年 MLBドラフト21巡目 |
初出場 |
MLB / 2017年8月1日 NPB / 2022年5月5日 |
年俸 | 7700万円(2023年) |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
| |
この表について
|
アンドリュー・ジェームズ・アンダーソン(Andrew James Anderson, 1994年3月22日 - )は、アメリカ合衆国ネバダ州リノ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。広島東洋カープ所属。
経歴
プロ入りとフィリーズ時代
2012年のMLBドラフト21巡目(全体668位)でフィラデルフィア・フィリーズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・フィリーズでプロデビュー。8試合(先発2試合)に登板して1勝1敗、防御率4.76、10奪三振を記録した。
2013年はA-級ウィリアムズポート・クロスカッターズでプレーし、15試合に先発登板して6勝3敗、防御率2.00、54奪三振を記録した。
2014年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・フィリーズとA級レイクウッド・ブルークロウズでプレーし、2球団合計で11試合(先発10試合)に登板して5勝5敗、防御率3.62、52奪三振を記録した。
2015年はトミー・ジョン手術を受けた影響もあり、全休した。
2016年はA級レイクウッドとA+級クリアウォーター・スレッシャーズでプレーし、2球団合計で15試合に先発登板して3勝4敗、防御率2.70、78奪三振を記録した。オフの11月18日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[1]。
2017年は開幕をAA級レディング・ファイティン・フィルズで迎えた。8月1日にメジャー初昇格を果たした。同日のロサンゼルス・エンゼルス戦でメジャーデビュー[2]。この年メジャーでは2試合に登板した。
2019年9月1日にDFAとなり[3]、翌2日に自由契約となった[4]。
ホワイトソックス時代
2019年11月12日にシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結び、2020年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[4]。
2020年8月8日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[5]。8月9日にDFAとなり[6]、11日にマイナー契約となった[7]。その後、9月3日に自由契約となった[8]。
レンジャーズ時代
2021年1月5日にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[9]。7月30日にメジャー昇格し、 9試合登板(1先発)して1勝1敗、防御率3.27の成績を残した。10月29日に自由契約となり、同31日には日本球界入りを目指していることが伝えられた[10]。
広島時代
2021年11月4日に広島東洋カープとの契約が合意に達したと発表された[11]。
2022年5月5日の読売ジャイアンツ戦で来日初登板し、7回を1被安打7奪三振無失点に抑え来日初勝利を飾った[12]。
投球スタイル
球種 | 割合 | 平均球速 | 最高球速 | ||
% | mph | km/h | mph | km/h | |
フォーシーム | 48 | 92.6 | 149 | 95.4 | 153.5 |
スライダー | 20.2 | 83.8 | 134.9 | 87.1 | 140.2 |
カーブ | 15.9 | 77.1 | 124.1 | 80.8 | 130 |
チェンジアップ | 15.9 | 86.8 | 139.7 | 90.5 | 145.6 |
平均149km/hのフォーシームが投球の約半分を占め、その他にスライダーやカーブ、チェンジアップをバランスよく投げる。速球の最速は、2021年に計測した95.4mph(約153.5km/h)。
詳細情報
年度別投手成績
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017 | PHI | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 14 | 2.1 | 6 | 0 | 1 | 0 | 0 | 6 | 0 | 0 | 7 | 6 | 23.14 | 3.00 |
2018 | 5 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 59 | 12.2 | 17 | 0 | 2 | 0 | 2 | 11 | 0 | 0 | 7 | 7 | 4.97 | 1.50 | |
2019 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 30 | 6.0 | 6 | 1 | 6 | 2 | 0 | 6 | 0 | 0 | 5 | 5 | 7.50 | 2.00 | |
2020 | CWS | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 10 | 1.1 | 4 | 2 | 2 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 6 | 6 | 40.50 | 4.50 |
2021 | TEX | 9 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | .500 | 91 | 22.0 | 20 | 1 | 6 | 0 | 1 | 9 | 1 | 0 | 8 | 8 | 3.27 | 1.18 |
2022 | 広島 | 13 | 13 | 0 | 0 | 0 | 3 | 4 | 0 | 0 | .429 | 293 | 70.0 | 61 | 9 | 23 | 0 | 3 | 59 | 0 | 0 | 32 | 28 | 3.60 | 1.20 |
MLB:5年 | 19 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | .250 | 204 | 44.1 | 53 | 4 | 17 | 2 | 3 | 30 | 2 | 0 | 33 | 32 | 6.50 | 1.58 | |
NPB:1年 | 13 | 13 | 0 | 0 | 0 | 3 | 4 | 0 | 0 | .429 | 293 | 70.0 | 61 | 9 | 23 | 0 | 3 | 59 | 0 | 0 | 32 | 28 | 3.60 | 1.20 |
- 2022年度シーズン終了時
年度別守備成績
年 度 |
球 団 |
投手 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2017 | PHI | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | --- |
2018 | 5 | 1 | 1 | 1 | 0 | .667 | |
2019 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | |
2020 | CWS | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- |
2021 | TEX | 9 | 1 | 3 | 0 | 1 | 1.000 |
2022 | 広島 | 13 | 6 | 4 | 0 | 0 | 1.000 |
MLB | 19 | 2 | 5 | 1 | 1 | .875 | |
NPB | 13 | 6 | 4 | 0 | 0 | 1.000 |
- 2022年度シーズン終了時
記録
NPB
- 初記録
- 投手記録
- 初登板・初先発登板・初勝利・初先発勝利:2022年5月5日、対読売ジャイアンツ9回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、7回無失点
- 初奪三振:同上、1回表に香月一也から見逃し三振
- 打撃記録
- 初打席:2022年5月5日、対読売ジャイアンツ9回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、3回裏にC.C.メルセデスから捕ゴロ
- 初安打:2022年7月7日、対阪神タイガース13回戦(阪神甲子園球場)、5回表に桐敷拓馬から右前安打
背番号
- 63(2017年 - 2019年)
- 53(2020年)
- 58(2021年)
- 42(2022年 - )
脚注
- ^ Matt Gelb (2016年11月19日). “Phillies add 11 players in 40-man roster overhaul” (英語). Philly.com. 2018年1月2日閲覧。
- ^ Todd Zolecki (2017年8月2日). “Anderson gets surprise callup, makes debut” (英語). MLB.com. 2018年1月2日閲覧。
- ^ George Miller (2019年9月1日). “Phillies Announce Roster Moves” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年9月3日閲覧。
- ^ a b MLB公式プロフィール参照。2019年9月3日閲覧。
- ^ Mark Polishuk (2020年8月8日). “White Sox Place Aaron Bummer On 10-Day IL, Promote Zack Burdi” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月9日閲覧。
- ^ Mark Polishuk (2020年8月9日). “White Sox Designate Drew Anderson” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月10日閲覧。
- ^ Connor Byrne (2020年8月11日). “White Sox Outright Drew Anderson” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月12日閲覧。
- ^ “White Sox Outright Ryan Goins, Release Drew Anderson” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年9月4日閲覧。
- ^ Connor Byrne (2021年1月5日). “Rangers Sign Drew Anderson To Minor League Contract” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年1月14日閲覧。
- ^ “大谷翔平を3球三振 レンジャーズ右腕が日本球界移籍か?「NPBで幸運を祈る」”. Full-Count(フルカウント) 野球ニュース・速報・コラム (2021年10月31日). 2021年11月15日閲覧。
- ^ “ドリュー・アンダーソン選手、選手契約合意!”. 広島東洋カープ公式サイト (2021年11月4日). 2021年11月4日閲覧。
- ^ “【広島】アンダーソン「カープのファンが一番じゃけえ」初登板7回1安打無失点で来日初勝利”. 日刊スポーツ (2022年5月5日). 2022年5月27日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Drew Anderson stats MiLB.com
- 個人年度別成績 D.アンダーソン - NPB.jp 日本野球機構