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2023年1月27日 (金) 05:27時点における版
広島東洋カープ #31 | |
---|---|
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 千葉県印旛郡酒々井町 |
生年月日 | 1998年5月29日(26歳) |
身長 体重 |
176 cm 88 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 捕手、三塁手、一塁手、外野手 |
プロ入り | 2016年 ドラフト4位 |
初出場 | 2017年9月23日 |
年俸 | 9500万円(2023年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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坂倉 将吾(さかくら しょうご、1998年5月29日 - )は、千葉県印旛郡酒々井町出身のプロ野球選手(捕手、内野手、外野手)。右投左打。広島東洋カープ所属。
経歴
プロ入り前
酒々井町立酒々井小学校時代には、1年時から酒々井ビッグアローズに所属。当初は捕手だったが、5年時に投手へ転向すると、6年時に千葉県大会へ出場した[2]。
酒々井町立酒々井中学校への進学後は、八千代中央シニアに所属しながら捕手へ復帰。中学3年の春には、八千代中央シニアの正捕手として、シニアリーグの全国大会で優勝を経験した。
高校への進学に際しては、県内外の30校近い野球強豪校から勧誘されたが、「3年間寮で生活しながら、野球だけではなく人間力も磨きたかった」という思いから、日大三高への進学を決めた[3]。1年時には持ち前の強肩を生かすべく、外野手としてプレー。秋から4番打者としてレギュラーに定着したが、2年時の秋から正捕手になった[2]。在学中は春夏とも甲子園球場の全国大会へ出場できなかったが、対外試合では通算で25本塁打を記録。2年時夏の選手権西東京大会準々決勝では、神宮球場のバックスクリーンを直撃する本塁打を記録している。
2016年のNPBドラフト会議で、広島東洋カープから4巡目で指名。契約金3500万円、年俸500万円(年俸は推定)という条件で入団した[4]。背番号は61。
広島時代
2017年は、7月13日のフレッシュオールスターゲーム(静岡県草薙総合運動場硬式野球場)にウエスタン・リーグ選抜の捕手として途中で出場[5]。9月23日の対読売ジャイアンツ戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)8回裏に代打で一軍公式戦へのデビューを果たすと、同月30日の対横浜DeNAベイスターズ戦(横浜スタジアム)では、延長10回表の打席で一軍公式戦初安打・初打点を田中健二朗からの2点適時打で記録した。広島の高卒新人捕手が一軍公式戦で安打を打った事例は、1965年の衣笠祥雄以来2人目である[6]。一軍公式戦への出場は3試合にとどまったが、二軍のリーグ優勝で臨んだ10月7日のファーム日本選手権(KIRISHIMAサンマリンスタジアム)では、同期入団の高卒投手・高橋昂也とのバッテリーでフル出場。巨人打線を2点に抑え、二軍チームを史上初の日本一達成に導く3点本塁打を打つ活躍で、MVPを受賞した[7]。二軍では公式戦99試合へ出場し、リーグの規定打席へ到達。本塁打は1本にとどまったが、チームメイトのアレハンドロ・メヒアに次いでリーグ2位の打率.298を記録した。さらに、シーズン終了後には、ウエスタン・リーグを代表して「ビッグホープ賞」(ベースボールマガジン社選定)を受賞している[2]。
2018年は、7月12日のフレッシュオールスターゲーム(弘前市はるか夢球場)ではウエスタン・リーグ選抜の「5番・指名打者」としてフル出場を果たした[8]。一軍公式戦にも代打を中心に9試合へ出場したが、打率は.125で、後半戦は一軍から遠ざかった。二軍では公式戦58試合に出場。規定打席には到達しなかったものの、打率.329、4本塁打という好成績を残した。シーズン終了後の秋季キャンプでは、丸佳浩が国内FA権を行使したことを踏まえて、外野の守備練習も再開している[9]。
2019年は、移籍した丸の後釜となる一軍の3番打者候補の1人に浮上。捕手としての登録を続けながら、春季キャンプからは、外野手としての実戦経験も積んだ[10]。レギュラーシーズンでは、プロ入り後初めて開幕一軍入りを果たすと、3月31日に巨人との開幕カード第3戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)で「6番・左翼手」として初めて先発出場。8月1日には、東京ドームでの同カード9回表に、一軍公式戦での初本塁打を大竹寛から代打で打った。一軍公式戦全体では、過去2シーズンを大きく上回る51試合に出場。本塁打は前述の1本のみながら、打率.230、7打点を記録し、2試合で3番打者を任された[11]。この年も捕手登録を続けたが、一軍公式戦では12試合で外野を守った一方で、捕手としての出場は3試合だけにとどまった[12]。
2020年は、プロ入り後最多となる81試合に出場し、打率.287、3本塁打、26打点を記録。捕手としても會澤翼に次ぐ2番手捕手として47試合に先発出場した[13]。オフに、900万円増となる推定年俸1800万円で契約を更改し、同年限りで引退した石原慶幸の背番号31を引き継ぐことが発表された[14]。
2021年は、一塁の守備練習に取り組む[15]。捕手としても出場する傍ら、會澤など他の捕手が先発出場する試合にも、一塁手として先発起用された他、一塁と捕手の両方を守った試合もあった。シーズン中は主に5番打者として出場し、最終的に打率.315、12本塁打、68打点を記録し、特に打率は首位打者となった鈴木誠也に2厘の差となるリーグ2位となった[16]。オフに、3200万円増となる推定年俸5000万円で契約を更改した[16]。捕手としての出場機会が比較的少ないながらリーグワースト4位の36盗塁を許し、守備面には課題を残した[17]。
選手としての特徴
広島OBの前田智徳を彷彿とさせる高い打撃センス[18]、捕手としては稀に見る長打力、50mで最速6秒3を記録した俊足の持ち主[2]。捕手としては、キャッチングのうまさ、投手の良さを引き出す配球、観察眼に定評がある。さらに、高校2年時の夏まで捕手以外のポジションも経験したことから、試合の流れを読む能力も高い[2]。広島との入団交渉で仮契約を結んだ際には、交渉へ同席したスカウト統括部長の苑田聡彦に、「スカウト歴40年で坂倉のような高校生捕手を初めて見た」と言わしめた[4]。
2022年春季キャンプ時点の報道によると、この時点で支配下として捕手登録されている全81選手の内、過去に打率3割をクリアした経験を持つのは嶋基宏、森友哉、坂倉の3名のみで、この現状に、福岡ソフトバンクホークス会長付特別アドバイザーの城島健司は球界全体として捕手が打力不足だと批判し、その指摘の妥当性について議論を呼んだ[19]。
人物
少年時代は、地元の千葉県に本拠地を置く千葉ロッテマリーンズのファンだった。憧れの選手には当時の正捕手で(観に行った試合で)よく本塁打を打ってくれたという里崎智也を挙げている[22]。
広島との仮契約後の記者会見で、チームOBの前田健太に笑顔が似ていることを報道陣から指摘された。坂倉はその場で否定したものの、かねてから「マエケン(前田健太)似」と言われていたことを明かした[23]。
詳細情報
年度別打撃成績
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017 | 広島 | 3 | 4 | 4 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .250 | .250 | .250 | .500 |
2018 | 9 | 9 | 8 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | .125 | .222 | .250 | .472 | |
2019 | 51 | 64 | 61 | 4 | 14 | 4 | 0 | 1 | 21 | 7 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 19 | 0 | .230 | .266 | .344 | .610 | |
2020 | 81 | 228 | 209 | 24 | 60 | 15 | 1 | 3 | 86 | 26 | 1 | 1 | 0 | 0 | 17 | 1 | 2 | 36 | 6 | .287 | .346 | .411 | .758 | |
2021 | 132 | 484 | 422 | 58 | 133 | 24 | 2 | 12 | 197 | 68 | 4 | 3 | 2 | 5 | 51 | 1 | 4 | 60 | 9 | .315 | .390 | .467 | .857 | |
2022 | 143 | 599 | 539 | 73 | 155 | 18 | 3 | 16 | 227 | 68 | 2 | 1 | 0 | 4 | 46 | 3 | 10 | 81 | 14 | .288 | .352 | .421 | .773 | |
通算:6年 | 419 | 1388 | 1243 | 160 | 364 | 62 | 6 | 32 | 534 | 172 | 7 | 5 | 2 | 9 | 118 | 5 | 16 | 197 | 29 | .293 | .359 | .430 | .789 |
- 2022年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 捕手守備
年 度 |
球 団 |
捕手 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
捕 逸 |
企 図 数 |
許 盗 塁 |
盗 塁 刺 |
阻 止 率 | ||
2017 | 広島 | 1 | 2 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- |
2018 | 5 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 1 | 1 | 1 | 0 | .000 | |
2019 | 3 | 6 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | |
2020 | 55 | 367 | 43 | 2 | 5 | .995 | 6 | 26 | 15 | 11 | .423 | |
2021[注 1] | 62 | 375 | 50 | 2 | 6 | .995 | 3 | 48 | 36 | 12 | .250 | |
2022[注 2] | 22 | 138 | 10 | 1 | 1 | .993 | 1 | 15 | 13 | 2 | .133 | |
通算 | 148 | 891 | 104 | 5 | 12 | .995 | 11 | 90 | 65 | 25 | .278 |
- 内野守備
年 度 |
球 団 |
一塁 | 三塁 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2021 | 広島 | 62 | 436 | 31 | 7 | 37 | .985 | - | |||||
2022 | 55 | 128 | 11 | 0 | 6 | 1.000 | 119 | 79 | 159 | 13 | 18 | .948 | |
通算 | 117 | 564 | 42 | 7 | 43 | .989 | 119 | 79 | 159 | 13 | 18 | .948 |
- 外野守備
年 度 |
球 団 |
外野 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2019 | 広島 | 12 | 5 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
通算 | 12 | 5 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
- 2022年度シーズン終了時
表彰
- ウエスタン・リーグ ビッグホープ賞(2017年)
- スカパー! ドラマティック・サヨナラ賞年間大賞:1回(2021年)
- 月間サヨナラ賞:1回(2021年9月)
記録
- 初記録
- 初出場:2017年9月23日、対読売ジャイアンツ25回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、8回裏にジェイ・ジャクソンの代打で出場
- 初打席:同上、池田駿から左飛
- 初安打、初打点:2017年9月30日、対横浜DeNAベイスターズ24回戦(横浜スタジアム)、10回表に田中健二朗から中前2点適時打
- 初先発出場:2019年3月31日、対読売ジャイアンツ3回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、6番・左翼手で先発出場
- 初本塁打:2019年8月1日、対読売ジャイアンツ17回戦(東京ドーム)、9回表に大竹寛から右越3ラン
- 初盗塁:2020年7月11日、対中日ドラゴンズ5回戦(ナゴヤドーム)、2回表に二盗(投手:勝野昌慶、捕手:アリエル・マルティネス)
- その他の記録
背番号
- 61(2017年 - 2020年)
- 31(2021年 - )
登場曲
- 「走る人」 カラーボトル(2017年 - 2019年)
- 「I Was Born To Love You」 QUEEN(2019年)
- 「Alright!」Leola(2020年 - )
関連情報
CM
- マツダアンフィニ広島(2022年)
- 「石原さんの行き先」篇(2022年)石原慶幸(カープOB)と出演
- 「広島のために」篇(2022年)単独出演
- 「坂倉くんの目標」篇(2022年)石原慶幸(カープOB)と出演
脚注
注釈
出典
- ^ “広島 - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2022年12月13日閲覧。
- ^ a b c d e “坂倉将吾(広島東洋カープ)”. 週刊ベースボールONLINE. 2021年5月29日閲覧。
- ^ “坂倉将吾(日大三高・捕手) 甲子園と侍ジャパンを目指す不屈の司令塔”. 週刊ベースボールONLINE (2016年7月11日). 2021年7月17日閲覧。
- ^ a b “ドラ4・坂倉将吾が仮契約「打てる捕手」誓う 契約金3500万円”. デイリースポーツ online (2016年11月13日). 2021年5月29日閲覧。
- ^ “2017年度フレッシュオールスター・ゲーム 試合結果”. 日本野球機構. 2021年7月17日閲覧。
- ^ “広島の高卒捕手坂倉、初出場初安打なら衣笠祥雄以来”. 日刊スポーツ (2017年9月21日). 2021年7月17日閲覧。
- ^ “2017年度ファーム日本選手権 試合結果”. 日本野球機構. 2021年7月17日閲覧。
- ^ “2018年度フレッシュオールスター・ゲーム 試合結果”. 日本野球機構. 2021年7月17日閲覧。
- ^ “【広島】緒方監督、西川・メヒア・坂倉の外野挑戦に手応え”. スポーツ報知 (2018年11月21日). 2021年7月17日閲覧。
- ^ “広島坂倉「ポスト丸」名乗り3番左翼で攻守に存在感”. 日刊スポーツ (2019年2月23日). 2021年5月29日閲覧。
- ^ “広島磯村と坂倉に三塁挑戦計画 持ち味の打撃生かす”. 日刊スポーツ (2019年10月3日). 2021年5月29日閲覧。
- ^ “2019年度 広島東洋カープ 個人守備成績(セントラル・リーグ)”. 日本野球機構. 2021年5月29日閲覧。
- ^ ““打てる捕手”としてスタメンマスクが急増。大きく飛躍した坂倉将吾の2020年”. 広島アスリートマガジン (2020年12月6日). 2021年7月17日閲覧。
- ^ “広島・坂倉 来季こそ正妻へ「「やるしかない」」 石原慶の「31」引継ぎ 年俸も倍増”. スポニチ Sponichi Annex (2020年11月24日). 2021年7月17日閲覧。
- ^ “坂倉、一塁の守備練習”. 中国新聞デジタル (2021年4月8日). 2021年9月10日閲覧。
- ^ a b “打率リーグ2位の広島坂倉将吾、最高評価の大幅増も「捕手にこだわりたい」”. 日刊スポーツ (2021年12月7日). 2021年12月20日閲覧。
- ^ 前山慎治 (2022年1月22日). “広島坂倉将吾「炭谷塾」でスローイング矯正「勝負したいのはキャッチャー」” 2022年1月23日閲覧。
- ^ “抜群のセンス 広島坂倉捕手は前田智徳級の逸材だ”. 日刊スポーツ (2017年6月26日). 2021年5月29日閲覧。
- ^ ソフトB・城島アドバイザーの苦言に疑問の声 現役捕手陣を“打力不足”とバッサリ、「昔が異常だっただけ」反論も リアルライブ 2022年02月04日 20時30分 (2022年2月7日閲覧)
- ^ “広島 誠也、菊池涼、坂倉の3発で全4得点 坂倉は5日に5打席で規定打席到達、いきなり打率トップも”. スポニチ Sponichi Annex (2021年9月5日). 2021年9月5日閲覧。
- ^ “広島菊池涼介4安打4打点「サクとアツさんがチャンスをつくってくれた」”. 日刊スポーツ (2021年9月5日). 2021年9月5日閲覧。
- ^ 広島ホームテレビ『ひろしま深掘りライブ フロントドア』(2017年9月9日放送回)のインタビューにて発言
- ^ “広島ドラ4坂倉の笑顔に注目 母“公認”マエケン似”. 日刊スポーツ (2016年11月14日). 2021年5月29日閲覧。
参考文献
- ベースボール・マガジン社 編『ベースボール・レコード・ブック』 2022日本プロ野球記録年鑑、ベースボール・マガジン社、2021年。ISBN 978-4-583-11429-3。 52ページ参照。
- ベースボール・マガジン社 編『ベースボール・レコード・ブック』 2023日本プロ野球記録年鑑、ベースボール・マガジン社、2022年。ISBN 978-4-583-11546-7。 296ページ参照。
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 坂倉将吾 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube
- 31 坂倉 将吾 - 広島東洋カープ公式サイト
- 坂倉将吾 (@3shogo1) - Instagram
- 坂倉将吾 (@Ir3Tm) - X(旧Twitter)